ゲーム・チェンジ 大統領選を駆け抜けた女
2012年製作/118分/アメリカ
原題または英題:Game Change
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジェイ・ローチ
- 製作総指揮
- トム・ハンクス
- ゲイリー・ゴーツマン
- ジェイ・ローチ
2012年製作/118分/アメリカ
原題または英題:Game Change
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2017年3月21日スカーレット・ヨハンソン、ノンフィクション「サイコパス・テスト」の映画化に出演
2015年3月4日ロバート・ラングドン・シリーズ最新作「インフェルノ」映画化 トム・ハンクスの去就は不明
2013年7月21日薬物使用ランス・アームストロングの伝記映画が競作に
2013年3月13日全米俳優組合賞は「リンカーン」2冠 ダニエル・デイ=ルイスが主演男優賞
2013年1月28日ダン・ブラウンのロバート・ラングドン最新作「インフェルノ」が5月に全米発売
2013年1月17日が少しでも垣間見え興味深かった。ジュリアン・ムーアはそっくり。大統領選がお祭り騒ぎのようなのは知っていたが、あの時は党内でヒラリーにも勝ったオバマ一色で、地味なマケインは勝てないだろうとしか思っておらず、サラ・ペイリンて派手な人がいたなとしか覚えておらず。こんなに知識がなかったとは。そういえば稲田元大臣が日本のペイリンと揶揄されたのを思い出す。選挙に勝つには大スター、つまりはマスコミ、大衆受けが圧倒的に良くなくては勝てないと選挙屋が語ったのは本当だろう。一度、副大統領でさえ候補となれば、本人、家族の過去まで晒される。プライバシーはもはやなく、そんな聖人君子どこにいるのだろう。しかし、国の政治家になるためには外交、内政、経済、歴史あらゆることを知っていなければならない。ペイリンはその必要最低限すら知らなかったように思え、荷が重過ぎた。選挙屋や、それぞれのプロフェッショナルがペイリンに寄ってたかってレクチャーするのは面白かった。暗記能力は半端ないが、詰め込み過ぎでキャパオーバーだった。田舎の州知事では務まらない、州知事もよく慣れたなとも思える。信念だけでは務まらないと。。けれど、ペイリン支持者がいたことも確かで、このリアリティーショーのような選挙戦がより加速し、トランプ元大統領のようなモンスターが生まれたのも納得。大衆は受けが良いスターを求めたのだろう。アメリカ人は自ら国のリーダーを選べる羨ましさはあるし、投票率の高さが民主主義の深さ、作られたのではなく、国を作ってきた歴史を感じるが、大きな危険性をはらんでいると感じた。映画は選挙屋ウディ・ハレルソンの視点で描かれており、選んだ後に後悔してるが、勝たせるためのプロだから、仕方のない行為だったと思う。ウディ・ハレルソンは何を演じても上手い。マケインは中々気骨がある人だったし、演じたエド・ハリスも好演。敗北宣言は国を思う者の責任として、相手を称えるべき、そういう意味でもトランプは酷かった。ペイリンの現在が気になるが、調べても復活の道は見当たらない。