バケモノの子のレビュー・感想・評価
全569件中、241~260件目を表示
笑いあり涙あり
細田監督シリーズはどれも好きです!
笑いどころもあり
なのに後半はずっと泣いていました。
これは完全に個人的な意見ですが
クマテツのラストと
九太のラストは腑に落ちなかったです、、
何年かしてまた見れば感じ方も変わるのかな?!
声優をしていた俳優さんたちも良く、
役所さん、リリーさん、大泉さん、宮崎あおいさんさすがでした(^_^)
黒木華さんは最初は誰がやってるのかわからずそれもそれで素晴らしいことなんじゃないかと!!!
とにかく見て損はないと思います!
ジブリの後継者という呪い
多分面白いと思います。
ジブリの成功フォーマット通りですから。
でも、何か物足りない感じがするのは何故でしょう。
多分それは意外性が足りないからです。
優等生が描く予定調和な世界は親御さんには安心ですが、子供たちには多分窮屈に感じるのではないでしょうか。
演出120点なのに全体として70点の作品。
細田守作品は時かけ、サマーウォーズ、おおかみこどもに続いて4作目の鑑賞。鑑賞後バケモノの子展も見てきました。
まずひたすらに絵と音響効果、BGMとのリンクが素晴らしい。絵コンテがバケモノの子展に展示されていましたが、細田守さんのこの2点への拘りには脱帽でした。音響効果を味わう為だけでも、映画館で見る価値があると感じました。キャラクターの動きや表情、場面の雰囲気の作り方が非常に秀逸で、画面に惹きこまれました。
しかしそれだけ集中して見ているにも関わらず、物語後半に行くに従ってストーリーや脚本のアラが目立つようになり非常に残念でした。特にヒロインの楓の存在意義がわからない。前半のバケモノの世界でのストーリーが非常にわかりやすく「強くなる!」という目標に向かって動いているのに、後半でストーリーの筋がすり替えられているように感じてしまいました。しかも最終的にバケモノの世界をあっさり捨て、喧嘩していた父親との確執もいつの間にか解消し、人間なのにいつの間にか諸々の状況を完璧に察した楓はバケモノの世界に来て「九太を支えた人」とよばれる……結局楓は何をしたのか?前半でバケモノの世界を好きになった人ほど、後半の無理矢理なストーリー展開に納得いかないのではないでしょうか。
後半、説明的な台詞が増え、不自然で長い説教台詞が多かったことにストレスを感じざるを得ませんでした。特に九太が一郎彦の心の闇を吸収して?という計画の伏線がないので唐突すぎて感動できませんでした。さらに楓のキャラクターや蓮への思い、蓮の楓への思いがあまり描かれないまま、楓の抱えていることをこれまた長台詞で説明したり、一郎彦に説教をするシーンは「なんでこの子なの?」という感想で興醒めでした。
全体的に、張ってある伏線は丸見えで不自然だし、張っておいてほしかった伏線はなくて唐突な展開についていけない、といった印象でした。ただ場面場面の楽しさ、迫力は素晴らしいものだったので、細かいことを考えなければ勢いで感動し涙も出るかもしれません。
繰り返しますが細田守さんの映像演出は素晴らしいものなので、今後は原作のあるものを作るか、有能な脚本家とタッグを組んで作品を作るのがいいのではないでしょうか。
(´・Д・)」もう一息なのにな。
キュウタと熊鉄が出会って師弟関係になるまでの展開に無理があるような気がしましたし、キュウタが強くなっていく過程が今ひとつで、剣術の旅に出るシーンもいらない感じがしました。もっと人間界とリンクした話にすれば良かったような気がします。
しかしながら役所広司の演じる熊鉄はとても魅力的でこんなこんな頑固ジジイになりたいと思いましたし、豚の妖怪と猿の妖怪、リリーフランキーがいい味を出していました。キュウタと熊鉄が最後にとった行動は一人の人間が青年から大人になる過程のことであり、熊鉄はキュウタの親同然であることを強く感じさせてくれました。いい映画だったと思いますが前作の『おおかみこども、、、』は確実に越えていないと思います。次作期待を込めての星3つです。
ストーリーというか設定に粗が多い
2015/08/14、川崎チネチッタで鑑賞。
物語はわかりやすく、退屈もせずに楽しめたんですが、設定に、ん?と思う粗が多くて素直に感動できなかった。
例えば熊徹が一人でいじけている九太を気に入った理由がわからないし、九太が見よう見まねで他人の動きを先読みする極意を身につける過程が都合良すぎるし、一郎彦が心の闇を暴走させる理由も見た目が親兄弟と違うだけでは弱い。
一郎彦が闇を暴走させている間、父親で責任感の強い猪王山は何をしていたのか、人間の少年に丸投げか?宗師が神様になれる権利って簡単に人に譲れるほど軽いものなのか?
この辺が気になって素直に感動できなかった。
あと、九太の少年期の声の宮崎あおいは男の子の声に聞こえなかった。どう聞いても女の子の声。ミスキャスト。
熊鉄が最高ーーー!!
泣ける。笑える。とにかく熊鉄が好き。役所さんの声優ピッタリすぎ。九太と熊鉄の絆にホッコリする。成長した九太の声だけ、ちょっと違和感あった。そこ以外パーフェクト。本当面白かったーー!はやくもう一回観たい。
熊徹がよかった
主人公蓮(九太)ももちろんよかったですが師匠になる熊徹がなかなかいいキャラでした。思ったよりはまった。クライマックスは観る人によっては?な展開ですけどストーリー全体的にはよかった。ちょっとなと思ったのは九太を化け物の世界に入れた際に人間入れるとはといいながら自分も人間だった人を入れていたというのが気になった
時かけ、サマーウォーズの細田守監督作品。作風はその2作よりもおおか...
時かけ、サマーウォーズの細田守監督作品。作風はその2作よりもおおかみこどもの雨と雪、寄りかと。
主人公の男の子の事、ちょっと頑固で身勝手だなと思ってしまい、あまり感情移入出来なかったが、安定の細田クオリティ。
声優陣が豪華!津川雅彦、宮崎あおい、それにリリーさんいいとこ持ってくなー
方向性・世界観が完全に迷子
あらすじを読んでも全く何がしたい映画なのかわからないので興味なかったのだけれど、ひとに誘われたのでとりあえず。予想通りの迷走具合でした。前半は笑えたしなかなか面白かったのだけれど、九太が人間界に帰って来てからの話がめちゃくちゃすぎる。初登場シーンからあからさまだったラスボス?の正体は置いておくとしても、なんだか設定が雑な超能力というか人間の心の闇もそうだし、あまり必要性を感じないヒロインの無理やりな導入、父親との確執、いらないですね。極めつけはラストの熊徹の行動。選択をしないためのハッピーエンドにしたいだけのただのこじつけに見えるし、何よりお前は結局なにした笑
とても感動しました!!!
細田守監督の作品が好きで、今回の作品も早速観に行ってきました!
ストーリーの中でもアクションがとても迫力があり、そこにも感動しました。
2人が徐々に成長していくところもよく書かれていて、最後もハッピーエンドでとても楽しめました。
もう一回観に行っても良いくらい最高でした!
泣けた!
確かに九太の渋天界での熊撤との成長修行の日々と、人間界との葛藤と2つの物語があり盛りだくさんだったけど、よかった。前評判程悪くなかったしというより後半の熊撤には泣けないでか!って感じだったし。
今回は特に絵が綺麗でクジラも始まりの炎の説明も!
本当よかったです。オススメ!
人と人との繋がりの大切さ
人と人との繋がりを感じられる作品。
細田監督ならではの心暖まるストーリーでした。まず、クマテツの不器用で真っ直ぐな生き方にバカだな思いつつ共感し憧れました。社会人になり、年を重ね本当の自分というものを隠して過ごしている自分にとってクマテツのようになれたらどうなるんだろうと自分に置き換えながらわくワクワクしました。少し勇気ももらいました。
また、各声優さんもはまり役で最後まで違和感も無く入ってきました。
ストーリーとしては前半のロールプレイング的な感覚にわくわくしました。しかし、後半にかけて飛躍していく展開についていけない部分がありました。鯨の登場などは、え?なんで?と動揺を隠せませんでした...あ、置いていかれてると思ってしまいました。
渋谷でバケモノの子を観る醍醐味
渋谷界隈の街はよく再現されていて「あ、あそこだ」と思うこと多数。
一方で思ったほど凄い!と思う映像表現は無かった。
人は皆、心に剣を持たないイキモノなんですかねぇ。
クライマックスでは流石にホロリとさせられましたが、ストーリーには納得いかない点もありちょっと入り込めず。
お盆休みで親子連れいっぱいでしたが、中学生未満の子供が観ても楽しめるのかな??
全体的には素晴らしいです!でも惜しい!
タイトルにある通り、前半はとてもよかった。
蓮(九太)と熊徹との出会い、修行、そして互いの成長。
見てて『もっと続きが見たい!』と思えましたし、テンポも良かったです。
私的には、なので実際はどうかわかりませんが。笑
しかし物語半ばから終盤までの流れが少し気になる所が出始め、
前半は没頭していたところを、
少し離れた距離から見てるように感じ始めました。
まず、一郎彦の存在。
最後にいわゆる『ラスボス』になるなら、もう少し前半に主人公との絡みを増やしといた方が良かった気がします。
そして楓の存在。
実際ヒロインは必要だと思うし、良いキャラだと思うんですが、少しピックアップしすぎな気がしました。
終盤に良いセリフを言ったりするんですが、熊徹や、本当の父親に言わせた方がいいような気もします。
いや、本当に良い映画なんですけどね!
そんなに色々考えずに見たら普通に楽しめる作品だと思います!
レビュー慣れしてない、稚拙な文章を読んでいただきありがとうございました!
抜群の安定感だが、それ故の「もっと!」が欲しくなる贅沢病
細田監督もう「円熟期」と申し上げてよろしいのでは。これは実に物作りを生業としてる立場から言わせていただけるなら心底羨ましい話。ここまでのご苦労、察するに余りある。
て事は、自分の手駒で確定的なレベルのものを確実に出せるって事で、それはこの作品にもガッチガチに当てはまる。
て事は、なかなか自分の中の「揺らぎ」の中でしか作品が成立しづらいって事でもあり、それはこの作品にもガッチガチに当てはまる。
…ので、あまり「びっくり箱」を期待しないでフラットに観た方が楽しめる。置いてた伏線もひとつひとつ丁寧に回収するので観た後のモヤモヤ感はほとんどない。(自分の場合、でしたが)
カタルシス不足を散々言われたであろう前作の不備はきっちり修正してくるし、洋画だとあれ程ネガティヴに語られる「本業役者の吹き替え」も(ジブリで慣れさせられたという話もありはするが)キャラ造形とも相まって実に「手慣れて」いる印象。
こいつも佳作。
ポップコーン度はご想像通りにそこそこ。
リリー・フランキーいいなぁ。
え? 小栗旬居たの???
一人じゃないことの強さ
人は一人では生きていけない。
いろんな人に支えられて人は何倍にも強くなれる。そして自分も誰かを支えている。
人はそれに気づくことで、初めて感謝し、それを次の人に伝染させていける。気づかせてくれるのも、また人であったり。
不幸な生い立ちの9歳の九太が、愛情を求めていたからこそ、くまてつの孤独に気づくことができた。親に疎外感をもつ楓も九太に惹かれ、支えていく。
ほんとうの強さは、誰かのために何かしたいという気持ちから生まれるんだってメッセージがある。周りに感謝できるし、勇気付けられる作品。
全569件中、241~260件目を表示