バケモノの子のレビュー・感想・評価
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一人じゃないことの強さ
人は一人では生きていけない。
いろんな人に支えられて人は何倍にも強くなれる。そして自分も誰かを支えている。
人はそれに気づくことで、初めて感謝し、それを次の人に伝染させていける。気づかせてくれるのも、また人であったり。
不幸な生い立ちの9歳の九太が、愛情を求めていたからこそ、くまてつの孤独に気づくことができた。親に疎外感をもつ楓も九太に惹かれ、支えていく。
ほんとうの強さは、誰かのために何かしたいという気持ちから生まれるんだってメッセージがある。周りに感謝できるし、勇気付けられる作品。
最高ですな。
ストーリー、演出、作画全てにおいて素晴らしかったです。
声優に関しては、ちょっとアレレ?と思うところもありましたが、そんなに気にはならないです。
米倉●子と剛力●芽に比べれば最高です。
親子、友達、恋人...誰とでも楽しめる良い映画だと思います。
なおかつ、ケモナー、ショタコン...あらゆる性癖に対応してます。
細田守監督の作品の中で1番好きです。
前半は面白かったが。。。
前半の少年期はよかった。人間とバケモノのやり取りとか。しかし、後半になるにつれて、この映画はどこに向かってるのかわからなくなってきた。
なぜいきなり特殊能力的なやつが芽生えた??
人間はみんなこうなるんですかって話。。
アニメだから、いいのかもしれないけど、話がぶっ飛びすぎて、世界観が崩壊してた気がしてならない。。
やっぱり泣いてしまう…
ストーリー展開はなんとなく読めたけど、
それでも後半、涙が終始溢れっぱなし。
ぞれぞれの思いがすっと入ってきました。
バケモノ達が皆温かくて、
とても優しい気持ちになれました。
アニメの美しさには感動です! バケモノのキャラも個性が出てて素敵で...
アニメの美しさには感動です!
バケモノのキャラも個性が出てて素敵でした。
でも個人的にはテーマが壮大すぎてついていけなかったです。
声優に関しては九太が一番しっくりこなかった…悪くはないけど…(染谷くん好きだけど…)バケモノ役の方々はすごくマッチしてたと思います✨
涙腺崩壊
なんだろう。バケモノの世界という非現実的な世界なのに人間世界と変わらなく、現実味を帯びた物語。
後半泣かされっぱなしで、涙を拭うタイミングに困った。
有名所の役者さん揃ってますが、皆様キャラクターに良く合っていて違和感を感じなかった。
個人的には「雨と雪」のほうが好みですが
細田守作品は「雨と雪」に次ぎ二本目の鑑賞でした
前作はたまたまチケットをいただいて何の思い入れもなく(特にアニメはあまり見ないほうなので)見させていただいたらばクライマックスはほぼ号泣でして・・・
ということで今回はそれなりに期待してみました
バケモノのキャラクターはほんとに魅力的でアニメならではの表現でとても楽しめましたが後半の彼女の存在が今一つ違和感あったかなあ
でもほかの細田作品もぜひ見てみたいと思いました
絆の話
うるっときた。
最後の展開はちょっと強引すぎる気もするけど、全般を通して、半目しあうけどもちゃんと繋がっている親子の絆をかけていて、かなり良かった。
作画クオリティも高かったし、役所さん、リリーさん、大泉さんの声もしっかり合っていた。特に、リリーさんと大泉さんの演じ方がうまく終盤の別れのシーンはうるっときた。
残念なところは、終盤の展開がかなり強引に感じたところと、宮崎あおいの声があんまり合ってなかったところか。。。
流石、細田守先生ワールドですな!
歴作の貫禄と前評判通り良い作品でした!
個人的満足度は95%です!
5%は作品後半のヒロイン「楓」の独説はいただけなかったなぁと思いました。
その後?的には両世界を堪能生活してくれていれば嬉しいですね!
作中の言葉として感銘を受けるところが多く、『自分の答えは自分で探せ』のフレーズには心打たれました。
実に強い所と弱い所のバランスが良くまた観たいと共に今後に更なる期待です。〆
ストーリーの つじつまが許せるくらい、 与えてくれるものが大きい。
とにかく
これはおとぎ話で、
ファンタジー映画。
サマーウォーズのストーリーが
秀悦だったために、
がっかりする人も多いかもしれない。
けどガチガチのストーリーもいいけど、
想像力をはたらかせながら観るのも、
楽しみのひとつ。
何より、
ストーリーのつじつまが許せるくらい、
与えてくれるものが大きい。
メッセージがちりばめられていて、
監督のアプローチがよく計算されている。
おのおののキャラがよく体現している。
だから世代によっていろんな
感じかたが出来るんだろうな。
子どもたちは、空想の夢物語で充分楽しい。
けどパラレルワールドをメタファにして
現実が浮き彫りにされるから、
学生は思春期に押し寄せてくる心の闇や、
自分は何者なのかという不安に対して
勇気をもらえる。
その全てを背負ってきたオトナにも、
家族の絆や思いやりの大切さを
を再認識できる。
僕は2児の父親なので、感銘的だった。
子どもに支えられてきたんだろうなぁと、
こみあげてきた。
友達同士や親子で、
感じたことを語り合えるんじゃないかな。
声はよかった。
役所広司さん、宮崎あおいさん、
染谷将太さん、広瀬すずさん。
よくここまで集めたね。
それだけでも、楽しめる。
特にリリーフランキーさんは、
さすがの存在感だ。
アニメーションのグラフィックスや
エレメントも素晴らしい。
気持ちのいい空と、
都会のクールさがよく対比していた。
シブヤのディテールは
かなり綿密に取材したんだろうな。
温かいバケモノ世界と、孤独の群集のシブヤ。
対比の描きが上手だから、
バケモノ界よりも、
圧倒的に人間界の方が怖かったなぁ。
クライマックスの、
シブヤでのダイナミックな戦闘シーンも、
クラフトのクオリティは高く、
見入ってしまった。
ハリウッドでも、ウケそう。
どの世代も自分ごとにできて、
観た後は少し強くなれる。
夏休みにふさわしい、
上質なアニメだと思うよ。
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