マイ・インターンのレビュー・感想・評価
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(´-`).。oOハンカチを持つ大人になるzo
もし、この映画がアンハサウェイ、ロバートデニーロでなかったら?
二人の演技でこの映画は成り立ってしまった感があるような?デニーロの演技はやはり凄い!お茶目さと鋭さを備えた大人の男!
アンハサウェイの演技も良かった!出張先のベッドでもう自分はダメだと泣きわめくシーン。良かった。
話は大したことなかったが俳優さんの力が際立った映画だと思います。
こういう映画は必要。
仕事への姿勢とコミュニケーション
仕事の悩みや考えていることを友達に相談したりした後、観た。
ジェネレーションギャップを楽しく描いてくれる映画かなぁなどと思っていたが、違うものが私の中に飛び込んできた。
ロバートデニーロさん演ずるベンの仕事に対する姿勢が、今の自分へのメッセージに聴こえた。
キャリアアップや職種にとらわれていた私には新鮮で衝撃的で、仕事って、そうだよねっと、どこか安心する部分があった。
なんといっても、彼が会社の誰より実績や年齢も上で人生の先輩なのになんて若々しくて謙虚でなんだと思った。
(私はまだ20代なのに、既にプライドの塊、人と比較して自分が上に立ちたいと思っている。)
また、人とのコミュニケーションも
メールやチャットじゃなく、対面して直接行うことの歓びなどが観ていて嬉しくなった。
分からないことをGoogleで調べて検索するのもいいけど、実際に自分が動いたら予測とは違くなるかもしれない。
怖がっているより、まず向き合おうやってみようというメッセージもあるよな気がする。(口コミも然り)
アンハサウェイはもちろん美しく可愛いが、ロバートデニーロの役柄に惚れてしまう。
あんなおじ様と是非一緒に働かせて頂きたいと思いました。
楽しい映画
デ・ニーロ、ハサウェイ、ありがとう。
所謂、こう、なんだろう。キラキラ女子の「仕事に!恋に!毎日をキラキラ輝かせる私のサクセスストーリー!」的な映画を予想していると、見事に裏切られます(予想してなかったら流してください)。
というのも、サクセス部分は省かれてて、そのキラキラ女子はもう既に大成してるんですね。「大成してるとこへ、さて現状維持をどうしましょうかね?」という時点から物語がスタートするので。まあ、ロバート・デ・ニーロ御大がアン・ハサウェイ直属のインターンだよ、て設定からしてキラキラ女子偉いんじゃん!て話ですものね。
福祉事業?ていうんですかね。シニア世代をインターンとして迎え入れる制度を設けたジュールス(アン・ハサウェイ)の会社。彼女はそれをよく分かっていなくて、制度を承諾した記憶もあやふや。そこへ突然やってきたベンお爺ちゃん(ロバート・デ・ニーロ)が自分直属のインターンになるってんだから、ジュールスも「はあ?」となり。
最初はベンを疎み、目ざといと気持ち悪がり、なるべく遠ざけていたのだけども、彼の眼差し、助言、所作ふるまいから少しづつ心がほどけていくジュールス。その過程というのかな、ナチュラルでね、不自然さがなく、急がなく、二人が打ちとけあっていく描写がとても心地よくて。
いやあもうね、兎に角、デ・ニーロが本当に素敵でね。お茶目で。「こんな穏やかなデ・ニーロ初めてじゃね?」てくらいに穏やかで。これじゃあツンケンな女社長だって心を許しちゃうよね、ていう。もう物語の中盤辺りじゃジュールスの方がベンを探しちゃう、頼っちゃう、ていう立場逆転?な感じも微笑ましくて。
終始、こんな二人の関係性で話は進んでいくんです。歳の差40でお互いをリスペクトし合う姿勢。普通ならちょいと有り得ない不思議な友情。顔はにやけ、気持ちはほっこりしっぱなし。笑いっぱなし。終盤にはホロリとさせてもくれるし。
ラストのあの締め方もなんか「二人らしいや」て感じで。
「仕事に!恋に!毎日をキラキラ輝かせる私のサクセスストーリー!」的な映画をね、良い意味で裏切ってくれました。良い意味で。デ・ニーロ、ハサウェイ、ありがとう。
良作。鑑賞して損なし!!
オスカー俳優の共演作として、ただでさえ注目される本作。
役柄と人物設定が素晴らしい。
自然にストーリーに入り込めた。
いいシーンも多い。
本作のベンは、私にとって理想の紳士の初老像。女性社長のジュールスを認めているのも素晴らしい。
本作のような立場だけではなく、男女とも、忙しい世の中になってしまった影響だろうか。
コミュニケーションで悩む人びとは多いのかもしれない。
本作のジュールスを見ていると、あれでは擦れ違いになってしまうのも無理ない。ただ、だからと言って、夫の浮気は、論外!!
たまに、若い女性から相談されることもあって、たいがい自分自身で決めるしかない内容なのだが、どうも、解決アドバイスより、考えの過程を含め、聞いてほしいっていうことが多いような気がする。
何かアドバイスしたわけではないのだが、一通り話終えると、スッキリした表情で、仕事場に戻っていく。
私の場合、とにかく聞くことに撤する。
今や、女性がバリバリに社会進出する時代において、それが全てではないが、今の男の役割で大事なことなのかもしれない。
私自身、70過ぎてから働けるのかどうか、分からないが、体がバリバリならば、社会の一員として、本作のベンのように活動したい。
まだまだ各世代が生きている社会でもある。
現役世代より収入は落ちるかもしれないが、経験を活かしたシニア世代が活躍できる場はあると思う。
デ・ニーロが!
ふつーによかった!
頑張れ!ではない、頑張ってる僕らを応援してくれる映画。
元気と仕事への活力をもらえる良作。単なるファッション映画かなとタカをくくっていた自分が馬鹿でした。
なによりもテーマが素晴らしかった。
「次のステップに進むために自分を変えろ!変化しろ!」
なんて説教じみたことではなく、
「めいいっぱい頑張ってるあなたをしっかり褒めてあげなさい。」
こんなことを映画を通して言ってもらえてるような気がして。
すごくホッコリとしました。
若くして成功した女性実業家と御年70のベテランインターンとの交流の話を描いた作品なんですが、
経営危機に陥りかけた会社をインターンおじいちゃんが抜群の昔気質のビジネススキルで救うとか、
想像力に乏しい僕はそういう「お仕事ドラマ」でありがちな痛快な展開になるのかなと安易に予想していたのだけど、全然違う。
描かれていたのは、
一生懸命に働く様々な職種のすべての人に対するリスペクト。
アナログな発想で社内に新しい風を送りつつも、デ・ニーロ扮するシニアインターンはデジタルな仕事のやり方に敬意を払う。
会社の経営はすごく順調で、すこぶる有能なアンハサウェイ演ずる女社長もまた、デ・ニーロに様々なアドバイスを受けるんだけども、デ・ニーロもデ・ニーロで彼女の仕事ぶりに舌を巻く。
幸せを手に入れるためには変化する、変化しなくちゃならないときはあるけども、待ちなさい。
私は知っている、今のあなたの頑張りを。
その一生懸命はきっと未来へつながっているはずだ。
今のあなた自身をしっかり褒めてあげなさい。
デ・ニーロの包容力のある演技がまさにそのメッセージを象徴しているようで。
少なくとも僕はこの映画からそんな想いを受け取りました。
全編を通しての緩やかな雰囲気と暖かい時間。
すごく癒された!いい映画でしたよ。
う~ん
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