「この件は知らなかったのでまさかポジ側に振れるとは驚いた」黄金のアデーレ 名画の帰還 resuwisshu311さんの映画レビュー(感想・評価)
この件は知らなかったのでまさかポジ側に振れるとは驚いた
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そもそも絵画返還じゃなきゃ映画にはならないだろけれども、あれほどの高額なクリムト名画をアメリカ移住のお祖母さんがオーストリアからそっくり取り返せるとは想像できなかった。
それは映画の進展的にもそう感じさせられたし、良くて調停による幾許かの賠償金程度かなと。
というわけで事実を知らない視聴者はけっこうハラハラドキドキしながら集中させられたし、お祖母さん側に肩入れもさせられた。
欲を言えばオーストリア側の返還最終決定を下すプロセスを見させてもらいたかった。
「国家の至宝」を死守しようとする極右勢力などは激しく反対しただろうから。
※ヒトラーの祖国だからというわけではないだろうがオーストリアは極右政党関連で結構ニュースになっている。
テレビドラマ風の質感だったけれど、史実認識となかなかの満足が得られたことに感謝。
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