たまゆら 卒業写真 第2部 響 ひびきのレビュー・感想・評価
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今回もほのぼの
第2章を見ました。今回はのりえちゃんと、かおたんの話しがメインなので、ぽってファンには物足りないかも。それより、かなえ先輩が回を重ねる毎に、プチグレードアップしている方が気になります(^_^;)。
「響」の意味するモノは?
第二部は東京ではピカデリーのみの2週間限定上映なので、今回は早めに鑑賞
いつものたまゆらで安心して観ていられます。
今回はのりえとかおたん回。二人が進路、将来のことを決める話。
今までの仲良し四人組で悩み、助け合うだけではなく、二人のそれぞれの兄、姉が優しく妹に手をさしのべるお話です。
友人たちのソレとは違い、兄姉からの助言は時にストレートすぎて二人の妹たちは思い悩みます。のりえとかおたん、それぞれの悩み方が対照的で二人の性格が丁寧に描かれています。
かおたんのエピソードに絡めて、脇役お二人の話もあったり、いつもの過剰な演出もあったりと、あいかわらずのたまゆらですが、竹原の美しい風景がそれを優しく包み込み、高三の、十八の一度きりの夏がゆっくりと終わろうとしています。
サブタイトル「響」が意味するモノはなにか?鑑賞中、そして観終わったあとも考えていましたが、いまだはっきりとした答えは見つかりません。「芽」の意味が、四人が将来をはっきりと意識して前に進み始める「きざし」という意味なら「ひびき」は一体何なのだろう?
「癒し」作品の真骨頂?
相変わらずやかましい「のりえ」、たまに出てきてハイ・テンションでオヤジギャグもかます堂郷、そして、時々出てくる過剰演出。
こういったのが、「癒し」をブチ壊してきたが、何故か今回はそれが愛おしくなってきた。
OVAシリーズから今までネット上でギャーギャー書き込んできたけど、やはり「たまゆら」が大好きなんだな...って、完結が近づいてきた今になって思った。
のりえが進路で悩んで、今度はかおるが進路で悩む。
そんな悩みを仲間が、そして周りの大人達が、少し強引だけど、やんわりと解決へと導く。
この流れこそ、この作品の真骨頂で、まさに「癒し」じゃないのかと思う。
...にしても、ちもが堂郷と結婚って!wwwww
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