キングスマンのレビュー・感想・評価
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ボーン!
まあ、なんともおしゃれで、グロで、ブラックで、このごちゃごちゃな感じが魅力なんだろう。
まず、冒頭のタイトルの出方がカッコいい。
この映画全体的にCGの使い方がリアルに表現、というよりも、監督の表現したい世界を作るという使い方でそこも良かった。
ラストの頭ボーン!の花火シーンも最高に面白い。(中居くんの模倣犯を思い出した)
戦闘シーンのカメラワークがなんとも不思議な感じ。今まであまり見た事ない。どうやって撮っているんだろう?ちょっと、ゲームの世界に近いように感じた。
エグジーが最初から結構スゴイヤツだぞ。とも思ったけど、カッコいいからいいや。
最初から最後まで、マシュー・ボーン!といった感じ。
好き嫌いは分かれそう。
最高だ
マシュー・ボーン監督は今もっとも信頼できる監督の一人であることは間違いない。毎回新作が確実に面白い。今回も素晴らしかった。
スーツやマナーがきちんとしている、スノッブであることに好意と反感を同時に抱いているのではないだろうか。『X-MENファースト・ジェネレーション』では敵のケビン・ベーコンが嫌らしいくらいスノッブで、かっこよく憎たらしかった。今回の敵はヒップ・ホップの服装で黒人で、マイノリティでくだけたファッションだった。今回の敵もなかなか憎たらしくてよかった。ただ憎たらしいだけでなく応援したい気持ちも沸かせる魅力があった。敵が魅力的なところがいい。
アクションの白眉は教会の場面、すごくよかった。DVDならもう一回見返している。
すごくよかったのだが文句を言わせてもらうと、キングスマンのボスが簡単に敵に寝返りすぎ。がっかりした。宇宙空間でミサイルが当たるまでの時間が掛かりすぎ、何が起こっているのか混乱するほど遅かった。
そんなのは些細な事でもう一回時間があったら見に行きたい。
類を見ないハイテンポ大英帝国スパイアクション
やられました.その一言に尽きます.
「ジェームズ・ボンド」,「イーサン・ハント」.「ジェイソン・ボーン」等々の数々のスタースパイが銀幕に登場してきましたが,ここまで突き抜けたスパイは近年存在しなかったのではないでしょうか.
物語は,秘密諜報組織「キングスマン」の欠員を補充するところから始まります.街で非行に走る青年エグジーは,父親がかつて組織の候補生だったことからスカウトされ,養成所から真のスパイとなるべく試練を乗り越えていくのでありました.
ストーリーは以上のように極めて王道をいくものであり,特筆すべき起伏はありません.ただし,それを構成するキャラクター,アクション,台詞回しをハイテンポにすることにより唯一無二の作品になっています.
まず,キャラクター.
英国紳士であることを第一にする「キングスマン」では,高級スーツと特殊機能付きの日用品を駆使します.仕込み銃兼防弾機能付きの傘,毒薬入りペン,仕込みナイフの靴など,かつてのスパイ七つ道具と呼ばれていそうなものを巧みに最新鋭設備にしているところに惚れ惚れします.紳士たるものマナーを遵守することを忘れないという潔さを感じます.
そして,悪役であるサミュエル・L・ジャクソンがいい味を出しています.あのメイス・ウィンドゥがこんなとち狂ったヒップホッパーみたいになってしまうなんて・・・とこれだけでも十分にずるいです.
小物の悪役どももちょくちょく苛つかせてきながら,物語の終盤であんなことになってしまうなんて.恐らく,この映画で最も意表を突かれる未知の体験をするでしょう.
次に,アクション.
とにかく,ガンアクションが最高です.淡々と拳銃で始末していくのではなく,流れるような格闘術と銃撃の合わせ技には息を飲むばかりです.中盤における最大の山場である協会のシーンは,(少々過激ながらも)現代の殺陣として一見の価値があると思います.
最後に,セリフ.
「マナーが,作るんだ,人間を!」,「James Bond? Jason Bourne?」「No. Jack Bauer!」,「最近のスパイ映画はシリアス過ぎる」,「Brad Pitt ate my SANDWICH!」
もう最高です.脚本家と翻訳家に拍手です.
以上のように,敵対者は問答無用に始末するという強権的な大英帝国のスパイ映画でありながら,適度にコミカルさを織り交ぜ,かといってメタ的にならず,更にアクションでも魅せると何度でも美味しい内容となっています.
是非,映画館で『007/スペクター』の予告を見てから鑑賞してください.
エロ、グロ、ナンセンスの面白さ炸裂!
エロはちょびっとだけど、グロとナンセンスの面白さが炸裂!最初から最後までそのテンションが落ちることなく、キャラクターの魅力もタップリ。
でもストーリーは?
(以下、思いきりネタバレ)
キングスマンのテストエピソードはやや冗長だし、コリン・ファースがいくら相手が差別主義者で敵に操られたと言えど、一般市民を虐殺するのはどうか?
キングスマンのリーダーが実は敵の一味になっていた展開はとって付けたようで面白いものではない。
あと一番心配なのはてっきりコリン・ファースが主役だと思っていたら、途中であっさり殺され、続篇には出ないこと。
名優二人が共に死んだので、新米キングスマンが続篇の中心になるとしたら、キャストの魅力は半減してしまうのではないか?
この映画が面白すぎなので、そんなことに不満だったり心配したりしてしまいます。
神速アクションがめちゃくちゃ凄い!
字幕版で鑑賞。
観終わって一言で言うと…「凄い!」ですね!
こんな凄い映画は久々に観ましたw では、何が凄いのか?
それは…アクションシーンです!
他のスパイ映画はいくつか鑑賞しましたけれども、この映画は特別! とにかく速いんですよ、アクションが!
コリン・ファース演じるキングスマン(ハリー)は、見た目は紳士なのですが、実はどの国にも属さないスパイ!=キングスマン!
最初はハリーの話→そして、ハリーの亡き仲間、ランスロットの息子のエグジーの話が中心に描かれいます。
エグジーは最初は仲間とつるんで、色んな悪事を働いてたのですが、ハリーと出会い、ワケあって、キングスマンにスカウトされます。
そして、エグジーは、次のランスロットになる為に、他の候補者と共に訓練試験に挑みます。しかし、候補者の一人がエグジーに嫌がらせをするのですが、候補者の一人、ロキシーに助けられ、エグジーはだんだんと成長していきます。
書きたいことは沢山あるので、細かい部分は省きますが、犬が可愛かったですね~(^^)
最後のテストで、犬を撃てというとんでものないテストの時に、犬の表情がシュールすぎて面白かったですw というか、可愛かったですね~
そして、今回!サミュエル・L・ジャクソンが敵として登場します。そして、義足の殺人マシーンのガゼルも凄くかっこ良かった。序盤のシーンで、スパイを真っ二つにするシーンがヤバかった(^o^;) どんだけ切れ味いいんだよって思いました(^^)
最初、サミュエル・L・ジャクソンの目的がよく
分からなかったのですが、後半になってくと、わかりました。ちょっと非現実的な計画かな?って思ったんですけどね。(笑)
そして、終盤についてですが、まさかハリーが死ぬとは思いませんでした! わりとアッサリと死んでしまったので、呆気に取られましたw
ハリーが死に、そのままエグジーが亡きハリーを受け継ぎ、キングスマンになります。
終盤のシーン特に良かったのが、ガゼル戦ですね~ 神速アクション炸裂してした!(笑)
最後になりますが、本当にアクションが凄いです。個人的には、神速アクション注目して頂きたいです!(^o^)
→教会でのアクションが凄い!
これは、神速スパイアクション映画です!
長文レビュー失礼しました。m(__)m
先行上映
最初の印象はわかりやすい‼️
スパイアクションorコメディー?
すごく見やすくて誰でも好きになれそうな映画かな?
アクション好きには凄いカッコイイアクション多くて撮影の仕方もスローモーションがよく使われてるの見るんですがスローモーションも使いつつ攻撃する時に加速とゆうか速くなる感じが新しいくて凄い新鮮でかっこよかった^o^
笑いも凄いあってアメリカンジョークは難しくて中々意味を見つけずらいのがあるけどキングスマンはイギリスの人が監督だからなのかわからないけどw
映像で見してくれるから凄いわかりやすくて笑える‼️
監督キックアスの監督だからよくアクションシーンは曲がはいるから凄いリズムにのりながら見れるのも凄い楽しい見てて( ´ ▽ ` )ノ
「キレッキレ」に偽りなし!
キックアスの原作者マークミラーのコミックを、同じくマシュー・ボーン監督が映画化した。
「古きよきスパイ映画+サクセスストーリー+ブラックコメディ+タランティーノ」!!
そりゃロバート・ロドリゲスばりのグロいアクションはレーティング規制もかかるさ、あそこまでグロではないけれど。
冒頭で真っ二つになるランスロットには度肝をぬかれたし、ノリッノリの音楽に合わせて世界中の腐った金持ちどもの頭が爆発していくシーンは最高に笑った。
ザ・ノックとか、デビット・ボウイとか、あと色々思い出せないくらい音楽に彩られていて最高に楽しい映画。
一番のアクションの見せ所が、超保守派のキリスト教会で不本意ながらも一般信徒を全滅させてしまったガラハッドというのも、なんとも、意表をつくというか勿体無いというか・・・(しかもBGMはフリーバードっていうのが超皮肉)。
キック・アスといい、この原作者のストーリーは重要な役が意外なところで退場しちゃうのが、凄い。
個人的に【ジョジョの奇妙な冒険】で主人公のジョナサン・ジョースターが死んじゃった時のような衝撃。
もっと直接的に言うと【キック・アス】のニコラス・ケイジが死んじゃったような・・・というとネタバレか。
これからどうすんのよ!?っていうね。
紳士たれ、という訓戒のもと、どこからどうみても現代のエージェントに見えないキングスマンたちの立ち居振舞いと、彼らのために作られた小道具が魅力的。アクションに縁の無さそうなコリン・ファースがエージェント・ガラハッド役でまさかのキレッキレ。
普段から変人役ばかりやっているサミュエル・L・ジャクソンがまたしても変態的なヒール役。
薄っぺらになりがちな悪役に多少なりとも個性を吹き込んだ。
人殺しが嫌いで、血が嫌いで、自分は善人だと思っていて、金が唸るほどあって、よりよい社会を作りたいIT企業の富豪ヴァレンタイン。でも金があっても世界は変えられず、政治家に失望し、とった解決策がある意味他人任せなのが酷く汚い(笑)
私だって人口は抑制しなきゃとは思う。だからって、じゃあ自分が死ねば?と言われて、死ぬ人なんていないよね。ァレンタインは一見まともな未来展望をしているように思えるけど、そうじゃない。
未来なんてどうなるのかわからない。生きる選択肢まで、金持ちに奪われる筋合いはないのだよ。その時がくるギリギリまで解決策を見つけるために、より良くするために考え続けるのが人間のあり方でしょ?
ランスロット、アーサー、ガラハッドなどからわかるように、円卓の騎士をモチーフに命名してますね。
今回は他のキングスマンは登場しなかったので、次回作に活躍の機会はあるのかもしれないが、舞台をアメリカには移して欲しくないなあ。そういう話が出ているようだけど…英国風ギミックが使えなくなるじゃん。
いやーしかし台詞の端々に映画愛というかオマージュが満ち満ちてて、堪らなく楽しい映画!
両足義足の殺し屋の義足が両刃っていうのもあれか、オスカー・ピストリウスの義足にそっくりだったわけだけど、実際に殺人で起訴されましたからね、あの人・・・そんなところまで洒落を仕込んでいたら恐ろしい!
ドイツ式敬礼のくだりなど、スレッスレのブラックジョークは好みがわかれるだろうけど個人的には超好み!!
ところで、あのマーク・ハミルがなんとも言えない情けない役で登場!
いい味出しすぎて、もっと映画に出てほしくなった。ウィリアム・H・メイシーのような個性派でいけそう。
カッコイイ!!
もーマシュー・ボーン好きだわ〜〜って思いました。スーツで戦う諜報部員…007へのオマージュなんでしょうか?xmenのときも007を意識してたって言ってたので、好きなのねきっと。演出とかはキックアス寄りかな?シリアスな戦闘シーンで突然花火が上がったり。超人的に強いエージェント、おしゃれな小道具、かわいいわんこ、そして秘密組織ときて胸が踊らないはずがない!
そしてキャストも、コリン・ファース、マーク・ストロング、マイケル・ケインとすごく好み。エグジー役のタロン君もかわいかった。アクションもすごくクールでした。
飛行機で見たんですが公開したら映画館でもう一度見るつもりです。だから続編撮ってね監督!
なお、ベタですがハリーとエグジーが背中合わせで共闘するシーンを一目見たかった…!!ので-0.5しました。
バットマンもビックリ
バレエの振付家・演出家のマシュー・ボーンは、映画監督もするのかぁ
と思っていたら別人でしたww 同姓同名だなんて!!
美しくも謎の機械人間ガゼル(ソフィア・ブテラ)の登場時には、
何が起こったのか全く分からずに唖然として見ていた
その後の闘い方とは、レベチで秒速だったよね
候補生達の性格の悪さには辟易するし、そんないじめ行為をマーリン達は咎めようともしないことに、もどかしさを感じてイライラする
大人の子供心を揺さぶる「ガジェット」(小型で便利な道具)の数々
その仕掛けの説明を、まるで自分がエグジーになったかのように瞳を輝かせて聞き入った
『ファースト・エージェント』とは比べものにならない
ヴァレンタインも使っていたが、
ここでも(手のひら認証システム)で、お店からエレベーターで下りる地下10階?
そこには「人間エアシューター」のような移動手段が!
そして、移動先の城の下には、空軍基地のような装備が!
もう、ただただ、ワクワクするしかない
悪の親玉:ヴァレンタインコーポレーションの地下も笑っちゃうほどのスケールで
うかつにもドキドキしてしまった
インプラントを埋め込まれた人間の首がぶっ飛ぶ瞬間は、とても綺麗で、シュール&ポップちょこっとひいたけど、SNSでは炎上しそうなシーンだ
神聖であるべき教会で
"人類削減化計画 " 世にも恐ろしいこの選民思想が実行に移される
これが映画の世界だけではなく
数年前から実際に世界中で起きていることが、恐怖を駆り立てる
これは10年も前の作品だけど、ある意味、警告作品でもあったのだろう
「紳士とは、男女の性別は関係なく、自分の限界や境界を飛び越えて闘う者」
「真の気高さとは、以前の自分自身よりも優れていることだ」
このセリフ達との対照的なヴァレンタインの優越思想が鼻をつく
主役とも言えるハリー役のコリン・ファースが、1発の銃弾に倒れちゃて・・・
『ファースト・エージェント』でも、主役級のコンラッドがあっけなく打たれちゃうし
これがお決まりのパターンなのかも
赤ちゃん!
本気で怯えて泣く可愛い赤ちゃんを見て泣きそうになった。
あれは本気だよね…怖かっただろうに。
コンピュータ、スマホ最先端技術を駆使しながら、万年筆やライターの仕掛けがオーソドックスでいい。
あの傘最強!
しかもあのディスプレイがおしゃれ〜。
テーラー店の奥のすごい仕掛け。
地下を瞬時に移動!
ワクワクした。
騙し合いのような養成トレーニングも、終わってみれば出来レース?のようにも見えたけど、素質は十分あったんだろうね。
最後のおまけのようなシーンでスカッとした。
母親はなんであんな男から離れられないのかねぇ〜
テンポ抜群のアクション映画!!
絶対にバレてはいけない組織、、。
キングスマンという組織の中で、絶対的な強さ、判断力、瞬発力、そして精神力。
どれをとっても一流を求められる、失敗は許されない世界。
英国紳士がスーツ姿で次々と敵を倒していくシーンは圧巻!
アクションシーンがスピード感があってなかなかに衝撃な場面があり、R指定があるのも理解できますね。
ただ、首が飛ぶ場面の画面内の映像と音楽のアンバランスさがより映像を引き立てていて、
衝撃的でした。
街の不良少年が、一人の男性との出会いをきっかけに、
厳しい世界に飛び込み、自分の正義と美学を貫く様は、スーツ姿での立ち振る舞いのスマートさに現れていました。
今いる自分の現状に打ちひしがれ、誰かのせいにして生きるのではなく、
自分が選択した道で突き進むと覚悟を決めた場面は、すごく胸を撃たれました。
起業家として自分が決めた計画を進めていくのも不安がないといったら嘘になります。
ただ、自分の信念をもって仕事をしているし、それが自分のやりがいだと感じて進んでいく時間がいつも楽しく感じています。
キングスマンは誰にもバレてはいけない秘密結社。
その信念と仲間を思う大切さを改めて感じる映画でした。
続編もあるので、時間があるときに観てみようと思います。
王道な内容と圧倒的なアクション
王道な内容に感じるかもしれないが、最後までワクワクして観れる作品。ハリーが教会で戦うシーンのカメラワークが圧巻で素晴らしかったです。主人公エグジーがジャンプの主人公のように成長していく過程が最高でした。
紳士
観よう観ようと思って、いつでもVODで観れるからと先延ばしにしていたキングスマン、すまん、、、、えっ?
スパイものだとミッションインポッシブルが好きなので比較してしまうけど、また違った面白さがあって良かったかな。
キングスマンは常に紳士で話し方がカッコいいし、アクションシーンの演出やカメラワークも結構好きだった。
皆んなの頭が爆発するシーンなんか普通にやったらグロすぎるだろうけど、私は好きだったかな。
テクノロジーはミッションインポッシブルもハイテクだけど、あれはちょっと頑張れば現実的にありそうみたいなレベルなんだけど、キングスマンはSFの領域に少し踏み込んでる印象だったかな、ちょっとバットマンみたいだなって思った。
物語としては主人公のハリーがまさかやられて途中退場するなんて思わなかったし、そっからはエグジーが主人公みたいだったけど、エグジーの訓練とかも、精神的に試される試練が多くて結構好きだったなぁ
死体袋に名前書かせておいて、実は誰も死んでないし無意味に命を奪わないってのも良かった。
最後のシーンで母さんの周りの輩達を冒頭でハリーがやったのと同じように紳士的な振る舞いで助けるエグジーが最高に良かった。
笑い処も結構あって楽しさもある作品でした。
続編も早く観てみたい。
スタイリッシュに全振り!
アクションのカッコ良さ、ユーモアの軽妙さひっくるめて「スタイリッシュ」に振り切ったエージェント映画。紳士がスーツでアクションするのはマジでかっこいい。途中から思った以上に人がザクザク死んでいくのが衝撃的。チップ作動させた時の花火は往年の名ゲーム「レミングス」を彷彿とさせるブラックユーモアだったなぁ…。
愛スパイ映画
全体的にポップコーン片手に家でダラダラ流すのに向いてるとんでもスパイエンタメで、充実した時間を過ごせますね。殺人描写はコミカルですが少し耐性がいります。
裏切りのサーカスで"仕立て屋"だったコリン・ファースが客になってたり、国際諜報局で労働階級のスパイだったマイケル・ケインが、貴族階級の裏切り者になってたり、細かい洒落っ気あって過去に連なるスパイ映画への愛を感じますよ。愛がある作品はやっぱり面白いです。
ただイケオジハリーが殺されて、鑑賞意欲が失速してしまいました。
タイトルなし(ネタバレ)
アクションシーンが過去一かっこ良かった。
絶妙なテンポ感と残酷な殺戮もコミカルに描かれているせいか、洗練されているとすら感じた。
ポップな音楽もその雰囲気を助長していて、楽しく見ることができた。
試験中のシーンから既に面白い。
そして成長していくエグジーが地球のために人口減少を目論む敵組織に潜入するラストは圧巻。それぞれ登場するキャラクターも引き立っていてJBで癒しもある。
ハリーハートは紳士を想像したときにイメージする像そのままで、ハマり役。マナーを重んじる姿勢の迫力もかなりのもの。意外と呆気なくやられてしまったのは少し残念だった。
独特の世界観で繰り広げられる新鮮さを感じられる未来的スパイアクション作品。いい意味で力を抜いて見られるので、なにも考えずに見たい。
<随所にネタバレ有!>「かっこグロい」スパイアクション映画!
2010年に「キック・アス」を生み出した監督マシュー・ヴォーン氏と原作マーク・ミラー氏の2人が再びタッグを組み製作された「キングスクマン」についてレビューします。
まずこの映画のあらすじを紹介します。幼少期に父親を亡くし、荒んだ生活をしていた不良少年のエグジー。ある日対立する不良グループとの小競り合いから逮捕されてしまいます。取り調べ中に、「困ったことがあれば力になる」と言い連絡先を残したハリーを思い出し電話。すると何事もなかったかのように釈放され、ハリーと出会います。
ハリーは、どこの国にも属さないスパイ組織「キングスマン」の一員でした。殉職した諜報部員の1人ランスロットの後任者を探しており、エグジーこそ適任と考えスカウト。他の候補者たちと試験を受けその1枠を競っていきます。
並行して、天才エンジニアであり環境問題の活動家でもあるリッチモンド・ヴァレンタインが、よからぬ動きに出ます。なんでも全世界へ配布した無料のSIMカードを利用して人間を凶暴化させ殺し合いをさせるというトリッキーなテロを企てていたのです。
リッチモンドの企てを阻止しようとするハリーと、キングスマンの試験をこなすエグジーの2軸で物語は進みます。007をはじめ、多くのスパイ映画にオマージュを捧げながら作られているそうです。正直私は、そういった映画を一切知りませんが、とても楽しめました。どの部分がオマージュだったのかを後で調べれば、2度楽しめるかもしれませんね。
私がこの映画の感想を一言で申し上げるなら「かっこグロい」です。目を見張るアクションが満載です。テンポよく相手を倒していく一方で、見せ場の瞬間はスローにするなど、アップテンポのある演出がとてもよかったと思います。が如何せんグロいです。血飛沫が噴水のように飛び散ります。首も飛びます。序盤に人が真っ二つに切られるシーンがあるので、そこで自分に耐性があるのかどうかを確認するといいかと思います。
印象に残っている「かっこグロい」シーンを3つほど紹介いたします。まずは映画の序盤で大学講師のアーノルド教授が拉致されるシーンです。ここで暗躍するのが両足に銀の刃の義足を装着する女殺し屋ガゼル。ものすごい足技で衛兵たちを切り裂いていきます。ここで私が上記でお伝えした人が真っ二つにされるシーンが出てきます。なかなかリアルでエグいです。私も意表を突かれましたが、もう見ると決めてたので見続けました。
2つ目は教会で殺戮衝動に駆り立てられた信者たちを、ハリーが一網打尽に仕留めるシーンです。ヴァレンタインの仕掛けたSIMカードの効果により教会に集まった信者とハリーがとてつもない攻撃的な衝動に駆られます。近くにいる人間を所構わず攻撃をしていくのですが、そこは何といってもキングスマンの諜報部員であるハリー。素人には負けません。次々と薙ぎ倒し、最後の1人になるまで暴れまわります。結構長いシーンに感じたのですが、なんとワンテイクで撮影されていたそうです。ハリー役のコリン・ファースは数ヶ月間にも及ぶトレーニングを積みこの撮影に臨んだとのこと。さすがです!
3つ目はヴァレンタインのアジトに潜入したエグジーが、兵士をやっつけガゼルとサシで戦うところです。2人の戦いは中々かっこいいです。戦いに慣れ見事な足技を繰り出すガゼルに対し、初現場となる辿々しいエグジー。この対比が面白いです。ガゼルへのトドメの刺し方から、一気に結末へと持ち込むストーリー展開にも注目してほしいです。
グロいと言えば、音楽のリズムに合わせて数々の首が飛ぶシーンがあります。人が盛大に死んでいく様をギャグにしていいのかと、ちょっと疑問に思いましたが、海外と日本の感覚の違いということで納得しました。なんでもイギリスの階級制度を揶揄する表現だったとのこと。首を飛ばされたのは上流階級の人間のみ。ギャグとグロと皮肉が込められた、実は奥の深いシーンだったのです。こう言ったメッセージ性が映画の面白さの1つですよね。
別の角度からこの映画の魅力を上げるとするならば、スパイガジェットのかっこよさです。正直、見ていてワクワク子供心をくすぐられました。まずこの映画のシンボルアイテムと言ってもいいこうもり傘。広げた時は相手の銃弾をも防ぐ頑丈さを備えた上に透過して相手の姿を確認できます。先端からは銃弾を発射しマシンガンに早変わり。他にも腕時計型の記憶消去装置、ナイフ仕込みシューズ、毒入り万年筆、5万ボルトの電流が流せる指輪型電流リング、ジッポライター型手榴弾など。スパイらしいガジェットがいっぱい登場します。またそれらを保管している秘密アジトがいいんです。高級テーラーの第3試着室にて鏡に手をかざすとエレベータが作動し、武器庫へ。高級テーラー風の内装にスパイガジェットがずらりと並ぶ画は圧巻です。
見る人を選ぶ映画かもしれませんが、グロ耐性がある方ならおすすめです。ストーリーはとてもよく見応え十分ですから。
Manners maketh man. 新時代スパイ映画、「威風堂々」と登場!
諜報機関”キングスマン”の活躍を描くスパイ・アクション映画『キングスマン』シリーズの第1作。
ロンドンで荒んだ生活を送る不良青年エグジーの下に現れた、謎の紳士ハリー。彼に促されるまま、エグジーは諜報機関”キングスマン”候補生として過酷な試験に参加するのだが…。
監督/脚本/製作は『キック・アス』『X-MEN』シリーズのマシュー・ヴォーン。
主人公ゲイリー・”エグジー”・アンウィンを演じるのは、『戦場からのラブレター』のタロン・エガートン。
彼を導く先輩スパイ、ハリー・ハートを演じるのは『マンマ・ミーア!』『英国王のスピーチ』の、オスカー俳優コリン・ファース,CBE。
過激な環境活動家でもあるIT大富豪、リッチモンド・ヴァレンタインを演じるのは『スター・ウォーズ』シリーズや「MCU」の、レジェンド俳優サミュエル・L・ジャクソン。
スパイ候補生をしごく鬼教官、マーリンを演じるのは『キック・アス』『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』の、名優マーク・ストロング。
義足の殺し屋、ガゼルを演じるのは『モンスターズ/新種襲来』のソフィア・ブテラ。
”キングスマン”のリーダー、アーサーを演じるのは『ダークナイト』トリロジーや『インセプション』の、レジェンド俳優サー・マイケル・ケイン,CBE。
謎の組織に狙われる学者、アーノルド教授を演じるのは『スター・ウォーズ』シリーズや『光る眼』のマーク・ハミル。
ダニエル・クレイグ版『007』(2006-2021)や『ミッション:インポッシブル』シリーズ(1996-)など、シリアスかつハードになりがちな近年のスパイ映画に対し堂々とNOを突きつけた反骨精神溢れる新時代のスパイ・アクション。
スラップスティックなコメディとやりすぎなバイオレンスが観るものの脳天を刺激する。
ロンドンのサヴィル・ロウを拠点とするキングスマンたち。特別に誂えたオーダースーツをビシッと着こなし激しいアクションを繰り広げる様には、否応なく厨二心をくすぐられてしまう。
特にコリン・ファースのメガネandスーツ姿は超セクシー💕一発でファンになっちゃいました!
敵役のサミュエル・L・ジャクソンも良い!
アメリカ人の成り上がりIT長者という、いかにもイギリス人の癇に障りそうなキャラクターを生き生きと演じている。彼のキャリアを考えると、こんな下品な役はもっと若手の役者に任せればいいんじゃない?と思ってしまうのだが、本人が楽しそうだからヨシ!
確かに面白い!…とはいえ、目を見張るような展開がある訳でもなく、まぁよく出来た普通のアクション映画かな、なんて思いながら観ていました。…途中までは。
差別主義者が集まる教会での殺戮シーンから「なんかこの映画変じゃね?」という思いが頭の中をチラつき始めたのだが、クライマックスのとある展開でその疑念は確信に変わる。
イギリスの作曲家エドワード・エルガーによるクラシックの名曲「威風堂々」に合わせて、金持ち連中の頭が爆ぜまくる!💥そのビジュアルのあまりのバカバカしさには、不謹慎ながら大爆笑🤣
そこからはもうノンストップ!ファンキーなダンスミュージックに合わせて世界中で大暴動!!ブレードランナーな美女との対決!!!ゲロを吐きながら死んでいく悪のボス!!!!ポッと出の美女とのムフフなエンド!!!!!
とにかく、こんなにぶっ飛んだ映画はなかなかお目にかかれません。サイコーにアホっぽくて、なおかつカッコ良いエンタメ映画の傑作!!
惜しむらくはパグのJBの扱い方。あのワンちゃんにも何かしらのアクションが欲しかった🐶
傘がほしい
傘を広げて防御し、また攻撃もする。どことなくハイテクのようなローテクの傘が武器になるというのも英紳士を象徴しているんだな。
秘密組織のキングスマンはアーサー王の伝説からリーダーのアーサー(ケイン)やランスロット、マーリン、ガラハッドなどのコードネームがある。
エグジーの母親の新しい夫は暴力を振るう町のチンピラといった存在。エグジー(エガートン)とパブでハリー・ハート(ファース)が話していたときにいきなり絡まれるが、あっという間にチンピラを全滅。そうして、9人の若者が集められたキングスマンの試験に参加することになったエグジー。女子のロキシー(ソフィー・クックソン)と共に最終試験まで生き残った。
権威のあるアーノルド教授(マーク・ハミル)がテロリストたちに監禁されているところをキングスマンのランスロットが救うのだが、悪者ヴァレンタイン(サミュエル・L・ジャクソン)とガゼル(ソフィア・ブテラ)に殺されてしまう。このガゼルの技が、両足の義足に埋められた凶器によって真っ二つに切り裂かれるというしろもの。彼らはインターネットが全て無料となるSIMカードを10億もの人類に配り、怒らせる電波を発信して人口を激減させることを目論んでいたのだ。そして、それを避けるためにシェルターを作り、そこに金持ちや役に立ちそうな人間の首にチップを埋め込みひっそり集めていた。
ハリーはそのSIMカードのせいで、アメリカの教会で人が殺し合う現場に遭遇して、犠牲となってしまう。キリスト教原理主義者の集まる教会での狂気は凄まじいもので、なぜだかレーナード・スキナードの「フリーバード」がBGMとして使われていた。
電流の流れる指輪、手榴弾となるライター、人を殺してしまう万年筆や毒ナイフが飛び出す靴など、スパイに必要な小物も面白い。会話の中でもジェームズ・ボンドは初期の方が面白いといううんちくも披露され、あまりにも現実的なスパイものを敬遠するかのようなストーリーも大胆でよろしい。終盤も、ロキシーに大気圏近くまで飛んでもらい、衛星を破壊するというとんでもない内容や、チップを埋められた人たちを爆破させるという恐ろしい展開も・・・
詰め込み過ぎと思われるエピソードでもあるが、クライマックスは気持ちいいくらいに進むし、見事キングスマンの一員となったエグジーがハリーと同じような行動でチンピラを倒そうとするエンディングもよかった。
タロン・エガートンがよい
エンターテイメントとしては最高に面白い。
しかし大量殺戮のシーンには疑問符がついた。いかにもアメリカ的な、、
何がいいって、タロン・エガートン。
期待の星じゃないのか?
少年ぽい可愛さがありつつ、筋肉質なアクションスターでもあり。
小さなパグを従えた姿なんかなんともいえない。パグを殺せないシーンもよかった!
コリンファースのイギリス紳士ぶりはそれはもう決まってる。
しかしあっけなかった、
第二話に続くのか?
コンビュータやら指紋認証など現代の技術を駆使しながらも、一方で、英国紳士の傘で弾丸から身を守るなど、以外にシンプルな戦いもあり、ハチャメチャぶりがまた面白かった。
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