マイ・インターンのレビュー・感想・評価
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温かみのある映画
プラダを着た悪魔みたいな映画だろうと思って見たら全然違いました。プラダのようなストーリーを期待しちゃダメですよ。
映画の内容ですが、ロバート・デ・ニーロ演じるベンがとってもいいキャラしてます。
70歳シニアインターンという行動力、紳士的で人間味溢れ穏やかで経験豊富。にこにこ笑顔を見てると癒され、見ていてとっても落ちつく人物。
アンハサウェイ演じるジュールズももちろん良いです。
ジュールズはファッション通販サイトの社長としてバリバリ働く仕事人間。かと思いきや、家庭があって夫も子供もいて家族間での悩みを抱えたり、めちゃくちゃ仕事ができるけど上手くいかないこともあって落ち込んだり、タフで強く見えるのにけっこう人の弱い部分も持った普通の女性だったりします。人間らしい人って魅力的です。
一見対照的に見える2人だけど後半から妙にしっくりしてきてずっと見ていたくなりました。
終始穏やかな気持ちで見れたのはロバート・デ・ニーロの演技力故でしょう。見終わった後はほっこりとした気持ちに。良い作品を見れました。
2020.7.23 再度鑑賞
ロバート・デ・ニーロ演じるジュールズを中心に優しい世界が広がりまくって何とも言えない多幸感…。
すっごく感動するしハッピーで最高な映画。
それに、社会で働く女性を全力で応援する映画です。
女性だって男性と同じように働く権利がある。
女だから家庭にいろ、子供の面倒をみろなんておかしすぎる。社会に出て働いてるからって男が浮気していい理由にならないし、働いてるから浮気をされても仕方ない、自分が悪いなんて責める必要なんてない。
女性も男性も平等に働く権利があると、ジュールズがすぱっと言ってくれるの最高です。
面白かった!
意識高い系の女性とデニーロ
これぞ萌え、だ!!
二次元三等身女の子キャラにhshsしてるような奴らに言いたい。声を大にして言いたい。
「萌え」とはこれだ!と。
まさかデ・ニーロに萌えさせられるとは思わなかった。
どのシーンを見てもニヤニヤせずにいられらない。
じつはあまりにもスーパースペックで、描き方によっては現実感がなくなりかねないキャラクター。
しかし、ロバート・デ・ニーロの安定感のある演技がしっかりキャラクターを地に足つけさせてる。
お母さんのメールを削除しに行くあたりのデ・ニーロの「歴戦をくぐり抜けてきた猛者」感は見物です(笑)
浮気の件に関して、アン・ハサウェイが既に知っていたあたりはちょっと都合良すぎ、な感じもありましたが、あれ以上ゴタゴタさせるわけにもいかず、さらに最後の旦那の説得シーンは、敏腕の仕事人でアンのためにその仕事を辞めた彼だからこそ説得力が出るので、物語を帰結させるにあたって已む無し、と言ったところでしょうか。
あと気になるところを言えば、映画としてのカタルシス、盛り上がりのあるパートがないまま終わってしまうあたりでしょうか。多分低評価の方の「なんか特になんも起こらなかった、、」みたいなとこはそこなのかな、と。
結局物語の帰結の部分は上記の旦那との和解のシーンなので、そこにデ・ニーロは関わって来ないんですよね。
まぁもちろん、そこに至るまでには彼のサポートが必要不可欠だったわけで全く関わっていない訳では無いんですが。
なんかこう、まさかの昇進!インターンから大出世!みたいなパートがあればまだ良かったんですが(実際はじめのデスクから物語終盤で専用のデスクもらってることで昇進してるのは分かる)そのへんもっと見せても良かったんでないかな、とは思いました。
実際見てて、「もしかしてこのままデニーロがCEOに就任するのか!?」みたいに思ってました私は。(笑)
キャラがスーパースペック、お題はCEO選出という微妙なリアリティラインゆえの弊害とも言えるのかもしれません。
太極拳のシーンでお話の上手く閉じたり、なにより映画を見終わってもキャラが心に残って「こういう人絶対いるはず!」と思えるキャラを作れた時点でもう満点、ってことですよね。
とにかくひたすらデ・二ーロを愛で、デ・二ーロをみて萌え死ぬ、そんな映画です。おすすめ!
スローテンポでのんびり
仕事と家庭
シゴトを愛するいろんな人に爽快な勇気を!
これからキャリアを目指す女性も、
経営を目指す人も、
リタイアが近いオジさんも、
職場で頼りにされたい男子も、
楽しいシゴトをしたいと願う人も、
シゴトを愛するいろんな人が、
爽快な勇気をもらえる秀作でした。
女性監督ならではの女性目線で
ストーリーはテンポよく展開。
特に働く女性や自立したいと思う少女は、
アン・ハサウェイ演じる
IT会社のCEOジュールスに、共感しきりだろうなぁ。
ネットでのやり方が受け入れられて、
そこから起業というのも、
夢物語じゃないリアリティがあってよかった。
誰もがチャンスに溢れる時代なんだね。
全編にわたって、
働く女性がぶちあたる壁や苦悩が、
しっかり浮き彫りに。
シゴトと家庭や育児の両立、
旦那のイクメンや浮気の中で、
主人公がいきいいきと描かれています。
そして女性目線で描かれる、
もう一人の主人公、デニーロ演じるベンは、
一度は引退した70歳のおじいちゃん。
さすがの役者魂で、
女性から見た理想の老人を丁寧に演じている。
経験豊かな大人の男性像に溢れていて、
男子は人生のお手本になること
間違いなし!
あぁまばたきと笑顔が素敵な、
社会に必要とされるお茶目な
おじいちゃんになりたいぜと、
みんな思うハズだよ。
うんうん、誰もがいろんなことを考える
きっかけになる映画は、
やっぱりいいよね。
あとね、
改めてシゴトっておしゃれは大事だなって、
思いますよ男も女も。
ジュールスが経営するIT会社って、
企画やマーケティングやシステムの人たちの
服装が自由なだけに、ダサい人ばかり。
なんか、みんなだらしないし、
イケてなんですよね。
こういう会社って最近多いけど
(僕のいるクリエイティブ部門もね)
CEOのジュールスとベンだけは、
めちゃオシャレなんですね。
(メリハリだろうけど)
いいものってだけじゃなくて、
自分のこだわりがあってセンスがいいというか。
明日からもっともっと、
オシャレしたいと思っちゃうな。
そんなことも、明日の糧になりますね。
高齢化がどんどん進む日本は、
これからみんなリタイアしてあきらめて、
医療費もかさむ状態になるでしょう。
この映画のテーマである、
今を生きる人のバイタリティと、
様々な経験に培われた安心のバランス。
こんな素敵なバディのカンケイを、
世の中がどんどん受け入れると
いいなぁと想ったのでした。
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