人生の約束のレビュー・感想・評価
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気付かされます
今年7本目。
良かったです。
主役の年齢設定が近いせいか、改めて気付かされる事が多々あります。
何かね、考えてしまいます。
これでいいのか?と。
日本映画が、好きではないですが、これは良かったです。
一つだけ、気になった事を言うなら、音楽が暗い。
サスペンスに聴こえます。
特に最後。
これがなければ、星をプラスしたのに。
普通。
めちゃくちゃ普通!演技にやらされてる感があるシーンがちょいちょい見られたのと、竹野内さんの棒読み?というか、ああいうスタイルなんでしょうけど苦笑 喜怒哀楽がはっきりしてないというか…苦手ですね。ちなみに泣けるような感動ものではない気がします。
「繋がり」の大切さ
子供から若者、中高年、老人、或いは友人や夫婦の間の愛情や思いやりと言った、様々な「繋がり」の大切さを改めて感じさせてくれる映画。新湊出身の東京都民としてそう感じる。
新湊では本作の曳山祭や獅子舞と言うお祭りがあって、練習を通じて年寄りから子供までが「繋がる」場が連綿と継承されている。また、曳山祭本番では皆が「いやさー」と叫ぶ事で一体感を感じる事が出来る。因みにこの映画の撮影時も、撮影が終わった深夜まであのテンションだった。。
そして、このテンションは甲子園の応援でも発揮され、30年前の新湊旋風は有名だけど、今だに「いやさー、いやさー」とはたきを振りながら球場を揺るがす様な、地元愛全開の応援は全国的にも有名である。
そして、富山湾に浮かぶ様な雪を頂く立山連峰、内川の夜景、川面に映る提灯山と言う人に自慢したくなる美しい景色も、新湊と言う一体感を高める事に一役買っている。
そういう意味で都会では希薄になりつつある、世代や地域を跨いだ広く強い「繋がり」が残る地方の象徴として新湊を選んだのは必然だったように感じる。実際、自分も新湊に帰るととても居心地が良い。そんな「繋がり」の大切さをこの映画は伝えたかったのだろう。
演技としては、個人的には西田敏行と室井滋が演じる夫婦が素晴らしかったけれど、失礼ながらノーマークだった新人の高橋ひかるさんの、難しい役どころを見事に演じ切る演技に驚いた。
新年に清々しい一本
それぞれの奥底に潜むものには極力触れずに、とある数日間の出来事をある意味で淡々と描く。だから、細かい所よりも其々の感情の起伏に寄り添いながら気持ち良く観させて頂きました。自分の中の「繋がり」を掘り起こされた感じです。
お正月映画として・・・・・、みんなに元気をプレゼント
かつての日本の良いところが失われつつあることによって生じてしまった、過疎とか格差について、
「諦めるのは、まだまだ早い、」
・・・・・そんな気持が湧いてくる、制作スタッフさんからの、激励のエールのような迫力のある作品でした。
きっと、農業を営む方からサラリーマンの方、あるいは、サラリーマンを目指す学生さんまで、たくさんの方々に受け容れてもらえる作品・・・・・、であって欲しいと感じました。
唖然とする内容
予告に惹かれて見に行ったのですが、冒頭から最後まであまりに雑な作りにただただ唖然。主人公をはじめとしたキャラ設定がメタメタで感情移入できる場面全くなし、不要な登場人物や中途半端なエピソードが多すぎ(三保純のくだりとか。もしかしたら原作を思い切り端折ってるのでしょうか?)、つじつまの合わないストーリー展開や無責任なセリフの数々。もう呆れつつ見終えた後、一緒に見た妻に感想を求めたところ、私と同様な意見で、とにかく大ツッコミ大会でしばらくの間笑い転げてしまいました。観終わった後にこれだけ笑えた映画も珍しい。脚本がダメなのか、監督がダメなのか、一生懸命演じている役者さん達が気の毒でなりません。良いキャスティングなのに・・・。せっかくの素晴らしい祭りも、こんな作品に仕上げられては地元の方々も気の毒ですよ。
池中玄太が返って来た!の思いで感涙。 「昨日、悲別で」も思い出させ...
池中玄太が返って来た!の思いで感涙。
「昨日、悲別で」も思い出させてくれる。ご当地に生きてる強い息吹が映像に宿ってた。竹野内豊って声が良いよね。江口洋介の耳も印象的。一番美しかったのは、海越し冬の立山連峰の眺め。行って見たい。
期待どおりの素敵な映画
重厚な いい映画でした。
役者の顔ぶれもすごく、どなたも素敵に好演してます。
つながりの大切さ、ひしひしと感じることができました。
時間もアッと言う間に感じるくらい、グッとくる映画です。
ただただ…よかった。 人生の踊り場…ってフレーズはたまりませんでし...
ただただ…よかった。
人生の踊り場…ってフレーズはたまりませんでした。曳山の臨場感も、それにかける、人々の思いも…繋ぐ、拘わることの大切さを観たように思い感じてます。優しく温かくなる作品でした。
自分の今までとこれから
自分のこれまでの人生はどうであったのか、どれだけの人と関わったのか。良い思い出もあれば悪い思い出もある。そして、それらすべてを踏まえたうえでこれからがある。
人生において人との繋がりはやはり素晴らしいものだ。ということを気づかせてくれました。
涙腺
最初のシーンから鷲掴みです、山車の行方を巡って小さな街で人間同士が睨み合いです。
彼ら彼女にとって山車が命だと提示され、その映画の人生は山車を基軸に回り出します。
この役者には、この役しかないと思わせる絶妙な配置でナチュラルに伸び伸びと演技します。
少女役の新人の、凛とした佇まいに痺れました。とても濃密で、あっと言う間の素敵な世界に感謝します。
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