「太陽」太陽 さあああんさんの映画レビュー(感想・評価)
太陽
この先の人間の在り方を
問いかけているような映画でした。
太陽の下で貧しい生活を
余儀なくされている旧人類、
太陽の下では生きれないが
ハイテクで裕福な生活をしている新人類。
旧人類は
笑ったり泣いたり怒ったり
私利私欲に走ったり
人間味があったように感じました。
新人類は感情というものが薄く、
どちらかというとロボットのような
かんじで人間味がなかったように感じます。
最後新人類になった麦ちゃんが
その悲しい変わりようを表していた
のではないかと思いました。
そんな悲しい現実の中、
古川くんの役は希望でした。
人間というのは汚い部分も
ありますが、人間味がなくなって
ロボットのようになってしまうのは
悲しい。
この先ますます世界がハイテク化し、
人間が人間でなくなっていってしまう
のではないか、そんな危機感を覚えました。
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