「ホントに厄介」キャロル U-3153さんの映画レビュー(感想・評価)
ホントに厄介
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突然、降ってくる豪雨のように、その世界を一変させてしまう。
この病はホントに厄介だ。
ある種の呪縛のように、心を捉えて離さない。
そういう痛みを伴う愛の形を、この作品に感じた。
切ないとか悲しいとかじゃない。
断崖の絶壁に立ち、飛ぶか飛ばないかを選択するような…。
その後の人生を犠牲にしても良いと、捨てる事によって得られる唯一のもの。
酷く危険で、だからこそ手にする価値があるとでも言うような危うさを孕んだ作品だった。
なんていうか、彼女たちの求め合う形が、自分のものにしたいとかされたいじゃなくて、一つになりたいと思ってるように思えた。
そして、
男同士とかだと、絶対こんな感想には至らない!
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