アラビアの女王 愛と宿命の日々のレビュー・感想・評価
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タイトルなし(ネタバレ)
植民地主義の間隙を縫ってスパイの如く駆け巡った強い女性!!!!
?
ただの男性遍歴じゃん?
高い金かけて、ロケする意味が分からない。何年も経っているのに、同じ色のヒジャブーと同じ服着て歩き回るだけの動画。
そもそも、砂漠の強烈な紫外線下にこんな真っ白な俳優さんはミスキャストだと思うけどね。
資生◯のS◯F35使っているのかなぁ?
この女性を知ってはいたが、歴史にどう係わったは良く知らなかった。
考古学が全てそうであると言わないが、考古学とは名前ばかりで、要は盗掘である。それが今問題になっている事は語るまでもなかろう。
日本の中学生でもわかるような人物登場させて、作ったフィクションである。
そう言えば、この演出家の母国は、宗主国争いから敗れたかの元独裁国家だね♥
観終わって残ったのは、ニコール・キッドマンと砂漠の美しさだけ
寝てしまった
あの当時に女版アラビアのロレンス的な活躍をした女性、ということで
外交的な方面を期待していったせいか肩すかしでした。
一応ベドウィンとのやり取りなどもあるものの、
主軸は彼女の二度の恋に置かれているので、
西欧人が旅先としては珍しいアラビアでのバカンスで恋におちましたよ、
程度な内容と大差なくなってしまってる。
そのため、彼女が名言を披露したり、部族長が
彼女は英国人でありながらベドウィンにも造詣と理解が深い、なんて言っても
取ってつけたように感じてあまり説得力が無い。
だいたいにして、もともとアラビアが好きで矢も楯もたまらずそこへ行った流れでもない。
実在の人物を描くのに栄光面だけでない切り口にしようとしたのかもだが
どうにも中途半端なところでとどまってしまって、
ニコール・キッドマンがもったいない印象だった。
私の心は砂漠と共にある
イギリス鉄鋼王の孫ガートルード・ベルをニコール・キッドマンが演じる。
案内人ファトゥーフ達と共にラクダに揺られ中東の部族指導者との面会を重ね、彼らから「 高貴な女性 」と評され一目置かれた存在になっていく。
互いに深く愛し合う恋人との描写が美しい。
薄衣を纏ったニコール・キッドマンの入浴シーンにドキリとした。
-水の如く生まれ、風の如く去る運命
-心の戦は自分で勝たなくては
BS松竹東急を録画にて鑑賞 (字幕版)
ニコール・キッドマンの映画
彼女は美人だし、野心家だし、チャレンジングだけど。でもいつも映画がそこそこで面白くない。ぼく的に、トムクルーズなのかな。
18世紀からイギリスの貴族の女性が旅行にでて、すでに日本の各地も従者をつれて旅している。「トラベル」とか「旅」や「女性の社会進出」ことばが出てくるのもこの時代。すごいのは各地でゴルフも世界へ広げて行く。
英国の銀食器がいちじきすきだったから、20世紀初等の物語は基本すき。
それと、強い女性がすき。いちばんすきな映画は「奇跡の200マイル」2013年の映画。女性の物語。実際にそうなんだけど、映画もよかった。結局、どうゆう観客が映画が代数としてすきになるかってことより、自分がすきな映画を選択するってことだと思う。
ゆったりと広大な砂漠に魅せられ
100年ほど前の お話なんですねっ 歳だけど ニコールキッドマン ...
ニコールは綺麗。
ガートルード・ベル(ニコール・キッドマン)の伝記をベルナー・ヘルツォークが撮る、というあまり誰も思いつかない企画だったのではないか。しかも、ヘルツォークのオリジナル。
最初の婚約者を亡くしてから、砂漠に魅せられたように出かけていく。
どこの民族に入っていっても歓待されるガートルードには、人としての魅力があったはずだが、イギリスの高官と話しているときはそれが発揮されていて、見ていて溜飲が下がる思いであるが、アラブの首長とかに会うと少し色あせて見える。不思議な感覚であった。
アメリカの入国拒否の政策のさなか、本作を観たのはタイミングがよかったのかどうなのか。ガートルードのような人がもっと増えれば世界はもっと平和への道を模索することと思う。
実話⁈ハーレクインロマンスの様な安っぽさw
ニコールと美しい砂漠の風景が観れればいいや、的な気持ちで観に行ったのですが…
編集も映像も音楽もどれも中途半端で、実話にも関わらずハーレクインロマンスの様な安っぽさw
何故か、前後の話しに関係なく息切れしているシーンからはじまったり… ため息をついているシーンからはじまったり。
明らかに雑な編集をした後が観られ全話通して細切な感じ。
それにより主人のベルがただのわがままなお嬢様にしか見えませんでした。それもジェームズ・フランコやロバート・パティンソンが若いだけに、ニコールをお嬢様と言うには無理があり、その辺の描き方も雑。
肝心の広大な砂漠の風景もこじんまりした感じで、全てに関して残念。
巨匠と言われるベルナー・ヘルツォーク監督のお年を感じずにはいられない、独りよがり感が否めない感想を持ちました。『アラビアのロレンス』が実話だという事を始めてしりましたw
メロドラマ主軸だが監督らしさも感じる力作
ヴェルナー・ヘルツォーク監督がニコール・キッドマンを主演に撮った本作は、20世紀初頭にアラビアの地で活躍したガートルード・ベルの物語。
19世紀末、イギリス・オックスフォード大学を首席で卒業したガートルード・ベル(ニコール・キッドマン)。
彼女の両親は、彼女の奔放さに手を焼き、テヘランの駐在公使をつとめる母方の伯父のもとに追いやられてしまう。
しかし、彼女は、そのペルシャの地で三等書記官ヘンリー・カドガン(ジェームズ・フランコ)と恋に落ちる。
ふたりは結婚を約束するが、彼女の父親は猛反対し、彼女をイギリスに呼び戻してしまう。
そして、ほどなくしてカドガン書記官は煩悶の末、自殺してしまう・・・
というところから始まる話は、その後、失意のガートルードが、カドガンとともに愛したアラビアの砂漠を旅するうちに、アラブの族長たちと懇意になるが、二度目の恋にも破れてしまうという展開になる。
まぁ、早い話が、壮大なメロドラマのようなものである。
史実としてイラクとヨルダンの国境線を定めたとのが彼女とされ、最後の字幕にその旨がでるのだが、そんな国際問題を解決しようとして奔走したわけではなく、きわめて彼女自身の穏やかならぬ内面を落ち着かせようとしていたように描かれていくあたりが興味深い。
途中、あの『アラビアのロレンス』の若き頃のT・E・ロレンス(ロバート・パティンソン)とも出逢い、さまざま部族と生命の危機さえ感じられるような出逢いもするなども描かれるのだが、そこいらあたりは意外と劇的ではなく、波乱万丈のスペクタクルという意味ではかなり肩透かしを食うかもしれない。
けれど、最愛のひとを喪い、また、新たな恋も手に入れることができない境遇に置かれてしまった彼女を、ニコール・キッドマンが堂々と演じており、彼女の行動の源泉も切なく感じられてきました。
そして、こんなメロドラマ的趣向のみならず、時折みせるヘルツォーク監督の鋭い刃も光ります。
彼女の二度目の恋人、妻帯者でダマスカスの上級外交官ダウティ=ワイリー(ダミアン・ルイス)が第一次世界大戦が開戦し、英国軍に志願する際のセリフにハッとしました。
(別れを切り出した妻が、離婚を受け容れてくれないことをについて、「愛は、暴力だ、どんなに願おうと受け容れてもらえない・・・」。
なるほど、「愛」という名のもとに、宗教や制度や風習で縛る文明のことを嘆いているのか。
ガートルードが砂漠の民に惹かれる理由を「彼らの自由さが好きなのです」という言葉と対比させててみると興味深い。
カメラは、1999年の『キンスキー、我が最愛の敵』以来ずっとヘルツォーク監督と組んでいるペーター・ツァイトリンガーだが、4Kといえでもデジタルで撮られた映像は、どことなくのっぺりとしている。
トーマス・マウホの『アギーレ/神の怒り』や『フィツカラルド』を観ている身としては、そこいらあたりが少々残念である。
世界を変えた女性の1人なんだ!
砂漠がきれい
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