ヒロイン失格のレビュー・感想・評価
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映画「ヒロイン失格」の感想
ヒロイン失格というタイトルから、少女漫画の王道展開を皮肉る映画と期待しましたが、蓋を開けてみればまさに王道といった展開です。
一部の少女漫画に思うことですが、王道たるこの映画もまた、どの登場人物にも全く共感できなかった。言葉も行動も全てが軽々しく思います。
「恋は理屈じゃない」そのとおりだけど、理屈じゃないなら、感情を押し出すような演出や演技を見たかった。コメディ(パロディも含む)も強すぎて寒く思いました。
いろいろ書きましたが、気軽に見ることができるので、暇なとき若い役者を見て楽しむにはもってこいの作品です。
オトナだってきゅんとなれます。
もちろん少女コミックの原作も知らず、
予告編のみの知識です。
お話はステレオタイプの、
青春恋物語。
予想が出来る韓流ドラマのような、
ベタ感だよ。
けど桐谷美玲さんの頑張りで、
2時間をしっかり楽しく観れる。
変顔のオンパレードも、
可愛いから嫌なカンジがしないしね。
中盤までオーバーな演技に
コメディ演出が強くて、
ずっとこの調子かなと思ってたら、
いやいや終盤の等身大な高校生の切なさ。
様々な女子高生の起伏表現を、
ユーモラスからシリアスまで描いて見事でした。
彼女の映画はツナグしか観たことがなかったけど、
器用な女優さんになったね。
メリーゴーランドのシーンは
感情が溢れ出していて良かった。
おじさんもすっかり
高校生の頃にフィードバック(笑)
オンナノコを泣かした
不器用な恋を思い出して、
不覚にもホロり。
山崎賢人さんは4年前の映画デビュー作、
「管制塔」以来でした。
あの時も高校生役だったけど、
すっかり大人っぽくなったんだね。
今回も抑えた演技のキープは、
難しかったでしょう。
観客は表情の違いで、
ストーリーを転がしてしまうからね。
繊細な表現力が良かったです。
あと確信犯的な脇役にもやられた。
高校生無理あるだろーってカンジなんだけど、
それもいちいち楽しい。
サプライズな出演者もね。
マンガ演出も、
このくらいやり過ぎぐらいが面白い。
最新のVFXを駆使しておちゃらけるのは、
いろんな発見があって感心したよ。
キューティーハニーあたりから始まった、
漫画世界の実写表現。
漫画文化やアニメが確立された
日本ならではの感覚は、
グローバルでもウケそうだね。
バクマンも楽しみだよ。
全体には、
監督のきっちり観客を楽しませようとしてる姿に、
とても好感が持てました。
ハリウッドのように予算がかけられない
エンタメ邦画では、
とても大切なことだと思う。
現役ティーンは、
ゲラゲラしてキューンとなれる、
王道高校生青春もので大満足。
けどオトナも年齢問わずピュアだったあの頃に戻れて、
以外に素敵な時間が過ごせますよ。
うんうんそんな楽しみ方も、
邦画の魅力だよね。
泣いたり笑ったり
あくまでコメディ映画
ネタで観にいったら....
面白かった!
良いキャスティング!
大満足
ちょっと興味があって観た映画だったけど、 全然面白かった\(^o^...
今年に入って少女漫画の実写化ブームが来ている中で、この作品が1番良...
邪道を極めた王道ラブストーリー。笑って泣ける青春ドラマ!!
【賛否両論チェック】
賛:CGやゲストを駆使した小ネタの数々が、非常にコミカルで楽しい。主人公のキャラクターにも好感が持てる。
否:恋愛に興味がない人が観ると、ただただむず痒いだけで、退屈すること必至。展開も割りとありがちで、出来すぎ感がある。
ストーリーはザ・ラブコメディといった感じですが、本作の魅力はその描写。CGやワイヤーを駆使した小ネタの数々や、主人公の見た目が急に超豪華なゲストに変わったりと、コミカルなシーンの連続に、思わずクスッと笑ってしまいます。個人的には、“実況中継”のシーンが面白くてステキです(笑)。そして、そんな作品の雰囲気に華を添えているのが、何といっても桐谷美玲さん演じるはとりのキャラクター。可愛らしさ全開のハイテンションから、沢山の変顔、そしてなんとストリートダンスのシーンもありと、その魅力を存分に発揮されています。純粋に桐谷さん目当てでご覧になるのもアリかと思います(笑)。
恋愛映画ですが、気になるラブシーンなんかもほぼ皆無ですので、デートで観るのはもちろんのこと、家族や友人と楽しく観るのも、是非オススメです。
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