パニック・トレイン
解説
暴走する列車内に閉じ込められた乗客たちの運命を描いたイギリス製パニックスリラー。シングルファザーの医師ルイスは、息子のマックスを連れてロンドン発の深夜列車で帰宅の途についていた。停車中に線路脇に倒れている人影を目撃し不審に思うルイスだったが、列車はそのまま走り出してしまう。列車が停車駅を次々と通過していることに気づいたルイスは車内のインターフォンで運転室と連絡を取るが、運転している男は乗客の人数を聞くだけ。猛スピードで走り続ける列車内に取り残されたルイスら6人の乗客たちは、どうにかしてこの危機を切り抜けようと力を合わせるが……。わずか500ポンドでつくった予告編をネット公開して投資を呼びかけ、集まった約250万ドルで制作された作品。「M:I-2」のダグレイ・スコットが主演を務めた。
2013年製作/97分/イギリス
原題:Last Passenger
スタッフ・キャスト
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2020年6月10日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
さすが低予算のパニックムービー。暴走列車の映画なんていくらでもあるけど、列車の外部をほとんど映さないし、犯人も全くわからなくする珍しい心理劇パニック。主人公ルイスが医師ということもあり、心停止したお婆さんを助けようとしていたシーンもある。
「あと47分で到着する」などという病院への連絡。時間には几帳面なはずなのに、ちょっとうたた寝してしまった。この瞬間がミステリアスでミスリードさせるテクニックだ。知り合った美女サラも何気に怪しく登場するし、恋愛劇にも発展するかと思いきや、この列車暴走だ・・・。怪しい人物を配置しておき、結局は協力し合う人々。残された6人の緊張も伝わってくる。
犯人の意図もさっぱりわからないが、「何人残ってる?」という言葉だけが不気味。意外と、移民青年ヤンがいい男だったりするし、人間の本性はパニックにならないと現れないのかもしれませんね。迫力は全く足りなかったけど、まぁまぁ面白かったです。
2020年1月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
郊外行きの最終列車に乗り合わせた主人公親子。主人公は停車駅に止まらない列車を不審に思い、車掌を探すが・・・と言うストーリー。
とてもシンプルに整理された設定とストーリー、緊迫感もありとても良い作品だと思います。地味ですが一見の価値があるサスペンス作品です。
正体も目的も分からない犯人にジャックされた郊外列車。乗り合わせた乗客が必死に列車を止めようとします。
ヒーローでもスーパーマンでもない彼らの努力と焦躁が上手に映されています。
丁度トレイン・ミッションと同じタイミングで鑑賞したのですが、「列車を止める」と言う事だけに焦点を当てたこの作品の方が、私好みでした。
古典パニック映画、なかなかいいです。人間模様を描きながら、ハラハラドキドキ、アクションに頼ることなく、しっかり見せる1970年代の映画が帰ってきた感じですね。
いまいちでした。
長い。
子供が邪魔。
だれがなんのために仕掛けたのかの説明ゼロ。
ですが5人が仲良くなってくシーンはいいと思いました。
余談ですが、主人公がどっかでみたことあるなーと思ったら96時間レクイエムの黒幕だったことに驚きました笑
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