「おうち-265」クリミナル 2人の記憶を持つ男 かいりさんの映画レビュー(感想・評価)
おうち-265
ジェリコって言ったら、有楽町の激ウマ超大盛スパゲッティだよね?と思ったら、ジャリコだったよ。
ここ最近(てかレビューするの3週間ぶりだけど)、貞子ばかり見てたんですけど、、、ちょっと、、、飽きました(笑)
アマプラの「あなたが興味のありそうな映画」が、一瞬にして貞子、伽椰子、貞子、貞子、伽椰子になっちゃって、なんのダンジョンですか?
でも貞ちゃんと伽椰ちゃんの間に、ケビたんを見つけたんです。
死んだ人の大切な記憶を、他人に移す。
似たような映画は、『トランセンデンス』や『レプリカズ』などありますが、私、この手のテーマが大好き。
でも見る前の期待感が大きすぎて、なかなか期待値を上回らないのですが、今回はなかなかの出来!
ツッコミどころは色々ありますが、気になってしかたがなくなるほどではなく、テンポがいいのでそこまでマイナスポイントとはなりませんでした。
『トランセンデンス』も『レプリカズ』も愛する人との別れがターニングポイントとなっていて、ストーリーの鍵でもあるのですが、
この作品、「亡くなった夫の記憶が他人によって甦る」という泣かせどころが上手いんだよねぇ。
夫が急死した妻・ガル姉と、極悪犯罪者でありながら、他人の記憶を移されて二重人格になってしまった男ケビたん。
家にやって来た男が、夫の記憶を移されたと言い、妻は確かめる。
妻が泣きながら話す記憶のひとつひとつが、目の前の男にはある。もう誰とも共有できなくなってしまった、二人だけの思い出が、、、そんなドラマ性も好みでした。
あ、女の子とピアノまで引いちゃうケビたんに萌。
あ、ワンダーウーマンのときの力強さとは正反対で、悲しみを背負ったばかりの儚い感じのガル姉さん、ビビるくらい美しい。
サスペンスのほうも、期待値のまま(超えはしなかったかなぁ、そもそも好きなテーマの映画には期待値高すぎ設定)で、面白かったです。
あ、ジャリコほんとおすすめ。
パスタじゃないよスパゲッティだよ。
TOHO日比谷のあとにどうぞ。
(回し者ではありません)
最近のパソコンときたら、好きでもないのに同じ広告ばかり出てきたりしますよね。もしかして、自分はこの広告が好きだったのかな?などと軽く記憶障害が起きてるのかな・・・
この手の映画も、突っ込まれること覚悟で作ってますよね!
まぁ、それが楽しいんだけど。
やっぱゲイリー・オールドマンはいつも楽しいです。特に困った顔。