マイ・インターンのレビュー・感想・評価
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英語の教材に使ってます
まさに心のサプリでした。
キャスティングの勝利
ストレスが少なくて、だれでも楽しめる映画という気がしました。なんとなく「ファミリー・ツリー」や「世界にひとつのプレイブック」と似た印象でしょうか。
ある設定を用意したら、あとは身の回りの小さな事に焦点をあててストーリーを組み立てる、という。
あと、この映画についてはキャスティングの勝利でしょうね。「観たい」と思わせる二人で撮ってます。もしかすると内容よりそこが大きいのかもしれません。
ロバートデニーロにほっこり
シニアインターン生としてアンハサウェイが社長を務めるECアパレル会社に再就職をしたロバートデニーロ。
母親と同世代が苦手なアンハサウェイは最初はロバートデニーロと距離を置いているが、ロバートデニーロの的確な言葉にだんだんと心を開いていく。
ストーリーは平凡かもしれないが、ロバートデニーロが、的確な助言で頼りになる部分や紳士的な部分、恋愛をする可愛い部分など、様々な面で魅力的なおじいさんを演じており、ひたすらにほっこり優しくもかっこいい。
こんな風に歳をとりたいと思える理想的なおじいさんだった。
また、会社を運営するキャリアウーマンを演じつつも、家庭では少し不器用な部分も見せる役柄がアンハサウェイにマッチしていて、演技もすごく良かった。
全体としてコメディなども取り入れつつバランスのいい映画で、あまり好き嫌いもなく見れる名作だと思う。
最高!
前から見たかった作品でついに鑑賞できた。見て最初のオープニングでわかったが私が大好きな映画ホリデイのナンシー・マイヤーズ監督・脚本で絶対おもしろい映画だと確信した。
インターンで働きに来た老人とキャリアウーマンが心を通わせていくというストーリーであり、終始内容はすんなり入ってきやすい。高齢者のインターンという内容を深く掘り下げられていない、という意見もあり、賛否両論であるみたいだが、私は大好きな映画の一つとなった。
この映画の素晴らしい点は音楽や演出により、ハートフルな作品に仕上がっているところである。見ていると心が軽くなり、アメリカの生活に憧れてしまう。それはやはりナンシー・マイヤーズ監督の手腕であり、ホリデイに通ずるものがあった。ロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイのコンビが見ていて心地よく、会話がスッと心にしみわたってきた。
更にナンシー・マイヤーズの他の作品もチェックしてみたい。
仕事で疲れてる時に観たからか、今まで観た映画のなかで一番泣いた。不...
大人になって分かる大人の魅力
終始ロバート・デ・ニーロ演じるベンに魅力を感じる映画だった。
人と人の間にインターネットを挟まず生きてきた時代の人間だからこそ、気付ける事が多くある。
捻れた頭は持たず、芯をしっかりと持ち、刺激を受け生きていく。
70歳になった時、ベンのように柔軟に生きられたらいいなと心底思う。
ジュールズはアン・ハサウェイらしい、現代社会の等身大の働く女性だ。
突然自分の父親のような年齢を部下に持つなんて、嫌と思って当たり前。
問題は日々山積みだが、ジュールズなら大丈夫だろう。
彼女の細やかな気配りや会社を考える力は必ず還元されていくはず。
当たり前の事ではあるが、しっかりと相手に感謝と謝罪が伝えられる人間は素敵だなと感じた。
不完全な己を受け止められるジュールズはきっと更に強くなれる。
久しぶりにアン・ハサウェイ作品に触れ、彼女の変わらぬ笑顔に魅了された。
穏やかな気持ち
デニーロの会話の"間"がとても心地良い。前向きでちょっとお茶目、やるべき事が分かってる大人の男性。もっと話したい事もあるだろうに相手を汲み取って思いやる気持ち。かたや、ザ一生懸命キャリアウーマン。余裕はないけど日々満足感に満たされている。けど、夫の浮気が分かった時の動揺っぷりは乙女で可愛かったな〜
丁寧に二人の関係を描いていて、分かりやすい応援映画でもなく、素敵な二人をたっぷり味わえた2時間でした。観終わった後は、気負うわけでもなく、でも前向きになれる。穏やかな映画です!
期待して、そして満足して帰る、これぞ映画を観る最高の幸せ
働く世代と、引退世代にオススメ
現代の多忙な日常を、引退世代の目線で描いたような映画。
映画に込められたメッセージは人それぞれだけどわかりやすいです。
自分の気持ちをメールで一生懸命伝えようとする同僚に、直接話すことをアドバイスするベンのシーンは印象的。
今の若者はこうみたいだね••••••笑
こんなシーンも
アン•ハサウェイが誤って送ったメールを削除する方法を考えるとき、結局現場に侵入してPCのメールを削除しに出かけるという最もシンプルな案をベンが出したシーンも、多忙で冷静な判断ができていない現代の管理職の象徴なのでしょうかね?
やっぱり働きすぎはよくないよね>_<
今の日本はおかしいね
You'er never worng to do the right thing
表紙から爽やかさ溢れる「マイ・インターン」。緑溢れる公園から始まるこの映画、終始新鮮なエネルギーを与えてくれるような元気になれる作品だ。
出だしからモテ男ぶりを発揮している、ロバート・デ・ニーロ演じるベンは今は数少なくなってしまった典型的なジェントルマン。ベンは本当のジェントルマンとはなんなのか教えてくれる。私生活や服装、持ち物だって彼はきっちり。ハンカチを持つのは女性に貸すため。常に周りをよく見る彼は些細なことによく気づく。そして気づいたらやらなくちゃ。こんな簡単なことも僕たちは忘れているのかも。特に印象的だったのが、アン・ハサウェイ演じるジュールズの夫マットの浮気を見てしまった時のベンの対応、核心には触れず彼にアドバイスを送るベンの姿は大人の男ならでは。そんな彼だから周りからも好かれ、心を開かず自分で全てを抱えてしまうジュールズも打ち解けられたのであろう。彼の成長は周りをさらには観る者をも魅了する。70歳にもなってまで成長することをやめない彼の姿は、ファッションの通販サイト会社という彼とは水と油のような関係の会社なのにも関わらず、彼を中和させている。むしろ彼はこの会社にいなくてはならない存在となっていた。タイトルでも使ったベンがジュールズに言った一言「You'er never worng to do the right thing」この言葉をベンは体現していた。
ベンはジュールズから情熱をもらい。ジュールズもベンから情熱をもらう。「昔」と「今」真反対の二つが互いを尊敬し高め合い必要とする姿は社会の理想形のように思える。ベンとジュールズ、「昔」と「今」は互いがいなくてはならない存在となるのだが、果たしてそれは恋なのかそれとも違う別のものなのか…
この映画でもっと印象的なのが服装だ。ベンは古典的なスーツに常に身をまとい、ジュールズは今をかけるファッションに身をまとう。この体形が今のファッション業界を表しているようで面白い。
色々な伏線や表現がある中でもストレートに飛んでくるのが、「You'er never worng to do the right thing」。ジュールズに言った自分に素直になれという言葉も、挑戦という言葉も、この言葉はこの映画の要なのかもしれない。
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