マイ・インターンのレビュー・感想・評価
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不器用ながらも一生懸命に生きていく人たちの成長が描かれている素敵な映画です。
簡単なストーリーとしては
ファッションサイトのCEOであるジュールズ(アン・ハサウェイ)が、会社の方針により、インターンとして招き入れた自分よりも40歳以上も年上のベン(ロバート・デ・ニーロ)との交流を通じて成長していく様を描いています。
一人一人の尊厳を大切にしながら、サーバントリーダーシップを発揮して組織を牽引しようとするベンからは、学びが沢山です。
本作品を観ていると、
・会社内でのポジションに年齢は関係がない
・社会で活躍することに性別は関係がない
等、SDGsの取組みとして、とても大切な要素が詰まっているように思います。
そんな世の中の変化の中で、不器用ながらに全力で頑張っている人たちの生き様が、ユーモアを交えながら描かれていて、素晴らしいと思います。
仕事と家庭の両立
経営者のプライドをとるか、事業の拡張をとるか
etc.
人間味のあるリアルさを感じる素敵な映画です。
2人ともカッコいい!
最高の気遣いが、最高の成果になる! 変わらない成功法則
ふと、人生で立ち止まった時に観てほしい映画
敏腕女社長で何事にも真っ直ぐ頑張り屋なジュールズ(アン・ハサウェイ)と、定年後に妻と死別し、心にぽっかりと開いた穴を埋めたいと感じでいる柔和で経験豊富な老紳士のベン(ロバート・デ・ニーロ)2人が主人公
仕事や家庭、人との繋がり、出会い別れ、時代の移り変わり、この映画の中で描かれている人間模様や言葉は、ふとした瞬間、人生のどこかで背中を押してくれたり、忘れていた大切なことを気づかせてくれるものに感じた
ベンが瞬きの練習をしたり、ジュールズの実家にオーシャンズ11気分で侵入するシーンにはクスッとさせられたし、ハンカチを何故持つのかという質問にベンが『誰かにわたす為』と言っていたシーンはハンカチ持ちたいなと思わせてくれた
最後に、この映画を観終わった感想として
誰もがそう感じるかはわからないが
素晴らしき人生賛歌
そんなふうに感じる映画でした
心温まる世代と性別を超えた友情物語
誰にも見てほしい名作
暖かく良くできた年寄りやバリバリ働く女性に、更にコミュニケートが苦手な若い男性に希望を与えるストーリー
ナンシー・マイヤーズ(ハート・オブ・ウーマン等)による2015年製作のアメリカ映画。
原題:The Intern、配給:ワーナー・ブラザース映画。
1943年生まれで主人公ベンと同様70歳超えのロバート・デ・ニーロの演技に、関心しきり。あのタクシードライバーやイタリアン・マフィアが、こういう温かいお洒落な米国老紳士を演じられるのだと。こういう理想的なシニア像を造形したナンシー・マイヤーズの脚本も、素晴らしいと思った。特にシニアインターンとして採用された会社で若手社員の人気者になり、直属の女性ボス(クリスティーナ・シェラー)、及び若い女性CEOアン・ハサウェイの信頼を獲得していく展開が上手い。
ファッションサイト運営会社CEOアン・ハサウェイ及び彼女が経営する企業の造形も良かった。時間節約のため、社内を自転車で走るのが何とも印象的。また毎日変わる彼女の衣装も実にお洒落(衣装はデザイナーのジャクリーン・デメテリオが担当)で、魅せられられてしまった。また、便利で快適であるはずのSNSにハサウェイ振り回される様の描写も、もお見事。彼女が謝って母親に罵倒メール送ってしまい、デ・ニーロが若者達とメール消去のために母親宅に忍び込む展開が何とも面白かった。
仕事人間のアン・ハサウェイの夫は、昔はバリバリ働いていたが今は専業主夫。彼が子育てに疲れて夫としての自信も無くし、ママ友と浮気しているというストーリーには、結構リアリティを感じた。
ただし、物語全体が暖かい良くできた年寄りやバリバリ働く女性に、更にコミュニケートが苦手な若い男性に希望を与えるストーリーなだけに、夫婦が完全分業ではなく、家庭と仕事を共に両立できる様な新しい家族像を見たかったなと、少し感じた。アン・ハサウェイが、仕事を自身で抱えすぎで、部下に任せることを覚える必要性を感じこともあって。
最後、CEOバトンタッチを止めたのは良いが、友情のみならず、ビジネス上の参謀役もしくは相談役としてデ・ニーロを指名して欲しかったかな。
製作ナンシー・マイヤーズ、スザンヌ・ファーウェル、製作総指揮セリア・コスタス、
脚本ナンシー・マイヤーズ、撮影スティーブン・ゴールドブラット、美術クリスティ・ゼア、衣装ジャクリーン・デメテリオ、編集ロバート・レイトン、音楽セオドア・シャピロ、音楽監修ランドール・ポスター、ジョージ・ドレイコリアス。
出演は、ロバート・デ・ニーロ(ベン)、アン・ハサウェイ(ジュールズ)、レネ・ルッソ(フィオナ)、アダム・ディバイン(ジェイソン)、アンダース・ホーム(マット)、ジョジョ・カシュナー(ペイジジョ)、リンダ・ラビン(パティー・ポメランツ)、ジェイソン・オーリー(ルイ)、ザック・パールマン(デイビス)、アンドリュー・ラネルズ(キャメロン)、クリスティーナ・シェラー(ベッキー)。
何度でも見たい名作
起業家ジュールズと70才のインターンベンとの友情を描いたハートフルコメディ。
バリキャリ女性の家庭との両立や、夫が妻を支えるという専業主夫、老後の生き方や過ごし方といったテーマを織り込みながら、ジュールズとベンの友情が優しく描かれている。
人生経験を積んだ70歳のベンは実にカッコいい。仕事もできるし紳士的。それでいて繊細で、相手を傷つけないような言葉選びで優しくアドバイスをしてくれる。
そんな彼は職場でも人気者。若い子たちからあっという間に慕われる。
年齢を重ねたシニアの本来のあるべきす姿を示唆しながら、働く女性の生き方や家族のカタチなど、多様化する価値観を肯定している。と同時にママ友コミュニティの厄介さや、働く女性に対する偏見も描かれている。 2014年から2015年に作られたけど、ちょうどこの頃がジェンダーなどに対する価値観の変化の過渡期だったのかもね。
2022年現在、この頃よりは随分と人々の価値観もアップデートされ本作の設定も身近なものになっているはず。
2015年に映画館で観たのを、もう一度Netflixで見直し。何度見てもいいよね。名作!観るだけで心が温かくなる作品。
往年の俳優との友情
定年を迎え、自分がやりたい事を何でも自由にやれる歳になった時、社会と繋がりはあるのか?
そんな所から再び社会に出ていく、インターンを始める。そのおじいさんロバートデニーロが演じていてかっこいい。
自分が活躍していた時代とは、色んな事が新しくなって、仕事の上でもついていく事出来ずに困っている。
それでも何とか自分がやってきた事に忠実にこなしていくとそれを認めてもらえるようになる。
この映画でかっこいいなと思ったシーンは、ハンカチの所です。
同僚にハンカチって何でもいるの?と聞かれた時に
それは、誰かに貸すためにある。
渋いなと感じて真似しようかなと思いました。
人を優しく思いやる。
歳の離れた友情は、そういう所に生まれるのかなと感じました!
定年後を見据え、どのようなスキルをつけるべきか、考えるきっかけにもなった。
いい映画だったな。
みる人を幸せにする映画。
定年を迎えリタイアした後のセカンドライフをどう生きるのか、という
私自身も非常に関心のある社会テーマを題材にしていたので惹きつけられた。
70歳の人が新興企業で働くのって、映像の通り、ギャップがあるし、
でも単に孫育てに関わるよりも、社会で働く、仲間を持つ人生の方が
生き生きしているようにも感じたし、
定年後を見据え、今、どのようなスキルをつけるべきか、それなりに考えるきっかけにもなった。
また、アメリカ社会?にもかかわらず、女性の社会進出の壁はそれなりにあるのだなということも知り、驚いた点もあった。日本にいると、とっくの昔にアメリカは女性の社会進出は進んでいると思っていたから。専業主婦像はアメリカでも根強くあることなのだとも知って、そうした社会状況も知れて、自分自身の知的好奇心も刺激された。
さらに、
夫婦愛、離婚後の孤独、高齢者の恋愛など、さまざまな心の内面の問題も扱っていて、
特に独り身の将来の孤独については、私も考えたことのある不安、悩みであっただけなので、勉強にもなった。
こうした不安は、結婚してもしていなくても、家族がいてもいなくても、多かれ少なかれ、感じている人は結構いるのだろうとも思う。
この作品はそう言った意味でも脚本がしっかりしていてよかった。
離婚に至るほどのパートナー関係がうまく解決に致ることはとても難しいだろうけれど、
そのように至らないためのヒントも本作品から学べるような気がする。
総じて思うのは、
私はこうした社会的問題を扱った映画が好きで
アベンジャーワールド?のようなアクションものはあまり好きではない、ということもわかった。
ほっこり!するお話
英語の長文でこの映画が出てきたので見てみたけど、とても”ろっこり”するお話。
主演のおじいちゃんもめっちゃいいし、アン・ハサウェイもキレイ!キレイ!最高ですな、
こんなに年齢が離れていても固い友情を作れるような人と出逢いたいし、自分もそんな風になれる人間になりたいと思った。
ロバート・デニーロが最高だった。 紳士で、周囲をしっかりと見て、相...
単純だけどすごく良かった
アンハサウェイ、好きだなぁ。
ロバートデニーロとの共演がめちゃくちゃ良かった。リラックスして観ることができるとても良い映画。
家庭を持ちながら何百人もの社員を束ね、ファッション通販を運営するアンハサウェイ演じる会社社長。女性が憧れる華やかな世界に身を置き、仕事と家庭を両立させ、まさに女性の理想像を絵に描いたような人生を送っているかに見えたが...彼女には試練が待っていた。
会社の福祉事業として雇用することになったインターンが数名いたが、その中にロバートデニーロ演じる70歳のベンがいた。妻を亡くし、定年後に張りがない人生を送っていたが、新しい仕事にチャレンジすることを決意した。
日々多忙な女性社長のアシスタントに配属されたが、プライベートを知られたく無い彼女は彼を避けていた。しかし、人生経験豊富な彼がする的確な助言によって次第に心を通わせていく。彼の言葉に救われた女性社長には予期せぬ人生の変化が訪れるのだった。
最後はなんとも言えないほっこりするコメディだ。
劇中、ロバートデニーロが言う「(男が持つ)ハンカチは使うものじゃない、(泣いている女性に)貸すものだ」を聞いてから、いつも新品のハンカチを持っているがいつか使うことがあるのだろうか?
ベンみたいな人に
【76点】 穏やかな人柄
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