シン・ゴジラのレビュー・感想・評価
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17年35本目。 地上波放送ではあるがやっと観られた。公開初日、怪...
17年35本目。
地上波放送ではあるがやっと観られた。公開初日、怪獣映画?庵野監督?よくわからな〜いとスルーしていたが、ただの怪獣カッケー映画ではないよと知人に言われたころからずっと気になっており少しだけ事前知識はあった状態で鑑賞。めちゃくちゃ楽しめた。
邦画でもバラエティでも字幕が無いと理解出来ない頭なのではじめてのシン・ゴジラを完全字幕で観られることが非常に嬉しかった。
「何の話してるかさっぱりわからんが頭良い人達が頭良い会話して話がポンポン進んでるグルーヴ感」好き
非常に良い絶望シーンが何度かあってカタルシスマニアには堪らない。内閣総辞職ビームねえ。考察されまくりの謎オチもかなり秀逸。
「やったか?!」ってたぶんこの世でいちばんやってないセリフなんじゃないだろうか。
応援上映では「ZARAはどこ?」に対し映画館近くのZARAの場所を答えるのがお約束だとか、ノートパソコンに貼られた「廃棄」のテプラは、使用者死亡(或いは行方不明)でログインできないために廃棄される目印でそれによって人の死を表現しているのだとか、無人在来線爆弾とか、印象に強く残る名シーンも多い。
個人的には、シンゴジラの裏で民間人の間では正体不明の巨大生物ゴジラを神と崇める新興宗教が開かれていて欲しいしそれに同調しない人間は恐怖のあまり爆発的に増えていく信仰者によって淘汰・最悪殺害されるドラマがあってほしい
映画の内容は面白かったけれども、ゴジラがあまり動かないのが残念だった。怪獣同士のバトルが見たかった。
映像的にはヱヴァンゲリヲンを実写化したような雰囲気だった。
ゴジラはすごく動きの遅い”使徒”というところです。
ヱヴァンゲリヲンの映画は見ているけど、あまり面白いと思えず、評価の高い『新劇場版:破』を駄作と思う映画に入れているので、この映画も映像的にいいと思える部分はあまりなかった。
内容的には官邸や政府の対応の様子が中心なので、ゴジラ映画というより、終戦の日を描いた映画『日本のいちばん長い日』みたいな印象だった。
けれども、実際1954年の1作目はこんな感じだったし、題名の『シン・ゴジラ』の”シン”は「新」「真」「神(?)」ということらしいので、正統のゴジラを新しく作ったという意味なら、そのとおりかもしれない。
この映画では日本政府の無責任体質や、危機管理能力の低さ、自衛隊の中途位半端で不自由な立場、出る杭は打たれる式の日本の出世競争の弊害、アメリカによる日本支配などを盛り込んでいるところがよかった。
それはそれで面白いけれど、怪獣同士のバトルがなかったのがすごく残念だった。
直近のハリウッド版”GODZILLA”は怪獣同士のすごいバトルが入っていたし、正統ではないのかもしれないけど、『ガメラ』の感じも入っていてよかった。(どちらかというと「神」はガメラの方なのでは?)
この映画では自衛隊とのバトルがおもしろかったけれど、ゴジラがあまり動かないし、あっさりしていて盛り上がりにかけた。
その後の戦いも、バトルというより光線出しているだけだった。
もしかしたらハリウッド版みたいにやりたかったけれども、できなかったのかもしれない。
もう昔みたいにあからさまに着ぐるみ同士で戦わせるわけにもいかないし、中途半端にやると『テラフォーマーズ』や『進撃の巨人』みたいになり、批判されるからやめたという感じがする。(私は別に気にならなかったし、よいと思ったけれど・・・)
日本映画ではお金も限られているし、ハリウッドの技術と比べたら劣るのはしょうがないけれど、なんとかやりくりして挑戦してほしかった。
ゴジラ初めて見ました。 エヴァ好きなので、ぽいなーっていうのもあっ...
ゴジラ初めて見ました。
エヴァ好きなので、ぽいなーっていうのもあって、好きでした。
石原さとみがおもしろかったけど、慣れてくると、ふつうにすごいなーって見れたw
面白かった‼︎
面白かったです。話題になっただけのことはありますねー。
ハリウッド版ゴジラがクソつまらなかったので観る前は若干不安だったのですが大いに期待を裏切ってくれました。ありがとうございます😊
エヴァと似てるからゴジラじゃないといった批判的なレビューが目立ちますがエヴァと似ていて何か問題でしょうか。
私はエヴァを観たことがないのでなんとも言えませんが作り手が同じなんだから似ていて当たり前です。
むしろ大事なのはテーマ性です。
それがしっかりと描けてる今作はゴジラ映画としてふさわしいです。
エヴァと似てるからゴジラじゃないとか昔のゴジラをバカにしてるといった意見は安直だし視野が狭いですよ。
そんなひねくれた見方をしないでもっと映画の本質を見たらどうでしょうか。
ここのレビューが低かったのであえてこんなことを書きました。
違うゴジラが見れました
小さい頃に見ていたゴジラと違ってちょっとリアルな感じのゴジラでした!
小さい頃に見ていたゴジラは悪と戦うヒーロー的な感じでしたが、今回のゴジラは今までとは違う見た目に目的が良く分からなかった...
グロい見ためでしたが咆哮はかっこよかったと思います。身体中至る所からやりたい放題な感じ。ウケました笑。
続編あるのかな???
矢鱈に発音のよい石原さとみ
英語が飛び交うけど、オール日本人。
外国に頼らないと駄目な日本を描きつつ、
日本人の諦めない精神でゴジラと対決するのは
面白かった。
録画して、1.3倍速で見るのが丁度よい。
(若干、飽きる)
最後の場面で、ゴジラの尾っぽが写し出され、不気味さを煽るが、気味が悪いだけ。
背景も知らないで見たが、後味は悪い。
最後の10分くらい、寝落ち。・・・もぅ一回、観なくちゃ。(汗)
皆で好き勝手、言いたい放題。
だけど責任の所在は、自分以外に求める。
典型的な組織の現状を見ているような気がした。
早口の演出は、緊迫感が伝わって来て、私は好き♪
レビュー等で目にしていた石原さとみの英語は、確かに面白かった。(^w^)
・・・ただ、肝心な最後の10分くらい、寝ちゃって(;´Д`)
結局、どうやって解決したのか、そもそも解決したのか・・・が、分からなかった。
また観なくちゃなぁ~。(;^_^A
何回も見ちゃう
やっぱり日本のゴジラはわかりやすくて好き
途中難しいとこはわからなかったけど東京にゴジラがくるっていうのは興奮する ちょっとイヤミも含めたりそこが庵野さんぽいのかな ちょこちょこ遊び心(音)も含めの面白い伏線にときめく
何回見たかわかんないけどあの東京のど真ん中であれは・・
見たらやっぱり体が固まるよね
災害マニュアルはいつも役に立たないじゃないか
映画「シン・ゴジラ」(庵野秀明総監督)から。
観賞後、この映画のストーリーから考えると、
「巨大不明生物」は「ゴジラ」でなくてもよかったのでは?
という単純な疑問が残ってしまった。
誰もがイメージしやすい巨大生物だから「ゴジラ」なのか、
「核の落とし子」として、共通認識を持ちたかったのか、
タイトルに「シン」が付いた意味も理解出来なかった。
テンポが良いと言うべきか、早口と言うべきか、
主人公の「ゴジラ」より、会議シーンが多くて驚いた。
その中に、内閣官房副長官(政務担当)のこんな台詞がある。
「速やかに巨大不明生物の情報を収集し、駆除、捕獲、排除と、
各ケース別の対処方法についての検討を開始してください」。
日本の場合、こうした怪獣に対しての対応は
「駆除・捕獲・排除」の選択肢が用意されているようだが、
駆除と排除の違いが、よくわからなかったのは私だけだろうか。
駆除とは「害虫などを追い払ったり、殺したりして除くこと」
排除とは「おしのけてそこから除くこと」
そんなに違いがあるとは思えないが、もしケース別の対処方法が
本気で検討されたなら、是非、見てみたい、と感じた。(汗)
でも・・こんな台詞もメモに残っていた。
「災害マニュアルはいつも役に立たないじゃないか」
う~ん、どう評価していいのか、わからなくなってしまったな。
思ったより面白かった
登場人物がみんな早口で何を言っているのかついていけないところも多々あったけど敢えてそうしていたらしい。最初に登場したゴジラ、「え、これゴジラ??」って感じも敢えてそうだったらしい??しかし、ネットで読んだ、敢えてこの映画にアンチな人の意見に同意。ゴジラを作り出してしまったのは人間だった、という初期のゴジラ作品にあった、ゴジラに対する申し訳無さは全然なく、あくまでも「駆除」することに一生懸命になっている人間たちをひたすら描いている点に確かに違和感を感じた。また、総理たち政府要人が犠牲になり、首都圏が壊滅状態になったはずなのにまったくその他のインフラは正常で、困ったときの国際協力を仰ぐのに支障なくフランスなどの協力をサラっと得ることができて日本の力だけで解決!ってまぁ、時間のない映画だからそんなことに手間取ってはいけないのだろうが、そんなに簡単にいくのかいな、って。あと、石原さとみの時々英語、上手なんだけど、無理に入れる必要あるの??まぁ、国際的な部分を出したかったのはわかるけど、よくあるわざとらしい演出にゾワゾワしてしまった。
ゴジラはどこへ行きたかったのか
要素が似ているという某アニメは全く知りません。
本作を鑑賞してみて、ゴジラの根強い人気、レビューの多さとロングランに納得しました。
ゴジラさん、餌を求めて陸に上がったのかと思いましたが、進化の過程で日光浴?ついでに軽めの有酸素運動。
大地震、津波が首都を襲ったら。
富士山が大噴火したら。
「前例のない」「想定外」の事態を前に、あたふたして連携のとれない官僚閣僚達の混乱は現実味があって良かったです。やたら長〜い肩書きと会議名、ややこしい早口の応酬を理解出来ずに、やむなくもう一度劇場に足を運んだ人もいたのではないかしら。
常日頃より頭を下げ続けてきた外交、日本が誇る頑丈な高層ビル、正確な列車を駆使する対処法は、とても日本らしくて良く考えたなぁと思いました。
凝固剤注入は、ゴジラの虫歯治療に見えました(^^;)。
主役級の役者さん達が、脇役で大勢出演しているため、「俳優で顚末の予想がつく」ということはなかったですね。あくまでも国内向け、日本人のための国産ゴジラですが、ハリウッド版Godzillaより面白かったと思います。
可愛い珍獣が初上陸した時は、ゴジラが倒してくれる敵の怪獣かと思ってました…(^^;)。
怪獣の昭和な外観については、歴史もあるのでともかく、石原さとみさんの非現実的な役柄で、一気にB級感が増してしまいました。どうみても、米大統領の椅子からは最も遠い存在でしょう。見慣れた街並みや国内事情はリアリティがあっただけに残念。
ゴジラが通ります
東京を歩くゴジラにてんやわんやする政府の話ですが、災害シミュレーション的でなかなか面白かったです。
想定範囲の甘い楽観視していた各政府機関が小難しい言葉を連打し、アメリカの横槍も入りつつ右往左往しながら最善策を探る描写は、モロにエヴァ風ではありますが、今を感じさせるものがありましたね。
まぁ賛否はあって当然ですが、結構見応えはあるんじゃないかと思います。
平泉成の担がれ総理が、良くも悪くも非常に日本人らしさがあって面白かった。
災害と人々のリアクションを描いた、エンターテイメント
突如ゴジラが襲来。想定外の事態を前にした、組織や人々を描いた映画。
3.11の震災の記憶が残る、2016年の公開。
しかし、この映画は災害の怖さや政府の欠点や外交関係の危うさを指摘する、問題提起の映画ではない、と私は思う。むしろ、災害を観て楽しんだり、慌てる人を見て面白がったり、ゴジラとの闘いを観戦して内心熱狂するための映画である。
そう考えると、最後のゴジラの尻尾の謎も分かり易い。夢のない見解ではあるが、あの尻尾についているヒト型の何かは、特に意味のない、バズ要素である。
意味ありげで謎な要素を足しておくと、話題になるし、おもしろがれる。2001年宇宙の旅みたいなもの。
ヒト型というのは、意味を感じさせやすく、かつゾッとしやすい適切な選択だと思う。そして狙い通り、見た人は皆それぞれの考察を深めており、筋の通る複数の解釈が出て来ている。とても良いバランスの謎だ。後から、こういう意図だったと説明することもできるので、無いかもしれないが、続編も作れる。
そういう謎要素を入れようという気持ちは共感できる気がしている。私は大好きである。
ところで、この映画が3.11などの災害を意識して作られているからといって、破壊シーンを楽しむことを不謹慎だというのは見当違いだ。
人はスクリーンを通して見るものなら、悲しい光景であれ恐ろしい光景であれ、エンターテイメントとして楽しむことができる。その感性を無視するのは素直ではない。
実際の津波の動画を見て「こわくて最高!」と言ったらさすがにひどいが、現実でタブーな楽しみを堂々と享受できることが、映画の一つの価値ではないか。
(後日加筆)
前半と後半のギャップ
とくに最初の30分は昭和のゴジラかと思ってしまった。こんなのを見るつもりじゃなかったという思いが頭のなかでぐるぐる・・・ゴジラの幼生?なのか、この作り込みが昭和感まる出しで戸惑いすら感じる。
あえてそうしたのか・・・・とにかく前半は戸惑い続ける。
後半はようやく下馬評通りの迫力あるゴジラが登場するが、よく見ると、暴走するゴジラ、右往左往する政府、どうにもならない状況、マヒする東京、ゴジラのコントロールを試みる人間、国際社会の目、アメリカ追従、そして福島第一の事故を彷彿とさせるあの車、・・・・このゴジラは福島第一原発を表していることに気づく。
ゴジラという映画に社会性を見出すとすれば「反核兵器」が通底するテーマだったが、このシン・ゴジラで反核兵器から「反原子力」に新たにテーマが変わったのだと感じた。
しかし、前半のチープさもそうだが、破壊の限りを尽くした後のシーンできれいな街が登場するところには限界を感じた。テーマが壮大なだけに。
一見単純だが、深いテーマも内包する映画と感じました。
こんなの、ゴジラじゃない。
昔から、ゴジラ映画観てたけどはっきり言ってこのゴジラ映画は、B級映画だね。
悪いところから
・キャストが、無駄に多すぎる。
・ひとりひとり、何言ってるか、分からん。
・肝心のゴジラが、余り出番が無い。
・会議ばっかで、つまらん。
・第2形態が、気持ち悪い。
・ゴジラを、何故CGにした。
・咆哮は、余り鳴かないし、熱戦も余り吐かないし。
良かったところ。
・12年ぶりに、日本新作で、0.5点
・ゴジラが、傷付きそれで、内閣の無能連中を一掃したのは、良かった。
0.5点
・ゴジラが、熱線吐いて東京の3区を壊滅したのは、良かった。0.5点
・伊福部昭氏の音楽使用されてて、良かった。0.5点
1年経過してるから、何言ってもしゃーないんだけど。
何故、東宝はエヴァンゲリオンの監督を使っちゃたんだ。
次回作、仮に制作するなら、庵野秀明貴様は絶対に関わるな。
貴様は、エヴァだけ関われば良いんだよ。
ゴジラ全作品観てますけど、このゴジラは絶対好きになれない作品です。
謎のシンゴジラブーム
映像も音も並み以下の凡作ですね。会議のシーンは有りがちな展開を平坦に並べてるだけだし。ゴジラの足元を避難する人々の描写に真実味が無いのが何より致命的です(理路整然と混乱して見せているだけ)。ここの出来さえ良ければ、会議のシーンも活きてきたのに。中盤の都心部を焼き払う場面だけは凄かったが、以降はご都合主義だらけの電車爆弾とヤシオリ作戦でめでたく終了してしまって、観ていてしらけました。この映画を過剰に喜んでいる日本は、大丈夫なのかと心配になります。
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