シン・ゴジラのレビュー・感想・評価
全398件中、381~398件目を表示
見事なセイフvsゴジラ
全体的には面白いから高得点。(他のゴジラシリーズとの比較はない) 現代でゴジラが復活、有名だけど初めてみた。とにかく特撮で何百人の役者もいて結構工夫した映画だなと感じる。キャストは豪華で演技も言い分ない。とくに長谷川博己の演技はめっちゃいい、かっこいいし何回のクロースアップで細微の感情表現も出てる。商業映画の中にはなかなか見るがいのある映画だと思う。
最初からゴジラの破壊力の表現に非常にインパクトがあった。東京を広い範囲でロケーションんをするのはそれなりの価値があった。特撮と言ってもリアリティーのあるほうが遥かに人の心を揺らす。東京湾から目黒区まで、神奈川まで進めていくゴジラのこれからの破壊力にも目ありがある。上からのロングショットの効果は抜群。ゴジラ自身の進化もすごかった。まさか最初はあんな形で立つときにびっくりして怖かった。一つだけ、途中で自ら動きを停止する点では理解不能。東京湾に帰ったりして政府の方は作戦を練ったりできるにはまさに好都合。
ゴジラは地震のメタファーとしてみなされるが、この点では大きいな違いがある。つまり地震は福島原発事故の原因になる一方、核廃棄物はゴジラがもたらす結果ではなく、むしろその化け物の形成原因になる。もう一つ気になるのはまさか原爆も捉えられるとは。米国の原爆でゴジラを殺すっていうのはどう考えても皮肉だ。最後の対比的な結果から見れば、外力を借りるというところか、この映画はまさに日米の安保条約に対する軽蔑?というか、米国のコントロールから脱離したいというこの国の民族意識そのものでもあろう。
最後のシーンは感動的だった。血液の冷却・凍結というプランより、実行のときはよかった。無人運転新幹線でゴジラの足元に突っ走ったり、榴弾の投射なども見事!とにかく「注射」する前に相手の戦闘力を削ってくこと。この協力プレイ自体はすごくよかった。
こういう戦闘場面には確実にだれでも燃えるー特にボイスオーバーで軍歌みたいのを挿入するのはずるい。
この映画は、完璧な政府VSゴジラの物語を作り上げた。ニッポンvsゴジラというより、政府vsゴジラと言ったほうがいいかも。映画を作るモチベーションは民族力にあるかもしれんが、ニッポン=政府と言ったらそうだろう。なんだかんだ資本主義のイデオロギー的なものが一瞬見出したと感じる。最後に巧妙なプランができるのは確かに見事で感動的だが、途中で徹夜の仕事で一瞬のその誇りは何なの?解決しないといずれに自分もその害を受けるのに、地震防震のような怠けてもいい仕事とは違うのに、必死に解決案を考えるのは当然だろう。なぜ自分に感動的になったのかさっぱりわからない。
今までのゴジラはどうかわからないが、この映画は完璧と言ってもよいが、人情のようなあったかいものはあんまりない。見終わったあと、一部の観客は拍手したが、なんか政府のことに拍手していると思っちゃう。戦争にお見事な勝利だー!って
このような映画も必要だろう。国というものは、国民が政府の力に頼れることから始まるものだから。積極的な映画だと思う。
唯一理解不能なのは石原さとみの役だ。なんか重要といってもそうだが、微妙だ。でも演技がよかった。「一番理想的なビジョン」と矢口に言ったシーン、面白かった。矢口を相手とするシーンめっちゃよかった!でもそのシーンはかなり現実に遠い話。こういう人物は大統領になるわけもないし、今までのリアリティーを台無しにした感覚も少しあった。
最後、ゴジラのその特技は何なの?放射線ってことかなーちょっと笑う。
とにかく、さすが21世紀のゴジラだと感じる作品だった。もう一度も見てもっと考えていきたいし、友達との議論も相当盛り上がった。しかし、核のことや原爆など深刻になる一方、人間の対抗不能のものを政府に任せるのもいいが、政府と自衛隊ばっかりって感じで、もっとあったかい要素が入ったら完璧。話は長くなりそうだけど。
ゴミ、怒りしか感じなかった
公開以前からの「ゴジラ」「エヴァ」コラボ等で不安はあったが
よくもまぁこんなにエヴァを全面に押し出せると逆に関心させられる
人物や場所が出る度に誰が読み取れるのかと思うほどの長い肩書付きでエヴァ風に紹介して
主要人物のいる「巨大不明生物統合対策本部」なる組織が出る度にエヴァの戦闘BGMを流し
最終的にゴジラを倒す作戦は日本の全力をそそいだ「ヤシマ作戦」ならぬ「ヤシオリ作戦」・・・
対策本部なんてものは「NERV」にしか見えなかった
主役のゴジラは旧作の名音源を使いゴマかして登場させる始末
まだ序盤に意味不明な形態で登場させるのはまだ良い、何か屁理屈でもこじ付けでも生物として成り立たせたかった形なのかもと考えた
もともと存在できない生物なのだから多少こじ付けでも話のスジを通さないと作れないのがゴジラ映画だと思う
だがゴジラの熱戦がまるでハリウッドのゾンビ映画のようにただただ化け物のように下あごが開き
巨神兵のように細長く出され、あまつさえ背びれからファンネルのように多方向へ放出された時には
「60年以上主役をやるとこんなにも辛い仕事もこなさなくちゃいけないのか、もうスクリーンで見たいと願わないから、ゆっくりと休んで下さい」と悲しみに胸が打ちひしがれた
後半尻尾からも熱戦が飛び出た時には
「もう好きにしてくれ」と心の底から怒りが湧き上がった
作中に出てきた「私は好きにした、君らも好きにしろ」とは監督の声だったのかもしれない
ラストシーンでオブジェにされたゴジラの尻尾にハリウッドのエイリアンのような異様な生物が誕生しつつあった
本当の意味で言いようにオモチャにされ尻尾までリアルにオブジェにされたゴジラはただただ不憫としか言いようが無かった
実写でエヴァを作りたかったのか
巨神兵を作りたかったのか
何にせよ開始から昭和の東宝のロゴを出し
最後は昭和映画らしく「終」の文字でしめくくる
初代が最初に登場した「大戸島」漢字表記の「呉爾羅」芹沢博士をモデルにしている「牧悟郎」なる人物
多々初代のオマージュはあるものの
この映画は「ゴジラ」と言うオブラートに包んだ「実写版:新世紀エヴァンゲリオン」だったと感じました
一「ゴジラファン」として、これなら「FINAL WARS」で凍結したままの方が幸せでした
今夏、観に行くべき超話題作!
沢山の方がおっしゃってるように随所に「庵野魂」を感じることの出来る作品なので、庵野さんの事をよく知らない人からしたら「旧ゴジラ」へのオマージュと思われがちですが・・僕は、さすが特撮ヲタク!!って感じで安心しました!! もちろん、魂を削って作ってる作品には変わりないのですけど、盟友 樋口監督と一緒に楽しんでる様子もうかがえます。
タイトルも「シン・ゴジラ」いいタイトルです。
作品の中でもきちんと描写されてましたが・・いろんな捉え方をされてる方がいらっしゃいますが僕が感じたのは「シン=罪」だと思いました。
もともと、庵野監督って「帰ってきたウルトラマン」への並々ならぬ拘りと愛情をもってるように、怪獣に哀愁が漂ってるんですよね
ゴジラは、自分本位な人間が生み出してしまった怪獣なのです。
そういう意味でも、無機質な感じも含めて、最初に出てきた変体するまえの未完成な血液をドバドバと垂れ流しながら東京を蹂躙する姿はなんとも悲しかったですね。
まぁ、語り尽せない映画です。
どのコマを切り取っても、職人・庵野秀明を感じました。
完全復活ですね!おかえりなさい!無事に生還されたことを心から祝福です!!庵野さん!おかえりなさい!待ってましたよ!!
ゴジラファン肩透かし。庵野ファンエヴァ映画。
ゴジラ第1作を良き手本として作った作品。しかし、、、
・前半クドイ政治・内閣による優柔不断ネタ(エヴァファン以外は苦痛)
・エヴァで培った映像(戦車やアパッチヘリ等)と音楽は迫力あるものだが、所詮エヴァ作品とQと同時上映だった実写「巨神兵現る」の延長なのでゴジラとして見たら悲しい。
・CGと特撮は安っぽいながら東日本大震災を見本にして作った様に頑張っていたが、後半になるにつれ粗が目立ちはじめ、最期は息切れ。
電車なんか特にモノレールでゴジラにぶつかった際には・・・一瞬機関車トーマスがゴジラに闘いを挑んだ風。
( これがメディア販売になれば、更に映像ヘボく見えるんだろうな。)
・音楽はエヴァの使い回し。1回だけならいいが何回も、、、クドい。
・豪華俳優陣は難しい用語を並べ、カッコ良く&スマート&現実的な演出もあったが、後半になるにつれメッキが剥がれていく。
(進撃の巨人を思い出した。あの2人が出てますんで)
・この監督は一般人があまり見る事が無い現場をカット割で入れればカッコいいシーンになるとでも思っているのだろうか?(化学工場プラントなど。あんな安い圧力ゲージ見せられてもね。)アニメではカッコよいかもしれませんが、実写ではカッコ悪いです。
実写ならではのカット割も覚えて貰いたい。
・唯一褒める所はゴジラの設定(シリーズで1番体が大きくなり迫力増した。体全体の核放射能ビーム攻撃方法。体の特徴)
ベタ褒めの人の大半がゴジラの攻撃方法の格好良さで面白かったと思い評価しているのでは?。を思います。
(映像が素晴らしいと書いている人は1999年ガメラ3あたりを見てもらいたい。既にこのくらいのクオリティーは確立されている。)
東宝が監督にエヴァの要素をゴジラに入れてと言って作らせたのか?
それであればエヴァファンには成功だと思う。他には???となる映画。
違うのであって、庵野がエヴァの呪縛から逃れられず作ったゴジラ作品であれば、次のエヴァは期待しない。(この監督は同じ様な作品を作れば作るほど駄作になるパターンだと分かった為。)
家族向けでもないし、子供向けでも無い。エヴァ好きだけ楽しめる。
ゴジラファンには肩透かし映画。
年配の方(第1作ファンか?)が意外と多く見に来てましたが、無言で険しい顔して帰って行きました。。
現代日本にゴジラが現れたら
現代日本にゴジラが現れたら…
そう、考えさせられる作品でした。
初動の遅い政府、古い考え方で奇抜な発想を一蹴する官僚たち。
前半は国がなかなか動かず、そんな中でも事態は着実に動き国民が犠牲になる。
あぁ、まるで今の日本そのものだなと。
だけど古い考え方の官僚の中にも、腐っていない人たちもいて
…10年後の自分よりも10年後のこの国が無事でいてくれることを考える…だったかな?
その言葉が凄い印象に残ってます。
日本捨てたもんじゃないな、と。
後半の矢口班の活躍や、怒涛の戦闘シーンなど、もう頭フル回転じゃないと展開についていけない。でも、面白い。
お菓子なんて食べる暇ない。
作中に放射線の話、アメリカや諸外国との関係性、法律の改正、ゴジラがいなくなったあとの日本はどうなるの かという話題がでてきて。
もう、本当に今の日本にゴジラが来たんだなというリアリティーが、浮世絵離れしたファンタジーという風には見れなかった要因かも。
結局ゴジラは戦争であり、災害であり、今の日本が立ち向かわなければいけない象徴的な見えない何かのようでした。
法律の改正には時間がかかる、市民を避難させるのにも助けるのにも会議しなければいけない、メディアの使い方、自衛隊の存在、外交、災害時のつかえない対策マニュアル、問題提起みたいなのもチラホラ。
ゴジラの放置プレイ感は半端ないですが(笑)
光線とか、エヴァのそれにしか見えない、てかゴジラがちょっと使徒、もしくはナウシカの巨神兵に見えたのは私だけじゃない気がする。
でも、それもシュールで笑える。
戦闘シーンは、自衛隊で実際に使われてる機械(公開演習で見たことがある程度なので、本物かはわかりませんが)が使われていて凄い迫力あって私はかなり燃えました。
最後の作戦では、電車爆弾がテレビでエヴァやってたときの庵野さんぽくて面白かった。
アニメとか庵野さん嫌いな人とかは、意見が分かれるのかな?
音楽は昔ながらのゴジラの音楽が結構流れて、昔のゴジラ観てた私は燃えました。
所々、庵野さんぽい音楽も。
私は「ゴジラ♪ゴジラ♪」が流れただけで、全然満足でしたが。
それにしても、石原さとみがなかなかいい演技してましたね。本当に成長したなぁ、て思います。いい意味で、スパイスでした。
あとは、個人的に矢口班の市川実日子がかなり好きでした。表情がなくずっとハキハキ切り捨てるように喋ってた彼女が最後に「良かった」と笑ったシーンは、かなり印象的でした。
観てきたばかりなので、興奮して色々長々と書きましたが、これだけ一言。
「面白かった!」
劇場が明るくなった瞬間に、知らない中年の男性が放った一言。
それが、全てです。
…劇中の言葉や人物名など、色々間違ってたら申し訳ありません。知識もない個人的な感想でした。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
すごくよかった
近年の怪獣映画では『クローバーフィールド』が大好きで、それは酔っ払いのボンクラの目線で怪獣パニックを描いているところが最高なのだ。しかしこの良さを分かってくれる人はあまり多くなく、酷評されがちなのが悲しい。また、怪獣1体のみ、虫みたいな小さいのはいたけど、それだけで最後まで描くところも素晴らしい。
『シン・ゴジラ』もゴジラ1体と人間との関係のみで描いているところがまず素晴らしい。ゴジラと人間、日本人がどう向き合うのかできちんと成立させている。ただ、ボンクラどころか民間人は逃げ惑うだけで、政治家と科学者の映画だった。そんなあまり思い入れを抱くことができない立場の人らの物語で、面白かったし、見事に描いていたけど、好きかどうかで言えばそんなに好きではなかった。
ただ、頭のいい人が頭のいい登場人物や世界をきちんと描くのは大切なことであると常々考えているので、この作品が成立したのは素晴らしいことだ。
日本版ゴジラ映画の延命
2014年のハリウッド版ゴジラを見た時に「ハリウッドが本気出して、200億円も制作費出してゴジラ映画を作ったら、もう日本ではゴジラ映画なんて作れないのでは?」と思いました。つまり「日本版ゴジラの終焉」と思ってました。
しかし、それは間違いでした、すいませんでした。
予算も技術もハリウッドに比べれば、日本のそれはおそらく及ばない。しかし、日本には日本の「ゴジラ映画のやり方」がある!
シン・ゴジラをもって、日本版ゴジラ映画はまだ終わっていない、と。日本版ゴジラ映画の寿命はまだある、と感じました。
シン・ゴジラは「日本人こそ」感じるものがある映画がと思います。
まず「ああ、良いなぁ」と思ったのが字幕がすべて明朝体であること!コレですよ、日本の怪獣映画は。
そしてその字幕で表される、登場人物の肩書きの長いこと長いこと。国難にも関わらず官邸の人々はただただ、手続き、縦割り、面子の会議を繰り返している。残念ながらこれが「日本」なのでしょう。
日本人以外の人が観れば「なにをぐだぐたやってんだ?ゴジラ来てんだからすぐ撃てよ」と思うかも知れません。
日本を写した素晴らしい怪獣映画です。
予想以上!
改めて監督の凄いと思った。
ゴジラ知識全くなく初めて見たが過去作のリスペクトもしっかり意識して作られているとの印象。
音楽とか昔のものを使っていて耳馴染みがあるから嬉しかった。
ところどころエヴァの音楽入ってたのが遊びかな。
実際ありえない話でもない気がする。
脅威は空からやってるくるとは限らない。
地からやってくる可能性だって十分ありえる。
まぎれもなく今1番面白い
MX4Dで鑑賞してきました。
個人的には、今年見た超大作映画NO.1です。それぐらい、ずば抜けて面白かったです。
正直、僕はあまり邦画が好きでありません。なぜなら多くの邦画はどこか頭一つ出た面白いものがなく物足りなさを感じてました。脚本や演技など、理由は様々ですが、とにかく唸るような邦画を観ることが中々叶いませんでした。
この映画はそれを吹き飛ばしてくれた映画でもNO.1です。ハリウッドでもゴジラがリメイクされてますが、個人的にはシンゴジラの方がよっぽどすごいと感じます。
冒頭からすごい早いテンポで展開していき、ハラハラしワクワクします。そして来たっ!と思ったらとてつもない謎をドンっと投げかけられドキドキさせられます。その心のまま、あの破壊神と対面させられるので、めちゃくちゃ面白いです。
1954の初代を見たことないので憶測ですが、そもそもゴジラって恐怖の象徴だったり人から恐れられる存在だと思います。ヒーローのようなゴジラも嫌いではないのですが、個人的にはこの究極生物のゴジラが1番ゴジラらしいのではないのでしょうか。
そのゴジラと激突する日本がまた素晴らしいです。ゴジラに蹂躙され、米国を中心に世界から食い物にされかけながらも、挫けず諦めず挑む日本の姿勢は、この映画を通じての現代日本へのメッセージが込められてると思います。まさに現実vs虚構です。
個人的にあの生物と思えないようなゴジラの動きが斬新で素敵だと感じてましたら、まさかあの人が…
これを言うとネタバレなので言えません。ぜひ確認してみて下さい。
僕は完璧にシン・ゴジラにやられました。まぎれもなく今1番面白い邦画です!近いうちに絶対ゴジラロードの先にあるゴジラヘッドの映画館でみます。
2016年度のベスト1位になるんじゃないか!
エヴァンゲリオンの庵野秀明らしさが良い方向に発揮されていて、とても重厚で、そしてリアルな現代のゴジラ作品になったと思います。
官房長官や総理の災害服での会見等、東日本大震災を経験した日本だからこそ描けたリアルな政治的な群像劇がとてもよかったです。
大人向けの作品でとても楽しめました
とりあえず長い
頭から巨大不明生物出現する流れはテンポよく始まったなと期待高まったが、そのあとの一般人のセリフが棒すぎてテンション下がる。そのあと延々と政府の対応を見させられるが、セリフの連続でもはや半分は聞き逃して、結局聞いてません。まぁ、だいたい何が起こっているかは見ててわかりますが。
字幕も多く、カットも多く、テンポを上げたいのでしょうが、役者がどの方も棒で、石原さとみさんの英語は発音悪くて外国人の方でも聞き取れなかったようで。上手く喋ってるように見える演技でしたが、進撃の時と同じく、一風変わった役どころは似合わなかったです。違和感ありました。
ゴジラのCGは、日本の映画にしてはよくやった方かと思いますが、アメリカの技術には勝てません。ところどころ模型を使ったシーンもあり、オリジナルの特撮への敬意が見れて、良かったです。
ゴジラの第一形態はとにかく可愛いです。
神風トレインも可愛かったです。
ゴジラが実際現れたら、という舞台なので、登場人物が多いです。誰が誰だかあまり分からないです。
ゴジラが街を壊していく様子は迫力ありました。背中から原子力ビーム出した時は驚きました。エヴァの監督だからですかね。音もそれっぽかった。
でも、いい映画を作ろうとする気迫は伝わります。
ただ長いんです。
上映開始2~3分ぐらいで帰りたくなった。
「シン・ゴジラ」鑑賞。
〈あらすじ〉
ゴジラが街を散歩する映画。
~良かった所~
なし!
~気になった所~
・カット割りがあまりにも多すぎる!
・出ているキャストのほとんどが早口。→時々、何言ってるかわからない時がある。
・政府がグダグダすぎる。大杉漣演じる総理大臣も全く役に立たない。→周りの官僚たちに言われるままw 首相官邸の会見シーンで、「生物は絶対に上陸しません」と発言したあと、生物が上陸して、さっそくフラグ回収。。
・カメラワークもおかしい。椅子の上から撮った所や、机の上からの視点やら、、なぜそこから撮るのかさっぱり意味がわからない。
あと、序盤、パニックする町の人たちのセリフも棒読みだし、まるで、RECのような撮影方法だし。。
・石原さとみが演じる役の話し方がイラつく。
・最初、ゴジラ(進化前)が町に上陸したシーンは、あまりにもぬいぐるみっぽくて、酷すぎる。思わず幻滅してしまいました。(^^;
・ゴジラの迫力はまあまあ感じましたが、破壊した車がどーしても、トミカーにしか見えない。
・字幕が早い。あと、登場人物が多すぎる。
~まとめ~
めちゃくちゃつまらないです。何が面白いのか全く意味不明。せっかく抜群の良い俳優を使ってるのにこのザマ。俳優の無駄遣いだと思います。 ホント残念。
良くも悪くも庵野さん
vsシリーズやアメリカ版ゴジラから、という人は違和感あるかも、どちらかというと初代みたいにゴジラに対処する人の側がメインだったと思うので、
ただ、個人的に初代と違って、ゴジラを通して核や原発について考えるというより、対峙した人を通して安保とか緊急事態の事を考える形になってたと思う。アメリカの他人事みたいな対応とか実際ありえそう
カメラワーク?とかゴジラのアレンジがすごく庵野さんっぽいので、合う合わないがあるかも
ゴジラの形をした○○○○、○○○作戦、これはエヴァじゃないですよ?みたいな感じ
子供は連れて行っちゃダメ!
日本(現実)対ゴジラ(虚構)の副題の通り、「現実の日本にゴジラが現れたら?」というテーマを全編を通して訴えてくる作品。
物語は政府役人の目線で進み、先例重視や縦割り行政の弊害によって進まないゴジラ対策や、世界情勢によって左右される方針等に、流されつつ、日本を守るために作戦を立案し、仲間を集め、ゴジラを倒す計画を成功させるために奔走する様子が描かれている。
結果、ゴジラという虚構作品ながら、非常に現実感があるものになっている。
ただし、悪い面として、作品全体のうち、政府内での話し合いや駆け引きが体感で7割ほどに費やされている上、早口で専門用語も多く、非常に情報量が多く感じた。
その為、理解できない子供が見た場合「よくわからなくて、つまらない」と感じると思われる。保護者の方々は注意されたし。
良い面として、多い情報量をきちんと処理しつつ見れた場合は、上記の通り、今までのゴジラ映画とは違う「現実感」の迫力に圧倒される。
あまり高くはない予算の中、優れた映像技術が作品を盛り立てており、序盤では現実の魚類、両生類のような動きを、後半では庵野監督お得意の巨神兵ビームの破壊力マシマシで、進化する怪獣王にふさわしい迫力に仕上げている。初代ゴジラベースの見た目も恐怖心をそそる。
また、過去作品のように無駄に攻撃を外しまくって町を破壊する自衛隊はおらず、全弾きちんと命中させ、被害も少なく、国民の生命や財産を守る有能な自衛隊であることも魅力(まぁ、ゴジラに効果があったかは別として・・・)
そして、最後の作戦は、見た目は地味ではあるが確実な作戦で、それまでの調査や考察によって得られたものを生かした準備と、日本が誇る現場の技術の賜物であり、日本神話に即したネーミングセンスもニクい。
子供たちがみる「夏休み怪獣映画」としてはおすすめできないが、是非一度は見ていただきたい。名作ではない怪作である。
久々に見た、恐怖感のあるゴジラ。
正直、また広告打ちまくって金稼ぎのためだけの映画かと思ったがいい意味で期待を裏切る、良い映画だった。
初め、変態前のゴジラが出てきた時、あれ、敵と戦うゴジラなのか?それは今までいろいろ苦い思いがあるのに。と思わせられたが、それはあくまで恐怖の前兆であり、変態して戻ったゴジラは恐怖の塊だった。
前作からかなり時間が空いていることもあり、現代の技術を出し惜しみしていないゴジラはかなりの迫力。
これまではどこか可愛さが残っていた気もするがそこは庵野秀明。グロテスクさもあるゴジラを作り上げた。
特に今回のゴジラはあらゆるものを破壊し、これまでの特撮とは比較できないが破壊のシーンの多さには驚いた。
自衛隊や米軍との戦いも迫力がありかつ、ゴジラっぽい事細かなテロップが効いて、無知の私でも手に取るようにわかる戦闘シーンはこれまでのゴジラ同様、面白かった。
まあただ、車を巻き込むシーンや電車を使った無人爆弾などのディテールはさらなる可能性がある。
海底トンネルなどをはじめ、人々が逃げるシーンなどはなんだろう、東京という大都会を舞台にしているため、ぎゅうぎゅうになるシーンばかりで、全力で走り回ったりがなくイマイチ恐怖感は伝わってこなかった。
キャストもかなり華やかで、エンドロールに大量に流れてくるキャストの中に有名俳優と無名俳優が混ざり合っている様がなんとも異様だった。
野村萬斎ってどこにでてた?
ん?いたっけ?というレベルの人まで書かれており、ただ文字が流れるエンドロールなのに面白かった。
キャストで言えば、石原さとみの役柄だけ疑問。
そもそも彼女は最近こういったパニックムービーに多く出演しているが、私は向いているように見えず、石原さとみが出るたびに緊張感が無くなるように見えた。他のキャストとの釣り合いもあるのだろうか…
アメリカとのつなぎ役でとても重要な役なのに。
冒頭からエンディングまで、とにかく忙しい映画だったからか緊張感が持続し、ワクワクして見れた。
核の使用や放射能汚染など、日本人が敏感になっているところもついており、映画に入り込みやすかったのもあるかもしれない。
次回作はやるのかな。
次回作があるなら、期待して見たい。
悪くない。
今回のゴジラを一言で言えば、巨神兵。
迫力は折り紙付き。
流石は樋口真嗣、大人の仕事です。
ただ「ミリヲタが喜びそうな描写ばかりで市民視点が皆無なのでは」という不安がものの見事に的中。
まあ今回は「現代日本に怪獣が現れた場合のシミュレーション」というのは職業柄知っていたので仕方ないのだが。
福島との関連も皆無。
数十年前の放射性廃棄物が原因となっていた。
実に残念。
僕ならやる。
やはり血液凝固剤が現実的な倒し方なのだろうか。
それでも随所に散りばめられた小ネタに「あっ」となるのは面白い。
ああいう話は遊び心がないと持たない。
そして、
この映画の本当の結末は、
既に映像化されている。
4DXにて鑑賞!
久し振りの国産ゴジラ。最高でした!庵野版ゴジラは、第一形態から第四形態まで、変態してリアルな恐怖を感じました!自衛隊によるゴジラ掃討作戦もリアルで内容も充実。観ごたえ十分です。次作は、ないのでしょうか?11月に発売予定のゴジラ2016s.h.モンスターアーツが欲しい!今年、観た映画の中で、トップクラスです!しかし、エヴァ感が半端じゃありません!電車爆弾によるゴジラへの足回りへの攻撃、ゴジラの口に、凍結剤を流し込むヤシオリ作戦。観ごたえ十分、ゴジラの熱線攻撃、背中からビーム放射、尻尾からビーム攻撃とこれまでのゴジラの中で、最強!是非、劇場に観に行くべき!
全398件中、381~398件目を表示