ピエロがお前を嘲笑うのレビュー・感想・評価
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自宅にて鑑賞。ドイツ製、原題"Who Am I - Kein System ist sicher"。ミニチュアとCGを組み合わせたタイトルコールから、再三登場するweb内を喩えた電車内のシーン──うっかりハリウッド映画に馴れ親しんでいると、ハッとさせられる。絵面的に派手さに欠けるが、先読みを裏切り続け、二転三転を繰り返す起伏に富んだストーリーはそれを補い余る魅力に溢れ、前衛的な音楽も心地良い。欲を云えば、"MRX"の正体に意外性が無く、"FR13NDS"の扱いも乱暴気味に思えたのが残念。75/100点。
・小柄乍ら“ベンヤミン”のT.シリングは、その仕草や表情がどこかM.J.フォックスやJ.レナーを思わせ、我国でもこれから人気が高まるのではないか。強烈な存在感を表す“マックス”のE.ムバレクはF1レーサーのF.アロンソ似。"CLAY"の他の面子も悪くない。“マリ”のH.ヘルツシュプルンクに若さが感じられず、やや魅力に欠ける。
・ハリウッドでのリメイクが決まっているが、ドイツ・アカデミー賞では六部門にノミネートされている。
・そのドライな語り口やテイスト、プロットの類似性が取り沙汰される『ファイト・クラブ('99)』だが、“ハンネ・リンドバーグ”役のT.ディルホムや"BND"が“ベンヤミン”宅を捜索する際、二箇所で『ファイト・クラブ』のポスターが掲げられているのが確認出来る。
・鑑賞日:2016年2月12日(金)
嘲笑われてしまった
こんなみてて爽快なサイバー犯罪映画は中々ない!
主人公の人柄、役もこの上ないかんじで!
ホラー要素はなく、サスペンスとして楽しめる!ピエロがお前を嘲笑うという言葉が後から響いてくるような内容!
ラストのどんでんからのどんでんには感服する。さらに、捜査官がそれをわかっているというところも深い。
強いて言えば、マリはどういうつもりなのか、捜査官はなぜ逃がしてくれたのか。
ラストの細かいところに疑問符がうがぶ。
最後まで見逃せない!
最後の最後にどんでん返しかと思ったらどんでん返しからのどんでん返しで、騙されました。
全て最初からトリックだったなんて思いもよりませんでした。
仲間が殺されて自首しにきて、今までしてきたハッカーのことを話していくだけなのかと思いきや、すでに最初から私は騙されていたんだと見終えて思いました!
飽きずに最後まで見ることができました。
実際にもこーゆー頭の回転の素早い人たちがハッカーをしているのかと思うと怖いけど、すごいと感じました。
しょーもな
予告編は面白そうだったのに。。。 見てがっかり。
大どんでん返しとは言うものの、途中が薄っぺらいせいで、あー、はいはいって感じ。
ハッキングする理由がやたらと幼稚。注目されたい、特別でありたい、とかそんなんだけ。特に信念があるわけでもない。途中から、MRXに認められたい!とか言い出して、しょーもなってなった。
連邦情報局、セキュリティ甘すぎだろ!もっと警備員仕事しろよ!!
ユーロポールに侵入できたきっかけも、もうほんとご都合主義。たまたま落ちてた入館証拾って、適当なこと言って、それを真に受けてしょーもない警備員が入れちゃって、なぜか着いていくのは食堂の入り口まで。見ててうんざり。
MRXにはめられて、ロシアマフィアに追われるものの、追跡が甘々。ちょっとぐらい横見ろよ!てかどんだけビビりなんだよ!
ハッキングってカッコいいよね、ネット社会ってクールだよね、みたいな押し付け感があって、もうけっこうです。
あの映画と同じ
ユージュアルサスペクツと同じ展開で読めちゃったけど、ユージュアルサスペクツが大好きだったので全然面白かった。
違うのは、全部作り話かと思いきや、ホントの話を虚言と思わせた所。
ユージュアルサスペクツの方が展開が分かりやすいかな。
結構面白かった
なんとなーくツタヤで気になって借りて見てみましたが、結構面白かったです!
最後の最後で騙されました笑
最後の展開に行くまでが長く感じましたが、まぁ全体としては良かったと思います!
ネット上の争いを人間で映像化してたのがわかりやすかったです!
どんでん返し
ラストのどんでん返しからのどんでん返し
からのどんでん返しにはやられました笑
途中から理解に追いつくのが大変だったけど
ラストでそんなの関係なく面白いと感じました
演出の仕方も面白く観ていて本当に飽きなかった
最後主人公キャラが変わりまくりで少し冷めたが
最後にどどっと展開がある
天才ハッカーの挑戦物語。
ストーリーは4人のハッキング集団が、ハッカーとしての知名度を上げるために大きな挑戦をする話。
その中でユーロポールのハッキング、情報漏えいをしたことが、あるカリスマハッカーによりバラされる。
その中での仲間意識と騙し合いがなかなか面白い。
ハッキングの動機が……
ハッカーたちのクライムサスペンスなのだが、ただいたずらしているだけで金儲けしている感じがない。でも、他に仕事している雰囲気もない。細かいところが気になった。ヒロインの女の子が全然かわいく見えないのもテンションが上がらない要因。
ラストは騙された!ってほどではないが、そうきたかー!程度には評価できる。でも、やっぱり金はどうすんだ!?と思ってしまった。
詰めがあまい
まず良かったところとしては、音楽とネット上の世界の演出。
非常にカッコ良いし、おかげで見やすかった。テンポも良かった。
しかし、トリックを狙ったならもっとしっかりやってほしかった。
ハッカー集団が自分たちの力で様々なところにハッキングするのはただただダサかった。ただただ周りから注目されたいだけという感じ。その行動に何か意図があるわけではなく単にハッキングしているだけ。全然主人公らに共感できなかった。
実は多重人格というのも嘘だった的なオチなんだろうけどそれもなんか微妙。あの女の子があそこに混ざって一緒にどこか(おそらくコペンハーゲン)に行くというのも常識的に考えてもありえないだろう。つい先日知り合ったダッサイ同級生のことを突然好きになって、どこへでもついていくなんてことはまずない。ハッキングで主人公が大金を稼いでいるとかであれば別だが。
ストーリーの展開の新鮮さを期待していたのに、新鮮さは感じられなかった。この映画を観て衝撃を受けるのは映画をたまにしか見ない人か、よっぽどの馬鹿のみだと思う。
周りの友人が自分がお金を払ってもいいから観てくれというので観たが、心底残念な出来なのでお金をしっかりいただこうと思う。
ハリウッドでのリメイクは真剣考え直した方がいい。
OMG!!
ラスト数分「ふーん、こんなもんか」と見切ったところの裏切り!久しぶりに映画を見て満足できた。
個人的に良かったと思うのは、ダークネットを地下鉄に見立てていた演出。これはハッキングなんて他人事の自分にとってはめちゃくちゃわかりやすかった。
あとはセリフの言い回し。これもめちゃくちゃクールだった。
MRXの正体やベンヤミンについてもそうだけど、ごくごく普通の(もっといえば地味な)子であっても、何かその人にしかできない特技があるし、その人を理解しようとする姿勢って大事なことだと感じた。
1番の穴は人の心なんだ!!
セキュリティの最大の欠陥は、人間だよ
映画「ピエロがお前を嘲笑う」(バラン・ボー・オダー監督)から。
ドイツ映画はあまり観る機会がなかったが、意外と面白かった。
特に物語終盤、トリックが幾重にも重なり、
なるほど・・そうか、と納得するが、またひっくり返されたり、
まさしく、手品を観ている感じさえした。
実は「ハッカー」なる人たちの行動・思考が理解できず、
少しでもヒントになれば、という軽い気持ちの鑑賞動機であったが、
「彼は侵入以外興味がなかった。彼のルールは3つ。
1つは、安全なシステムはない。その2 不可能に挑め。
その3 サイバーの世界と現実の世界を楽しめ。
つまり、楽しみを仮装世界だけに頼るな」の台詞で少し理解できた。
「安全」「侵入不可能」という単語を嘲笑うように、
「ハッカー」を楽しみながら「不可能」に挑戦しているようだ。
だから、本来の目的は「何も変えずに、システムを調べる」こと。
「素人は痕跡を残す」「土産をいただく者もいる」とプロを気取り、
巷で、ハッキングされたことが事件となるのは、素人だと言い切る。
自分たちの存在を認めて欲しくて、わざわざ「痕跡」を残す、
そんな気がしてならない。そしてこのフレーズで、ハッとさせられた。
「セキュリティの最大の欠陥は、人間だよ」
「ハッキングは、騙しソーシャルエンジアリングだ。
人は騙されやすく、争いを避けたがる。
この2つを利用して、欲しいものを手に入れる」と。
「人は見たいものを見る」、言い換えれば
「見たいものしか見ない」いや、見ようとしないからこそ、
そこに隙が生まれ、簡単なトリックにも引っかかってしまう。
「ハッキングはトリックさ。どちらも人を騙す」
冒頭に語られるこんな台詞が、思い出された。
最初に主人公が過去を振り返る形のナレーション 結構こうゆう構成は好...
最初に主人公が過去を振り返る形のナレーション
結構こうゆう構成は好きだから、すぐ引き込まれる
最初らへんのカメラアングルも独特でいい
ベンヤミンの感情の変化がわかりやすく最初と最後ではまるで別人
ハッキングを暗い電車の中で表現しており、新しい
終盤の30分くらいはシックスセンス並に中々スリリング
最後に2度騙される
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