マイ・インターンのレビュー・感想・評価
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ダークな彼女もいい。ずっといい。
アン・ハサウェイが可愛い♡とか言っている人は
「レイチェルの結婚」を観てください。
このデニーロのシルバー人材センターぶりは、自分に置き換えて見れば ちと痛い。
追記:
「牧羊」をするときに、怖がりですぐにパニックになってしまう羊の群れに1頭だけオスのヤギを混ぜておくと群れが落ち着くんだそうですよ。
雄ヤギのあごひげと大きな角が羊たちを安心させるのだと。
この映画を見ながらそれ、思い出していました。
なにか示唆的ですよねー。
憧れのシニアライフ
大人の男性とはどうあるべきか!!
妙にポジティブな爺さんと、社内をチャリで走る上司で「うわ…苦手…」と出だしは思いましたが、すぐに慣れて楽しく感じるようになりました。男性社員たちの無精ひげが気になりました。インターンと言うよりは執事や紳士と言う感じですが、大人の男性がどのような存在感を出すべきか上手く描かれていると思います。しかし、人柄と能力の割にピンチらしいピンチもなく、後半はとても温く、やや差し出がましく感じました。デニーロを起用して二面性が無いのも物足りなく、薄く感じました。また、ピッチパーフェクトシリーズでお馴染みの男優(アダム・ディバイン)がいますが、お前好きな女の友達をお持ち帰りできる顔か、とモテ設定がやや不快でした。
こんな風に歳を取りたい
優しさに溢れ、年を重ねる大切さを教えてくれる
ロバート・デニーロがうまい!
人生にゆとりを、日常に生きがいを
人は「人生に生きがい」を必要とし、「日常にゆとり」を求めてしまう。でも実はその逆で、「些細な日常に生きがい」を感じ、「人生全体にもっとゆとり」を与えた方がいいのかもしれない。
人生にとって何が成功で、何が幸せか。
それは普遍的なものではなく、人それぞれによって異なる。
ロバート・デ・ニーロ演じるベンのように余裕を持って生きられたら…と誰しもが思うかもしれない。
でも日常に追われ慌ただしく毎日が過ぎていく。それに若いというのは、夢に向かって突き進むエネルギーがある。それは素晴らしいこと。
しかし大切なものを見失う前に、歩みを止めて周りを見渡すことも同様に人生にとって必要な時間だ。そんな人生のバランスをシニアインターンに教えられる作品。
人生100年時代と言われるが、どんなに年老いて身体が衰えようと、心には好奇心と希望という生きがいを持ち続ける欲はなくさないでいたいものだ。
ビジネス系ドラマではなく恋愛映画なのか?
心ほかほかの映画
マイン・インターン
インターネット販売サイト経営会社が地域貢献の一環として老人の雇用
シニアインターンとしてロバート・デ・ニーロ演じるベンが入社
女社長ジュールズ(アン・ハサウェイ)の直属の部下として活躍していく
※以下批評、この映画が好きな人は読まないでください。
設定の作り込みも人物の掘り下げも甘い
正直言って起伏が乏しい予定調和ばかり
小規模なトラブルを速攻解決する水戸黄門みたいな印象
大きなカタルシスが得られないので
映画にするよりもドラマにでもするべきだった
批評するほどの内容がない
藁人形をモブに設定してとっちめるにしてももう少しなんとかならなかったのか
端々に見える社会への不満らしきものが、嫌な雑味を生み出している
減点方式なら満点、映画におけるオンバトタイ○マシーン3号、媚映画
私の感性には合いませんでした
正直申し上げて高評価を理由に視聴決定すると
地雷(マイン)映画
個人的に、、
まず、ジュールズがいい人すぎる。難しい人間っていう設定なのでは??
全部がうまくいきすぎって思うのは、スレているからでしょうか。
でも全体的に楽しくみられた作品でした。
【世代間ギャップを飛び越える70歳のいぶし銀の老紳士と若きキャリアウーマンの素敵な関係性を描く作品】
大ヒットした今作の魅力は数々あれど、
1.ベン・ウィテカーを演じたロバート・デニーロの真摯な姿が素晴らしく良い。
・70歳の年の功もあり、常に穏やかで気品と知性をうかがえる言葉の数々。筋はきっちり通すが、自分の置かれた立場を理解しており、上から目線にならず誰にでも礼儀正しく接する姿に誰もが魅入られる。
ファッションも私自身、お手本にしたい位クラシカルなスリーピース・スーツをさり気無く着こなす姿は流石、ロバート・デニーロ。
更にアタッシュ・ケース、革張りのメモ帳、万年筆にも拘る姿の恰好良い事!。
そして決め台詞 ”ハンカチは女性の涙を拭くためにあるのだよ”
デニーロが微笑みを浮かべながら言えば、最強。早く、こういうセリフを言えるようになりたいものである・・。
2.ジュールズ・オースティンを演じたアン・ハサウェイ。
・専業主夫の献身的な夫と可愛らしい娘のために、起業して毎日忙しく働くスーパーキャリアウーマン。
この二人が、織りなす会社生活。
人生の大先輩ベンと会社を支えるジュールズの関係(インターン生と経営者)を現代社会事情をしっかり盛り込みながら、ポジティブな視線で描いた良作。
<懸命に日々を生きるキャリア・ウーマン、ジュールズの前に”インターン生”として現れた人生経験豊かなベンとの関係性をとても豊かに描いた作品。頑張るキャリアウーマンを応援する映画でもあるが、ベンという理想的なシニア男性を登場させることで、現実にある問題を仄かに描いた作品。
個人的には、年を取った際に、ベンのように振舞えるようにしなければなあと思った作品でもある。>
<2015年10月10日 劇場にて鑑賞>
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