「凶悪犯がケビン・コスナーで医学博士がトミー・リー・ジョーンズってと...」クリミナル 2人の記憶を持つ男 キリンさんさんの映画レビュー(感想・評価)
凶悪犯がケビン・コスナーで医学博士がトミー・リー・ジョーンズってと...
凶悪犯がケビン・コスナーで医学博士がトミー・リー・ジョーンズってとこに、当初はミスキャスト感が拭えなかった。「この役はミッキーロークだろ笑」とさえ思えたが、最後は上手くハマった。「他者の前頭葉のデータを植え付ければ、前頭葉機能に欠陥がある患者がその要素を身につける」という、脳科学的なトンデモ理論に基づいた役柄の難易度は半端なく高いと思う。でも、それを上手いバランスで演じきっているところが、ここにケビン・コスナーという名優を起用した理由なのかとも思える。ただ仮にも大犯罪者なんでラストはいただけない気がするが、それが許されるのもケビン・コスナーだからなのだろう。
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