チャッピーのレビュー・感想・評価
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第9地区版ロボコップ?
第9地区の世界観を残しながら、人間とロボットの交流を描く南アフリカのロボコップって感じ。ただしハリウッドのようなライトタッチではなく、人間とは何かを考えさせる重いテーマのロボサスペンス。展開も早く、ドキドキハラハラ最後まであっというま。 ラストが未来を予感させるせつないオチとなっているのでお見逃しなく!
PS4!!!!
第9地区、エリジウムときてチャッピー
だんだんビジュアルインパクトの小さい作品になっている気がするが…
ロボ警官と重装備の二足歩行ロボが出てくるせいか
ロボコップのような印象を受けた、まぁ影響を受けてるのだろう
SFとしては妙にリアリティを出してしまって、へんてこ
意識スキャンの装置はちょっとうーん
ロボット操作程度のもので意識までスキャンできちゃうのは…
そこはチャッピーの学習能力がとんでもなく高いことを示しているのかもしれないが…
PS4並列化させて処理しているのはおもしろかった。
テーマなのに意識というものの扱いが軽すぎるのが残念な感じ
もう少し葛藤とかあっても良かったのでは
映像は面白かった
チャッピー応援したくなる!
チャッピーを応援したくなりますねぇ。 場面の移り変わりも適度で全く飽きない作品だと思いました。 ロボットが変に進化しすぎて世界を征服するのかと思ったけど、人間味のある実に素晴らしいプログラムなんでしょうね。 皆さん書いておられますが、最後の「テンション」必見です笑 あと、ヒュージャックマン悪すぎ笑
ふらふらと異様な
AIってむずいね。 テーマとして、心とは?親子とは?進化とは?とかとかとか、、、 これまで色んな作品がトライしてきてるけど、いまひとつ釈然としないものが多くて。 ラストは怖かったね。あんな描き方はゾッとするね。
辛いシーンが多々
観ていてつらいなぁと思うシーンが何回もありました。そのまま気持ちを引きずり、最後まで晴れない。きちんと完結はしますが、モヤが残る展開。
そういうオチは嫌いじゃないんですが、チャッピーに至ってはどうしてもハッピーエンドを迎えてほしかったなと思ってしまいました。そう思ってしまうくらい、チャッピーが良い子すぎるのです。
最後のほうで何となく納得できない展開もありました。ずーーっと悪だったニンジャが、何故最後だけ創設者を助けて良い人になったんだろう?と。。
久々に、心にズシンと来るお話でした。
第9地区が大好きだったので鑑賞しましたが、オチは見事に同じでしたね!
途中の誰かのセリフでオチが読めた瞬間に、嫌〜な予感はしましたが…
三原則無し人工知能ロボット
設定には色々無理がある。なぜ三原則組み込まずにテストするのか、なぜ盗んでまでテストで人型ボディを使うのか。センサーつけたパソコンで十分じゃないか。 開発者の男性は知能も知性もきちんとしていそうなので不自然さが際立ってしまっている。 ストーリーは面白かったので、もっと無理のない導入を考えて欲しかった。
ゾッとする未来
家族、人生の話かと思いきやまさかの
ホラーエンドだとわ…
途中までよかったけど、後半ちょっと残念かな?
最後はニンジャが奥さんの意識を握り潰して欲しかった…
私はバッドエンドだと思いましたが、人によってはハッピーエンドなのでしょうか?
あんな身体になってまで生きたいですか?
20151020 意外な展開に驚き!
予告編で気になっていたので観ました。うーん、思っていたような展開とは違った方向に転がっていたので、いい意味で裏切られました。チャッピーはカワイイ。けれど、その純真さがちょっとコワイ。ラストへの流れは、もうびっくり。はー、そういうオチになるんだあ、と。ただ、好みの映画かといわれると個人的にはちょっと微妙かなー。
観る者の感情に訴えかけてくる
ニール・ブロムカンプ監督作品は全作奥が深く、観賞後にじっくりと考えさせられることがほとんどです。 世界観はどの作品も似ています。やや荒廃した時代や場所。一方で発達した技術とそれに伴うように生まれた人々の暮らしの格差。この様に似た世界観でも、作品によって全く異なり、飽きないのは監督の実力でしょう。「エイリアン5」の監督に抜擢された事についても、その実力が評価されての事なのでしょう。 本作は、チャッピーと名付けられた人工知能ロボットの話です。このチャッピーを演じるのは、あのシャールト・コプリー。彼は今後もブロムカンプ監督作に出演し続ける事でしょう。 ロボットというのは無感情な物だという認識ですが、 チャッピーは違います。0才の状態から誕生し、成長していきます。成長するにつれ感情豊かになり、とても辛い思いもします。その過程はとても面白いですが、 それ故に後半はかなり泣けてきます。 やっぱり、恐ろしいのは人間なんだと思いました。 ラストは少し「第9地区」を思い出します。 娯楽作を越えた、奥の深いSFですので、じっくりと観賞するのがオススメの観賞方法です。
テンション
むっちゃ頭がいい人工知能を持つロボットのストーリー
どこにでもあるようなストーリーと思っていたら一味も二味も違う
人間のように死に対して恐怖を感じるシーンは悲しくもあり怖くもあり不気味でもあった
ラストのディオンの感情?精神?がロボットに転送されるシーンは鳥肌モノ
いっその事なら死なせてくれって感じだけどディオンは簡単にとゆうかホント普通にロボットの体を受け入れる
マジか!って不気味で仕方無かった
そして本当のラストのテンション!
これは必見です!笑
意外と深かった
第9地区でもそうだったけど、単なる娯楽作では終わらないね。 もう少しアクション寄りかと思ってた。 まぁ、こういうロボットが意識を持つ…みたいな話は色々あるけどね〜 日本車だけなら良かったけど、あのシーンでの"テンション"には笑ってしまった^ ^ シガニー出てきた時はラスボスかと思ったし♪
人工知能(AI)の恐ろしさ
作品では人工知能の恐ろしさや危うさについて描かれていましたが、途中のチャッピーの成長の過程を見ると最後のアクションシーンがとても恐ろしく思えて鼓動が高まりました。 ラストの展開に関してはここでは取り上げませんが全体的に人工知能の恐ろしさを描いた凄い作品でした。
die antwood
ニンジャ、ヨーランディ、スラムドッグのインド人青年に、オージーに、リプリー、そして人型ロボット。人選がヨハネブルグっぽくて素晴らしい。スラム、スカイラインGTR、ピンクや黄色のマシンガンに手裏剣、でテンションパンツ。ニンジャ、ヨーランディを映画で見るのはハーモニーコリンのumsimi wam?以来。普通に上手。まるで、昔トリアーの映画に出てたビョークみたい。ブロンカンプはDie Antwoodのファンなのか、ロボットというよりも2人のPVとして見れる。イアンケルコフのアングラ南アが、隔離政策撤廃から時間が経つと、ヨーランディみたいなホワイトトラッシュが生まれて、こんな映画が出来上がる。やっぱりヨハネブルグは素晴らしい。
ブルー・フェアリーもクリケットも居ないピノキオは…
「第9地区」「エリジウム」に続く、ニール・ブロムカンプ監督によるオリジナルSF。 人工知能を搭載され、自我に目覚めたロボット“チャッピー”の運命。 アメリカでは興行面で大コケ、批評面でも酷評レベルとなってしまったが、なかなか見応えある作品になっている。 無知で無垢で、良い意味でも悪い意味でも周りから学習し影響を受けながら進歩していく。 幼い子供のようなチャッピーが愛らしい。 ロボット故表情は分からないが、喜び、悲しみ、怯え、怒り、その感情が不思議と伝わってくる。 シャルト・コプリーによるパフォーマンス・キャプチャー演技も大きな成果を上げている。 あちこちで言われている通り、ロボット版「ピノキオ」。 ある日突然命(人工知能)を吹き込まれ、愛くるしい言動・仕草はあの木彫りの人形そのもの。 様々な試練が立ち塞がり、模索するアイデンティティー。 チャッピーの生みの親ディオンはゼペット、ニンジャ一味が正直ジョン、ディオンのライバルのヴィンセントはさながらクジラの王様モンストロか。 ブルー・フェアリーやクリケットに該当する人物が居ないのが、気になった。 見守ってくれる、もしくは導いてくれる存在は、言ってみればファンタジーの世界。 身一つで劣悪な環境に放り出された時、“感情”にどう影響を与えるか。 幼い頃から人を殺す術を叩き込まれた少年兵の例がある。 環境が人格を形成する。 チャッピーもギャングたちに教え込まれ、汚い言葉を覚え、犯罪の片棒を担いだ。 しかし、決して人の命を奪う事はしなかった。 ディオンとの約束であり、ギャングたちの中で唯一愛情を注いでくれた“ママ”の存在もあったと思う。これも感情に与える影響。 そして、自分自身はどう感じ、考え、選択するか。 後は自分次第…と言ったら無責任な丸投げだが、その問いかけがチャッピーのシビアでリアルな進歩。 本作のような題材の時、俗な言い方だが、一番恐ろしいのは、いつだって人間。 チンピラたちの不条理な暴力、チャッピーに搭載されているチップを無理矢理奪おうとするヴィンセントは人間の強欲。 人工知能の進化が吉か凶かは簡単に言い切れないが、それを左右するのも人間。 人間の価値観によって理想とも悪夢ともなるテクノロジーは永遠の難題。 それを考えさせたのは、ラスト。 本作の評価が芳しくなかったのも、そのラストのようにも思う。 微かな希望とも恐ろしい未来とも考え取れる。 ネタバレになってしまうので詳しく書けないが、もしああいう“命の存続”が可能になった場合、命の尊さがうやむやになってしまわないだろうか。 限りある命か、存続する命か。 社会的な問題を訴えつつ、ロボのデザインや派手なアクションなど娯楽要素も充分。 さすがに「第9地区」ほどではないけど、現代SFの名手、これぞブロムカンプ節! 抜擢された「エイリアン」新作も気になるが、独自のオリジナルSFをこれからも作り続けて欲しい。
サイエンスフィクション弄び
命持たざる者が魂を持ったら?という主題は描き方によっては深い映画になるが、この作品はそこを狙っていない。しかし、それにしても釈然としない。
●ロボットが人間の魂を宿すという話なのにロボットも周りの人間もそのことに葛藤していない。チャッピーは自分の存在や命の尊さ、愛の価値などにろくに目覚めることなくひたすら死を恐怖して奔走するだけ。まったく愛せないキャラクターになっている。ピノキオを例にすると、人間社会に振り回されながらも最後に愛に目覚めるから感動する。メデタシメデタシとなるのだ。
ところがこのロボットは愛する者が死んでも、悪いヤツやっつける…とか、科学者が死にかけてるのに病院に連れて行こうともせず、人格をインストールするというグロテスクさ。ブラックユーモアにしか見えない。なのに映画のカラーはハッピーエンドだ。
●周りの人間も科学者も含め単細胞としか思えない浅はかさだ。せめて人口知能を開発する科学者の背景に何か背負った過去や宿命が見えないものか。
●この監督の「第9地区」は良かったけど、その後はパッとしない。サイエンスフィクションの発想を弄んだだけで、人間の葛藤に深みがない。娯楽映画として入り込めない違和感がある。
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