人生の約束のレビュー・感想・評価
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ぬるい。
石橋監督と曳山祭りの為のお祭り映画
TVドラマの名演出家、石橋冠の初の映画監督作と話題だが、世代的に手掛けたTVドラマをほとんど見てないので、豪華キャストと“THE邦画”なストーリーのみで鑑賞。
舞台となる富山県・新湊の風情ある風景は勿論、伝統ある曳山祭りのシーンが美しく圧巻。
ちょうど今祭りの時期でもあるので、とても魅せられる。
しかし、記憶に残るのはそれくらい。肝心のストーリーが…。
主人公は仕事人間のIT会社社長、共同経営者でクビにした親友の死、彼の故郷を訪ねるが遺族らは快く思わない、地元民のある悩みと親友がやり残した事、主人公はその思いに触れ…と、一つ一つの設定は決して悪くないのだが、あまりにも直球でベタ、無個性で教科書通り、眠気が誘う。
主人公とその親友が何故全てを投げ打ってまで曳山に情熱を傾けたのか深み足らず。主人公に至っては会社で問題が起きたのにも関わらず。
キャストでは、竹野内や江口らより、優香や小池栄子、新人の女の子、僅かな出演のビートたけしらが印象残った。
豪華キャストに愛された石橋冠と新湊の町興しの為の“お祭り”映画。
富山の祭りがストーリーに・・
航平役は?
伝えなきゃならない想い、
伝えなきゃならない伝統、
守るもの、守られているもの、
様々な場面で、感じさせる作品でした。
石橋冠初監督作品ということで足を運んだのですが、さすがの奥深さでした。
キャストも豪華でしたね。
劇場予告編が素晴らしかったのは....
とにかく、劇場予告編で観たくなりました。
ドライで自信家なIT企業の社長が、
クビにした相棒の死をきっかけに、
本当の自分を取り戻していく。
ストーリーも好きなタイプだし、
贅沢な豪華キャストに日本の祭りや富山の美しい風景...。
「失くしてから気づくことばっかりやな、人生は...」
西田敏行さんの町長が、
印象的につぶやくこのセリフ。
今まで数多くの映画やドラマで扱われてきたけど、
間違いのない安定したテーマ。
きっと大きな感動をくれるのでしょう。
かなりの期待で、劇場へ。
しかし映画は、散漫とした内容でした。
脚本の適当さと、ディテールのツメの甘さでしょうか。
いいセリフもあるのですが、
それを補完する流れが無視されて、
上っ面で物語が流れていきます。
ネタバレするから書けませんが、
いろいろなところに??が落ちていて、
おいおいとツッコミたくなる行動の数々。
登場人物が多すぎて、
全員の背景が置き去りにされています。
主人公が改心するのもあっという間で、
何より人物像が薄い。
会社存続のピンチにも動じないで、
友人の田舎で知らない人と酒で騒いでる。
こんな人いませんよね(笑)
地方の絆やお祭りにかける意気込みも、
まぁそうなんだろうなぁと描かれています。
お祭り好きな人や温かい故郷がある人、
田舎のふれあいに憧れている人には、
とても良い設定なのでしょうね。
けど都会育ちの僕は、
全く感情移入ができなかったです。
なんで町のプライドやお祭りがそんなに大事なのか。
それがわからない人は、入り込めません。
やたらと挿入される北陸新幹線と
長すぎるお祭りシーンに、
PRな策略もチラチラします(笑)
だけど、名優たちの演技には迫力がありましたよ。
竹野内豊さんは、
CEOの抑えた演技から祭りのクライマックまでの
グラデが見事でした。
江口洋介さん、西田敏行さん、小池栄子さん、
柄本明さん、美保純さんの土着感の作り方は凄まじい。
プロとしての迫力を感じました。
2シーンだけの北野武さんも、
さすがの存在感。
役者さんの演技を見るだけでも、
価値はあると思います。
冒頭の予告編が
よく見えた理由がわかりました。
力のある豪華キャストの演技の山場を、
繋いでいるからですね。
けど1本の映画としてみると、
お祭りのシーンしか印象に残りませんでした。
すっかり辛口になってしまいましたが、
僕みたいに期待しすぎなければ、
日本を感じられる良作だと思います。
石橋冠監督映画初作品。
良かった!私は、この映画、好きです!映画館に置いてあった、タブロイド版特集号の映画完成報告会で、西田敏行さんが、『…どんな役でもいいから出演したいと思っていたら、柄本さんと違っていい役だったので、とても嬉しかったです(会場笑)』というのを読んでいたので、柄本明さんの役が、可哀想に見えてました。
いつまでも約束がはたされることを…。
腹7分目ぐらいかな
なんか、消化不良。
日本映画らしい、映画 日本を牽引している俳優達の共演、観ていて安心...
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