キングスマンのレビュー・感想・評価
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センスがいい。
マシュー・ボーン監督のセンスが冴える一作であった。
マシュー・ボーンといえば「キックアス」で、キレのいいアクションと、やはりセンスを感じさせる演出がものをいった。
「スターダスト」もどうやら観ているようだが、まったく記憶にない。
どこの国にも属さない諜報組織というのがいい。設定としてはなにをしても許されるという感じである。
ひとりのキングスマンを育てる話と、人類激減計画を遂行しようとする悪役の話が並行して進んでいく。
この悪役に扮したサミュエル・L・ジャクソンが絶品であった。支持率の低い大統領よりもいくらか似合っていた。
途中でハリー(コリン・ファース)が殺され、キングスマンの首領たるアーサー(マイケル・ケイン)が裏切るという掟破りの展開を見せ、まさに新旧交代のドラマも見せてくれる。
タロン・エガートン、ソフィー・クックソン、マーク・ストロングで十分映画はもつので、続編を期待する。
ハチャメチャスパイアクション
想像以上にぶっ飛んでた。
コリンファースの出番にエー。
サミュエルLジャクソンのキレた演技。
マイケルケインの展開に意表を着かれ、
マークハミルの面影の無さに驚く。
007に近い紳士なスパイを想像していたが、
ノリはちょっと上品なオースティンパワーズか。
マークストロングは当たり役だと思う。
準主役のはずの若手の面々が、ベテラン勢に押され気味な感じがしたのはしようがないか。
至高のアクション
1997年中東、見方をかばって手榴弾に覆いかぶさる最初のシーンで完全に鷲掴みにされた。そのあとの129分は極上のジェットコースターを経験しているようなハイテンションと高揚感が入り混じり、こちらまで疲弊する始末。物語が進めば進むほど「終わってくれるな、終わってくれるな」そう思いながら、まばたきする間も惜しんでスクリーンを見つめていました。冒頭のバーや教会で繰り広げられるハリーのアクションは、スパイ映画好きならずとも必見。こんなエキサイティングな、まるでダンスのように完璧なシーンは初めてでした。
後半は少しストーリーが蔑ろ、というかお笑いに持って行き過ぎかな?というのはあくまで好みの話で、決して一般論ではなく、個人的にはもう少しシリアスに終わってくれたらな、という気持ちを込めて4.0と評しますが、男の子がバカになれるアクションムービー、としてだけ見れば5.0かな。
アクションシーンは爽快
アクションシーンがとりあえずカッコよかった!カメラワークが面白く引き込まれた。全体的に面白かったが、一般人が殺されまくりな部分はなんだかなー。それに少し残虐。教会と花火のシーンは笑えなかった。いや、笑う場面ではないんだけども。そこだけ少しモヤモヤ。
ラストのオチはベタではあるけどよかった。ハリーがカッコよかっただけにもう少し見たかったなぁ。
エグジー役の人に、今後に期待。
発想の逆転が超カッコイイ!
昨今のリアル・スパイ物の逆を突いた発想にざぶとん1枚!
最近のハイテクを駆使したド派手スパイものは内容もどこか似ているし、意外性がない。その逆を突いて良くまとめてる。
下手したらおバカ映画になるところを、意外に綿密な描き方で盛り上げている。アクションも目を引く描き方だし、全体的に何というかサイケデリックな?センスが光る。
時にやり過ぎるくらいやり過ぎる描写がカッコいい。
頭爆発ドカーンってギャグにしかならないのに、すごくクールだ!
楽しさと悪趣味さ
傘や靴、指輪といった武器や、アクションシーンのカメラワークも好みだったので最初は好きだったものの、人を殺すシーンが悪趣味すぎるように感じました。
英国紳士をあそこまでおしておきながら、殺し方が下品すぎる。悪役でもない一般人が死ぬ協会のシーンはなかなかきつかったです。しかも長い。
威風堂々が流れるシーンでは笑いというより失笑でした。
設定やキャスト、大筋は好みだったので星3にしましたがもう見たくない映画です。
だいぶ人を選ぶ映画だと思ったのですが、評価を見るとほとんどの方が高評価をつけておられるので意外でした。
オマージュではなく、あくまで『ライバル』
シルバーウィーク真っ直中で、果たして席が空いているかとヒヤヒヤしていたが、なんとかゲット。前も相当埋まっていたから、CMの力は凄いのかもしれない。
頭がハナビってのはまぁ、趣味が悪いのだが、ナノ爆弾で吹っ飛ばすというのは、寺沢武一先生の『コブラ』でそんなシチュエーションがあったから、そんなに引くほどではない印象。それよりも、スカンジナビア(スウェーデン?w)の女王様のバッグドアを開けることを許可された方が、よっぽどお下劣だけどねw
アーサーというキングスマンの頭目の俳優が確かバッドマンビギンズのアルフレッド役をやっていた人だったので、その人が印象が強い。アルフレッドよりも悪いんだけどね。こういう悪役もやれるんだと感心した。
ヤングボーイのエグジー役の俳優が、眼鏡をするとまるでレオナルド・ディカプリオそっくりで面白かった。
題名だけど、『007』に代表されるスパイ映画に対してのオマージュではなく、あくまでも監督なりの挑戦状ではないかと思った。勿論、オタク側からなんだろうけどw
適当にイギリスの伝統をバカにしつつ、でもその古くさいしきたりや考えが一巡して、新鮮なのかもしれない。まぁ、スーツも中身が鍛えられていたら、そりゃプロポーションも綺麗だよなw
アクションも途切れなく、スピード感も半端なく、観ていて引き込まれる画の強さである。
イメージだけど、敵のサミュエルLジャクソンの用心棒の女性は、あれは自分で改造して足を切ったんだろうね(^^;)
町山クオリティは信用して良いと感じた映画だった。
スピンオフ(?)希望。
TVCMを見た時から、おもしろそうに思えたので、見に行きました。
ストーリー展開、キャラクター、アクション、ガジェット満載の武器など見どころ満載で、期待以上におもしかったです。
唯一、残念だったのは真の主役ハリーが途中で死んでしまうことです。てっきり実は生きていました的展開で、最後にピンチを救いに来るのかと思っていただけに、なんとも残念でした。
なので、ハリーが最後まで主役のスピンオフを希望します。二作目とかで生きていましたは、ちょっと興ざめするので。
衝撃的
いろいろな意味で衝撃的な作品だな。と、思います。
とりあえず思った事は
あの役はコリン・ファースでないとだめだなぁ
良い声の役者さんが揃っているなぁ(マーク・ストロングを筆頭に)
マイケル・ケインから汚い言葉ききたくなかったなぁ
サミュエル・L・ジャクソンは「ビッグ・ゲーム」との差が激しいなぁ。ん?近いのか?
そして、教会の場面はなんと表現すればいいのだろう。あれだけの場面を目を背けずに見られたのは、なぜだろう。
『威風堂々』に合わせて繰り広げられるあの場面はこちらの思考回路も飛んだ気がします。
とりあえず、スパイ映画。スパイ養成も織り込みながらの実戦。
やはりイギリスはマナーの国で「マナーが人を作る」に落ち着くのですね。
ヤバいのキタ‼️
本日鑑賞!
これはヤバい!w
確かにこんなスパイ映画は観たことがないぞ!
紳士的なのに堅苦しさの全くないのでとても観やすかった!
頭吹っ飛ぶシーンはもう圧巻‼️www
DVDがでたら絶対買います‼️w
観る人を選ぶ映画です。
枚方市の『TOHOシネマズくずはモール』にて鑑賞(選択肢に無い)
ぶっちゃけ『スタイリッシュなグロ映画』です。
BANG! BANG!! BANG!!! で敵を殲滅してドヤ顔決めた英国紳士がズパッと二分割。とかそんなシーンが満載。
派手でバイオレンスでトンデモで『汚ねぇ花火だぜ』を何の抵抗も無しに楽しめるなら、この映画は最適。
最高に最低なエンタテイメントをお楽しみ下さい。
中でも一番気に入ったシーンが『威風堂々』の調《しらべ》に合わせて弾ける『花火』。
思わず声に出して笑ってしまいました。
後は……前後しますが英国の『ホワイトカラー』と『ブルーカラー』の関係を匂わせるとか、それによって起きるゴニョゴニョとか、それを切り抜ける若者の『技能』を先にさりげなく見せておく演出なんかが気に入りました(エラいヒトにはわからんのです)
単純な娯楽作品だと割り切って楽しむならサイコーな映画です。
そんなつもりでご覧下さい。
追記……
この映画、中の時間結構経ってるよね?
特に事件解決後の義父訪問の所は、脳ミソパ~ンになったヒト達(いわゆるセレブ)の後始末が世界的な規模で行われた後の話なんだから。
グロい....でも!
ありえないほどの殺戮の連続!最初は、グロさに目をおおってましたが、あまりにも爽やか?でスピーディーな殺戮の連続になんでしょうか?ゲーム感覚なのか、ワクワクドキドキしてきました。圧巻は、花火大会?!に例えられた頭部爆発の連続!これも綺麗にまとめられてます。今迄にはないスパイ映画って感じですね!シリーズ化希望!スカッとしました。
ギャグ風007なのかと思ったら違った
観る前はね、最近のシャーロックホームズとか、そんな感じのをイメージしてたんですよ。
冒頭でキングスマン、ランスロットが真っ二つになったシーンで、「…ん?」となり、
教会シーンでガクッというか、ガーン!というか、ショックを受けました。
裏切られたとかそういう意味ではないです。
文字通り衝撃です。
殺戮シーン、個人的にはダメだったんですよ
。他の方は高評価なんですけど、嫌悪感があってしまって。
ただ自分はキルビル大好きだし、アンアンフィストだって大好きなんです。
なぜそう思うのか、いろいろ考えたんですが…
たぶん「非戦闘員」の虐殺だったから
だと思います。
戦いに来てるならともかくとして。オイオイ、それじゃゾンビみたいなもんかい、ゾンビにコリンファースやられちゃったんかい!(やられてないけど)
この映画母に捧げるんかい!
捧げんなよー!なんて思いました(笑)
まぁそこ以外はとっても好きでした。
訓練シーンも、犬かわいすぎた。
パグのJBには、アイフルのくぅちゃん以上の目力があると確信しました。
また主人公の俳優さんもヤンキーから紳士になってゆく過程がとても自然で好演でさした。
彼が出る映画、また見たいなぁ。
秘密道具も、ギミックが非常にワクワクするコンセプトで子供心をくすぐります。
でもやっぱり、
この監督の持ち味はこの虐殺シーンなんですよね…
そう考えると、次の作品が出た時、私は見れるのかどうか。
久しぶりに、悩ましい作品に出会ったと感じました。
マンガ的要素を受け入れられるかどうか!
物語の展開やアクションの見せ方が、いい意味でマンガ的。映像がマンガ的だったので、あまり違和感なく受け入れることができた。この映画の評価は、このマンガ的要素をどれだけ受け入れられるかどうかにかかっている。
それをクリアすれば、度肝を抜かれる教会のシーンや最後の爆発シーンを楽しめるはず。個人的には現時点で今年一番の出来!
2022.03.16ブーストサウンドで視聴。
やはり面白い。
でも、ブーストサウンドで再認識したのが選曲のよさ。冒頭の「Money For Nothing」でしびれてしまった。教会のシーンで流れる「Freebird」もいかれてたし、世界中の人間が狂って周りの人間と殺しあうシーンで「Give It Up」もギャップに笑えた。
もう7年たつが、やはり最高だ。
”A rule makes a man.”にしびれた
見るつもりはぜんぜんなかった本作ですがTwitterでおもろいおもろいと流れてくるし、アンフェアもピースオブケイクもヴィンセントが…も時間が合わなくて、ということで見てきました。
予備知識ほぼなしで、ボーッと見てたら、なんかおもしろかったです。
終わったと見せかけておまけのエピローグがあるんで、エンドロールも見ましょう。結構出て行った人が多くてもったいないことしはったなーと思いましたよ。
以下、もんのすごーくネタバレなので自己責任でお読みください。見る気なくしても責任とれません!
コリンファースがね、途中で撃たれるんですよ!あっさり死ぬんですよ!
わたしはずっとラストで急に助っ人にくるもんだと信じておりました。
だってコリンファースが主演でしょ?コリンファースをもっと見たいもの!
そしてCMで流れてた、敵の背中を壁にしてバク宙姿勢で銃を撃つシーンは、コリンファースだと思ってたんですよ!なので、あのシーンがまだやったから、きっとコリンファースが蘇ると信じてたんですヨーーー!!
でも違ったー。あれはエグジーだった!
騙されたーー!くやしーです!
エグジーの彼、可愛いですね。
コリンファースは相変わらず可愛いっすね。
あと、サミュエルLジャクソンのアシスタントの彼女が、予告の時点からgleeのリアミシェルに見えて仕方なかったんですが(似てません?)、違うんですよねー。
前述の通り、終わった!と思ってから長めのエピローグがあります。
前半で出てきたシーンのリプライズで、かっこいい!!と思いました。
そこでのセリフ
A rule makes a man.がええわーとおもいました。
字幕ではマナーが人を作ると訳されていました。
紳士になる為には、出身階級は関係ないということです。
エグジーは庶民層(の中でも下級なのかな?)出身だけど、マナーを身につけ紳士になったのです。
エグジーの成長物語としても楽しめます。
たぶん他のスパイ映画へのオマージュも溢れていたのでしょうが、そのジャンルの教養はないのでわかりまちぇんでした。
悪役サミュエルLジャクソンの思想は地球のゴミである人類をへらそう!とゆうことのようでした。その辺は頑張って考えたんやろうけど、って感じです。
耳の下に埋め込まれたチップを爆発させて敵方の偉いさんたちを一網打尽にするところが、完全にファンタジーで、笑ってしまいました。上半身から赤と青のクラゲが順にぼんぼんぼんって発生してしまいにゃ花火ですってよ、くだらねー。
威風堂々の壮大なメロディーに乗せて、リズミカルに人が破裂していきます。
余りバイオレンスが見るに堪えないとかはなかったです。血の量少ないし、痛み描写もすくなかったし、なんといっても人間の断面をみせない絵だったので、拒否反応なしでした。言葉の汚さもこの作品は余り気にならず。そりゃ、教会の演説はどうかと思いましたが、あれはポーズですからねぇ。
下ネタのエッジが効いてたのはラストの王女のところだけでしたね。もっときついかと思ってましたけどちょっとだけでした。
なんでお尻の穴の方が喜ぶんですかね?流行りっすか?ワタシワカラナイ…
わたし的にはどこがR-15?って感じです。
こ難しく解釈しようとすると、たぶん矛盾だらけだし、あれなんですが、なんか今日はとても楽しめました!
あ、すごく蛇足ですが、予告やCMで流れてたあの有名な曲(曲名わからん!けど知ってるあの曲!ボンジョヴィでしたっけ?)がね、本編で一切使われてないんですよ!
予告詐欺ですよぉ〜!ずるいでっせー!
おしまい。
追記
CMで使われてたけど本編で一切流れなかった有名なあの曲、は、
ザ・ナックのマイシャローナという曲だそうです。
ボンジョヴィではありませんでした。
スッキリしました。
スパイグッズ欲しいね
ノーチェックだったのだが良い評判を聞いて劇場へ。
キングスマン、というぐらいなので英国風テイストたっぷり、かと思いきやさにあらず。(コリン・ファースとマイケル・ケインの佇まいは見事なものですが)
キックアスの監督と言われたらなるほどと納得。英国スパイ映画へのオマージュとパロディが渾然一体となった感じとでもいうか。そういう描き方がこの監督のスタイルなのかなーと。
メンバーになるための訓練シーンや魅力的なガジェットなどワクワク要素もたっぷり。そしてやり過ぎなくらいのバイオレンスシーン!
しかしコリン・ファースの退場の仕方はちょっと…。(ケインも…)ボルテージが下がってラストでも上がり切らぬ…。カタルシスが不足ですねえ。
しかし見せ所は多く新風的スパイ映画としてはよく出来ていたと思います。
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