怒りのレビュー・感想・評価
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怒りと信じることの、、
テーマは題名通り 怒り。
そして信じることの難しさや葛藤。
1つの殺人事件に、3つの舞台で
それぞれ犯人らしき人が、、
途中まで重いです。
それでも見入ったのは、犯人が誰か?
わからないのと、
豪華俳優さん達の、
とにかく上手い演技だと思います!
そして終わり近くなると
決して重く無いわけではありませんが、
未来や救い、やはり怒りもあり
最後良かったです。
個人的には
池脇千鶴さんに
自分の娘が真っ当な男連れて来て、
幸せになれるわけがないと思ってるんでしょ!!
と渡辺謙さんが言われるシーンが
そう思って観てたから、、
胸に刺さりましたね。
その他にも、そんなシーンが
たくさん有り、考えさせられました。
名作ではないでしょうか。
良かった
主役級のキャストがそれぞれの場所で、素晴らしい演技。
犯人が沖縄の離島で潜伏していた事件、ありましたね。
確かイギリスから英会話講師をしに来日していた方を殺害、整形後、離島へ7年ほど逃げていた記憶があります。原作があるということなので、その事件を題材にしたのでしょうか。
途中まで重い、辛い、また救いが無い映画を見てしまったかも、と思いましたが
後半急展開。
千葉、東京の二人に関わる人達は
「どうして信じられなかったんだろう。」という後悔。
素性のわからない人を疑うのは当たり前、だけど愛した人だから信じてやれなくて、、、
あおいちゃんの方は明るい未来が待ち受けていそうだったので、辛い、重いの部分
少し気持ちが軽くなった。お父さんの娘を思う気持ちも切ない。
沖縄編
たつや君役の佐久本宝さんは、朝ドラ「エール」でも難しい役を素敵に演じていました。この映画がデビューと知り、初めての作品が彼の真ん中にあるんだろうなと思い、他の作品も見てみたくなりました。きっといい俳優さんになりますね。
ほんとに皆さん好きな俳優さんばかりで、豪華だった。
米兵による事件を無くす為には、どうしたら良いのでしょうね。
力作。
怒りってどこからくるのか
オールスターキャストで臨んだ、渾身の傑作。
いろんな形の「怒り」を描いた作品な訳なんだけど、
その描き方が重厚というか壮絶というか。
ストーリーにしても観てるだけで心が削られるような苦しさを覚える。
あんまり人に晒したくない、自分の心のナイーブな部分をギュっと掴んでくるようで
誰でも持ってるような弱さから「怒り」って生まれるのかな、と。
もちろんその弱さって全然悪いことじゃなくって、
むしろ悪いとしたらそれと向き合わないこと、認めないことなんじゃなかろうか。
「人生で大切なことを教えてくれるものは3つ。空っぽのポケットと挫折、そして傷心だ。」
どこかで聞いたこんな言葉を思い出しながら、登場人物の将来に思いを馳せてしまった。
確かに後味の良い作品ではないけれど、誰もが向き合うべきことを示してくれる良作だと思う。
俳優陣が素晴らしい
救われないなあ…胸糞悪いわけではないけど、それぞれ重め。
俳優陣全員良い。素晴らしい。その中で無名の男の子よく出来てたと思う。
最後まで犯人が誰だかわからなかった。過去の犯人のシーンは3人ともに見えるようにみんなに演じさせたのかな?と思った。みんな怪しいし。
森山未來の自由奔放な感じからキレた時の狂気さがすごかった。広瀬すずのシーンは辛かったかな…
超豪華キャストで見る価値あり
出てくるキャストみんなが主演級。
知らないのは離島の男の子くらい。(笑)
綾野剛のホクロはなんで犯人と一緒やったんだろう?ほんで顔が犯人と同じって…あり得ない設定です。
妻夫木と綾野の熱演ベッドシーンはすごいですね。
犯人は怒という文字を残していますが、一体何に怒っているのかよくわからなかった。犯行の動機もイマイチよくわからない。
ただのキチガイなのかな?
怒り
3つの物語の共通点は殺人事件の犯人のみ。その他は全く異なっている。
・愛する人を信じることができなかった人→結局犯人じゃない
→大切な者を失う
・愛する人を信じていた人
→犯人
→自分が殺人者に
という皮肉。
ラスト、女性2人の表情の対比が印象的
だった。
沖縄米兵問題や同性愛問題への訴え。
結局、何に対しての「怒り」だったのか分からない。
自分を哀れんだ事に対する「怒り」だったのか。自分にはどうしようもできない事が溢れている世界に対する「怒り」だったのか。ただ単に頭がおかしいだけだったのか。
最高です
面白かった。
ある殺人事件の犯人探しが軸となる。
3人の男が出てくるのだけど、誰が犯人なのか
最後まで全くわからなかった。
そもそも、誰が犯人?と、楽しむ映画ではなかった。
「怒り」というタイトルより、「信じる」という言葉がしっくり来る場面も多々ある。
人を信じていても、裏切られることがある。
信じることがこわくて、信じてあげられないこともある。
結局は、自分次第。
相手のことをよく知って、深く付き合ってって
そしたら、信じることもできるのかもしれないけど、信じて裏切られたらダメージは大きいよね。簡単に信用して、危険な目に遭うこともある。人との関わりの難しさを感じた。
俳優陣、豪華で皆さん素晴らしかった。
まぁでも、朝から見る映画ではないな。
ちょっと重い。
取り扱い厳重注意
点と点が、、、点のまま
まず、俳優陣が豪華でした。
よく集めたなってくらいです。
物語は3つのストーリーが並行して描かれていきます。
とある父娘と<流れ者の男>、ゲイの男と<流れ者の男>、
沖縄に越してきた少女と島の男子と<流れ者の男>。
この3つのストーリーの流れ者の男と冒頭にあった夫婦殺人事件が、
どう繋がっていくのか。
ハッキリ言って、ワクワクは30分持ちませんでした。
結果から言うと、タイトル通り点と点が点のまま。
てっきり3つのストーリーが複雑に絡み合うのかと思いきや、
それぞれ全く関係ない話でした。
つまり、2つはいらないストーリーなんです。
それぞれ単品で描かれていればすごく面白くなったかもしれないのに、
合わせちゃったのでただ無駄に長い映画になってしまいました。
とにかく言えるのは、俳優陣が豪華。
それだけの点数です。
ジャンルはミステリーだが、推理的な要素はない
八王子で起きた殺人事件の犯人が捕まらない中、沖縄、東京、千葉で3つのストーリーが展開される。
そして、3つのストーリー全てに素性のわからない男がそれぞれ登場する。
素性のわからない男たちはそれぞれ、沖縄は森山未来、東京は綾野剛、千葉は松山ケンイチ。
まず、豪華…!
そしてお相手役に沖縄は広瀬すず、東京は妻夫木聡、千葉は宮崎あおい。これまた豪華。
俳優陣だけで画面がキラキラするがストーリーテーマはもちろん激おも。
素性のわからない男たち3人はどことなく似ている俳優を使ったのは、そういうこと、ね。
八王子の犯人が整形して逃げているという中で、全員その犯人像とうっすら似ていた。
この中で犯人は誰なのか!?という犯人探しをするミステリーではなく、それぞれのストーリーで、それぞれの登場人物がそれぞれの「怒り」を表現していく。
ある人物は両親に、ある人物は自分自身に、ある人物は…。
結局犯人は1番影のなかった、明るい、誰ともすぐに仲良くなる、ひとの良さそうな森山未来だった。
彼の怒りは社会へなのかよくわからないけど、突然スイッチが入るとキレて暴れまわったりとにかく関わってはいけない危ないひと。
そのひとの良さそうな青年に、無垢な少年少女がなんの疑いもなく近づいていて…純粋な気持ちはこわい。。あぶない。。
犯人探しはこの映画でそこまで重要ではない。
犯人がわかったあとのそれぞれの登場人物の思いに見ているひとはいろんな思いをはせる映画。
とにかく沖縄編の話がいやーな気持ちになることが多いけど、沖縄の少年は、豪華俳優陣の中素朴で自然ですごくよかった。
孤独の闇を描く群像劇
信じ抜くこと
負けないこと、投げ出さないこと、逃げ出さないこと、信じ抜くこと 駄目になりそうな時、それが1番大事〜♪
を終わってから聴きたくなった。大事MANブラザーズバンドはほんとに名曲作ったなぁ。
本作のタイトルは怒りですが、3組に共通する言葉は怒りではなく、愛だと感じました。
そしてその愛を守るために必要だったことは、信じ抜くことやったんじゃないかなぁと。それが1番難しいのだけどね。
森山未来扮する田中(山神)は、きっと愛情不足やったんじゃないかなと。世の中の何かにふつふつしてて、鬱憤が溜まっている人って、根本的な心の愛情の器がカラッカラなんじゃないかなと思う。だから、どこかでその糸が切れた時取り返しのつかないことをやってしまうんじゃないかなと。
本作では、泉(広瀬すず)ちゃんのレイプシーンは心がえぐられる気持ちになった。よくやったよ、すずちゃん。でもこの世界の現実には、こんな事が数えられないくらいあると思うと腹わた煮えくりかえる。そこへの怒りのエネルギーが日本の中でもっと高まれば世の中変わると思うのだけど。いつまでも変わらない性犯罪の数に対して日本人はどう考えてるのかね、、、
こういう映画を見て、1人でも多くの人が気づいてくれたらいいなぁ。
どの役者さんも演技が光っています。
それぞれが、どことなく心の中にもやっとしたものを持っている感じが良かった。
未来くんは流石ですね。あのスイッチの切り替わり方。なかなか出来ないと思う。
妻夫木くんと綾野剛くんのカップルは切なすぎた。
病気ってー。そんな展開ありですか?って悲しかった。
ブッキーの泣きの演技好き。
ゲイの世界を覗いた感じになりましたが、あんな遊ぶところあるんですね?独特。若干、2人の出会い方が無理やりで、レイプやん!って、腹立ったけど。
あれはありなんですか?
とにもかくにも、3組の話が交わる事なく終わったのはよかったです。
メッセージ性は強いがいまいちどこにピントを合わせていいのか解らない映画
事件発生の冒頭から、なんだか解らない3つのシチュエーションの話が繰り広げられて一時間ぐらいは凄い退屈。
やっと展開が動いたと思ったら結構エゲつない。
あっ、そういう沖縄問題に被害者の傷みたいな映画なの?って思ってると、最初の事件のミスリードばっかりを誘引される。
途中の取り調べを受けてる男の雰囲気までミスリードさせる気満々で、なんなのこの映画そういう犯人はさて誰でしょうみたいな事をしたい映画なのか?と困惑。
そうこうしてるうちに2つのシチュエーションはほとんど関係ありませんでした、真犯人も勝手に自分から本性をさらけ出して、いきなりぶっ刺される。
???
なんだ、実はこのハサミで刺した少年こそ真犯人だったっていうオチなのか、そりゃすげーわ!と思っていたらそうではなかった。
少年は何故単身で乗り込んでいって犯人ぶっ刺して、何故刺した男に殺されなかったのかが全く説明されないまま、いやわかんだろみたいな感じでエンドロール。
わかんねーよ!どうぞ怒りを感じてくださいっていう事ですか?
最初の夫婦を殺した犯人は死という結果を持って裁かれた感じがするから、結局怒りを感じるのは日本の土地で好き勝手にレイプして、お咎めなしの米兵にしか怒りはいかない。
けど、それでいいの?この映画が伝えたかったのって結局米兵に対する怒りだけで、そんなのおおっぴらには表現出来ないから、夫婦殺人と借金から逃げる男とゲイカップルの話で装飾したっていう事なのだろうか。
よくよく考えればもっと強い動機で代用出来るので、沖縄の抗議集会シーンもレイプシーンもこの映画にはいらない。
別に米兵に対して抗うななんて言うつもりは一切ないが、それをしっかり表現したかったというのならもうちょっとストレートに中指立てて表現して欲しかった。
あなたと同じ怒りが、映画の中にある。
・それぞれの理由で怒りを抱えている。その怒りを他人を巻き込んで発散させる人もいれば、自分の中に閉じ込める人もいる。そうやって苦悩しながら人は生きている。
・今現在の日本が抱えているリアル状況が怒りの動機になっている。
・椅子に座ってみているだけなのに、自分の持っている個人的な怒りを受け止めてもらったような感覚がある。
・広瀬すず氏がこの仕事を引き受けたことに、覚悟のようなものを感じる。
・犯人を匂わせる焦らし方がおもしろい。ラーメン、ほくろ、写真、監視カメラ。
・均等に3シチュエーションの犯人が疑わしくなるようにペース配分されている。
・疑うことは、自分を守るために必要な感情。だから切ない。
・親が子を心配する感情は、将来自分を守る存在と知っている潜在的な本能なのか。自分を守るために子を守るのか?
・宮崎あおい号泣シーンの音楽と編集の効果が素晴らしい。
・3つのシチュエーションのカタルシスのピークがそれぞれ違うから、それを同時並行で見せるのは難しかったんじゃないかと想像する。そういう意味では、ピークがくる波長を合わせる計算された編集がすごい。
演技、音楽、ストーリー、全てにおいて圧倒されました。 怒りって、面...
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