いつだってやめられる 7人の危ない教授たちのレビュー・感想・評価
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単なる笑い話と思ってはダメ。深刻な社会風刺です。
『いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち』の前日譚。ここからすべてが始まります。 この話を見る前に『いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち』を見たので、“なんのこっちゃ?”と思わずにはいられませんでしたが(苦笑)、この作品を見て、やっと話がつながりました。うーん、結局のところ、ポスドク就職問題ですよね。ポスドクの就職は、いつの世にも重要な課題です。って言うか、いまの日本を映し出しているような気がしてなりません。 とはいえ、この作品は、この作品で完結と言う思いで作ったんじゃないでしょうか?そう思う程、次作の『いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち』との雰囲気の違いを感じずにはいられません。本作は、当たるか当たらないか判らないまま作られたので、次作の予告が、エンドロールにはありませんでした。ですが、この続編にあたる『いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち』では、完結編に相当する次作の予告編が、エンドロールにちりばめられていました。 めっちゃ、現代社会を風刺していて、上映中、時折映画館内で笑い声が起きていました。まぁ、笑う所だよね(笑)
七人のギャング
続編である10人の怒れる教授たち鑑賞済。 大学教授として長期雇用が約束されず個人で学生を教えるも授業料の回収も出来ずという男が、似たような境遇の仲間と連み合法ドラッグで稼ぐ話。 先に続編を鑑賞してしまっていたので半分答合わせ的な感じになってしまったが、大筋はあらすじに書かれている通りなのであまり影響はなかった様に感じる。 殆どスキルが活かされていないメンバーもいたけれど、大学教授やそれに準ずる知識を持ちながら、フリーターの様な生活しか出来ていない7人の面々が、持っているものを活かして市販の日用品からドラッグをつくり出し売って行く。 続編同様ドタバタコメディでハチャメチャではあるけれど、1作目だからかそれ程突飛な感じはなく、こちらの方がストーリーがちゃんとしていて入り込みやすく感じた。 いつだってやめられるとか、生活を変えるなとか言いつつドンドン目立って行くのは良かったものの、キレがイマイチというか面白味を感じないというか笑わせてくれるネタが乏しい。 暇つぶしには良いんじゃないかというところ。
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