シン・ゴジラのレビュー・感想・評価
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初めてゴジラ映画を観ました
、、、。
ごめんなさい、全然面白くなかった。
テレビでやってたので観ましたが、映画館に行かなくてよかった〜って感じ。
映画館に行けばゴジラの迫力はすごいのでしょうが、内容が全然ダメヽ( ̄д ̄;)ノ
難しい言葉やみんな早口だし、堅苦しいおじさんばっかりだしw内容が頭に全然入ってきませんでした〜。
だから最後まで集中して観れない。
テレビで見たので、もう完全にながら観。
こういう映画は自分の好みではないと分かっていたのですが、知人にすごく良かった!と勧められたので観てみるかと思ったのと、昔ホームステイしたときにステイ先のパパがゴジラの大ファンで、日本人の私にゴジラの魅力をすごい熱で語ってくれたので、ちょうどテレビでやるしいい機会だと思い鑑賞。
ゴジラっていい奴だと思っていた自分の無知さに笑えるww
最初の奇妙な怪物に荒らされた街をゴジラが助けに来るのかと思ったらww
あんたがゴジラだったんかいwww
迫力は凄かった!!日本の映画でこのスケールはすごい!なので星1つ。
じゃなけりゃ、内容面は星ゼロでもいいほど(^_^;)
たくさん苦労して作った映画だと思うけれど
好みが分かれる、そんな映画だと思います。。。
私はダメでした。
庵野作品、ゴジラ作品の集大成であり、現代の最新、最高。 3.11を...
庵野作品、ゴジラ作品の集大成であり、現代の最新、最高。
3.11をモチーフとして現代人の抱える様々なしがらみを抽出し、描いているが、政治的主張は非常に中庸で、厭らしくなく、審議を問うている。
圧倒的テンポで何度見ても飽きさせない、気がつけば物語の主張が現代人に非常に近い距離からアプローチされていくのは正に庵野らしい手つきであるが、それが非常にポジティブであり、攻撃的で無い。優しい。僕は泣いた。
僕たち日本人(特撮もアニメも政治だって、世の中だって)まだまだやっていけるし、やっていきたい…と強く思える大傑作。
庵野の背景を追う上でも、号泣不可避な一作。
もう一度映画を作ってくれてありがとう。大好きな庵野が帰ってきた。
え?どこが政治劇なの?これwwwナウシカ x エヴァ x ゴジラ = 庵野秀明、な作品。
Amazoneで観た。映画館と2回目の鑑賞。
初めて観たとき、かつてのゴジラっぽくないなぁ、と思った。全く新しいゴジラ映画だ。改めて観ると、その理由がわかった気がする。
この映画、政治的、日本政府批判、地震を反映した映画、、、のように見える。
がしかし、そうではない。
てゆーか、政治劇に見える?これ。3.11のドキュメンタリーに見える?笑
そういうイベントが「出てくるだけ」であって、製作者の力点は、全然そこにない笑。悪く言えば、庵野監督、人間を描く気が全くないwww。多分日本の未来にも興味ないと思うぞwww。
「出てくるだけ」で政治劇だ!とか言うなよwww
バーカ。
お前ら小学生並みの読解力しかないの?www
ほんっとに馬鹿だよな。
ムカつくぐらい。
なんだかんだ言って、本作は庵野監督のアニメなんだよね。
ということはやはり一番の見所は、エヴァンゲリオンのような、戦車と戦闘機からの爆撃シーン、ナウシカの巨神兵のような、ゴジラが光線を吐くシーンだ。特に、ゴジラが「それこそ核爆発」のような放射能火炎を吐き、東京を火の海にし、そこに立っているシーンは圧巻。ナウシカで出てきたシーンだよね。庵野監督やりたかったんだろうなぁ。アニメ魂を感じる。
総理大臣一同があっけなくゴジラに殺されるところは爆笑ポイントだ。
一番の射精ポイント(いや・・・見所です。すみませんw)は、中盤の放射能火炎を吐くシーン。一吐きで東京23区が火の海になる(ゴジラは巨大な火炎放射器だったのか!)。あれはすごい。東京を火の海にした後で、ゴジラがその中を立っているシーン。この辺のシーンだけ感動的なまでに力を入れて作られている。
これさ。ナウシカの回想シーンに出てきたじゃん。もうわかるじゃん。「Hayao愛」の映画なんだよ!
この映画は中二病アニメヲタク向け、てゆーか基本的には子供向けであって、大人向け映画じゃないと思うけどなぁ。だからアメリカでこけたんだよ。客層間違えたんでしょ?どうせ。
いい意味でも悪い意味でも庵野監督にしか作れないゴジラ映画だった。
日本ならではのゴジラ
ゴジラ作品は好きで、昭和の一部を除いて全て観てます。好きな作品は
ゴジラ(1954)、
ゴジラvsビオランテ、
ゴジラvsデストロイア、
ゴジラ2000、
ゴジラ(2014)、
アニゴジ3部作、
そして人生ではじめて劇場で2回以上観た、本作です。初代に次いで2番目に好きなゴジラ作品となりました。父は「モスラ対ゴジラ」が一番らしく、ときどき議論するのが好きだったりします。けっきょく好きな特撮作品は「サンダ対ガイラ」でいつも決着を迎える他愛もない議論なんですが。
余談はさておき、本作をレビューしますが、難しい小言は他の方がいいレビューをされてるので、ここは無視して、そっちを参考にしてみてください。僕が熱中した部分と、日本人らしく他の方の否定的意見に対して少しだけ小さな異議を唱えようと思います。
まずは演技っぽい演技をする邦画自体が大嫌いで、なおかつ映画館は料金高いから映画館視聴が嫌いな自分を3回も劇場に駆り立て、1万超えの設定資料を買わせた罪深い邦画、本作の個人的な魅力を頭悪そうに書きます。
・演技を廃したスピード感ある描写
冒頭で述べた通り、邦画は演技っぽい演技をまじめにこなしてるのが滑稽で、どんな作品もコメディに見えてきます。余談挟みますが好きな日本の俳優は山田孝之です。何やっても面白いので大好きです。だから邦画と相性良くて好きなんでしょうね。
しかし、本作では異常ともいえるセリフ量で、役者の無駄な演技をそぎ落としました。そこがホントに良かった。棒読みと捉えてる人は普段、ミュージカルな日常を送ってるんでしょう。それか知人が全員カヨコ・アン・パタースンのどっちかです。言い過ぎました。忘れてください。
とにかく邦画らしい演技っぽい演技がほぼないことがリアリティに繋がってます。
・頭良さそうに見える字幕
マジで気に食わなくも斬新な字幕でした。画面埋めたのは笑いました。最高にクールな評価点です。
・不定形なゴジラ
今作のゴジラは進化します。こんなに形を変えてそれぞれの形態で役割を変えて楽しませてくれる作品、過去にあったでしょうか?
第1形態は、未知、という恐怖を与えてくれました。ゴジラと思わせないようなデザインと演出でよく表現してます。
第2形態は、初見の時第1形態から進化してないと思ってたので、第1形態の姿が見えた事で未知という恐怖から解かれた安堵と、その異常な形相からくる意味のわからない恐怖に襲われ鳥肌でした。女友達がかわいいと言ってたのには驚きましたが、それ聞いた後の2度目の視聴の時かわいいと思っちゃいました。蒲田くん。先入観の大切さを知りました。
余談なんで忘れてください。
第3形態は、初めて未知のそいつをゴジラだ、と認識させました。そこからくる高揚感と、これからどんな絶望を感じさせてくれるんだろうという不安が織りなすカオスが心拍数を上げて、僕の脳はそれを恐怖と捉えました。
第4形態。最初の感想は、ゴジラだ、です。ポスターとPVで見たあいつが、官邸内の景色から一転、スクリーンに突然映されました。第2形態も総理の会見会場から突然だったので、その時と似た恐怖を感じました。そのワンカットからとにかくゴジラの情報を得ようと、スクリーン上の鎌倉に上陸せんとするゴジラに目を走らせたことを記憶してます。見れば見るほどおぞましい見た目。見下したうつろな目、ケロイド状に爛れた皮膚、タバ作戦のときの顔のアップでさらに不揃いの歯が認識でき、より恐怖が強まりました。ただ歩くだけのゴジラにまた、未知、という恐怖が加わり、徐々に感情が高まります。
そして自分が本作で2番目に大好きなシーン。内閣総辞職ビーム。だんだん総理含む内閣のキャラが好きになってきたタイミングでのあのシーン。あそこのながれは完璧です。ゴジラが地殻貫通爆弾?を受けて苦しみ、大量の煙を吐き出し、え、なになになに、と不安になりました。煙は徐々に炎となり、収束して熱線となるあの流れ。音響と映像が最高でした。化学反応とはこういうことを言うんだと実感しました。さらに劇伴の悲しげな雰囲気。Who will know…、と歌われる壮大で悲しくも美しい一連のカットは本当に胸に来ました。初見のときは開いた口が閉まらなかったことを覚えてます。
・死の表現
すごい、と思った新しい死の表現が本作にはありました。コピー機とパソコンに張り紙を貼る。ただそれだけで、初見の時はもったいない、と思いましたが2回目の視聴でそれは使用者の死を表してると理解して、やられた、と思いました。使用者しか知らないパスワードが使用者とともに消えれば、もうそれは張り紙貼って処分するしか無いんでしょう。
・ドタバタ人間ドラマ「ヤシオリ作戦」
シリアスパートから一転してコメディパートです。ゴジラ対ニッポンの消耗戦。皮肉の効いた描写が詰まってて、自分が本作で一番好きなシーンです。
ヤシオリ作戦前の矢口の演説、噛み砕けば国のために死んでこい、という内容です。ここだけ日本らしくないと感じました。皮肉です。
そしてゴジラが熱線を枯渇させるという今までにない弱さを見せ、今まで初代から続くゴジラ作品で壊されるだけの対象だった、ビルや電車の猛攻撃が滑稽にも激アツな描写で描かれます。数多の通勤電車と職場がここで殉職。まだ学生なんでサラリーマンの気持ちはわかりませんが、なんかスカッとしました。
そしてクライマックス。
https://dic.nicovideo.jp/t/a/薬は注射より飲むのに限るぜ、ゴジラさん%21
評価の分かれる第5形態以降ですが、個人的にはゴジラ絡みの悲劇で終わらせて欲しくなかったです。あれは凍結後に始まった進化だと思いますし。あそこから悲劇は続くんでしょう。
第5への進化は凍結前に止められて、スクラップアンドビルドでのし上がる日本の明るい未来で終わって欲しかった。だから☆4.5。
でもこの映画の製作陣によくこんな映画を日本で作りきってくれたなということで、賛辞の意を込めて最終評価は☆5です。
最後に小さく、酷評に異議あり。あと余談。
酷評してる方、映画は楽しんで観てほしいです。アラを探して罵詈雑言とともに書き連ねるのはスカッとして楽しいかもしれません。周りは高評価だけど俺つまんねえと思った、マイノリティな自分は素敵。などなど。
そういった価値観やレビューを否定することはできません。レビューとは作品を観た後の率直な感想のことですし。自分も中立的なレビューを心がけてるので。
しかし酷評してる人のレビューに共通するのは数字が書かれていること。寝ている人がどうこう。売り上げがどうこう。字幕の文字数やセリフ数がどうこう。他の客や売れ行きの観察って楽しいですか?レビューって周りの人や結果の数字がどうだったって伝えるものじゃ無いと思います。大好きなアーティストの詩を借りれば、
「無意識にまたネイビーブルーを手に取り無難を求めちまうぜ、世間の目ばかり気にしちまうぜ」です。
作品じゃなくその作品にくっついてくるもので評価をしているみたいで、はっきり言って悪意を感じました。
でも、悪意を笑い話にしてみましょうよ。友達と笑い話ができれば、それは間違いなくいい映画だと自分は思います。できない映画はダメな映画と評価すればいい。
本作における長ったらしい字幕だって、読み終えてなんか意味ありました?憲法の内容なんて既知の内容でしょう?あれは個人的にはジョークだと思いました。笑ってください。あれこそ政府から国民を守る日本国憲法です。長ったらしい役職の字幕も、こんな役職あんのかよと草生やしてください。
ヤシオリ作戦にリアリティが無い、という人。ヤシオリ作戦絡みのコメディパート全体が現代日本が再現できそうで実現できない"虚構"である、と理解してください。
知識でガッチガチの作品と、嘘で紐解いた作品、どっちがとっつきやすいですか?どっちが楽しいでしょうか?僕は後者の方が楽しいです。今作における嘘は「ヤシオリ作戦」です。ゴジラだろ、と言いたいかもしれませんが、"ゴジラ=災害"を"倒す=避ける"ために展開する、最適な"ヤシオリ作戦=災害対策法案"こそ本作の嘘です。
価値観の押し付けはしませんが、その映画が何を事実と語って、どんな嘘で柔らかくしたかを理解して観てほしいなと個人的に思います。映画を楽しみましょう。
以下余談です。
同時期に上映してた「君の名は。」と本作は災害映画という共通点があり、前者は災害自体を無かったことにして希望のある未来を得た。後者は災害を受け止め危機と隣り合わせでも希望のある未来を得た。僕はこの点で本作の方が優れてると判断し、「君の名は。」ではなくこちらに熱中しました。
あのゴジラに熱中して実家の父と過去作見返した数ヶ月が幸せでした。映画を語れる知人の存在って大事ですよね。家族や友人、映画を観るたびに大切にしたいと痛感します。ゴジラ作品のような長期シリーズには、年齢の垣根を超えた関係を築いてくれるという魅力がありますしね。本作は劇場BDアマゾンプライム合わせて1人で3回、知人と何回か、覚えてないです、それくらい観ました。ホントにいい映画です。
長文で拙い文章、すみません。やるせなくて感情論を混ぜてしまいました。
ニッポン対ゴジラのキャッチコピーに偽りなし!
少数のスタープレイヤーが活躍するものではない。
名もなきひとたちが、自分の役目に徹して困難に立ち向かう姿は非常に日本的だと感じる。
ここの感想を眺めていると、好き嫌い別れてるね。嫌いな人の内容としては
「俺の知ってるゴジラじゃない!でも世間的に受けてるなんて、そんな現実は認められない!これはダメな映画なんだということをレビューで証明してやる!」
的な感じだね。
かつて、同じような流れになった映画がある。「タイタニック」がそれである。
昔のAmazonレビューの中には「タイタニックを、世紀の大駄作と認定する」という一文が堂々と掲載してるユーザーもいた。今も残ってるかな?。
はっきり言って、ゴジラじゃない!
これは、ゴジラを語る歩く大量破壊兵器、核兵器の話です。
昔のゴジラは、言ってしまえば歩く原子炉だったけど、シンゴジラは歩く核兵器です。
行動する度に放射能撒き散らすとか、火炎吐くのに頭割れるとか生物じゃないじゃん!
昔のゴジラは親しみやすい姿で強いのに攻撃手段が火炎以外肉弾戦でどこか地味だけどコミカルで、憎めない感じが魅力だったのに、これじゃ怖いばっかりで、子供からも人気でないよ。
また、無駄に政府の描写細かすぎ、外交官役変!あれは盛りすぎやり過ぎあんな外交官居ないから!
SFと現代が上手く調和してたのが子供心をくすぐってたのに、ただの現代兵器博覧会?みたいな感じが面白くなかった。あれをやるなら、もっとやりようあったように思う。例えば、上陸前に叩くとか、イージス艦からのミサイル攻撃とか、派手にしてたらまだ、面白かった。
変にリアルさ追求しすぎて単調で起伏に乏しく終始残念感が漂う内容だった。
好きです、ほんと
正直エヴァ知りません。
セリフも早口で難しい事ばかり言っててほとんどわかりません。
でもなんか雰囲気で理解できちゃう不思議。
感覚でみましょう!笑
とりあえず展開が面白くて、予想外の連続でずっとドキドキ!
ゴジラがリアルに現れたらこうなのかなって思わされたり、いやそんなこと無理でしょうwって思わされたり。
リアルとファンタジーのバランスが最高でした!
抜群の安定感!
まず、役者の数がすごい!
役者のギャラだけで破産しそうな程にあの人も!この人も!出演してます。
物語の流れはお約束通りで安心して見られる。
ゴジラによって街が破壊され、多くの人が犠牲になるけど、残された人達が得意分野を生かしてゴジラを鎮圧する姿はかなり見応えがあります!!
役者も凄いし、ストーリーもファンを減滅させないように作ってある。
音楽もエヴァ使ったり、若者層やゴジラを知らない子供層にも見やすい作品になっていると思いました。
理想的なプロジェクトX
何段階にも進化するゴジラ。安っぽいヒューマンドラマの排除。石原さんのヘンな英語。市川さんの特異的な可愛さ。 シリーズ史上最恐に美しい熱線放射。サラリーマンの意地が炸裂するかの如き無人在来線爆弾。そして破滅を予感させる不気味なラスト。
こういった一つひとつのシークエンスが本当に丁寧に作り上げられている。
海外で不評というのもわかります。本作は日本人の日本人による日本人のための、まさに理想の「プロジェクトX」だから。多分劇場ではみんな、スポーツの試合みたいに「ニッポン!ニッポン!」って叫ぶような気持ちで見てたんじゃないかな。
「大きな物語」の衰退が言われたりする昨今ですが、本作の大ヒットは「日本はまだまだやれる」という「大きな物語」への希求の強さを示していると言えるのではないでしょうか。
4~5回記憶が飛んだw
全く観るつもりはなかったけど、折角のお盆休みだし…軽い気持ちで観ました。
もー、とにかく眠くなるの一言。
ゴジラだと思って観たのに 会話のシーンばっかりだし、早口で喋る人…モゴモゴ喋る人…何言ってんだか判らない人…登場人物がやたら多いだけで良く解らなかった。
いや、言いたいことは解るけど とにかくつまらなかった…いや、超つまんなかったですね。判ってたら観ませんでしたねやっぱり。
女優さんのヘンな英語…そこを英語で言うか?!って感じで、違和感アリアリだし。
アーロン・ジョンソンのゴジラの方がまだマシな気がする。
しかも、安易に核で何とかしようなんて 恐ろしすぎる。
あのCGも、わざと古っぽくやってるのかな?少しお粗末な気がした。
途中何度も記憶がなくなりましたね。
最後、ゴジラも可哀想だったし。
何で陸に上がって来たのかは判らないけど、攻撃するから反撃されるんでしょ、きっと。
それに、良く判らない生物を いきなり攻撃することにも違和感を覚えました。
元々、こう云うタイプの作品は余り興味がないので やっぱり感動とか出来なかった。
でも、巨大生物系?なら、序盤から飛ばしてた「キングコング 髑髏島の巨人」の方が面白かった。
怪獣映画でありながら、政治劇である
これは、子ども向けではない、確実にオトナ向けの作品である。米軍との関係、日本の危機対応のまずさなど、浮き彫り。特に、パニックにさせないように、「陸には上がりません。」と、とりあえず、発言してしまうところなど、放射能は、「ただちに影響ありません」となんだか被ってしまった。
心震わせる映画
初レビューです。
賛否両論溢れかえっている映画ですが、私的にはとてもよい映画だったと思います。
長いので読みたい方だけ読んで頂ければと思います。
まずなぜこの映画に対し、低評価をつける人がいるのか気になりました。
過去のゴジラ映画など自分は見たことありませんが、低評価の方を見てみると、
・特撮のクオリティが低い
・官僚の話がつまらない、会議シーンが長い
・専門用語がたくさん出てきて視聴者を置き去りにしている
・期待していたゴジラ像と違う
・官僚ドラマを見たかったわけではない
・石原さとみの役柄に違和感
などなど期待値と違うことから見て損した、絶賛されてる理由がわからないというレビューしてる方が多数いるのがわかりました。
これらに対しては理解出来ます。見たい内容・期待するゴジラ像が予め決まっており、本作はゴジラを使った官僚ドラマを描いた映画だったため、その期待値とのズレが低評価に繋がったのだと思いました。
そのため、特撮映画を見たい、従来のゴジラ映画の延長線上を見たい、英語は達者なので聞きたくない、と言った方は見るだけ時間の無駄かもしれません。
自分が本作に対し良いと思った点は以下です。
・普段知らない政府・官僚・自衛隊の頑張りを描き、日本国民のために努力してる様を見せて頂いた。
・主人公演じる長谷川さんをはじめ、脇を固める方々の演技も素晴らしかった。
・ゴジラが初めて登場し被害が出たとき、初動が完璧でなく悔やむ箇所や、ゴジラのレーザーによる多大な被害が出たときの憤るシーンなどは、日本を支えたいという思いが根底にあらからこそ表面化した感情だと思いますし、胸を打たれたシーンでもありました。
・理想を追求する長谷部さんと現実的な解を選択する竹野内さんの対比も本作の魅力のひとつだと思います。
どちらの言い分も間違ってはないため、自分だったらどうするか、何を最優先事項とし行動するのかなど考えながら鑑賞しました。
・自分も理系畑だからかわかりませんが、科学に携わるものとして、現象解析してわからないことがわかったときの喜び、またそれが日本を救うことに繋がるとしたらこの喜びに勝るものはないのでしょうか。
この辺りがとても面白い・共感できた・感動したと思った理由です。仕事したくなる映画でした。
以上です。
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