劇場公開日 2016年7月29日

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「ゴジラの中の人は野村萬斎?ルー大柴風の石原さとみがツボだった(笑)」シン・ゴジラ ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ゴジラの中の人は野村萬斎?ルー大柴風の石原さとみがツボだった(笑)

2016年8月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

Movix堺で映画「シン・ゴジラ」を見た。

劇場ロビーは夏休み期間なのでこどもの姿が目立つ。
親子連れが多い。

「シン・ゴジラ」の劇場12番シアターはかなり大きい劇場である。
観客数は30-40くらいだった。
なので、空席が目立つ。
平日の午前10時開映なのでこんなものか。

上映が開始して早々に未確認生物が現れる。
前触れも何も無く。

登場人物全員の台詞がほとんどすべて早口なのが面白い。
監督の庵野秀明が「台詞が遅いと全部カットします」のような要請をしたらしい。

すごいスピードで話が展開していくが、
この映画に関しては説明が難しい。

上手く説明できるかどうかわからないが、
ゴジラのパロディ映画のヱヴァンゲリヲン風味みたいな。

この映画では最初から最後まで徹底的にリアリティを追求している風に見せている。

ゴジラを攻撃するためには弾を1発撃つにも必ず総理大臣の認可が必要で、総理大臣→防衛大臣→自衛隊責任者→現場当事者のように命令系統をちゃんと映し出す。

機銃やミサイルも効かないゴジラにはゴジラの動きを止めるための科学物質を経口で飲ませる必要がある。
そのためにはアウトリガー クレーン車が何百台も用意する必要があるみたいな。

大人向けの映画であると思う。
子供にはこの映画の面白さはちょっと伝わりにくいのではないかとは思う。

登場人物が非常に多い。
印象に残った登場人物は、
大杉漣、総理大臣
國村隼、自衛隊関係者
斎藤工、自衛隊関係者
津田寛治、有識者会議関係者
ピエール瀧、自衛隊関係者
平泉成、総理大臣
余貴美子の防衛大臣が小池百合子元防衛大臣を彷彿させて笑った。
石原さとみが日系3世の米国人外交官で、ルー大柴っぽい英語交じりの日本語で終始バカっぽい演技なのがツボだった。
前田敦子が避難民役で出演していたらしいが気付かなかった。
最後のクレジットで野村萬斎が出ていたらしいが気付かなかった。
どうも野村萬斎はゴジラの中の人(笑)らしい。

満足度は5点満点で3点☆☆☆です。

ドン・チャック