バケモノの子のレビュー・感想・評価
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良くも悪くも細田作品
ストーリーや内容は細田作品の「家族」を軸に一定のクオリティを保っていて、自分もあの異世界にいるかのようにあまり余計なことを気にせずに楽しめました
ただ成長した九太が喋る度に一瞬、染谷将太の顔が浮かんでしまうのが残念でした。それに比べて子供の九太の宮崎あおいや熊徹の役所広司、百秋坊のリリー・フランキーは声が役に合致していて役者の顔が頭に浮かぶ事もなくとても良かったです
この映画、普通に面白い映画が観たいと言う人の他に安易に役者や有名人を声優に起用する監督やスタッフにこそ観てもらいたくなりました
役所さんをはじめうむむと唸らせられるCV陣
バケモノの街の描写はどことなく「千と千尋」を彷彿させるような世界観、「おおかみこども」の父親やこどもっぽいけもみみキャラ、それからなんとなく「時かけ」に似た感じのヒロインなど…といいところがぎっしりつまっている感じです。
主人公の九太と熊徹のかけあいが見てて飽きません。
ストーリー的には対象は小学校高学年以降~
闘いのシーンでは迫力のある音響なども使用されているので
一度映画館で楽しんでおくことをおすすめします。
少年期の九太は宮崎あおいだったんですね(エンドロールで知った)
豪華CV陣、みんな、うまーい!役所さんをはじめうむむと唸らせられる演技でした。
リリーさんキャラクターそのまんまっぽい…
そんなこんなで楽しめる夏休み映画となっておりました。
素晴らしすぎ
なにもかも素晴らしかった。あまり期待せず、前情報も入れずに観たのだけど、引き込まれた。エンドロールが終わっても立ち上がれないくらい、圧倒された。キャラクターの存在感、声優も素晴らしかった。とくに、リリーさんの声にうっとり。そのほかの声優もみんな秀逸。
扱われているテーマひとつひとつ、言語化して消化しきれてないけど、何度でも観て、味わいたい。二回観ましたがもう一度観たい。一回目は、泣きすぎて、しゃくりあげるほど泣いてしまったけど、二回目はじっくりホロリと観られたので、三回目はもう少し冷静に味わえるかなと思う。連日大入りで、この作品がたくさんの人に観られているのもとても嬉しく思う。
追記:4回観ました
小学生向け
クマテツがぶっきらぼうだけど優しくて九太の育ての父親って感じが良か...
王道を堂々とイキイキと
これからの日本のアニメーションを支えるのはスタジオ地図。
めちゃくちゃ良かった。 こんなに映画で泣いたのは久しぶりなんじゃな...
底から涌き出る 安心感、安定感
千と千尋の進研ゼミ@渋谷
渋谷をここまで再現したアニメを見たのは初めて。知っている場所を見るとテンションが上がります。ただ、全体的に既視感を感じる映画です。以下、気になったところ
●映像は「千と千尋~」で見たようなシーンが多い
●ストーリーは前半「ベストキッド」で、後半「進研ゼミ」か「ビリギャル」
●キャラ(バケモノ)は宮崎アニメの「ホームズ」
●キャラ(人間)設定が、韓国ドラマか、80~90年代の日本ドラマを思わせる。貧困片親の主人公とお嬢様ヒロイン
●「賢者の話を聞いた。賢さが2上がった!」みたいなドラクエ的な成長過程
●人間の心の穴は「親」が埋めてやるのか?議論の余地がある
●セリフが説明過剰傾向
例「私はカエデ。親はお金持ちだけど、あまり関係は上手くいってなくて、彼らの満足のために真面目な生徒やってるだけ。今は我慢して名門校に通っているけど、大学入ったら自分のやりたいようにやって、将来ちゃんと自立するのが夢なの」
●ラスト…。
今や誰でも大学に入れる時代。大学に行かずともネットで世界の一流教授の講義が無料で見れる時代。大学に拘る理由はなんでしょう?大学進学率が低い時代だったら、また違う印象だったかも
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