ピエロがお前を嘲笑うのレビュー・感想・評価
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ポスターが伏線
なるほどね、そうきたか、という感想
この映画、はじめの方は素直に「すげー」「めちゃくちゃやなー」と、アクション映画的なテンションのあげ方をしていきます。そんでそれにも飽きたころ、物語が7合目に差し掛かったくらいに、「え!そんな展開に」となります。
ポイントはこの7合目の直前、6.8合目の女捜査官が主人公の部屋に入っていくシーンです。なんとその部屋には映画「ファイト・クラブ」のポスターが貼ってあるのです。そのシーン観た時は「おや、ファイト・クラブだ。この監督はデヴィッド・フィンチャー好きなんだな」くらいに思ってたのですが、7合目からの展開を観て納得、このポスターは伏線です。ここまで言ったらわかりますね、そうです、あの設定です。
でも9合目あたりで、本家「ファイト・クラブ」をもう一度ひっくり返す展開になるので、なるほど、そうきたかとなります。
「ファイト・クラブ」を観たことない人は、観てからこの映画を観るとまた違った楽しみがあるでしょう。
こういった「わかる人にはわかる」伏線がわかった時は素直に嬉しいものですね〜
まさに、嘲笑われた感じ。
ピエロに嘲笑われた笑
作品全体に漂う雰囲気は、
思春期にハメを外すトレインスポッティング的な要素もありつつ(内容は全然違います)
ん?あの映画のオマージュ?
って思わせるようなところもあったり観ていて飽きなかった。
しっかりヒューマンドラマでありながらこの作品の醍醐味でもあるサスペンス要素は十分あり、ちょこっとコメディもあったりラブストーリーもあったりするので非常に楽しめる内容だった。
さて、
この映画の本当の醍醐味は予告編やポスターからもうかがえるいわゆる大どんでん返し。
それを聞いて思い浮かべる映画は、
ユージュアルサスペクツやファイトクラブ、
新しいものではSAWとかオールドボーイ。
古いのではスティングもなかなか王道。
で、
このどんでん返し名作映画に名を連ねても良いのかどうか。ボクはありだと思う。
久々に心の底から楽しめた映画でした。娯楽目的で観に行ってその娯楽に浸れたのは今年数十本観てる中で初めて。本当に面白かった。
-0.5の理由は、宣伝の方法。
どんでん返し映画だと知らずに観たらそのどんでん返しの展開がより一層楽しめただろうから。
マインドハック
たしかにどんでん返しの内容の
「だからどうした?」感は否めないけど
タネの明かし方が絶妙。
まさかこんな序盤のマジックに
この映画の全てが当てはまるなんて
誰も思いませんよね?
綺麗にマインドハックされてましたよ
悔しいけど
あとはヒロインがもう少し
可愛かったらな〜笑
これは見終わってから語れる
普通に騙される、けど。
天才ハッカーがハッカー界の大御所に目をつけられ仲間を殺され、そして逮捕される。
そこから驚きの展開!!
某どんでん返し作品に非常に似ているとの意見が多いですが全くその通り。
伏線も何個かありましたが普通に騙されました。
と思いきやそこからもう一回どんでん返し!
ただこのどんでん返しはおまけみたいなもので「あ、そうですか…」ぐらいで終わった。
設定や音楽は良かったけど、突っ込みどころもちょいちょいあったしで、もう一押し欲しかったーーー
でもマインドコントロールみたいなのを題材にするのは斬新で良かったです。
あと最初の演出ダサすぎ。笑
『騙す』という歴史あるビジネス
『勇気と度胸』をどれだけ身につけることが出来るか、それがあって初めて学んだことを活かすことができる、そんなメッセージ性を感じた内容であった。
ハッカーという入口の素材は取っつきにくい面もあるが、どんな素材であれ、結局はその人間性というのが、評価や成功に殆ど影響を及ぼすものだとつくづく思い知らされた。
ドイツ映画ということだが、ドイツっぽさは感じられない。そもそもフランス映画やイタリア映画のような特徴あるものでもないし、配給がハリウッドのコロンビアなのだから、もろハリウッド産なのだろう。面白いのはアップルがでてくるところが、親会社のソニーの関係は如何に?って感じだけどw
マインドハックというカテゴリは訊いたことがなかったけど、それこそ、過去の映画にはオチのどんでん返しをどれほど強烈に魅せるかというのも大事な演出である。
二転三転する多階層的な二次方程式の作風は、それ故観客の心に深く刺さらないとついていかなくなる危険性も孕んでいる『モロ刃の剣』なのだけど、果たしてこの映画はどうかというと、華が無かった分、ちょっと難しかったかもしれない。
個人的には飾らないイメージで好感が持てたのだけどね。
理屈好きな人が観たら、嵌る映画である。
いやいや!
図書館から逃げるシーン。
顔バレしてないんだから群衆に紛れればいいものを、なぜかマスクを被る主人公。
おかげで警察に発見されてしまう。
「小物だから気が動転しての行動」と片付けるにも無理がある。
オチもファイトクラブをもう一転させましたってだけで、近年の邦画にも通じる焼き直し感がある。
なんか残念。
いわゆるどんでん返しがあるという触れ込みだったが、その効果はあまり見られなかったようだ。
まず、CLAYと自分たちを名乗った集団は、ハッキングはするのだが、いわゆる重大犯罪を犯すわけではない。
何かの映画みたいに株価を操作して大儲けしようという気さえない。
要は自己アピールをしたいだけなのだ。
だが、ひとりの勇み足で、人がひとり死ぬ事態となる。
この自己アピール集団がなんらかのどんでん返しをしたところで、観ている我々には感じるものはない。
こうなってくると、ブライアン・シンガーの「ユージュアル・サスペクツ」やM.ナイト・シャマランの「シックス・センス」の出来の良さが際立ってくる。
脚本にもうひとひねりもふたひねりもほしいところだ。
レビューが良すぎる
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