「「私に才能があるなら」「それは他人が教えてくれる」」キャロル shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
「私に才能があるなら」「それは他人が教えてくれる」
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映画「キャロル」(トッド・ヘインズ監督)から。
設定は、女性同士の同性愛の話だけど、
作品を通じて感じたのは「予告編」で見つけたフレーズ
「心に従って生きなければ、人生は無意味よ」
しかしながら、この1行では、この作品を思い出せない。
だから選んだ台詞は、まだ出会ったばかりの2人の会話から。
「あなたの夢なの? 写真家が」
「そうです、私に才能があるなら」
「それは他人が教えてくれる。あなたは努力し続ければいい。
正しいと思うことをやり、流れに任せて」
「そうですね」・・・の一部を拝借した。
誰でも「目指す分野で、自分に才能があるか、どうか」は、
気になるところであるが、短い人生の中で迷い悩む時間は勿体ない。
もし才能があれば、知らずと他人が評価してくれて、
気がついた時は、注目を浴びているはずだから、
始めたばかりで、才能があるか、ないかを心配するよりも、
とにかく、夢中になり続けなさい、とアドバイスしている。
あなたのとった行動が、世間の常識と違ったっていい、
歳を重ねて人生を振り返った時に、後悔しないためにも、
その時その時に、自分の心に従ったか、を判断基準としたい。
最近、同じようなことを考えていたので、妙に心に残った。
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