バケモノの子のレビュー・感想・評価
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夢落ちで根本的に問題解決してないよね?
この映画は題材はとてもいいし、
キャラクターもいままでにないとてもいいキャラがそろっている。
世界観もとてもよかったです!
しかし…後半のストーリーが雑で超展開!
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◆前半はよかった!
熊徹と主人公の切磋琢磨し成長して行く姿ここはよかったです。
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◆夢落ちでなんの問題も解決してないイノシシ家族
もう本当にこれにつきる!
ラストの謎の鯨化で縁もゆかりもないJKが飛び出し説教じゃなくて…
そこはパパでしょ!親子の絆どこいった!?心の穴うめてあげてよ!
あげく夢落ちですよ!記憶喪失ですか!?
心の穴を物理で破壊…ですか?
根本的に心の穴を解決できてませんよね?
ここに時間を割いて欲しかった……。
親子の絆をさぁ…大切にしていく映画じゃないんかいな。
以下はもうなんか…
色々設定に穴ありすぎてヤバイリストです。
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◆全体のテーマがブレすぎてやばい!
社会復帰と親子の絆どっちかでよかった。
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◆急に社会復帰を目指す主人公
本当にこの社会復帰テーマのおかげでブレてる!
失踪した未成年が役所に出現して本当のパパ登場で「お世話になった人たちにあいさつしないと」って…
母方の親戚には何も言わなくて大丈夫?未成年ですよね?確か親権はお母さん方ですよね?もう警察諦めたからオールOK?
奨学金のくだりも結局無意味な演出だった(お父さんいるし)
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◆働かないウサギ師匠
「責任はワシが取る」といいなんか凄い人だ!
…と思わせながら特に働くこともなくラストで酒盛りルネッサンス。
熊徹の処刑ショーを観戦!…じゃなくて…瞬間移動でさ…。
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◆暴走するイノシシ息子
九太を殺すのであれば闘技場でやれましたよね?気絶してるときに。
ウサギ師匠やパパが止めたんですかね?
結構肝心な場面だと思うんですよねえ…。
そして赤ん坊で捨てられてた渋谷でなぜ鯨になったのか?
見ず知らずのJKが落とした鯨本見て??
なぜ人間界で大暴れ?ケモノの街で大暴れならまだ理解できるんですが。。。
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◆サルさんと豚さんの扱い雑
なんで熊徹の家に出入りしているのか?一緒に飯を食べるのか?
九太を熊徹と一緒に育てていった親兄弟みたいな位置だったんだろうけど、そこらへんの描写なかった印象。
階段で泣くシーンでついていけなかった。
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◆ハムスター仕事してない
ハムスターもタダのハムスターで終わっちゃうんですよねえ、
バケモノの町に行くための鍵とかなんか設定もないし…。
お母さんの化身とかなんかあったと思うんですけどねえ…。
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◆熊徹が主人公の心の穴をうめた!九太の影はどこいった?!?
九太の心の穴を埋めた熊徹!
じゃあショーウィンドウで分離した九太の影はどうしたのよ?
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◆闇の力を自在に扱える主人公
「オレの中にヤツの闇を閉じ込めて…」この展開もすごい!
闇の力を自在にコントロール!出し入れ自由!
そこまでできるなら鯨に対抗できたのでは!?
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◆バケモノの町を完全に消し去るラスト
JKがバケモノの街にテヘペロ来ちゃったからの、
バケモノの町にはもうこねえ宣言!
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★☆熊徹と受験や就職活動など社会復帰を目指す!☆★
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最後「バケモノの子」ドーーーン!(えええええ…)
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◆親子の絆を一本柱にして前半部分を丁寧に展開したほうが良かった
熊徹と成長し親子の絆が結ばれていき、
イノシシ親子の心の問題をしっかり解決する方がよかった。
あと、お母さん死んでるよりお父さん死んでるほうが、
父親代わりの熊徹という説得力があった。
前半はとてもいい映画だと思います!
監督の次回作に期待したいです。
これがテーマがないってことか
一言でいえば、やりたいことだけ一つの線に結んだという感じ。上っ面エンターテインメイントで、テーマが見えない。
冒頭10分でレンが何故ひとりぼっちなのかが分かるのですが、怒濤の説明台詞でげんなり。母親は死に、離婚した父親は行方知れず、本家は金持ちで祖父母は陰険剛悪、いよいよ天涯孤独の主人公。
少女漫画の第一話を読まされているかのような設定を2分足らずで詰め込まれて「ああ、尺を削りたかったんだなあ」という感想。
そもそも引き取り手は離婚した母親側の両親。離婚した時点で親元を頼っていても良さそうなものですが、きっと母親は両親が嫌いで世話になりたくなく、慎ましく暮らしていたら交通事故に遭って……まではなんとか納得いくんですが、親族で唯一の男孫のレンが今までこの威圧的な祖父母の手から逃れられていた事に納得がいかず、せめて離婚をきっかけに両親に連れ戻された母親が交通事故に遭い死亡、これまで母親のために耐えていた英才教育と祖父母の人間性に嫌気が差し逃げ出す……くらいの方がまだ納得がいきました。ここを丁寧に書かなかったばかりに、闇雲に家を飛び出したレンが何故お金を持っていたのかに疑問が湧くし、祖父母をそこまで嫌っていた理由もこじつけ臭くなる。
そもそも、大人になったレンが人間界に戻るまでを描く必要があったのだろうかという疑問があります。どなたも言ってますが、これは子どものレンがバケモノ世界で自分を成長させて、人間界に戻るまでを描く方がよっぽど面白かったし、もっと深い人間性まで掘り下げられたんじゃなかろうかと。
そしてとってつけたように出てくる「白鯨」。9歳から小学校に通っていないレンが急に図書館に来て「白鯨」を手に取るって……。幼少時に本が好きで家にあって、読みかけた続きが気になるとか下地があったらならまだ納得いきますが、ある程度知性を身につけて人間界に戻ってきたという設定ならば、まず新聞読むんじゃないかと。そもそも人間界で育ったレンすら読めなかった「鯨」をバケモノ界で赤子から育った一郎彦は何故読む事ができたのか。言語が一緒なら、あれだけ頑張り屋のレンがバケモノ界で知識を身につけなかった理由も納得がいかない。
レンが人間界にいずれ戻らなければいけないと考えていたこと自体は、「やっかいもの」として暮らした時間を考えれば納得がいく設定だが、楓の存在は必要あったのだろうか。「boy meet girl」を中途半端にやるくらいなら、人間界の父親との心の葛藤をもっと丁寧に映画いて欲しかった。父親がレンを思い出し、一心不乱に抱きしめたシーンは泣けた。だからこそ、その先を期待したのだが、あっさりしたものだったのが残念。
一番残念なのは、熊徹とレンが心を通わせる旅のシーンが割愛に近い形ですまされてしまったことだろう。
何度も言ってしまうが、この映画は子どものレンが熊徹と出会うことによって成長する物語として完結していたら、「時をかける少女」以来の名作だったと思う。(サマーウォーズはウォーゲームの焼き回しだし、おおかみこどもは「だからなんだ」という感じだったし)。
細田監督が悪いとは思わない。きっと周りの思惑を飲まざる得ない状況にあって、こんなしっちゃかめっちゃかな内容に改悪されてしまったのだろう。
お金があると凄い技術をたくさん詰め込む事が出来るけど、自分のやりたいことは1/10も叶わなくなる良い例。そうして作品が殺されてしまう典型を見た気がする。宮崎監督のように、やりたいことをやらせてもらえる地位になれるまで、ふんばりながら頑張り続けて欲しいと切に思う。
さて自分は、誰かの心の剣になり得る存在であろうかと自問する。
さすがに人気作、0.5から5までレビューもさまざま。 年代の差による感じ方の違い、架空設定の受け容れ具合の違い、下地となるメルヴィル「白鯨」や中島敦「悟浄出世」の理解度合い、、、。それだけ多くの人に観られてる証拠であり、みなそれぞれにこの作品から感じればいいこと。 熊轍と九太。孤独を抱えたもの同士のシンパシィが、罵り合いをしようとも離れていようとも、切れない絆で結ばれている。 一匹狼で生きてきた熊轍が、迷うことなく我が身を差し出して九太の危機を救う姿に、感銘を受けた。 九太の心の闇を埋め、心の剣(物理的ではなく精神的なもの)になってあげられるのは自分こそであり、そのためなら惜しむことはないという一途さに。
一度は映画館で見るべき!
迫力と映画館でしか味わえない空気の振動がとてもドキドキしました! 思わず2日続けて見に行くくらい 興奮と感動です! 3回目も見に行く予定です*\(^o^)/* 戦闘のシーンの迫力は 絶対映画館で見ないと 損です!!これはお勧めできます!
映画「バケモノの子」の感想
白鯨や中島敦を取り入れながら、孤独、自分との戦いやそれらを克服する(擬似)親子関係を描いており、子供をターゲットにした分かりやすいテーマの作品です。 役所さんと宮崎さんの演技は良いですね。作画が大分合わせているかもしれないが、その他の声優も割と良かったかったです。 渋天街と渋谷という2つのステージで物語が進んでいく訳であるが、大阪在住だからか、この2つの繋がりのようなものがイマイチ掴みづらかった。 また、心に闇を持たないバケモノを先生に置くのはちょっとズレてる気がします。物語の主人公がそれで得た関係によって成長につながっても、現実の私たちは闇だらけですし。 総評としては安定した作品との感想です。前作の方が好きかもしれません。
渋谷にて、原作を読んで
鑑賞したのは最も映画の舞台に近いと思われるTOHOシネマズ渋谷です。
スクランブル交差点のシーンなど見るたびに「今自分も同じ場所にいる!」という実感が伴って余計に作品に入り込めたような気がします。ただ私は割と感情移入しやすい方なのでそう思っただけかもしれませんが…。
鑑賞後に原作小説を読みました。映画を見た時点では、他の方のレビューでも挙げられていたようにいくつかの疑問が私にも浮かびました。
原作を一読した限りで解けた謎は
①引き取る親戚への怒り?憎しみ?の理由
②九太がどのように渋谷と渋天街を行き来出来るようになったのか
③チコは何者だったのか
の3つでした。
まだ少し疑問が残ったのは、
「何故一郎彦は九太でも読めなかった漢字をすぐに読めたのか、どうして<一郎彦が>あの姿を選んだのか」という事です。
でも九太の相手として見ると色々な意味が含まれているので、個人的には良かったです!
更に楽しみたい方は是非原作も読むことをオススメしたいです。
細田劇場の開幕!
細田作品を見る度に、日本のアニメ作品っていいよな〜と思ってしまう。同時期に公開している、攻殻やラブライブのようなビッグタイトルに、引けを取らない出来映えだった。 色んな人に、見てもらいたい秀作です。
前二作に比べると落ちていた…が良いところは勿論あるが突き抜けるよう...
前二作に比べると落ちていた…が良いところは勿論あるが突き抜けるような全開がこの作品には無かった。やはり、奥寺佐渡子が脚本協力参加でしか関わっていないのが響いている。
あっという間の
あっという間に映画が終わってしまった こんなに見入った映画はなかなかないと思います、 次の日から海外に留学する友人ともよい思い出ができました 内容については書きませんが、とても面白かったです いやぁ、観てよかったよかった
はあ
細田守の作品はおおかみこどもの雨と雪を見てから面白くないって決めつけてたんだけど、やっぱり面白くなかった。
まずバケモノが人間より格上みたいな考えや人間だけが闇を持っているっていうのがよくわかんないし、なぞ。
途中で気づいたら人間の世界で女の子とイチャイチャしてるし、最後にくま鉄が心の剣?になって人間の闇を切るっていうのもはあ?ってかんじ
まあアニメーションや声優、俳優の声を楽しみたいひとにはいいんじゃない?
いゃあ!面白かった
期待半分、不安半分で見たが。 良かった、どんな人にもある心の闇・・ 化け物より化け物なんだ 確かに!そう思える昨今、心に響きました ただ、アニメの声優に有名俳優を使うのはやめて欲しい。 ちょっと興醒め
感動した!
予告を見ていたのでなんとなくは内容を知っていましたが、実際見てみて最初からとても心を打たれていました…。クマテツと蓮の本当の親子のようで親子でない関係もこの作品において大事な設定なんだなと思いました。現実の世界とバケモノの世界どちらの世界で生きていくのか最後までわかりませんでしたが、私は逆の方が良かったかもなとも思いました。 とにかく、素晴らしい作品だということは間違いないです!もう一度見たいと思いました!
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