シチズンフォー スノーデンの暴露のレビュー・感想・評価
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ある意味ショック・・・
映画内出演のジャーナリスト、グリーンウォルド書籍であらましは知っており、その映像確認。初視聴だと思っていたのだが、何と視聴済みだったことにショックを受けてしまった・・。視聴中全然思い出せなかったよ・・・苦笑
それはともかくスノーデンリークからもう10年になるんだなと感慨深い。
今でもこの書き込みレビューでさえアメリカさんには筒抜けなのかもしれないと思うとやりきれない。
もちろんこんなレビューには何の価値もないだろうが・・・微苦笑
ドキュメンタリーの映画自体はちょっと考えることのできる人間であれば誰であれ引きつけられざるを得ない物でした。
スノーデンが暴露してくれたおかげで、私的にも意識下に入れるようになった。
『シチズンフォー』のドキュメンタリーを観てから、バイオピック『スノーデン』に入りたかった。スノーデンはドキュメンタリー映画作家であるローラ・ポイトラスに接触をしてきたから一番信憑性の高い史実をおさえた後、オリバー・ストーンズのスノーデンに対する捉え方を知りたかったからだ。でも、都合で、「スノーデン」が先になってしまった。これで、よかったと思う、なぜなら、ドキュメンタリーはバイオピックより詳細で深く、専門的知識不足の私には完全に理解できていないところがある。そ
れに、スノーンを演じたジョセフやオリバー・ストーンもスノーデンの動きを一部始終、学んだのではないか?なぜかというと、(米)国民一般はNSAやFBI, などの機密の内情を知るのは難しいから。
最初にスノーデンはキンキナトゥスを名乗り、NSAの内部告発をグレン・グリーンウォルド(Glenn Edward Greenwald ブラジル在住、アメリカ合衆国のジャーナリスト、弁護士、作家)にコンタクトをしてきたようだ。個人的にグレン・グリーンウォルドの略歴を読んでみた。中央情報局(CIA)やアメリカ国家安全保障局(NSA)などについて詳しいブロガーでもあったようだ。しかし、グレン・グリーンウォルドは忙しく、キンキナトゥス(スノーデンの名乗った名前)とコンタクトをしなかったようだ。
その後、スノーデンはローラ・ポイトラスにシチズンフォーの名前を使って暗号化されたメール(encrypted emails )でコンタクトをした。このメッセージからドキュメンタリーは始まっている。.ローラ・ポイトラスは機密をドキュメンタリーにする監督として選ばれたようだ。
それに、イラク戦争に関する映画を制作した後、米国に入国する時、拘束されたから、彼女はシチズンフォーを理解できると思ったようだ。
それから、ブラジルのリオに在住のグレン・グリーンウォルドにドキュメンタリーは移行する。彼はサロン.コムにレポートしている。
ウィリアム・ビニー(ホープ コンファレンスで彼は、9・11の後、アメリカに住んでいた人々をスパイしていたと告白。AT&Tという電話局の320ミリオンの盗聴を。これをステラ・ウインドと呼ばれていた。)NSAのキース・アレクサンダーは議会のヒアリングに全てNOスパイ行為をしていないと言った。マーク・クレインもNSAの盗聴をサンフランシスコ裁判所(このシーンを撮影している!!!)で訴えている。ジェイコブ・アッペルバウムはニューヨークのオキュパイド・ウォール・ストリート・セキュリティー・トレーニングで リンクアビリティ(一つのデータが他のデータとリンクすること。そのリンクが誰と会ったか、誰と旅行しているかがわかるとetc)についての危険性に説明している。 NSAのクラッパーも米国議会で盗聴を否定している。
2013年まで、スノーデンが告発するまで、盗聴スパイ行為は否定されていた。
この後はオリバー・ストーンズの「スノーデン」の方がわかりやすく説明されている。
スノーデンは香港で難民ステータスをUNを通してとる。 UNの助けをもらえるまで、香港
のホテルでの?との会話で感じるが、スノーデンの顔つきが明らかに変わっていった。緊張感にみなぎっているが、彼の細かさや丁寧なところは変わらないね。ローラ・ポイトラスは誰かに後をつけられているのを感じて、ベルリンに戻る。
ブラジルで、(新聞 O Globo)でも報道される。グレン・グリーンウォルドは米国のプリズムが、FB,スカイプやホットメールなどを通して、どう世界の情報を盗聴しているか説明している。線が太ければ太いほど盗聴量が多いと。地図を見ると日本は線が太い。
(1.25.00)
個人的にいうが、バイオピックを観た後だから、落ち着いて、このドキュメンタリーがみられる。 お化けも、ホーラも怖くないが、こういう政治的なスリラーが一番怖い。身近に感じるから。
このドキュメンタリーの最後、ロシアでのシーンが好き。グレン・グリーンウォルドとスノーデンが
ロシアで再会し、二人は、米国の諜報プログラムに関する新たな詳細について、話し合っている。でも、二人は重要な情報を話さないで、書き留める。。グレン・グリーンウォルドはこれらを破り、スクラップの山を作り、テーブルからゆっくりと取りのぞく。
怖すぎる
アメリカ政府の国民へのスパイ行為を告発した事件のドキュメンタリー映画。政府機関に勤めていたエドワード・スノーデンが2013年に告発したとき、まだ29歳。時期にアメリカから指名手配されて、2020年現在もロシアに亡命中。ずっと緊張感のある2時間だった。
タイトルなし
映画と言うよりはドキュメンタリー。スノーデン氏の名前はニュースで知っていたが、米国政府が個人は元より、他国の企業他、対テロ対策の名のもとに国益のために盗聴していることを20代で危険を省みず、暴露したことに驚愕したのと、取材し、報道戦略を練っていく姿が映像から物凄い緊張感が伝わってきた。
スノーデン事件の現場で何が起こっていたのか?
映画冒頭はかなり退屈な流れ。
途中でようやくスノーデンが登場し、それからが本番、という感じ。
元CIA職員でNSAの監視プログラムを暴いたスノーデン事件の顛末は、ネットで調べればすぐに出てくる。今世界中で問題になっているパナマ文章も、この事件の影響があったからこそ起こった出来事だったんじゃないか?と思えるほど、この事件は色んな人に様々な影響を与えたんだと思う。
で、顛末は良いとして、その現場でどんなことが起こっていたのか?を知るには最良の映画。
あの事件を起こすタイミングで、映画監督に撮影を頼んでいた、ということが何より驚き。これはスノーデン自身のアイデアだったんだろうか?たぶん氏と同じ立場になれば自分も同じことするかも・・とにかく事実をより多くの人に公表する以外に、自分を守る手段は無いだろうし。。。
氏は、この事件のため今もアメリカに戻れていない。それだけの覚悟の上での行動だったんだ、ということは映画を通してよく伝わってくる。で、伝えたかったのは、「プライバシー=自由の重要性」なんだと。
他国の状況はわからないが、日本では既にこの監視問題について忘れてしまっているようにも見える。今年2016年4月に、参議院で盗聴法改正法案が可決され、裁判所の許可無く自由に警察が盗聴して良いことになってしまった。
現与党は、過去の経済政策と、オバマ大統領の広島訪問でポイントを稼いで、そのまま7月の参議院選挙を乗り切る意向。その裏では、こういった法律の改悪を次々と行っているというのに。。。
そんな今だからこそ、この映画を観て、行き過ぎた監視社会の中で失われる物が何かを、考えるべきだと思う。
なんとなくそんな気がしていたこと
どんどん世の中が便利になって、ちょっと想像すればきっとそうなんやろなぁって思ってたけど、知らないフリをして安全だと思い込んでぬくぬくとしてました。やっぱりそうなんやなぁと気づかせてもらいました。誰だっておかしいと思うことは、声をあげるべきなんだろうけど、そんな簡単ではなくて、それをやってのけたのは、本当にすごいことだと思います。
空前のドキュメンタリー
重大な告発を前に私たちは何ができるか。
ドキュメンタリーです。緊張感、空気が伝わってくる。
彼の後に続くか。それとも監視されることを容認するか。
まずは事実を知ることだ。と。
その上で選択することだ。
事実は映画より難なり
オリヴァー・ストーン監督による劇映画の方を先に見てしまったが、2013年に世界中を震撼させた元NSA(国家安全保障局)職員のエドワード・スノーデンの衝撃的内部告発に迫ったドキュメンタリー。
監視カメラやパソコン、SNSを通じて、アメリカ政府が、世界中を、個人を、監視している…。
ドキュメンタリーなので当然、告発者も証言も全て本物。
考えただけでも恐ろしい。
開かれた国家とは?
個人のプライバシーは?
エドワード・スノーデンは勇気ある告発者か、国家の裏切り者か…?
力作ドキュメンタリーだが、難しかった…。
政治的観点、スノーデンの知的な思想など、簡単に解るようなもんじゃない。
オリヴァー・ストーン作の方が解り易かったかな…。
自由のために。人間のために。
アメリカ政府が世界中の通信を監視可能であり、実際にそれをしているという内部告発による、全世界を震撼させた特大スクープ。
その内部告発は、始まりから終わりまでをカメラで記録されていた。
この映画の監督によって。
内部告発の内容は、ニュースを見ればわかる。
この映画は歴史上最大規模の内部告発をする人物とはどのような人間で、どのように行動するのかを記録しており、それだけでとても興味深い。
また彼を追い詰める政府の動きが、巨大権力の恐ろしさや問題を描きつつ、観客を映画に引き込む強い緊張感を与えている。
とはいえ大切なのは、なぜ監視社会は遠ざけるべきものなのかという点をこの映画がきちんと描いていることだ。
それは観客に、自由とは何か、ひいては人間とは何かを考えさせるキッカケになるだろう。
だからこそ、この内部告発の意義は大きかったといえるのだ。
この映画は、ひとりの男が人間にとって大切なものを守ること、そしてその困難さを描く、現代に起きた偉大な戦いの記録なのだ。
星は情報としての評価
表題の通り星の数は情報としての評価で、映画としての点数ではありません。
いろんな評価の仕方がありますが、沢山の人に観てほしいという願いを込めて。
映画としては楽しさや映像的刺激を求める人には厳しいと思います。
テロを防ぐため全てのアメリカの国民の行動がある意味平等に監視される...
テロを防ぐため全てのアメリカの国民の行動がある意味平等に監視されるということが、プライバシーの侵害にあたるということに対する暴露だが、かなり理解が難しいし、私はテロを防ぐためなら国が国民を監視してもいいと思ってしまう。
アメリカっぽい事件だなと改めて思いました。
さもあり話
インターネットを駆使してスパイ行為を行っていて、それに協力する企業がいる。やっぱりなあ。さもあり話ですが、人類はこの先どうなってしまうんでしょう。全てをシステムとそれを管理する一部の人間に仕切られてしまうのか。怖いから、もう発展したくない。
真実を知って欲しい
映画スノーデンの俳優より本人たちの方がイケメン、美人であるのが
特筆される(笑)。
ドキュメントなのでその緊迫感は
濃密。
スノーデンと両方見て
この危機的管理社会
自由への冒涜、
その国であり社会の傲慢ぶりを
知って欲しい。
福井メトロさんありがとう!
福井メトロさんいつもコアな映画ありがとうございます(^^)これからも応援します。
映画はスノーデンさんがロシアに亡命したところで終わっている。スノーデンさんは元気なんだろうか?テロがはびこる中、その情報を事前察知するために国家が国民を盗聴するシステムがアメリカで秘密裏に運営されたことから始まってるが、それだけならありなのでは?と思ってしまうが、どうもこのシステムが政治や経済(企業間競争)に使われているから始末が悪いのでしょう。アメリカ企業特に金融に関して圧倒的に強いのはそのおかげだったのネと思ってしまいました。
ドコモやソフトバンクはどうなんだろう?
●いま起きている産業革命。
考えさせられる一本だ。作品そのものはリアルタイムの凄さを除けば、ちょっと退屈だったけど。
ネット社会の光と影。その先にあるアメリカの企み。
いま起きている産業革命は、これまでとは全く違う。これまでは動力革命だったけど、今回のそれは脳活動や人間の行動パターンのアウトプット。パーマンのコピー人形も夢じゃない。そしてそのスピードが凄まじい。われわれ先進国の庶民が携帯電話を持つようになったのもつかの間、PCすら腕時計になった。わずか20年ほどの間に。オレは友人の電話番号も家までの道順も覚えていない。すでに記憶の一部は外付けHDにあるから。
本作、というよりこの事件は、こうした便利さの裏にある闇について考える機会をくれた。プライバシー(=趣味趣向から行動パターン)が丸裸ってことは、極論だがある日突然、何かの容疑者にでっち上げられる可能性すらあるわけだ。実は、すさまじく恐ろしいことだ。
マイナンバー制、通信傍受法改正、秘密保護法など、日本でもきな臭い動きがある。しかしアメリカはその先を行く。情報戦争ではGoogleを筆頭に、食物戦争ではモンサントたちが、静かに世界を牛耳ろうとしている。一部のセレブたちによって。
一方、Googleなんてちょっとした国家を超える市場価値だし、国土はないけど、ネット上の通貨はもてる。そう考えると、企業と国家もボーダレス。さらにそれを企業でも国家でもなく、思想でネガティブに振り切ったのがISLだ。良し悪しは別として。
企業と国家。国家と個人。その形も大きく変わる可能性すらある。こっそり進める者、暴露する者。核兵器がそうであるように、誰がそれを手にするかによって世界は変わる。
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