チャッピーのレビュー・感想・評価
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細かな社会設定と無理矢理ストーリー
第9地区がアフリカ版ET(?)だとしたら、チャッピーはアフリカ版ロボコップ。
映像、ロボット造形、ブラックユーモア、残酷描写まで、バーホーベン版ロボコップへのオマージュがいい感じで活きてる印象。
考えてみれば、入り出しのニュースやドキュメンタリー風映像を使った設定の説明部分は第9地区の時もまんまバーホーベンっぽかったものね。
兵器としてのロボットの役割や、機密保持の為の保管方法、廃棄時の保険やら手続き云々の部分まで、変なこだわりのある細かな設定が可笑しい。
設定にそこまでこだわったのに、何故だか登場人物達の行動が、ストーリーに合わせる為に無理矢理動いてる印象があり、リアルなような現実的でないような、何だか変な気分にさせられる。
とは言え、コメディ色も強いので、大味なアクション映画として考えれば、それくらいはご愛敬で済ませれるレベルなのでご安心下さい。
この映画の合う合わないが別れるのは、ストーリー中盤にある。チャッピーがとても可哀想な描写。
例えば、フランダースの犬だったり、家なき子(海外作家の児童書)などにあるような、とても可哀想な悲痛なシーンがあるので、人によっては心苦しい思いをします。
映画全体的な総評としては、
中だるみもなく、キレキレの映像と、クールな音楽、笑えるキャラ達、何よりギャング式に可愛いチャッピーと、全体的にかなりの良作。
細かい部分での残念な所は、
捻ろうとして、無理矢理な感じになってしまったストーリーと、日本版の残酷描写を削るために出来てしまった一部だけ間の悪い編集。個人的にはそれくらいです。
色々書きましたが、これを観て皆でギャング式な歩き方をしましょうって感じです。はい。
第9地区版ロボコップ?
PS4!!!!
第9地区、エリジウムときてチャッピー
だんだんビジュアルインパクトの小さい作品になっている気がするが…
ロボ警官と重装備の二足歩行ロボが出てくるせいか
ロボコップのような印象を受けた、まぁ影響を受けてるのだろう
SFとしては妙にリアリティを出してしまって、へんてこ
意識スキャンの装置はちょっとうーん
ロボット操作程度のもので意識までスキャンできちゃうのは…
そこはチャッピーの学習能力がとんでもなく高いことを示しているのかもしれないが…
PS4並列化させて処理しているのはおもしろかった。
テーマなのに意識というものの扱いが軽すぎるのが残念な感じ
もう少し葛藤とかあっても良かったのでは
映像は面白かった
チャッピー応援したくなる!
ふらふらと異様な
辛いシーンが多々
観ていてつらいなぁと思うシーンが何回もありました。そのまま気持ちを引きずり、最後まで晴れない。きちんと完結はしますが、モヤが残る展開。
そういうオチは嫌いじゃないんですが、チャッピーに至ってはどうしてもハッピーエンドを迎えてほしかったなと思ってしまいました。そう思ってしまうくらい、チャッピーが良い子すぎるのです。
最後のほうで何となく納得できない展開もありました。ずーーっと悪だったニンジャが、何故最後だけ創設者を助けて良い人になったんだろう?と。。
久々に、心にズシンと来るお話でした。
第9地区が大好きだったので鑑賞しましたが、オチは見事に同じでしたね!
途中の誰かのセリフでオチが読めた瞬間に、嫌〜な予感はしましたが…
三原則無し人工知能ロボット
設定には色々無理がある。なぜ三原則組み込まずにテストするのか、なぜ盗んでまでテストで人型ボディを使うのか。センサーつけたパソコンで十分じゃないか。
開発者の男性は知能も知性もきちんとしていそうなので不自然さが際立ってしまっている。
ストーリーは面白かったので、もっと無理のない導入を考えて欲しかった。
ゾッとする未来
家族、人生の話かと思いきやまさかの
ホラーエンドだとわ…
途中までよかったけど、後半ちょっと残念かな?
最後はニンジャが奥さんの意識を握り潰して欲しかった…
私はバッドエンドだと思いましたが、人によってはハッピーエンドなのでしょうか?
あんな身体になってまで生きたいですか?
20151020 意外な展開に驚き!
予告編で気になっていたので観ました。うーん、思っていたような展開とは違った方向に転がっていたので、いい意味で裏切られました。チャッピーはカワイイ。けれど、その純真さがちょっとコワイ。ラストへの流れは、もうびっくり。はー、そういうオチになるんだあ、と。ただ、好みの映画かといわれると個人的にはちょっと微妙かなー。
観る者の感情に訴えかけてくる
ニール・ブロムカンプ監督作品は全作奥が深く、観賞後にじっくりと考えさせられることがほとんどです。
世界観はどの作品も似ています。やや荒廃した時代や場所。一方で発達した技術とそれに伴うように生まれた人々の暮らしの格差。この様に似た世界観でも、作品によって全く異なり、飽きないのは監督の実力でしょう。「エイリアン5」の監督に抜擢された事についても、その実力が評価されての事なのでしょう。
本作は、チャッピーと名付けられた人工知能ロボットの話です。このチャッピーを演じるのは、あのシャールト・コプリー。彼は今後もブロムカンプ監督作に出演し続ける事でしょう。
ロボットというのは無感情な物だという認識ですが、
チャッピーは違います。0才の状態から誕生し、成長していきます。成長するにつれ感情豊かになり、とても辛い思いもします。その過程はとても面白いですが、
それ故に後半はかなり泣けてきます。
やっぱり、恐ろしいのは人間なんだと思いました。
ラストは少し「第9地区」を思い出します。
娯楽作を越えた、奥の深いSFですので、じっくりと観賞するのがオススメの観賞方法です。
テンション
むっちゃ頭がいい人工知能を持つロボットのストーリー
どこにでもあるようなストーリーと思っていたら一味も二味も違う
人間のように死に対して恐怖を感じるシーンは悲しくもあり怖くもあり不気味でもあった
ラストのディオンの感情?精神?がロボットに転送されるシーンは鳥肌モノ
いっその事なら死なせてくれって感じだけどディオンは簡単にとゆうかホント普通にロボットの体を受け入れる
マジか!って不気味で仕方無かった
そして本当のラストのテンション!
これは必見です!笑
意外と深かった
人工知能(AI)の恐ろしさ
die antwood
ニンジャ、ヨーランディ、スラムドッグのインド人青年に、オージーに、リプリー、そして人型ロボット。人選がヨハネブルグっぽくて素晴らしい。スラム、スカイラインGTR、ピンクや黄色のマシンガンに手裏剣、でテンションパンツ。ニンジャ、ヨーランディを映画で見るのはハーモニーコリンのumsimi wam?以来。普通に上手。まるで、昔トリアーの映画に出てたビョークみたい。ブロンカンプはDie Antwoodのファンなのか、ロボットというよりも2人のPVとして見れる。イアンケルコフのアングラ南アが、隔離政策撤廃から時間が経つと、ヨーランディみたいなホワイトトラッシュが生まれて、こんな映画が出来上がる。やっぱりヨハネブルグは素晴らしい。
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