ギャラクシー街道のレビュー・感想・評価
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今までの三谷作品が好きなら…
三谷作品の笑いが好きで、それを期待して行くなら「やめた方がいい」と言わざるをえません。 新しい三谷さんの試みを見たいなら是非見てください。 通常は、日常の常識から少し外れたギャップというか「何でそうなる」「まさかそんな」といった振り幅で笑いが生み出されると思うので、今作の場合、設定が何でもありの宇宙人なので、おかしなことが起こっても「あぁ、そういうものなんだ…」となってしまうために笑えなかったのではないでしょうか。 何でもできる自由度があるけど、踏ん張りがきかないというか地に足がつかない感じでギャップが作り出しにくかった気がします。 これを糧にして次回作は派手な笑いを期待します。
ある意味凄いぞこの映画
この映画は三谷作品でなければ公開されることはなかったのでは・・・と思われる最低な映画です。三谷監督に誰も無も言えなかったの???観に行かれる人に一言、”帰りたくなったらいつでも帰ってください。損はしません。”
そこそこ楽しく観たが、世間の酷評はやむを得ない。
率直な意見を言うと、そこそこ楽しかったです。でも世間の酷評はやむを得ないでしょう。確かに何がやりたいのか訳が分からない部分が多いです。
何と言っても三谷幸喜が似た者夫婦とまで言われ、長年連れ添った小林聡美と離婚し、その後再婚。昨年初めて子供が出来たのが作品に反映されていると思います。
作品の舞台になるハンバーガーショップで巻き起こる群像劇ですが、内容を考えると。これは映画よりも舞台向きの内容といえますね。特に下ネタ関係に関しては、舞台ならば台詞の応酬で笑いになりそうですが、映画ではやはり難しい。
逆に小栗旬エピソードでのあのオチは映画向き。あそこだけは思わず笑ってしまいました。
とは言ってもやはり全体的に纏まりが無い。一つ一つのエピソードに対して だから何? と思ってしまう場面・オチが多く、最後は強引に大団円に仕向けた…って感じでした。
とりあえず、元ネタ これかな? ってのを挙げると。
大竹しのぶの叫び→花のピュンピュン丸(1970年代アニメ)のチビ丸は確定でしょう。ただ、その威力はチビ丸の足元にも及びません。大竹しのぶは舞台となるハンバーガーショップを停電させるだけでしたが、チビ丸には遥か彼方の山々を真っ二つに割るだけの力がありましたから(笑)
ちなみにオープニングでチラッと映る宇宙船のアニメーションはスーパージェッターに少しだけ似ているかなあ?…と。
阿南健治の仕草→財津一郎か?(検証必要)
指と指→『E・T』は確定?(『バーバレラ』だとの指摘をネットで多数発見)
それと額と額→はっきりとは分からない。三谷幸喜の世代的に『コクーン』の影響性があるかも?
段田安則→アニメとの関係に関しては作品中に説明がありましたが、こちらの知識不足で不明。服装等を見ると『ディック・トレーシー』の要素が入っているのかな?とは感じましたが。(確信持てず)
道化師→マルセル・マルソー?又はジャン・ルイ・バロー?
小栗・阿南・秋元→勿論あのパロディー。(これは確信犯)
昆布→意味不明。(三谷幸喜の過去作品にはあるのだろうか?だとしたらかなりのマニアじゃないと分からない。)
バーガーセットのやり取り→『ピンクパンサー』でのハンバーガーネタみたいなモノなのだろうか?(あるいは、これも元ネタとなる自身の舞台作品があるのだろうか?)
その他色々な小ネタがあったが直ぐに忘れてしまうモノが多い。
最後に小林聡美との関係性についてですが。
ハンバーガーの食べ方→映画の趣味。又は色々な趣味・嗜好。(離婚に至った言い訳的なモノなのだろうか?)
だから当然の様に。香取慎吾→三谷幸喜本人。優香→小林聡美。綾瀬はるか→現在の奥さんは間違いないでしょう。
全体的な構成として、フェリー二の『8 1/2』みたいなモノを意識していたのかも知れないのですが…。
(2015年10月30日/イオンシネマ越谷レイクタウン/スクリーン2)
文句なし!今年のワーストムービー!!
設定、ストーリー、セリフ、演出が、全く面白くない!! 劇場が、こんなに一体化したため息状態の雰囲気になるのは、初めてかもしれない。 ただでさえ、三谷監督作ということで、私も含め、期待をこめて客は入る。しかし、リピーターは出ないだろう。 今の時代、ネット投稿ができる時代。 この出来なら、叩かれるのも無理ない。 よくも世に出したものだ。 映画とはとても言えない。 TVのコントのほうが、笑える分、まだましだろう。 ヒットメーカーのある種のブランドになって、誰も何も言えないのではなかろうか。 おそらく、他の無名の監督だったら、上映されなかったのではないかな。 製作サイドに言いたい! 客は、お金と時間をかけていることを忘れないでいてほしいものだ。
うーむ。
宇宙のお話で、感じがかわいいのにつられ見に行きました。 それぞれのキャラは好きですが、山本耕史と遠藤憲一と西川貴教のためにある映画かなと思います。3人が目立ちすぎます。だんだんとお話が下世話になる感じも好みが分かれます。 舞台の方では楽しそうですが、観客はなんだかおいてけぼり。 終わってからも西川貴教の歌は耳に残ります。 個人的には大竹しのぶのキャラは好きです。 テレビで放送したら見ればよい気もします。 辛口になってしまいました。 綾瀬はるかは思ったより目立ちません。
作る側は面白かっただろうなぁ・・・
評価が低いので、どんなもんかと観に行きました。 期待値低かったのに、予想以上のつまらなさでした(^^; この映画、作ってる側は楽しかったと思います。 70~80年代のテレビ番組をオマージュ&デフォルメしつつ、 妄想劇に豪華な配役を当てて・・・ みんなでギャーギャー言いながら作っている姿が目に浮かびます。 楽しすぎちゃったんでしょうねぇ・・・ 自分たちが楽しかったから、面白い映画になってると勘違いしちゃってたんでしょうねぇ。 客観的に視聴者の立場に立てなくなって、駄作を世に出してしまいましたね。 そうでなきゃ、単なる詐欺です(笑) お金出して見る映画ではありません。 他の映画を観ましょう。
全然わけわからないまま物語が進むし、笑いも今までとは違う笑いだった...
全然わけわからないまま物語が進むし、笑いも今までとは違う笑いだったけど、 そこを貫いていくあたりがかっこいいと思いました。 何も考えず、とてもラフに見れました。 ちょっと落ち込んだ時に見たら、 少し元気になれそうです。
ありやな!
今回の作品は、期待を裏切る笑い。今までと違う方向での展開で、皆は戸惑っている、もしくは、受け入れられないのかもしれません。が、ミニコントが散りばめられてる集合体で、尚且つ、シュールさを受け入れられれば、楽しめる作品かな。 エンジョイ!
豪華キャストは圧巻。シュールすぎる世界観は賛否必至!?
【賛否両論チェック】 賛:豪華なキャストの競演は健在で、驚かされる。主人公の悲哀が世界観に如実に表れていて、秀逸。 否:笑いのシーンが思いのほか少なく、かつ極めてシュールなので、人によっては全く笑えない。お色気・下ネタ系も多数あるので、家族で観るのにも不向き。 まず、コールガールとか妊娠とか、お色気系な話題が多いので、家族サービスなんかには絶対に不向きかと思います。また、一応コメディではありますが、笑いのネタがどれもかなりシュールなので、笑えるかどうかは人によって全く違うかと。笑えない人にとっては、全く面白くない作品になってしまうこと請け合いです。 とはいえ、三谷監督作品特有の超豪華キャストは、今回も健在で圧倒されます。チョイ役で超大物俳優さんが登場したりしますので、是非ご期待を(笑)。 本作は三谷監督作品の中でも、非常に賛否両論がありそうな作品と言えそうです。
うーん
率直に言って映画館で金を払って観る内容ではない。これだと否定的過ぎるので...全く面白くないとまでは言わない。マイナーな劇団の公演を見せられた感じで、嫌いではないのだが映画としてのがっかり感が強い。フジなんだしTVでやっていて下さい。
ミタニピアの戯曲
私は楽しめました。 不思議な空間の中で繰り広げられるドタバタコメディ。何かに似てるな~と観てるうちに、はたとひらめいたのは、シェイクスピアの真夏の夜の夢。いろいろな関係を面白おかしく、そして少し意地悪に描いて、観てる者はなんだこれと翻弄されてるうちに、あれよあれよと引き込まれて、気がつけば大大円のクライマックス。 妖精パックは、ギャラクシー街道そのものだった、というオチ。 感想書いてる今、もう一度観たいような気がしてきた! 案外深いのかも?と思うのは深読み過ぎ?
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