シン・ゴジラのレビュー・感想・評価
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「ゴジラ」っつうか「ネコ」っつうか・・・
劇場では途中で寝てしまった「シン・ゴジラ」をレンタルで改めて観た
~ら、また途中寝ちゃったので、一応巻き戻しながら一通り観た。
いやー、とにかくつまらない(笑)。
深読みできるインテリには見所満載なのかもしれないが、こちとら
「暇つぶしがてらの娯楽目的」である。
公開当時は新聞でも「社会派作品」のような取り上げ方をされていたように
思うけど、なんだか全てが安っぽい。
僕はウルトラマンも含め、余り「怪獣もの」に興奮しない人なので、
そもそも相性が良くないのかもしれないけれど、小学1年のときに
劇場で観た84年版の「ゴジラ」は迫力があって怖くって、でも武田鉄矢の
ホームレスがコミカルで面白かったという記憶はある。
(最近CSで観たけど、当時の気分を再確認できた)
ところが本作はというと、僕は作り手の「趣味の域」を出ていない感じがした。
役人が総理も含めてどこか「ノリが軽い」し、深刻そうな人たちは常に「深刻」。
役人たちの群像劇の筈が、全体的なトーンが「一枚岩」な感じがして奥行きが感じられない。
「えっ、怪獣?やっぱり怪獣なの?あ、そうなの・・・」
果たしてこれが本当に「大怪獣が現れたときの人間の自然なリアクション」かなぁ?
それから、「一般人の目線」でのゴジラへの恐怖感も余り伝わってこない。
3.11の震災のときに感じたような危機感や絶望感や喪失感は、この映画からは感じ取れなかった。
(蒲田の騒動の翌日には、何事も無かったかのように通勤電車が普通に走って、
『おはよう♪』とか言って学生らが登校しているってのも・・・)
う~ん、やはり「エヴァっぽい」・・・。
あと、この大惨事において「非常に大きな違和感」として感じたものがある。
「火災が全く発生しない」
消防車やパトカーの姿はおろか、サイレンのひとつも聞こえない。
あれだけ電柱がなぎ倒されて(たっけ?w)、建物や車が押し潰されているのに、
一向に「火の手が上がらない」のである。
阪神淡路大震災のとき、上空のヘリからリポートするリポーターが
炎で真っ赤に染まる大阪の夜景を見て「まるで空襲のよう」と表現したが、
それに比べ本作が危機感や恐怖感に乏しいのは、恐らくこのためだろう。
一方、「主役」のゴジラ。
やっぱり「CG感」が半端ない。
(脳内補正も追いつかない実写との整合性の悪さ)
特に蒲田をグニグニ進んでいた第2形態は「悪い冗談」としか思えない気色悪さ。
リアルとかでなく、ただ単に「キショい」。
そして再び鎌倉に上陸した際は、「(さっきまでの姿は)うそうそw、ゴメンネ♪」と言わんばかりの
本格的な出で立ちで現れるゴジラ。
・・・シッポが立って揺れとるがなっ!!!
ゴジラというよりは「ネコ」に近い。
このゴジラに「ニャ~ン♪」という鳴き声を重ねても、全く違和感を感じなかったと思う。
そして相変わらず「通常兵器が利かない」。
散々やりつくした「人類の手に負えない強靭な皮膚」を本作もやってしまう。
この強靭な皮膚の「つま先」に山手線を「(律儀に)11両編成で突撃させる」意味が分からない。
(上下線を無視してカラフルな在来線が一斉に走る姿に、鉄道ファンやJR関係者の方々は何を思うのだろう?)
無駄に連結したまま高々と迫り上がる在来線。
実際の列車事故に比べて、かなり「ちゃち」である。
そして作戦開始とともに流れる「宇宙大戦争マーチ」。
もはやこの映画を「まじめに観ればいい」のか、それとも「コメディとして捉えればいい」のかが分からなくなった。
そんな僕の迷いをよそに、庵野監督は完成した本作を観ながらこう思ったのだろうか。
庵野「やっぱり『ゴジラ』はこうでなくっちゃ♪」
~と・・・。
ゴジラ出現のシーンだけ!!
これが日本アカデミー作品賞なのか
第一形態のゴジラ
なんじゃこりゃ
漫画みたい
思わず笑った
ま、最初から引き込まれる作品ではないな
画面の色彩も黄色が強く
見る気も失せる
ストーリーも単純
もうゴジラ映画はハリウッドに任せておきましょ
日本の監督ではダメ
で
ラストのゴジラの尻尾の先の意味は…
続編を作るつもりなのか
作らなくていい
日本の総力をあげての対策
まあまあ
リアル・ゴジラ
大人の事情?
DVDで見たので、ここにレビューする資格は無いかもしれませんが、、
良い予感がしなかったので、映画館で見のがし、後で評判が良い事を知り、日本アカデミー賞では作品賞を取り、DVDになるのを楽しみにしてました。
ん~、、、
役者さんは難しい台詞をよく覚えたなぁ
自衛隊まで協力したのか?
CGも頑張ったね
よく頑張ったで賞なら納得ですが
作品賞は、、、大人の事情?なのかな?と疑ってしまう感想。
まだ 昔のような分かりやすい怪獣映画の方が良い
シリヤスに作ると、シリアスに見ると、日本は崩壊
お偉いさんが若すぎすし 台詞に個性がない 滑舌が良すぎで劇団チック
コマ割りの構図もマンガチック
リアリティーもなく、とても映画として良い評価は出来ないが?
マニアの作るマニア向けゴジラ
個人的にこう言う作風のムダに長い早口の台詞を「うんうん解る」と喜べるファン向けである事が残念。
オタクと呼ばれる人間なら概ねニヤニヤ観ていられるこっけいな会議シーンの繰り返しはレスポンスの遅い日本の防衛と政治を揶揄しているのも結構だがボリュームとして多すぎる。
ゴジラがリアルに居れば対応はこう言うモノだと、丁寧に作っているがそれでワクワクするような感慨は浮かばない。
現代風に理屈を考えてリメイクし、映像技術の向上で観客を驚かせる。
その技術の向上も破壊しながら進むゴジラがスルスルとスライドするように進み、身体の上下も無く歩く?様を見たら一気にもうひとつ感が出てきた。
初期の幼生体のデザインはわざとらしい程の着ぐるみっぽさでBGMも初代ゴジラに似せているのは分かるがあざといとしか思えない。鳴き声と姿のイメージも合わない気がするし他があれだけ現代風に寄せているのにこれだけ着ぐるみ感強いのは製作者のこだわりなんだろうけど、周りと合って無いため不細工。
ご都合主義的な戦闘を拒否して「人がいる」と中止命令を出し、観ている側をモヤモヤさせる演出もゴジラと言う作品に対するイメージが違う人には苛つくポイントと思う。
戦闘もそれなりに作っているが、あのレーザー光線を放射能火炎?の代わりに出されても…
放射能で東京が汚染された様は酷いがこのシーンはそれほど力を入れた感じがしないし、現実に起こった福島がどうなったか?を考えたら、初代ゴジラのテーマと思う非核…こういったメッセージはあえて弱くしたように見えた。どうせ揶揄するならそう言う所をあからさまにやった方がセンセーショナルで良いと思う。
未だに処理出来ない原子炉があり、解決出来ないのに、原発をコントロール可能と言い張り、再稼働に舵を切る……。
冷却で何とかなるなら、福島を何とかしてるだろうよ。
作る気満々でマニアが集まって作ったのはわかる。
が、面白いか?と聞かれたら┐('~`;)┌
過去のゴジラのイメージからフィクションを期待しないが、これをどうみたらワクワク出来るのか?私にはその感性がないようだ。
シリーズ化し何作も続けば『シン・ゴジラ』も記憶に残るだろうが、現時点では何年後かに「あったな」と思い出す程度。
個人的にはゴジラ映画ではないと感じてます
子供の頃から盗撮映画が大好きでゴジラも例外なく大好きでした。その醍醐味の一つとして職人が作ったミニチュアの街を着ぐるみのゴジラが破壊する。正直、個人的にはここがゴジラ映画の見所と思っていますし、それは実写映画であるとも思っています。
で、シン・ゴジラなのですが、、、
知人にチケットをもらったので観に行ったのですが
まともにお金を払わずに良かったというのが正直な感想です。
ストーリー的には今までのゴジラと同じようなものなので、目新しさはなく、ヒューマンドラマ的な演出も現在に合わせた感じで別にいいです。
ただ、CGを使って迫力出されても個人的には萎えますね。新たなファンは獲得できたかもしれませんが、旧作ファンには少し寂しかったのではないでしょうか・・・
現実(ニッポン)の捉え方
凍結温度、チューハイか!
パニック映画としては、身近の街や乗り物のオンパレードで危機感を煽られるし、日本の組織風土をよく表していて、緊迫した状況での決断力やスピード感のなさという多くの日本人が日々やきもきさせられているであろう空気が実写化されていた。軍事的にも、日本が決断できない&しても威力があるものを持ってないから、結局アメリカのそれ良いの?!絶対人間相手に使わないでね!って兵器に頼る始末。
災害や放射能問題に脅かされる日本に、首都圏で何か起こったらこうなるよという警告の意味もあるのか、作品の目的がとても気になる。
犠牲者が相当数出ているに違いないが、国民目線はなしで、全てが官僚目線で進み、最終的には被害の規模からしてライフラインや道路が断たれているはずなのに、化学品を予定通りかき集めて血液凝固剤を製造して納品して作業車に積んでゴジラに押しかけてって、製造流通ともに、人材的にも道的にもできるはずがないよなぁ〜という展開。
ただ、一本筋の通った長谷川博己の役は良かった。ランドゥー。竹野内豊の考え方もわからなくはないし、ちょっとイラっとさせられる石原さとみも印象に残った。
自衛隊の戦車やヘリ、鉄道、働く車が満載で、乗り物好きはかなり楽しめるはず。
見慣れたゴジラの顔になるまでが長くて、変な魚類みたいな顔のゴジラの得体の知れなさが怖かった。火炎放射がレーザービームみたいなところも、現代の恐怖を助長させる。ゴジラの凍結温度が意外と高くて、凍結粉砕のチューハイを彷彿とさせる。
ハセヒロさんの馴染み方…圧巻。
ハセヒロさんは本物の官僚じゃあないのか…
こんな管理がまだ日本にも居たのか…ありがとうございます…
と考えてしまいそうになるほど、長谷川博己さんの馴染み方、演技の上手さが際立つ作品。
途中で庵野監督のエヴァンゲリオン感が高ぶってくる中、石原さとみの濃さや高橋一生のクールさ、市川実日子の鋭さ、クセになるキャラも非常に多い。
ただ、途中、ストーリーの進度があまりにもゆっくりな部分がある、と、思えば、中盤からは割と急ぎめでジャンジャンCGで進んでいく。振れ幅のある進度に少し停滞を感じた。
見なくても良かったかな〜〜
だいぶ期待して見に行ったんですけど
げきちんしましたね
もはや皆がなにをもってすごいって言ってるのか
分からなくなるレベル…
いやたしかに凄いんですけど
俳優とか超豪華だし
すんげえ早口で漢字並べてるし
東京とかぶっ壊れて
偉い奴は死ぬし
面白いプランで無事乗り切るし
ゴジラは進化するし…
まあ好みですよね…
個人的には余貴美子が良かったな〜
あんな短いセリフなのにパリってなるよね空気が
国家危機の描き方
奥さんも喜んでました。
素晴らしい出来。いったいゴジラがなんだったのか、わかる。怪獣がでるよーじゃないんだな.
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特撮とCGの映像、TVサイズではなく劇場サイズのカメラアングル。
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音楽は初代ゴジラから、庵野監督のエヴァンゲリオンの引用と盛り上がる。
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構成、前半は災害に対する日本政府のシステムがテーマ。想定外、マニュアルにない、前例がない、指示がない、とにかく後手に回って現場は悪化する一方。震災、原発問題。コメディタッチで笑える。
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後半パートは日本政府と外国、アメリカ政府との立場がテーマ。言われるがままに核攻撃を行うしかないのか!?NOと言えるのか!? 震災、原発問題、日米安保と、現代のそのままのテーマがゴジラに変換されている。シリアスパートね。.
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社会風刺をエンタメに昇華!!結局初代のゴジラはこれなんだ.
怪獣パートとしてもビックリする進化しますよ(^^)最強ゴジラです。
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そして、全編に渡って登場人物の心情、愛情はほぼありません。この大惨事で誰かを心配したり、死を描いたり、生きようとしたり、そういう人間味を描く気は一切ありません!.
これが素晴らしい!!めそめそしません!社会風刺と特撮にテーマが絞られてます。.
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日本映画今年は楽しすぎる!!! .
とはいえ、セリフが細かいのはいいんだが、説明的なとこが多かった.
「いちいち会議を通さないとダメなんだよこの国は」的な.
それは観たらわかるから!!
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加えて後半パートが少し同じようなテンポが続いて、長く感じた。119分じゃなくて109分くらいが好み。あとはさとみの件なんだが、、、かわいいからオッケイ!! .
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80点から3000点くらいかな!
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