「氷山の一角」ふたつの名前を持つ少年 kawausoさんの映画レビュー(感想・評価)
氷山の一角
実話ということだが、生き延びたユダヤ人の内の氷山の一角なんだろう。それぞれにドラマがあり…。
ユダヤ人だからと言って理不尽な扱いを受けた事実と、一方で、それを快く思わず手をさしのべる人達がいたことも事実なんだろう。
それって、日本の太平洋戦争の時も同じではないだろうか?
驚くべきは、この映画はドイツとフランスの製作で、さすがに直接的なナチスの残虐行為は描いていなかったけど、明らかにナチス(ドイツ)に分がない状況を説明しているところではないか?
例えは良くないかも知れないが、日本で従軍慰安婦の映画を作るようなもので、それだけ客観視している(ある意味で他人事?)ことが、日本との大きな違いなのではなかろうか?と、映画とは関係ない感想を持った。
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