スノーデンのレビュー・感想・評価
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勉強
アメリカ政府がテロ行為の防止を名目に秘密裏に行なっていた電話やメール、写真などのありとあらゆる個人情報データを1つに集約するPRISM計画に関与したエドワードスノーデンが2013年にそのアメリカの行為の異常さを全世界に公表し、啓発と監督を促すために行動した実話を描いた社会派映画。
こんなことが起きてたなんて知らなかったです。。しかもたったの4年前にして。。無知を実感しました。。
実話を基にした作品で派手な展開があるわけではないし、わかりやすい内容になっているとも言い難いがこんなあり得ないことがこんな最近起こっていたのかと勉強にはなった。
リンゼイが最終的にエドワードの元に戻ってきたっていうラストのテロップに感動したのとエドワードが未だアメリカから犯罪者として追われていてロシアに亡命して滞在許可を得ているという状況にドン引きした。
亡命って今の時代でも存在する言葉なのかとも思った怖い話。
観てよかった
単純に観てよかった。
アメリカ政府による国際的監視プログラムの秘密を暴いたスノーデンの話。
何も知らないでいるのも怖いことだけど一部の情報だけで知った気になってることのほうが、もっと怖いと痛感。
報道の大切さも知る。議論の大切さも。
スノーデンは自分に出来ることを全てやった。これは誰もが出来ることではない。
個人情報の監視…こういう事が政府によって出来てしまう。全てを握れるということは操作だって出来るし、戦争だって気づいたら始まってたなんて事も…
現在進行形の暴露。監視社会がもたらした、自由と代償。
【賛否両論チェック】
賛:今まさに起こっている問題として、監視社会の是非を観ている者に問いかける内容が印象的。
否:主人公の人物像に迫っていく物語なので、本筋とは関係なさそうな描写等もあり、淡々としている感がある。
物語は告発前後の2013年6月と、スノーデンの過去を行き来する形で描かれていきます。前者では、告発に際して起こりうる最悪の事態に緊迫しながら、それでも暴露を敢行しようとするスノーデン達の情熱に、思わず圧倒されるようです。そして後者では、愛国心に溢れていたごく普通の青年が、その能力を買われて携わった国家の仕事で、個人のプライバシーを極限まで覗き見ることの出来る実態を知り、苦悩していく様が淡々と描かれ、監視社会の是非を改めて考えさせられます。
「テロとの戦い」の名の下に行われ、治安維持の面では一定の成果を上げてきたであろう監視の実態。その代償を受け入れて安全を享受するのか、それともその監視に異議を突きつけるのか。決して他人事でも過去の話でもない、まさに現在進行形の課題を、観ている者に訴えかける内容です。
自伝的なストーリーでやや退屈かも知れませんが、自分にも関わりのある問題として、考えてみたい作品といえます。
これが現実に起こっているという恐怖!
スノーデンという名前と,なにか大変な暴露事件だったらしいことぐらいしか知らないまま,本作を鑑賞してきました。それでも,十分に楽しめました。
記者に対してアメリカ政府による個人情報監視の実態を暴露する中で,時間を追ってそこに至るまでの過程を描いていたので,スノーデン事件のあらましがとてもよくわかりました。アメリカ政府の情報管理とスノーデンの苦悩が,緊迫感をもってテンポよく描かれ,最後まで全く飽きませんでした。
でも,見終わった瞬間,「おもしろかった」と感じた自分自身に恐怖しました。国家にとっての要人や危険人物を監視するならまだしも,全国民の個人情報を監視しているという事実,その情報支配が日本にまで及んでいるという事実,そして事実を知らされながらも現実感を抱けない日本国民。考えれば考えるほど恐ろしいです。しかし,いったいどうやって自分の身を守ればいいのでしょう。そんなモヤモヤした思いが残りました。
見応えあり
スノーデンのドキュメンタリー「シチズンフォー」も一応見たけど、ガーディアンの記者の視点の映画なので正直、少しわかりにくかった。それに比べてこっちはドラマなので話が明確でわかりやすい。スノーデンが元々は愛国者で特殊部隊にいたことも知られていないのでは。2時間以上の映画だけど見応えがあって中だるみがなく、映画として面白い。もちろん、社会派映画として非常に恐いメッセージを伝えていて、これと共謀罪がセットになったら政府は何だって出来てしまうのではないか。
スノーデン役がジョセフ・ゴードン=レヴィットとは!上手いこと選んだなあと思ったけど、姿だけでなく声も似せていて、ちゃんと役作りもしていた。一流の俳優なら当たり前か。
相手役シャイリーン・ウッドリーはまだ25歳くらいなのに貫禄あって驚き。50歳くらいにも見えるぞ。他に、ジャーナリスト役のメリッサ・レオもとても自然だし、スポック船長のザカリ―・クイント、そしてとっておきニコラス・ケイジが脇役で出てます。オリバー・ストーンのなせる業か。更に、「パレードへようこそ」のマークが重要な役で出てます。
日本人として、この映画をどう見るべきか
身を挺して、祖国アメリカのために立ち上がった一市民。アメリカの最高機密にまでアクセスすることを許された技術者。諜報活動の一環として、他国・自国の通信を傍受する仕事をしていた。(ハッカーと言うより、シギント・Sigint)
前半は、よくあるUNIXのコマンドの羅列。特になんと言うことは無さそう。
でも一番の注目は、中盤。スノーデンが日本の横田基地に配属された場面。日本政府からはことわられたが、日本国内でシギントをおこなっていたとのこと。それだけではなく、「日本の通信網を支配し、送電網やダム、交通機関などインフラ施設をコントロールする『スリーパー・プログラム』を仕掛けていたという本人の告白場面がある。」との告白の場面。
ウィキリークスでも、日本国内でシギントがおこなわれていたことが暴露されている。
そんな事実からすると、NSAは日本国内で活動をおこなっていたのでしょう。このことを日本人としては、どう受け止めるべきなのか?
厳重な抗議をしたドイツの首相。新聞報道がされても、ニヤニヤしているだけの、日本の政府。
あるインタビューでオリバー・ストーン監督は、こう言っている。「日本は「同盟国」ではなく「人質を取られた国」」と。
めちゃめちゃ面白かった。
極めて5に近い4.5です。
映画が始まって半分近くが過ぎるまで、スノーデン氏とウィキリークスのアサンジ氏を混同してしまっていたことに気づき恥ずかしかった。
それぐらいのど素人でも、最後まで存分にこの映画は楽しめました。
日本の今のタイミングだからこそ見た方が良いのではないでしょうか。
私はまだ、自分のメールや電話の記録を、国家によって監視されたところで、生活を脅かされるかもしれないという実感が湧きません。
そういう危機意識の足りない人たちに、関心を持たせてくれる作品だと思いました。
007やミッションインポ…などのような、格好いいスパイ映画じゃなかったからこそ、(←そういうのも大好きですが)スノーデン氏に共感することができました。
彼、人間としてめちゃくちゃ格好いいです。
ラスト、あれはいつ撮ったのでしょう。
最後の最後にこう来たか!と思わず拍手したくなるくらい、映画の持っていき方としても良かったと思います。
大満足の週末になりました。
実話にしてはおもしろい仕上がり
そして、興味深い。
軽くニュースで知ってた程度で鑑賞。
特別隠し事がある訳ではないけど、やっぱり例えば生着替えやトイレシーンまで自分が盗撮されてしまうのは気持ちのいいものではないです。(実際には見られてないはずだし、見られたとこでダレトクなんですけど。)
ゲーム感覚で遠隔で殺しちゃうのも疑問ですし。勿論メリットもあるから完全否定は出来ませんが。
それに日本に潜入して爆弾抱えさせてますけど、立場的にいたし方ないと感じます。日本って弱いから...。
頭が良すぎるのも悩みが増えるだけですかね。
バカでよかったー⸜(രᴗര๑)⸝
私の知らないスノーデン
米国の愛国者スノーデン青年。
彼は人よりもずば抜けてプログラミングのスキルが優秀で
CIAやNSAで勤務するうちに、アメリカの秘密を知ってしまう…
面白かったな〜。
私がなんとなく知っているスノーデンとは、全然違う人で、この人の波乱万丈の人生に見入ってしまった。
日頃、SF映画などでよく見る「監視社会」が既にアメリカではスタートしているという事実も面白かった。
それに、何と言っても、ジョセフ・ゴードン=レヴィットの演技。
しゃべり方までスノーデンになりきっていて、そのリアリティが臨場感を増していた。
すごかったなぁ
ちょっと迷っていたけど、観てよかった。
残念
見終わった感想は、つまらなかったしかなく、ノンフィクションの映画って、うまくできていないと感動を誘う場面では、誇張されてるんだろうなと思ってしまってしらけてしまう。
アメリカに情報収集でこういう問題があることを知らない自分を無知だと思ったことと、主演の俳優さんが素敵だったことが感想。
アメリカの狂気を暴いた
オリバーストーン鉄板のアメリカ政府批判ムービー。
世界中のSNSは
アメリカ政府により全てぶっこ抜かれていた!?
アメリカは世界の情報を牛耳り、
何をどこまでコントロールしたいのか?
テロから国民を守るという大義名分の下、
不都合な対象を絞って攻撃しているのは間違いない。
なんてことを書いてあるココもチェックしてオレを特定してマークしてるってことだ。
来るなら来てみろCIAのエージェント!w
世界中に軍隊を派兵し
無人機で人間をゲーム感覚で殺す国、アメリカ。
お前こそが世界一のテロ国家だ!
と、オリバーストーンが言っているような気がする。
凄い!
行って良かった!
テーマが重いし、難しそうで面倒くさかったから行くの止めようかと思ってたけど、とても良かった。
ミステリーやサスペンス等とは異なるストーリーなのに、ドキドキするし全く飽きることなく観れた。スノーデンをやった俳優の静かな語り口が完全にマッチしていた。
もはやネットなしでは生きられない。だからこそ、ネットを支配すればな...
もはやネットなしでは生きられない。だからこそ、ネットを支配すればなんでもできる。世界の覇権は、いまこの瞬間も、ネットの中で争われている、という現実をまざまざと感じる作品。内部告発にいたるスノーデンの懊悩に焦点がおかれているが、彼の動機より、明かした事実そのものが改めて衝撃だった。
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