マイ・インターンのレビュー・感想・評価
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大人のディズニー映画
ヒロインが活躍して、難関を乗り越え成長していく。そのヒロインを助ける王子様、もとい今回はナイトが表れて、ヒロインの苦境を救う。
だから鑑賞後感はすこぶるgood。夢の一時を満喫させてくれます。
世間の荒波にもまれたシニカルな心持になってしまった大人には、現実世界でありえないだろうと思うほど、理想的な展開。危機的状況も現れるが、闇落ちにはなりません。
そこが物足りない、表面的と思う人もいるだろうけれど…。
心を休める夢の世界に浸るには充分。
サポートするって難しいですよね。
経験があれば、その経験を押し売りしたくなる。
相手を立てるより、自分がと押し売りしたくなる。
それなりの地位にいた方なら、雑用どころか、人に命令するだけで、自分は動かない、なんていう再雇用の人を何人も観てきました。そのくせ、色々なところで若い人のフォローを必要としているのに、自分の給料が下がった愚痴、待遇が悪いという愚痴。会社はあなたの愚痴を聴く場ではな~い!!!老人の保育園ではな~い!!って叫びたいくらい。
だから、ベンのナイト振りがまぶしくて。
かつ、派手ではないのに上質な洋服、持ち物。憧れてしまう。
そしておちゃめ。『オーシャンズ4』には、ありえな~い!!!と思いながらも笑いました。
USAって雇用契約がシビアで、個人主義が浸透しているから、サービス残業なんてしないと勝手に思っていましたが、そうでもないのねと親近感がわく場面も。
そして、ハサウエイさんの美しさに改めて目を見張ってしまいました。
正直、お顔立ちはあまり好きではないのですが、歩くだけであんなに綺麗なんて。立ち振る舞いの美しさって憧れてしまいます。
と真似したくなる要素の玉手箱。
とは言え、完璧な人物像を描き出しているのではありません。
ジュールが見せる幼児のような姿。社長をしている大人がするか?と呆れてしまうのだけれど、ハサウェイさんがなさると、何故か苦笑しつつも許せてしまう。『ゲットスマート』でも思ったけど、シリアスからコメディまでこなせる器用な方ですね。
またベンも、身だしなみも立ち振る舞いも、”インターン”としての自分の居場所の造り方も、さすが人生の大先輩と言いたいですが、エピソードで語られる窮地の救い方は決して”できる”男ではありません。実直にコツコツ40年仕事をこなした人。へたすると”ただ人の良いだけの老人に”なってしまうのですが、デ・ニ―ロ氏が演じると、エピソードでは語られていないキャリアがにじみ出てくる。この人を本気にさせたら怖いぞみたいな。さすが、デ・ニ―ロ氏です。
と、よくぞこの役にこのお二人をキャスティングしたなあと、キャスティング勝利の映画。
老後のお手本。
満点はつけられなかったけど、お勧めの一本です。
お洒落な映画
タイトルなし
名優デ・ニーロの快演技
ロバート・デ・ニーロといえば怪演、怪演といえばロバート・デ・ニーロ。
マフィアや刑事、CIAエージェントやハンドラー、そんな暴力の空気を醸し出させれば他の俳優を寄せつけない怪演俳優、それがロバートデ・ニーロ。
——なのですが、そんなデ・ニーロは、このマイ・インターンの中にはいません。
この映画の彼は、ただひたすら心地よい紳士です。
主人公ジュールズは、次世代の経営者として頭角をあらわす新進気鋭のファッション通販会社の社長。
彼女のもとに一人の高齢者が、シニア・インターンとして配属される。
忙しさや家庭の問題にストレスをためるジュールズは、身だしなみの整った紳士ベンを前世紀の遺物とばかりに冷遇する。
ですが、ベンの処世術や目端の利くようす、豊富な経験、そして包みこむような優しさにジュールズは徐々に心を開いてゆきます。
経営者として曲がり角に来ていたジュールズの、目の前にならぶたくさんの選択肢。
さて、その中から彼女が選ぶ幸せは?
ジュールズ役のアン・ハサウェイの美しさもさることながら、この映画のデ・ニーロの好感度たるや。
アンを守る騎士のように身辺に寄り添い、部下たちに有益なアドバイスを与え、その住処まで用意する。
これぞザ・紳士。
音楽も明るく、鮮やかに爽やかに映画全体を彩っています。
ストーリーを語る視点を大切にしてきたナンシー・マイヤーズ監督ならではの、現代の大人を描く成長物語です。
人生の先輩が醸し出す偉大さ
悪人がいず仕事を楽しむ人々の『ステキな人生』を見れる作品
定年を迎え、老後それなりに楽しく過ごした主人公。
でも何か刺激が足りない・必要とされたい…と、思った時に、街で見かけた「インターン制度」でアパレルブランドメーカーに再就職。
『今はまだ何もできないけど、これから覚えます』『働けて嬉しい』と、いつも笑っている優しい男から見た職場の話
映画公開時アンハサウェイ(大物女優)が大きくポスターとかになっていたので
『女の人が苦悩したり暴言吐いたりなんだりするような話』かと思ったんですが、全然そんなことなく優しい話でした。
主軸はアンハサウェイというよりロバートデニーロ(男優/写真左)。
面白かったー!!!!!
すごいの!!!悪人が一人もいないの!!!!!
老後不安な人や仕事で疲れてる人とかに良い薬だと思います〜!
(浮気が地雷の人は注意)
ヒロインが
「あなた(若い男)たちはかわいそう。私たちの時代は『女の社会進出!男に負けるな!』と育ってきた。男たちはほっておかれたわ」とか。
主人公がヒロインを慰める言葉で「女だてらに男の社会で働いて、自慢の友人だ」「努力しているあなた(女性)が、情けない男にあわせて仕事を辞めてはいけない。」みたいなこと言っていたのがステキ。
毒らしい毒がなく、日常の一場面。
ただただ『ステキな人生だなあ』と見れる作品はそうそうないと思う、最高おススメ!
2020年6月15日(過去に書いたものを引っ張ってきました)
ないようがないよう
ほのぼの
与える人こそ幸せを掴む
毒にも薬にもならない脚本ですが、そういうぬるめの娯楽映画としては破...
40歳差の友情
人気の女優さんみたいで、興味を持ち、アン・ハサウェイを見たくて見ました。キレイな方でした。まあまあ好きになりました。
終わってみて、感想書こうとしたら、ベンって、ロバート・デ・ニーロだったの?洋画音痴の僕も知ってる。
これは名作です。ベンとジュールズの関係性に尽きる。70歳のベンと若き女性経営者のジュールズとの出会いはまさに奇跡だ。
まあ、なんとなく金持ちの話だから、あんまり共感しにくい部分はある気はするが、そこは、置いておく。
ベンみたいに70歳でしなやかに生きている高齢者になりたいと、映画見はじめてすぐに思った。
なかなか70歳でこんなに衰えない人もいないと思う。また高齢になったら、頑固になるのが普通かなあ。気持ちが細やかで、配慮深く、穏やかで、優しく、常識があり、紳士で、気品あり、みんなのお父さんのように会社の中で存在感を充分すぎるほど発揮するベンに尊敬しかない。また物事の本質を何事においても捉えている。
まあ、ベンが欠点や弱みが無すぎる点が欠点なくらいである。
ジュールズは、ベンにより助けられたと思う。夫婦関係の問題もすごく、難しい難題だったが、ベンがジュールズにしたアドバイスが的確かつ優しさに溢れていた。
ベンはなぜそこまで出来たのだろう。
長く電話帳の会社で勤めあげ、会社というものに人生を投じてきた誇り、また年を重ねてきてわかること、経営者としてのジュールズに敬意を持ち、心から、共感があったからこそ、そこまで寄り添えたのだろう。
※遊び心満載で笑えたのは、ベンと同僚がジュールズの母親の家に忍び込み、犯罪まがいに、パソコンのメール削除をする作戦シーン。良かった!オーシャンズをちょうど一週間前に見たばかりだったから、余計に笑えて興奮した。こういうユーモアも入っているから上質だなあ。
※映画の中でジュールズが、部下に「忠誠心」って言葉を使っていた。
忠誠心か、難しい感覚の意味である。
日本人って会社人間とかいわれるけど、これは忠誠心なのか?!はて?
私は会社の理念教育などもした経験もあるが、会社に忠誠心があったのかと、いうと違うよなあ。
ググッてみた。以下引用。
「忠誠心」の意味は以下の通りとなります。
(1)素直で偽りない心で相手に従う。
(2)忠実で正直な気持ち・心。忠義を尽くす。
(3)忠誠を誓う気持ち。
(4)献身と服従の感情、その心。
自らが所属する国や団体、会社、上司、権力者などに忠誠を誓う気持ちやその心が、「忠誠心」となります。これらの団体や個人に対し尊敬をして、献身や服従するほど盲目に傾倒しています。〜途中略〜
「忠誠心」の裏返しには、洗脳や恐怖、自由を奪う代償が隠されています。
とある。引用が良くなかったかもしれないが、忠誠心ってあまり、良い意味になりにくい。
まあ、そんな事も学んだ映画でした。
俗っぽい韓国映画感があり、ミーハー向けのくだらない映画
女社長でインスタグラム2000いいねをみんなで祝う感じがもうあんまり合わない。
そもそも服のレビューがバズって起業で女社長でうまくいったてのが適当な女の願望感があってリアリティーがない。女版劣化版のソーシャルネットワークにシニアインターンを足した感じ。
ミーハーっぽくて嫌い。割と薄っぺらい感じの映画。見れなくはない。これを評価する女は嫌いだ。
👍
工場勤務の経歴しかないシニアがネットショップの経営改革に挑む
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