チャッピーのレビュー・感想・評価
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テンション
海外じゃ評判悪かったため期待せず観に行ったが...めちゃめちゃ面白いやんこれ!! 創設者によって開発された人工知能が入ったロボットチャッピーがいろいろな事があってギャングに育てられる事になったんだが創設者から犯罪はダメと言われるがギャング達はチャッピーを犯罪の道具にしたい為にいろいろ頑張る中チャッピーの心境は... 結局これは、意識を持ったチャッピーは人と何が違うのかと言う心をテーマに観客に問いかける作品だと言う事。多分海外で評判が悪かったのはラストのシーンだと思われる、宗教的な面からみてこれは受け入れられない人が多いんじゃないだろうか、しかし観る価値のある作品だと僕は思います。 ニールブロムカンプ監督最高!!!
超リアルSF
まず設定として超近未来にすることで観客に現実味を与え、没入感を高めていた。そのため、人口知能が近い未来に起こしうる可能性と倫理的な問題を実感することができた。
前半では、ニュース映像やスカウトがいる日常風景を取り入れることで物語の世界観を掴めることができた。
中盤は金が必要なギャング(特にニンジャ)とチャッピーに真っ当な教育と成長をさせたいディオン、ディオンとディオンの創ったスカウトを嫌悪し妬んでいるムーアとの対立がテンポよく展開し非常に心地いい。チャッピーの成長していく過程も存分に楽しめる。
後半は展開が急に早くなったようか感じがした。最後のみんなが意識をコピーして生き返るという終わり方は死というものを重く扱っている分、どうしても軽い感じになってしまっている。それでも、命というものや魂について倫理的に考えさせられた。
個人的には大変面白く満足のいく映画でした。
ロボコップへのリスペクトがムンムンに漂う近未来のヨハネスブルグでは...
ロボコップへのリスペクトがムンムンに漂う近未来のヨハネスブルグでは警察ロボットが活躍中。科学者のディオンは自らAIを開発し1台のロボットにインストールするが、街のチンピラに強奪されてしまう。そのロボットはチャッピーと名付けられ、あろうことかチンピラとしてドンドン成長していく。
『第9地区』もかなりぶっ飛んだ作風でしたが、これもスゴイ。まっさらの状態からどんどん学習してチンピラとして立派になっていくチャッピーとギャング達が織りなす家族愛にウルっときますが、キリスト教的ドグマを随所にちりばめながらド派手なクライマックスを経て辿り着くアナーキーなエンディングが超絶にカッコいいです。手塚治虫先生がご存命であれば喜ばれたのではなかろうかと勝手に想像してしまいました。
日本漫画&アニメへのリスペクトを感じました
監督が公言している通り、日本の漫画&アニメの影響を多大に受けていることが一目瞭然の映画でした。「攻殻機動隊」+「アップルシード」+「パトレイバー」+「ロボコップ」÷4みたいな(笑)。 なので設定やストーリーはどこかで見たような感じはガンガンに受けるのですが、チャッピーの愛嬌あるキャラクター造形とそれらをクオルティの高いVFX実写で観せられるとそれだけで新鮮さを感じて興奮して面白かったです!パシフィックリムと同じ魂で別のベクトルで作られた映画って感じでしょうか。個人的にはエリジウムがイマイチだったので第9地区のテイストに戻ってくれて非常に嬉しかったです。
Conscious(意識)
今までのAIムービーでは、無かった赤ちゃんからのスタート。チャッピーの動きがとてもリアリスティックで、感情移入されます。 無垢なチャッピーが、創造者の意図に反した知識を付けて行ってしまう。。。 人間と同様で育った環境で、人格が形成されて行く過程を良く描いていると感じました。 ストーリーの展開もとても面白かったです。 しかし、AIが本当に完成してしまうと。。。少し恐怖も。。。シガニー・ウィーヴァーさんが、前半部分で言っているセリフは、正しいかも。。。
なぜ?
なぜ?ロボットでなければならないのか? 金属製と思われるロボットなのに 人造人間っぽい動き 無理のある成長する設定 記憶がすべてをつかさどるという現代科学の先端とは一線を画する理論の踏襲 ストーリーが読めてしまう、その上、やっぱりとなる展開 ストリートギャングの仕草を笑いのねたにしているが しんどい画面が続く ヒューマンドラマにしたかったようだが おちゃらけドラマ程度になら見てもいいかもしれない
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