シン・ゴジラのレビュー・感想・評価
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ゴジラに恐怖を感じないのは致命的
はっきり言って、初期のゴジラは別にしても、とくに平成以降のゴジラにはまったく期待ができず、映画館に観に行っては期待外れという事を繰り返してきたので、本作も期待はしていなかった。しかし、世間ではあまりにも話題になってるし、評価も高い。で、遅ればせながら見に行ってきた。
まぁまぁ面白かったし、期待外れで残念とは言わないが、しかし、それほど大騒ぎするほどの出来ではなかった。
何よりも、このシン・ゴジラから、あまり恐怖を感じない。圧倒的な恐怖感、言葉や感情の伝わらない未知の生物から被害を受ける事の絶望感、初期のゴジラはもちろん、数多の怪獣映画や地球侵略映画、あるいはハリウッド版ゴジラが描いてきた恐怖感や絶望感を、この映画で感じることができなかった。同じ樋口真嗣と庵野秀明のコンビで撮られた「巨神兵東京に現わる」の巨神兵の方が、よほど絶望感や恐怖感を味わうことができる。
また、日本政府か官僚の遅々として決定できない状況については、なかなかうまく表現できていたと思うし、世間的な評価でもその点を多く挙げられているわけだが、その一方で、石原さとみが演じるアメリカ政府の代表者やアメリカ政府の描写が、あまりにもおざなりで大雑把すぎる。石原さとみに罪はないが、彼女が演じた将来の大統領候補は、随分と陳腐すぎる。
●人知の超え合い。
ゴジラは初見。王道嫌いなもんで。友人の強い勧めで観た。
大迫力。なるほど。長年にわたって支持されるのも理解できる。
人知を超えた完全生物。原子力そのものだね。
それを人知を結集して解決するってのも皮肉だけど悪くない。メイド・イン・ジャパンな感じもよい。
シン・ゴジラのシンとは。庵野監督によれば「新」であり「真」であり「神」でもあるという。
なかなか考えさせられる。ラストに映し出されるゴジラの尻尾の意味とは。
政府の意思決定スピード、アメリカや世界の介入などもリアルだ。意外と政府は頑張ったんじゃないだろか。
「総理の仕事って大変だなぁ」ホントそう思う。
豪華キャスト陣も楽しめる。個人的には、市川実日子が赤丸急上昇。石原さとみよりも、甘利大臣に気をとられた。
クスッと…
神は破壊する
尻すぼみ感
呆気
小中学生ぶりにゴジラ映画を観ました。「ゴジラ対○○○」のように怪獣...
デートでは見ないことをお勧めする
独特のノリについていけるか
この人(怪獣)どんな人だろう?
独特な世界観が好き
久しぶりの日本製の「ゴジラ」と言うことでかなり話題を呼んでいました。日本では大成功を収め、海外でも現在公開中です。世界レベルでの興行収入は2014年、ハリウッド版の「GODZILLA ゴジラ」には遠く及びませんし、北米での興行収入は2014年版の100分の1程度とのことです。しかし、ゴジラは元々日本のキャラクター(?)なので日本人が満足できればそれでいいのです。
さて、本編に関する話ですが、なかなかの長く難しい台詞が続いて難しい箇所はあるものの、災害時における政府機関の対応や人間関係、外交問題、憲法(法律)を丁寧に描き、非常に中身の濃い作品だったと思います。今回初めてフルCGで描かれたゴジラですが、結構リアルです。第一形態が気持ち悪くて印象強いですが、どことなく「エヴァンゲリヲン」感が否めないかな...と思います。しかしそれがまた今まで頭に描いていたゴジラ像と違ってよかったと思います。
ただ、もう少しゴジラには活躍していただきたいなと思います。最終形態でも歩くだけであまり動物的な動きが少ないです。その点は製作費と相談なのかもしれませんが、(製作費は公開されていませんが、恐らく30億円程かと...)やはりさすがハリウッド版。2014年、1998年どちらもゴジラの動きや全体的なCG合成は本作より上です。
まあ、200億円製作費を投入していますから...
本作とハリウッド版(2014年)のどちらが好きかと言われれば五分五分です。1998年版よりはどちらも完成度が高いとは思いますが(あれはあれで楽しめる。)甲乙つけがたいです。
本作の最後に描かれる対ゴジラの作戦がどうも現実離れしすぎている気がしてならないです。序盤からかなりリアリティを追及している作風だったにも関わらず、後半で「ん?」となりました。
続編ができるのか、できないのか、不明ですが、できたとしても数年先のことでしょう。そのことを密かに待っていようと思います。
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