怒りのレビュー・感想・評価
全786件中、681~700件目を表示
体に雷が落ちたかのような衝撃
久しぶりにえげつない邦画だったと思います。
映像のグロさや演出というよりも、中身が桁外れに素晴らしかった。
桁外れなだけに、こちらが理解できるかどうかだと思います。この「怒り」、誰にでも当てはまり、どのようにも解釈できる、でも形容し難い、そんな人間のドス黒い部分を描ききっていると感じました。
この豪華なキャスト陣の演技合戦は秀逸でした。特に沖縄編に出演していた広瀬すずさんと佐久本宝さんはあれだけの俳優陣に負けず劣らずの存在感と演技がありました。
是非とも見て欲しい傑作ですので、まだの方は是非お早めに。
衝撃
キャストが豪華で、本当に素晴らしいです。
演技に違和感を全く感じずに鑑賞できるのは本当に良いです。
ストーリーと音楽がマッチしていてなんども鳥肌が立ちました。
ストーリーとキャストに関してですが、一番犯人ではなさそうな人が犯人でした。
宮崎あおいさんは、すこし変わった女の子の役でしたが、声などがむやみに明るい感じで、とても演技が上手かったです。
松山ケンイチさんは、怪しそうな雰囲気を出しながらも宮崎あおいと話しているときは楽しそうにしています。さすがでした。
すこしだけ気になるのが、松山ケンイチが自分が殺人犯だと告白したというのがなんだったのか、ということ。
渡辺謙さんもとてもよかったのですが、主演の理由がよくわかりません。
妻夫木さんと綾野剛さんですが、ゲイという難しい役をよくやりきったとおもいます。
妻夫木さんは一目見るだけでゲイに見えました。すごい役作りです。ラストに泣いているシーンも理性を超えたという表現が適当なくらい、演技には思えない。すごい演技力です。
綾野剛さんは日本で一番悪い奴らも観たのですが、全く雰囲気が違いました。口調も違いますし、役者はすごいと実感させられました。
ひとつだけ、綾野剛はゲイっぽくなくて、妻夫木さんが強引にやってるだけのような感じがしました。
広瀬すずさんと森山未來さんですが、森山未來さんはもう見るからにサバイバルマンみたいな感じでした笑
広瀬すずさんは米兵にレイプされてしまってからあまりでてこないですが、その演技は上手かったです。
また、唯一の新人俳優である佐久間くんは結構演技もうまかったですし、最後の緊迫したようなシーンは良かったです。
高畑充希などの大物をあんなチョイ役で使ってしまうこの映画は、本当に豪華で見ごたえがあります。
この映画で本当に演技が上手いと思ったのは、妻夫木さんと宮崎さんですね。
最後に、題名「怒り」の意味、それがわかりました。
壮絶なストーリーです。
良かった!
苦しかった。
流行りは気にせず30オーバーはこっちへ
本年度最高作です。君の名はや、シンゴジラも素晴らしいですが、個人的には今作を押します。ロクヨンは足下にもおよびません。
3つのストーリーを編み込んでいくような映画ですが、編集が上手いです。音声を残しながら、映像は次へ。余韻を上手く残しながら次のページへ進んでいるような感じです。
7人の主役、準主役は当然に上手く、それ以外のピエール瀧や池脇千鶴、高畑充希も存在感を出してます。今、役者を使うのが一番上手い監督です。高畑充希の目力は凄かったです。沖縄の男の子は最初と最後で全然違ってます。
色んな立場の役柄があり、観客は誰かに感情移入して観れるのではないでしょうか。
坂本龍一の音楽はラストに行くほど重厚で効いてきます。
絶望からわずかな希望、新たな一歩、次への挑戦を感じさせて「怒り」の一文字を。
良い映画は良い映画館で。
3つのストーリーで展開されていく映画だったけど、場面の移り変わりがとても自然で綺麗でした。
役者陣も素晴らしい方たちばかり。それだけでも見応えがあります。一流の俳優さんたちの名演技の中、広瀬すずちゃんも体当たり演技でした。苦しい涙が本当に切なく怒りを覚えました。
この映画はいろんな角度からの「怒り」があり、信じるぬく事の難しさや大切さも伝わってくるようでした。
観て本当に良かった。
ただお隣の高齢夫婦が終始話しており、「この俳優しか知らないなー、なんだかさ意味がわからないなー、、、」とetc...∑( ̄ロ ̄|||)
ラストに近づくほど、話がヒートアップしてきたので、我慢しきれず「すみません、シーで、、^_^;」と伝えましたが、すぐ隣の婆様にしか通じず爺様は話し続けてました。
エンドロールが終えて照明が点くと、前後隣席の観客や、爺様の隣の女の子はすんごい怒りに満ち溢れていました。
せっかくいい映画を観に行ったのに残念、はぁ꒰ ×͈௰×͈̣ㆀ꒱՞
すみません、映画のレビューでなくて、映画館のレビューになってしまいました( ̄Д ̄;
また良いシネマで観なおします!!
ちゃんと観なおしたいくらい素晴らしい映画です‼︎(*˘︶˘*)
演技合戦
ストーリー的には破綻してるよね。
思わせぶりに伏線らしきものをチラチラさせる割にさほど説得力が無い。
犯人の血文字を使ってまでの犯行の動機に説得力がないし、まして潜伏後になぜあのような行動をしてたのか繋がらない。
それに、綾野・妻夫木パートは関係なくない?
これらは映画でなく原作の責任かもしれないけど。
そのかわりに出演者の演技合戦は相当な高レベル。
中でも宮崎あおいの実在感は凄かった…
今回は妻夫木聡の軽いッぽい演技も説得力があったと思います。
「怒り」を完全に消化できず、重さがバランス悪く残る。
うーーーん、重かった(笑)
重いのはわりと大丈夫だけど、なんだろうな、
完成度の悪さでしょうね、きっと。
重いわりに感動が少ない。
評価は高いけど、恐らくこれは
小説の方が良かったでしょうね。
この映画のテーマは
「 疑心暗鬼 」
人はどうやって人を信じるのか、信じられるのか。
不安を掛け合わせて生まれる、疑心暗鬼を生ずる。
人間の不安定な心。
だけど信じたことによって狂う、人生の歯車もある。
はかりきれない人間の、心と心の、すれ違い。
ある指名手配中の殺人犯を追いながら
三部に分かれてストーリーが展開していくの。
これは、ひとつずつ。
見たかったなぁ丁寧に。
だから重いわりに、ほとんど中途半端で
消化をすることが出来なかったんだよ。
しかし妻夫木くんは演技が上手いね、ほんと。
Sぷりのドキドキゾクゾクが伝わってきました。
綾野剛くんのMぷりは、だんだん見慣れてきた。
2人のゲイのシーンは、見事に思い切っている。
そして個人的には一番切なかったストーリーです。
そして宮﨑あおいちゃんも、素晴らしかった。
少し役作りのためにふっくらしたかな?
その方が可愛い。
レビューにこの役は
宮﨑あおいには荷が重すぎたのでは?
という意見もあったけど、
そんなことは全然なかったと思う。
で、松山ケンイチくん。
こないだ役作りで太りまくってたのに
これまたスッキリして「ノルウェイの森」の頃の
初々しい彼を思い出すぐらいカッコ良かった。
役者さんって凄いですね。
で、個人的には
絶賛をされていた広瀬すずちゃんが
唯一キャスティングミスだったのではないかと…
思ったり(;'∀')するのは…私だけ???
確かに頑張っていたとは思うけど
泉という女の子の役は
もう少し儚げであってほしかった。
守ってあげたい儚さをイメージさせながら
そこから想像ができないくらいの破壊に近い
「怒り」を表出、表現ができる演技が見たかった。
そんな女の子をキャスティングにすると
もっとストーリーが活きてきたのになぁ。
〇〇事件に合う前と、合ってしまった後は
想像を絶するほど、それまでの人生が狂うはずなのに。
その演技に大した差がないように見えてしまった。
広瀬すずちゃんの演技力の乏しさが目立ったと思う。
でも沖縄の声とも言えるシーンは辛かった。
現状を生々しく理解を寄せるシーンでしたね。
一押しは、ほぼ無名である
若手の佐久本宝くんですね。
ヌボーットした新鮮な演技から、
ジワジワと怒りを表出していく。
あの場面には森山未來を食っていく
彼の役への陶酔が心から伝わってきました。
観た後の余韻が半端ない作品
とにかく観るべき作品
役者陣の力量が演出を超えた作品
原作読まない主義なので、何度も劇場で観る予告の役者さんの演技を楽しみにしてました。
予告では、わからない3つのストーリーのオムニバスが、1つの事件と繋がって行く描写の入れ替わりが激しいので、感情移入する暇がない〜^^;
犯人のモンタージュが、松山ケンイチ・綾野剛・森山未來の3人に似てるので、序盤から頭の中で犯人探しが始まります。
ストーリー1
ハリウッド俳優世界の謙さんのヤツれた野暮ったい親父
その娘で、元風俗嬢をすっぴんで演じる宮崎あおいのピュアな演技
いかにも犯人オーラ全開の怪しい物静かな松山ケンイチの演技
3人の切なさの中にある怒りの表現は圧巻。
ストーリー2
イケイケセレブなゲイサラリーマン妻夫木聡
素性不明の中性的な青年を演じる綾野剛
目を覆いたくなる彼らのベットシーンは、役者って大変や^^;;;;
騙してるのか騙されてるのか?殺人犯なのか?
最後、まさかの結末に後悔する妻夫木聡の自分に対する怒り。
ストーリー3
もし彼女が、自分の娘ならこの仕事は絶対に受けさせたくないし、事務所がよくOKしたと思わずにはいられない。。。
広瀬すずのレイプシーンは、映画史に残るインパクト><;
自身も世界中を旅して見聞広げた森山未來の破天荒な暴れっぷりと危険度はMAX・・・@@!
これらの超演技は有名役者に混じって一人ピュアな沖縄の青年頑張ってました。
3つの中では、この沖縄の話が一番辛い。。。
最後の広瀬すずの叫ぶ怒りが、それを物語る。
他にも・・・
謙さんの妹役を演じる池脇千鶴の鋭いツッコミ演技
チョイ役でも超インパクトな現朝ドラ女優の高畑充希
警察のピエール瀧&三浦貴大の相棒の息が合ってない感が絶妙
まぁ〜これだけの超多忙な人気演技派の役者さんのスケジュール抑えた事がある意味奇跡の作品かも!?
☆4.2
<敬称略>
豪華キャスト+熱演(中でも妻夫木と綾野のゲイカップル) これだけで...
豪華キャスト+熱演(中でも妻夫木と綾野のゲイカップル)
これだけでも観る価値はあると思う。
ただ、劇場でみるべきかと問われると、どちらでもいいとこたえてしまうかも。
東京、沖縄、千葉に現れた3人の謎の男と親しくなる周囲が、それぞれの場所でそれぞれの者たちを未解決事件の犯人ではないかと疑いを持ちはじめる。話の展開は、その3つの視点を交えながら同時に進めていくかたち。
長い上映時間だが飽きなかった。人を信じることの難しさをリアルに表現していた。自分は最後まで誰が犯人なのかわからず、群青劇としても、ミステリーとしてもよくできてると思う。
一方で気になったのは、泣くシーン。演技は素晴らしいのだが、カットがやや長く感じた。そこまで尺使わなくても伝わりますよと言いたくなってきた。←揚げ足とりのようなものです(笑)
音楽は流石、坂本龍一といったところ。特に、物語の重厚さと沖縄の海がうつる場面に壮大さが出ててよかった。
凄い!濃厚!
上手く描写されていて素晴らしい作品
全786件中、681~700件目を表示