キングスマンのレビュー・感想・評価
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コリンが主人公だと思ってた
ブリティッシュスーツを華麗に着こなし、スパイ組織「キングスマン」の一員として活動しているハリー。
ある日、組織の一員が何者かに殺されてしまい、その代わりに新人をスカウトすることになる。
ハリーは、かつて命を助けてもらった恩人の息子で、密かにその成長を見守っていたエグジーをキングスマンの候補生に抜擢する。
一方その頃、頻発する科学者の失踪事件の首謀者ヴァレンタインが、前代未聞の人類抹殺計画を企てていた。(解説より)
ストーリーは解説のとおり。
テンポが良く、クールでかっこよかった。
がしかし、これハリー(コリン・ファース)が主人公ではなかったのか。想像していなかった展開に驚愕。
・あの女はなぜあんなに強かったのか?
・なぜヴァレンタインに従う必要があった?
・キングスマンの歴史から鑑みるに、どう考えてもメンバー少なすぎでは?
などなどツッコミどころは満載、、、
だったが総じておもしろかった。
続編もぜひ鑑賞したいところ。
なかなか
興味深い作品でした。
今年2024年パリオリンピックの開会式で、マリーアントワネットのギロチンの演出に賛否が分かれましたが、今作の終盤で人間の首がカラフルな煙を上げながら次々と爆発していくシーンは、とてもシュールでポップ、スマートでオシャレ味すらある。正にあの開会式の演出に近いものを感じました。血の気が多いフランスをイギリスと混ぜこぜにすんなよと、国民性全然違うよと言われるかもしれませんが。(ちなみに原作者はスコットランド人で、影響を受けたアラン・ムーアはイングランド人)
ヨーロッパはどうしても殺戮、革命の血みどろ歴史っていう側面があると思う。昔の西洋画もグロテスクな生々しい描写、とくにキリスト教にまつわる題材や戦争の歴史を描いたものがたくさんある。映画の教会のシーンで、死体の山を引きで撮影したところは昔の暗い西洋画の再現にしか見えなかった。ああいうシーンを教会で撮ると凄みが増すという手法、あちらのお家芸と言ってもいい。もうほんと地獄絵図みたいになる。あと、尺がちょっと長過ぎるんよね。ひたすら殺しまくる残虐なシーンなので、抵抗感が出るのも無理はない。
知識がないせいで「なんか西洋画っぽい」という大雑把な感想しか出て来ないが、誰か、山田五郎さんとか映画の解説してくれないかな…面白い話聞きたい。
スパイ道具やブリティッシュスタイルは古風でかっこいい、好き。古風さが仇となって若干ダサい感じもあるので(てかアレはいじってんのかな)ターミネーターみたいなマッチョな感じが好きな人にはもしかすると合わないかもしれない。英国紳士を白人が演るのは当然として、メインの悪役を黒人に、男性だけでなく女性にも大きい役で、アジアっぽい要素も入れて。まんべんなく散らしてます〜って印象。
しかし、10年前の作品なんだな。人を殺し過ぎるけど、全体としては面白かったです。元々がコミックなので、そのサブカルチャーっぽさが程よいと思います。
マナーが紳士を作る、てか紳士強すぎ!?
「マナーが人を作る」
劇中の紳士なスパイ:ガラハットのセリフです。たしかにそのセリフは正しい。昨今のニュースや日常で見かける非常識な出来事。もしマナーが良かったら、こんなことが起きる頻度は低くなるかもしれないのに・・・。
しかし、その後のシーンは乱闘万歳、スマートさは残しつつ華麗に相手をぶったおす。いや、アンタ紳士やのにごぢゃ強いやん!!というような、スパイアクションに分類される本作です。
ストーリーとしては、諜報機関「キングスマン」のメンバーが、潜入捜査中に何者かに殺される事件が発生。組織はそのメンバーを弔った後、新たなメンバーを見つけなければならなかった。その内の一人:ガラハットは一人心当たりがあった。それは17年前のヤマで自分の失策により失った仲間の息子:エグジーだった。それと時を同じくし、キングスマンが追っていた組織は、世界に混沌をもたらす計画を進めていた・・・てな感じです。
その組織の計画ですが・・・
現実にでもありそうで、また説得力のある内容に面白さを感じるんです。
今現在地球が直面し、今後も大きな問題として挙げられるであろう内容が盛り込まれていて、その説明がまた秀逸。たしかに「そうやんなぁ」と思えてしまい、また解決策も大胆。さすがに解決策に賛同は出来ませんが、しかし今の技術ならあり得るんやないか?と思ってしまう現実感。この映画、ただのアクション映画ではないと思うんです。
しかし、そのアクションシーンがどうかと言うと、これもまた秀逸。結構笑える要素を盛り込み、そのくだらなさがまた良い感じなんですな。爆発シーンなんかクラシック音楽に合わせて見せるとこなんかもう振り切ったくだらなさ。しかしそれが良い。絶妙なラインのコメディ要素が本作を面白くさせています。
007のようなスタイリッシュさになり切れないスパイアクション映画。しかしその“なり切れない”部分に見応えを感じる本作。バイオレンス要素は満載でも、観やすい良作ではないかと思います。
紳士とスパイとかかっこいいに決まってる
ガジェット映画NO1
紳士服を着ながら戦うのが斬新で面白い
紳士服を着ながら戦うのが斬新で面白かった。特に傘のアクションがかっこいい。開いて銃弾ガードするのは、スプラトゥーンのシェルター(傘)が浮かんだ。元ネタもしかしてコレか?
好きなキャラはガゼル(ソフィア・ブテラ)。可愛いし、義足アクションかっこよかった。人を真っ二つにする、登場シーンのインパクトが強烈で印象に残る。
気になったのは、ハリー(コリン・ファース)が強くなる過程が見えなかったこと。
強そうに見えないハリーが、修行パートで戦闘訓練の描写なかった割に、終盤バリバリのアクションで無双するのが違和感。元から才能があったのか、映ってない所で特訓してたのか...?
最後のお楽しみでドア閉めから、エンドロールに繋がるのお洒落な終わり方。義理の父にハリーと同じ方法でボコるのスカッとした。
つまらなくはないがもう一度観たいとは思わないな。 不必要なグロ描写...
細部まで娯楽が凝縮スパイ映画
女の義足で人が真っ二つになった瞬間、この映画は真面目に見たらダメな...
女の義足で人が真っ二つになった瞬間、この映画は真面目に見たらダメなヤツだとわかりました。
にしても教会で人を殺しまくるシーンはひどい。ただの一般市民が相手なのに。スタイリッシュなシーンためなら話なんかどうでもいいのか。
もっと良くできる作品だと思うので残念。
意外とアクションより会話が多かったように感じた
なんと悪趣味な
コリンファースが出ているなら面白いだろうと見て、実際コリンファースのアクションシーンは良かった。
スパイの父親が仲間を守って殉職後、グレる他に生きる術なく道を踏み外した息子エグシーが、DVに遭う母親を救うためにコリンファースを追ってスパイになる。
ここまでは良いのだが。
コリンファースの持つ苦い経験も糧にしての上品な手際の良さが、イギリスから見たアメリカ丸出しな男、サミュエルLジャクソン扮する男の、SIMフリー電波ジャックで攻撃神経を刺激し人々が自ら殺し合いするようにするサイテー計画により、ものすごく下品な無差別殺人化してしまう。その末に殺されてしまう。
敵討ちも兼ねて、本来はスパイ考査落第なはずだったエグシーが、サイテー計画を止めるため奮闘するのだが、、大気圏まで風船おじさんスタイルの気球付きイスで飛ばされてミサイル発射する高所恐怖症の同期の女の子。。サミュエル計画に乗って、首にチップを埋め込み、電波ジャックの影響を受けないようにするも、むしろそのチップで一斉に頭を吹っ飛ばすスイッチ起動される、富裕層達。。
はちゃめちゃな脚本はコメディにできたら良いものの、曲に合わせて頭が花火のように吹っ飛ぶ映像は本当に笑えない。
温暖化にいくら取り組み、寄付しようと地球の熱はその元凶ウイルス的存在である、人間がいる限り下がらない。
というのは確かにそうだが、、
上記ならば人間を間引くしかない。と人間に電波を介して設定を操り、保存される種となる人間を選ぶ、、って今言われているコロナの裏設定そのものだった。
今更ながら鑑賞
赤ちゃん!
本気で怯えて泣く可愛い赤ちゃんを見て泣きそうになった。
あれは本気だよね…怖かっただろうに。
コンピュータ、スマホ最先端技術を駆使しながら、万年筆やライターの仕掛けがオーソドックスでいい。
あの傘最強!
しかもあのディスプレイがおしゃれ〜。
テーラー店の奥のすごい仕掛け。
地下を瞬時に移動!
ワクワクした。
騙し合いのような養成トレーニングも、終わってみれば出来レース?のようにも見えたけど、素質は十分あったんだろうね。
最後のおまけのようなシーンでスカッとした。
母親はなんであんな男から離れられないのかねぇ〜
テンポ抜群のアクション映画!!
絶対にバレてはいけない組織、、。
キングスマンという組織の中で、絶対的な強さ、判断力、瞬発力、そして精神力。
どれをとっても一流を求められる、失敗は許されない世界。
英国紳士がスーツ姿で次々と敵を倒していくシーンは圧巻!
アクションシーンがスピード感があってなかなかに衝撃な場面があり、R指定があるのも理解できますね。
ただ、首が飛ぶ場面の画面内の映像と音楽のアンバランスさがより映像を引き立てていて、
衝撃的でした。
街の不良少年が、一人の男性との出会いをきっかけに、
厳しい世界に飛び込み、自分の正義と美学を貫く様は、スーツ姿での立ち振る舞いのスマートさに現れていました。
今いる自分の現状に打ちひしがれ、誰かのせいにして生きるのではなく、
自分が選択した道で突き進むと覚悟を決めた場面は、すごく胸を撃たれました。
起業家として自分が決めた計画を進めていくのも不安がないといったら嘘になります。
ただ、自分の信念をもって仕事をしているし、それが自分のやりがいだと感じて進んでいく時間がいつも楽しく感じています。
キングスマンは誰にもバレてはいけない秘密結社。
その信念と仲間を思う大切さを改めて感じる映画でした。
続編もあるので、時間があるときに観てみようと思います。
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