チャッピーのレビュー・感想・評価
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久々に来た
どうしてチャッピーがあんまり話題になっていないのだろうか。と思うぐらいとても良い映画でした。
凄く内容の濃い作品を見て、私も仕事頑張ろう!!と久々に思えました。
途中子供を持つ親にとっては正視に堪えないようなところもあって思わず目をそむけるのですが、まてよ、これロボットじゃん、しかもCGじゃん!とあとで気がついたり。そのぐらいの入り込んでいく映像の手法は見事です。
第九地区、エリジウムときて、私はチャッピーが今の所この監督の最高傑作だと思います。
思ってたのとは違うけど…
正直期待せずに観賞。
確かに第9地区見たあとの、エライモノ見た!っていう感覚はない。
登場人物が軍事企業とギャングだけ、っていうのがこじんまりしている要因か?
しっかりSFしているし、最後の20分くらいは個人的には割と好きではある。
けど、そこまでチャッピーに感情移入できなかったので感情を持ったロボットをテーマにした作品としては致命的なのかも。
後世に語り継がれる作品にはなり得ないかな。
数年後に詳細覚えているか自信もない。
リアルスティールと第九地区を足して割った作品かと勝手に想像してたけど、トランセンデンスとアイ・ロボットとラストはタイムなエリジウムの監督作品。
黒い羊とドローン批判の印象強し。
貧しい環境には貧しい精神が宿る、とか技術者の強すぎる嫉妬とか人の嫌な側面を描いた作品でした。
SFギャング☆
とにかく私の大好きな映画
まず冒頭のこのスカウトの説明からわくわくしてた
このロボットが何をしてくれるんだろう
この22号はどうなっちゃうんだろう。
それと並行してこのギャングたちはなんだ
いろんな期待を胸に抱いて映画を見始めることができた。
まずストーリーは流れもよかった。
ラストはハッピーエンドでした。
チャッピーがどう使われるかとかは何となく読めるような話だと感じたが、ラストは何も考えずに、こんなことが起こるのかという驚き。
技術が進歩したらこんなことが起こるのかなと思うとすごい。そして何よりもこんなことを想像する人がいる限り必ず技術ってついてくるような気がしてこわい面もある。
ビジュアル的には、グロいところも一部あったけどそこまでではない。
そして、このギャングの世界観は完全にDie Antwoordのアーティストの世界観が用いられているなと感じた。それと監督のSFの世界観が良く合致していて素晴らしい!!ちょっとへたかわないたずら書きが好きだった。
何よりもこの音楽。サントラ欲しいレベル。
そして、最後にムースが出てきて感じたのは、これが戦争の現状かなということ。見えないところで人が死んでいる。これは犯罪を犯した人を罰しているが、悪いやつを殺す。そんな考えを繰り返しているからこんな世の中が出来上がってきた。
最後のチャッピーの「おれはお前を許す」って言う言葉が一番響いた。ゆるすってことがどれだけ大事か。その心を持つことが大切
とにかく好きだった。
第9地区ももう一度見直そうと思う。
早くアジトから出てくれ
ストーリーの大半がギャングのアジトのシーンばかりで、退屈だった。
ほとんど育児映画です。
ニンジャとヨーランディに全部持っていかれたね。
エリジウム以上、第9地区未満ってところでしょうか。
怖いラスト
毎回、この監督は社会的・政治的問題を表現しているなぁ。
黒い羊とか知識がないとわからない所もあったので、少し高度な所もあるなぁと思った。自分が無知なだけか。
テンポもアクションも良かったのだけど、キャラは少し単純。その分チャッピーの心を複雑に描くという事かな?
ラスト、人の意識が簡単にロボットに移ってしまうのは怖いな、それを人間が簡単に受け入れてるのも怖いなと思った。
監督は日本のアニメに影響を受けているらしいのだけど(攻殻機動隊とかのロボットアニメ)自分的にそういうのにあまり触れてこなかった、そんな好きではないから、この世界にどっぷりとハマれなかったのかもしれない。
第九地区のインパクトはすごかったけど、それがすごかった分、やっぱり少し二番煎じ的な感じがしてしまった。
面白い。けど怖いな。 人の意識まで、コピー、転送ができるとは…ゾッ...
面白い。けど怖いな。
人の意識まで、コピー、転送ができるとは…ゾッとする。
発展していく技術と引き換えに倫理観と言うか、禁忌に触れてる気がする。実際AIの技術の進歩も目まぐるしいだろうし、無いわけではない世界。限りある命だから大切なんだよ!って言うパターンの作品は沢山ある中、チャッピーでは永遠の命に関して結構抵抗無く描かれてて新しい。実際に手に入れるし。
ただ、詰め込み過ぎててあれっ?っへ部分はあるが、面白かったですね。
バットエンドと捉えれば…
途中までのロボット子育ては好きだったし終盤のアクションも迫力あってよかったけど、終盤にかけての話の展開は全然好みじゃなかった せっかくチャッピーを成長させるなら「死」も学ばせてほしかった
あと魅力のある登場人物がチャッピーしかいないのも残念だった(もしかしたらここは意図的なのかもしれないけど)特にヒュージャックマンとギャングの描き方が単調過ぎる ギャングをただ悪いことするやつとして描くんじゃなくてその悲哀とかの描写があったほうがニンジャたちももっと魅力的になったし、ヒュージャックマンもただの姑息なやつとしか思えなかったのが残念(そもそもヒュージャックマンは悪役に見えないという問題もあると思う)
とにかく色々とおかしなところに落ち着いて映画が着地しちゃってて見終わった直後は 正直どーなのこれ⁈ という感想
ただ… もしこの映画をバットエンドとしてとらえた場合こんな恐ろしい映画はない!
つまりこの映画をバットエンドとして捉えるとこの映画の終わりは
「機会文明の発達によって命はもはやデータと同等の存在になってしまい命の尊厳も希望も失われてしまった」
ということになるし、そうなるとあんなに可愛かったチャッピーは言うなればその悲劇の象徴だったということになる
もしこの妄想通りのメッセージの映画だったとしたらこの映画は映画史に残る恐ろしい映画だ
とにかく、少なくとも個人的にはどう考えてもハッピーエンドとは思えない映画だった
全体的には思ってたより良かった。ただ、最後がどうしてもおかしすぎる...
全体的には思ってたより良かった。ただ、最後がどうしてもおかしすぎる。
途中でまさかとは思ったけれど、これはない。
無理にハッピーエンドにしたのかな。ハッピーエンドじゃなくてもいいんじゃないかなー、とは思った。
ターミネーターと逆の発想
ターミネーターシリーズでは人工知能を持ったロボット達が人間を超え暴走するがテーマ。チャッピーはその逆で純粋な人間の知能と理性を持てば平和を愛する感覚が備わる。逆に善悪が判断出来るはずの人間が操作するロボット(ヒュージャックマン)が私利私欲、嫉妬に駆られ暴走する。
そして「意識」がデジタル化しソフトウェアとして完成してしまえば、肉体(ハード)はいくらでも交換が可能、と言う少し怖いテーマも感じる。
ロボット映画とすると少し違う感覚で、違和感覚えるひともいるかも。けど、少し視点変えると違う映画に見えてくるかも。
チャッピーと人間が
よくできた合成
すごくリアルでした。
お話はともかく映像に
見入ってしまいました。
なかなか挿入歌が出演者とかぶって意識して見れてすごくよかった。
途中インターステラー的BGMが気になりました。
まっ最後、こんな時代がほんとに来るかもなとじわっときました。
ところでおしゃれな字体のエンドロールでしたね。このフォント欲しいね。
クールジャパンとは何だったのか
凄いものを見てしまったとしか言えない。日本のアニメやポップカルチャーがグローバルにどう受容され、消化されたのかという問いの最高の回答が、ここにある。ロボコップやトランスフォーマーが例えどこで撮影されてもハリウッドのブロックバスター的な価値観から一歩もはみ出さないのとは対照的にブロムカンプはヨハネスブルグに拘り続ける。その結果がハイテクとスラムの近接であったり、不道徳や暴力が違和感なく蔓延する日常であったり到底日本では物理的にも感覚的にも撮ることの能わぬ世界だ。ハイテクの固まりのロボット警官が、赤ん坊のような真っさらな心で、少年や敵対する技術者達に襲われ、チンピラギャングスタの養子として利用されながら、自分の寿命を延命させるため、創造主に逆らってでも必死になる。人工知能と魂の問題、神と被造物の関係、教育や親子関係。色々なテーマが詰め込まれすぎていて、少し消化しきれていない感は否めないものの、エンターテインメントとしての結構を外さずにまとめたところは流石というべきか。英語の訛りのきつさや山場で出てくるカタカナのテンションという文字が日本人には間抜けに見えるところも含めて真のグローバル化とは何かを理解させてくれる一本でもある。例えそれが反知性主義やマイルドヤンキーといった言葉を連想させたとしても。
ロボットヒューマンドラマ
やっぱりこの監督好きです!
エリジウム見て思ってたけど、この監督は親日派ですね。オタクチックが出ている。ニンジャは笑ったけど、嫌いじゃないし、監督の感性そのものな気がして僕は好きでした。
AIを持ったロボットが人間の感情を宿すというのはファンタジックな現実離れしたSF映画が多い中でこの映画は近未来で凄くゲスい!(いい意味で)
チャッピーが知能を高めていくのは《アルジャーノンに花束を》のような印象を受けたが、それをロボットにすることによって区別化を図ってるし、アクション映画してもターミネーターに負けず劣らずだ!
バイオレンスで暴力ありありな下品なアクション映画も見たいけど、感動するヒューマンドラマ見たい。でも泣かせようとする胡散臭い美男美女しか出ない映画は虫酸が走ると言う方にはオススメです。
ママが野沢直子さんに似てた(笑)
キャストも最高、キャラの個性もよく出てた。家族そのものの構図だし、誰にでも共感を得られるし、スッと感情移入してしまう。CGも完璧!チャッピーの演技も上手すぎて笑った(^^)
僕の見たい映画がやっとリアルタイムでドンピシャに胸に突き刺さりました!DVD出たら、すぐレンタルします!
いかにも
よくあるロボット映画とは違う展開。泣ける映画と思ってる人が多いみたいだけど、そうではない。どこまでも、南アメリカにこだわる監督のメッセージをチャッピーに投影させた感じ?チャッピーの雰囲気やキャラは、なんとなくC3POを思い出させるけど、なかなか面白かった。ちょいちょい突っ込み処はあるけど…
ラストは、なるほどそっち側に行ったのねという感じ。
ニンジャとヨーランディのキャラが、いい味出してて良かった!
あんな役のヒュー・ジャックマンは珍しくて笑えた。
AIの設定は陳腐
AIやロボットという仕掛けは映画的なオカズにすぎず、前者は知的好奇心、後者はアクションで貢献するのみ。そういう見かけよりも、チャッピーが置かれた状況を考えるとそれは世界中の貧困層で育つ子供たちが直面している状況なのだと気づく。だからそうした社会問題に対して発信する何かがあってこの作品のラストはそこへ向かっていくのだと期待するのだがそうはならないから、つまらないというか上手くないなと感じた。チャッピーが悪に染まらないことで示されたとも捉えられるけれども。でもチャッピーが絵を描くシーンは良いアイデアだった。もちろんこういうのは好みの問題。
そして『イリジウム』でのジョディ・フォスターもそうだったが、ブロムカンプ作品ではA級作品たらしめるキャストをあえて作中で酷い目にあわせるのがお約束になりつつあるような。それくらいヒューのボコられ方は衝撃的で最高に面白かった。あんなに彼がボコボコにされるなんて笑。あとシガニーがロボットメーカーの責任者というのも『エイリアン』シリーズを思えばちょっとした小ネタだったりする。
チャッピーの意識が脳センサーからデータ化されるのは意味不明だったがその辺は適当に乗り越えるとして、そういう電脳とかクラウドっぽい仕掛けがラストの中途半端なアイデアに集約されていくのは正直つまらない。
なんだか未来が怖くなる
この映画、とても未来のことを考えさせられる映画でしたね。
一言でいうと"怖い"です。
本当に人工知能ができたらこういうことは充分ありえますし。
siriがもう現在ではちょっとした人工知能ですし。
悪役扱いであったヒュージャックマンですが、僕は完全に人工知能反対派です。
ヒュージャックマンのように商業的な感情ではなく本当に人工知能が発達したら、マトリックスのように人間が支配されてしまうことが充分ありえるからです。
そんなメッセージ性が伝わってきた映画でした。
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