スノーデンのレビュー・感想・評価
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アメリカの狂気を暴いた
オリバーストーン鉄板のアメリカ政府批判ムービー。
世界中のSNSは
アメリカ政府により全てぶっこ抜かれていた!?
アメリカは世界の情報を牛耳り、
何をどこまでコントロールしたいのか?
テロから国民を守るという大義名分の下、
不都合な対象を絞って攻撃しているのは間違いない。
なんてことを書いてあるココもチェックしてオレを特定してマークしてるってことだ。
来るなら来てみろCIAのエージェント!w
世界中に軍隊を派兵し
無人機で人間をゲーム感覚で殺す国、アメリカ。
お前こそが世界一のテロ国家だ!
と、オリバーストーンが言っているような気がする。
凄い!
行って良かった!
テーマが重いし、難しそうで面倒くさかったから行くの止めようかと思ってたけど、とても良かった。
ミステリーやサスペンス等とは異なるストーリーなのに、ドキドキするし全く飽きることなく観れた。スノーデンをやった俳優の静かな語り口が完全にマッチしていた。
もはやネットなしでは生きられない。だからこそ、ネットを支配すればな...
もはやネットなしでは生きられない。だからこそ、ネットを支配すればなんでもできる。世界の覇権は、いまこの瞬間も、ネットの中で争われている、という現実をまざまざと感じる作品。内部告発にいたるスノーデンの懊悩に焦点がおかれているが、彼の動機より、明かした事実そのものが改めて衝撃だった。
雪田
つくづく世界は一部の天才とその他大勢で構成されてるんだなと思い知らされる。
難しい内容だけどなかなか飽きずに見られた。
それにしても本物のスノーデンはなかなかスクリーン映えするイケメンだし、彼女に関してはシャイリーン・ウッドリーより本物の方が遥かに可愛かった。
22
生き方についての問題提起
事実を基に作った話だからマスコミの情報である程度は知ってる内容だけど、私にはこの映画がわどういう生き方をするのか?考えてくださいというメッセージの様に思えた。
何もしなければ何も変わらない。人生を選択しているようで、選択はできていない。
すべてを失ってしまっても、自分の思ってることを行動に移した結果、彼は新しい人生を手に入れて、心の充足を得られたと思う。
チャレンジする人には見てほしい映画かなぁ。
恐ろしい
思い出した、と言うよりスッカリ忘れていました
これは史実です
トランプと言うヒトラーがこの悪魔のシステムを手に入れた
またフル稼働すれば恐ろしい未来がそこにある
ただのセミドキュメントには終わらない
「落ち込んだりもしたけれど、スノーデンは元気です」て感じでした‼w...
「落ち込んだりもしたけれど、スノーデンは元気です」て感じでした‼ww
あんな賢こをロシアに置きっぱて1番危険なんじゃないの?スノーデン、ダーバイ!
被害妄想
オリバーストーンは正直、誤解しているというか、被害妄想。
警察が警察として、政府が政府として、きちんとしている証拠。
悪人を逮捕するのが仕事。テロを起こさないように、悪人を退治している。
スノーデンさんは、被害妄想。
「政府は悪い」としか、考えていないみたい。
監視カメラなんて、街中にあるよ。べつにいいじゃん。
そんなふうに暗く考えちゃ、ダメよ。
深く深く考えされられる。
本当に深く考えさせられた。
この話は日本も例外じゃない。
それにこの話は「真実」の物語。
とても本当の話のように思えなかった。
監督の物差しが良かったのだろう。
キャストの演技もしかり。
ジョセフ・ゴードン=レヴィットの演技も良かった。
良い作品です。
映画のような実話
もちろん物語として非常に楽しめましたが、
それ以上に、実話として、
スノーデン本人が行動したことについて、
圧倒されてしまう。。。
もし、わたしが同じ立場なら、
勇気が持てただろうか、、、、
こういう、自国の暗部を映画化することは、
とても意義あることだと思います。
実にオリバー・ストーンらしい作品だ。まだ決着を見ていない現実の「ス...
実にオリバー・ストーンらしい作品だ。まだ決着を見ていない現実の「スノーデン事件」がベースになっているので,まるでドキュメンタリー作品を観ているかのような錯覚に陥る。派手な演出も大げさな誇張もなく,ある意味淡々と「スノーデンの日常」を描いており,だからこそリアリティとスリルに満ちていると思う。
スノーデン役のジョセフ・ゴードン=レヴィットが素晴らしい。まず見た目の雰囲気がエドワード・スノーデン本人そのものと言っていいくらい似ている。スノーデンのどこか神経質そうでナイーブな空気感と,その色白で影のある表情の内に秘められた熱く強固な意志を見事に表現していると思う。最後にまさかの展開でスノーデン本人が登場するが,役と本人の落差に驚かされることもなかったし,違和感はまったく感じなかった。
面白かった。
携帯とPCがあれば、全て監視されている。我が国もアメリカに抑えられている。オバマも次は、ビジネスマンを採用したのは、そのためなのか?シャイリーンブラッドリーンが、可愛らしいのが唯一の救い
考えた。
非常に考えさせられた。
今時宇宙から覗きができる時代にこのようなテーマは今後も慎重に扱うべき、と思った。
ところで、この映画を見た日と同日に見たとある映画でこんなセリフがあった。
「かの大国はある一定のプライバシーを捨て、テロの脅威から守られる日常を手に入れた」
まさにこの映画のテーマと似通ったところがあると思う。
やはりテロを未然に防ぐためにはある程度立ち入った情報にも手を出さなければいけないのだろうが、同時にこの辺の均衡状態を保っていかないといけない。
人とは感覚が麻痺していくもので、その中にスノーデンのように、ある意味固定概念のようなものに疑問を感じる人間は必要なんだと実感した。
彼は、英雄か。犯罪者か。
決まっています、犯罪者です。
「高給と地位を捨ててまで誰があえて告発するのか?」的なセリフを言うが、要は機密性の高い職場の重圧に負けたのでしょう?
一企業の粉飾決済の隠蔽とかのレベルではなく、国家レベル、しかもアメリカの、だ。その成果がテロを未然に防ぐことにつながっている。(とはいえ、アメリカの血も涙もない決断には唖然とはするのだが)
様々なSNSで自分の個人情報をダダ漏れしておきながら、監視されているって怒るのもどうかなと思う。テクノロジーはそこまで進歩している。テクノロジーはさらに進化こそすれ後退はない。いやなら、ネット環境もなく、携帯電話も持たず、外にも出歩かず、世間から閉ざされて生きていくしかないのが現実。
技術的にすでに”国民監視”が可能な現状であるならば、それを公正的確に運用することを模索するのが建設的だと思う。
この事件の弊害が、もしかしたら今回のトンデモ大統領の誕生につながっているとも限らないような気がするのだが。どう見ても叩けばスキャンダルまみれの人間が大統領なんてね。ロシアにキンタマを掴まれているとしか思えない。
世の中、正しいかどうかが判断基準のすべてなのだろうか?
嘘も方便という。要はその嘘に、施政者の誠実さがあるかどうか。僕は彼を英雄視する言論に、同調できない。
あなたの価値判断を問われる、”旬”の映画
いままさに起きていること。たとえ"非公開"設定しようとも、ネットワークにアクセスした時点で、すべてのプライベート情報は覗かれている。この現実を受容しなくて、ネットワーク管理社会の何を語れようか。オリバー・ストーン監督は、この深刻な事件を、"興行作品"として非常にバランスよく仕上げている。意外なほど面白い。
昨年のアカデミー作品賞「スポットライト 世紀のスクープ」(2016)も、国際的スクープ事件を取り上げた映画だった。しかし、本作は"歴史的事件"ではなく、"現在進行形"のものだけに、半端ない緊迫感をまとっている。エドワード・ジョセフ・スノーデン氏は、いまなお逃亡状態でロシアに暮らしているのだ。
すでにローラ・ポイトラスによる「シチズンフォー スノーデンの暴露」(2016)という、スノーデン氏本人出演の作品があり、第87回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞を受賞している。よって事件の真相確認をするだけなら、新たな作品を作る意味はない。
そこでオリバー・ストーン監督は、スノーデンの半生を映像化し、彼の素顔や、恋人との関係性など、等身大の人間として悩み苦しむ姿を描くことで、観客自身の倫理観に問いかけをしてくる。
ベトナム戦争経験者として「プラトーン」(1987)や「7月4日に生まれて」(1990)を作り、アメリカ政治を批判しつづける監督が、"サイバー戦争"の危機を描くのは当然の流れであり、戦争は最前線からデスクトップへ場所を変えた。「ドローン・オブ・ウォー」(2015)や、「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」(2016)などで描かれた"ドローン戦争"の現実もさりげなく呈示する。
スノーデンを演じる、ジョセフ・ゴードン=レビットは、幅広いタイプの役柄を演じ分ける実力派という意味では、同い年(35歳)のエディ・レッドメインと共通点を感じる。
恋人のリンゼイ・ミルズ役を、「ダイバージェント」(2014/2015)シリーズのヒロイン、シャイリーン・ウッドリーが務める。また最近、大作の主役がめっきり減ってしまった、ニコラス・ケイジが端役で出演しているのが新鮮だ。
オリバー・ストーン監督は脚本も自身で書いているが、「(アメリカ人は、)自由よりも安全を必要としている」というCIA高官のセリフがある。まるで、トランプ新大統領の言葉とシンクロする。
映画には"旬"がある。名作の普遍性もリスペクトする一方で、”いま”を生きている観客が感じなければいけないテーマを持った作品は、賞味期限内に観ておくべきだ。
(2017/2/1 /TOHOシネマズ日本橋/シネスコ/字幕:中沢志乃)
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