心が叫びたがってるんだ。(2015)のレビュー・感想・評価
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めんどくさいけど
予告を初めて見た二年ほど前から面倒くさそうな話しだろうなて思ってたらほんとにめんどくさい話でした。
綺麗な心の人なんていないけど、みんな気持ちはそれぞれだよねて感じで、女の子が失恋により言葉を吐き出せる様になったとこでの素直な言葉、はぁ〜!まぁ、素直な気持ちてそんなもんですよね、行き場のない気持ちが罵詈雑言になるのすごく分かりますよ。しかしラストで田崎くんが主人公の女の子に告白するというのが一番の驚きでした。え?!あなた仁藤さんが好きなんじゃないの?!みたいな
まぁ、ああいう行事で好きになることもありますよね、青春ですね。女の子の名前忘れました。
ストーリーでも話題として出ますが、ミュージカルには奇跡が起きるし、この作中にもまぁ公演中にドタキャンした主人公の女の子はなんだかんだ間に合います。そしてアニメではそれ許されるの?!あ、それいいんだ…ていうのがだいたいまかり通ります。劇場アニメもまた然り。
ミュージカルの奇跡とこれアニメだから、という心で見れるなら見る価値あるかと
実写化されますが、この群像劇独特のめんどくささは人を選ぶので、私はこのアニメ作品1回きりで充分です。
王子と玉子、でも本当は卵
総合70点 ( ストーリー:70点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:75点|音楽:70点 )
話の展開としてはよくありそうなものだし、青春劇の演出にちょっとべたな臭さもあった。でも劇中劇の場面は良かったし、前半ごちゃごちゃな人間関係や個人の抱える問題が最後には大団円とはいかないまでもそれなりに上手くまとまっていて悪くなかった。ただ主人公の成瀬順は振られて逃げ出すのはともかくとして、急に気持ちを切り替えて他の男の告白を聞くのはどうかと思う。
成瀬順は、何故急に話さなくなったのかを母親に筆談で告げないままに何年も生活したのだろうか。お腹が痛くなるのに医者にもいかなかったのだろうか。その間に歌も歌うことがなかったのだろうか。設定には無理があった。
それから喋れないならば変な妖精のせいにせずに普通に過去の事件のせいで喋れなくなったでいいのではないだろうか。それとも妖精は現実ではなく何かの象徴なのだろうかと思ったら、どうもそのようでこちらは納得。
画像は綺麗だが、多分本物の画像をコンピューターで取り込んで加工しただけと思われる背景が多いのは気になった。それがアニメとして描いた人物と背景とは画質が違っているのに違和感があった。車の動きがいかにも電子的な動きで不自然だった。
ひどい映画でした
ひどい映画でした。 まず、 全体的に冗長でした。 30~60分で済む話を無理やり映画の長さに引き伸ばしたかんじでした。 ストーリーも劣悪でした。 主人公は [過去の悲惨な出来事が理由で喋れなくなった少女] でした。 しかし、 なぜか普通の高校に通っていました。 障害者なので、 健常者の高校には通えません。 障害者学校で手話を勉強するべきです。 そもそも普通高校の面接試験に合格できません。 仮に合格しても、 [正常に授業をうけられる状態でない] と判断されるだけです。
しかも、 そのヒロインは、 自分から言い出したミュージカルを本番になって急に逃亡しました。 ミュージカルの主役であるにも関わらず。 理由は [失恋したから]。 自分勝手すぎます。 こんな人をすきになる人が いるはずがありません。 クラスメートも おこって当然なのですが、 なぜか許していました。 これらの理不尽さも感情移入できない原因の一部でした。
ほかにも矛盾だらけで意味不明でした。 ありふれた低俗なラブ ストーリーで、 みていて眠くなりました。 これの どこが面白いのか、 全く理解できませんでした。 しかし、 人気の映画です。 意味不明です。
子供が見るもんだと思ったら。。
お城=ラブホ
だったり、今の高校生のリアルな会話だったり、そのくらいの歳の子たち〜大人が対象なんだと。しかしまあ血の繋がった実の子にあんなに酷いこと言うだろうか。よりによって父も母も。田崎が割とすんなり仲間に入ったのも、クラスがミュージカルで納得したのも
、都合のいい違和感。主人公と坂上くんがくっつかないところがセオリー通りじゃなくて良かったかな。
感動するとこどこ?
内山昂輝さんが、映画の前に
舞台挨拶にくると知ったので
作品自体にはあまり興味
無かったですが、見に行きました。
ハイキューやばらかもんが
好きなので、
舞台挨拶はとても良かったです。
映画の内容としては、
で?みたいな感じでした。
まったく感情移入できないですし、
正直うざいなこいつらと
思いました。
なんか、辻褄が合わないというか
そんなの映画だから起こるんでしょ
という感じでしたね。
終わり方もパッとしない。
なぜこんなに流行っているのか
まったくわかりません。
主人公が苦手
悪くない、悪くはないけど
あの花が私的最高作品なだけに主人公の魅力が足りなかった。
クラスメイトに恵まれていてよかったなあと思う。
そして田崎が男前すぎる。
いい感じの素敵男子になるよ、絶対。
絵はやっぱり好きな感じなので
見ていて楽しかった。
けどやっぱりあの花が…(しつこい)
ヒロインのリアルな葛藤が痛いほど伝わってくる良作
ヒロインの成瀬が幼少期に
父親の不倫を発見し
それを母親に伝えたところ
両親は離婚し父に
「全てお前のおしゃべりのせいじゃないか」
と責められてしまう。
「自分の言葉で人を傷つけ
取り返しのつかないことを
起こしてしまった。」
と、自分が喋ることに
トラウマを持ち、喋ると
お腹が痛くなってしまう(玉子の呪い)
ようになり自分の気持ちを
伝えにくくなる。
だがその腹痛は喋ると痛くなる
と言う自己暗示から来るものである
その証拠に教室でふれ交の委員を
先生が強制で決めたとき
成瀬は「いやです」の四文字でさえ
やっとだったのに
ファミレスで
感情的に言葉を発したときは
坂上に腹痛について指摘されるまで
なんともなかったからである。
そんな成瀬は坂上の
「歌の方が気持ちが伝わる」
「成瀬も伝えたい事があるなら
歌ってみるのもアリなんじゃね
歌なら呪いも関係ないかもしれないし」
と言う言葉に乗り、
歌なら腹痛が来ない事を知る(自己暗示の抜け穴)
そしてふれ交のミュージカルで
自信を持ち玉子の呪いは
存在しなかった事を知る。
そして自己暗示もなくなる
成瀬は坂上に惹かれ告白するが
他に好きな人と言われ振られてしまう
新しい現代社会にある
葛藤、苦難などの感情が描かれており
様々な人に考えさせる
新しい作品と言える。
ヒロインがあまり喋れないと言う
難しい設定なのに
ヒロイン感情がはっきりわかる
作画も流石だと思う。
私個人の話であるが、
私は軽度の精神疾患を抱えており
大人数の人がいるところ、
すぐに抜け出せない場所
などに行くと腹痛が来る人なので
すごく共感でき自分の自信に繋がった
私と似た症状の人は
特に是非観て欲しい。
きっと自信を持てるはずだ。
複雑な気持ちになりました
前から観たいと思っていた作品の一つで、やっと鑑賞することが出来ました。青春ものと群像劇が織り混ぜたストーリーですが、感涙してしまいました。おしゃべりな女の子がある日現れた玉子の妖精に呪いをかけられてしまうところから物語が始まります。順ちゃんは、おしゃべりを封印されてからひっそりと生活してきました。「地域ふれあい交流会」の実行委員にクールな男子や甲子園を夢見るけんかっぱやい男子、恋に悩むチアリーダー部の女子と共に選ばれてしまいます。最初は、順ちゃんの事を不思議に思っていましたが彼女のお陰で他の3人の秘密が明らかに。「言葉は人を傷付ける」この言葉に心が揺れ動きました。10代のリアル高校生には是非観てもらいたい作品です。
少し後味が悪い気もする…
劇中の歌がすごくよくて、特に「わたしの声」の部分では感動して泣いてしまいました。どの歌も心に残り歌のために映画を観てもいいレベルです、が。
この映画に恋愛要素が必要だったのか、それだけが心に引っかかり、もやもやしたままの気持ちになりました。
私的に、恋愛要素がなかったら満点でした!!そして、とにかく歌が素晴らしいの一言です
すっきりしない
人から勧められて見ました。
感情移入はしなかった。
両親の離婚、両親責められて失声症になって。
正直、私的には嫌な設定というか流れ。そりゃ離婚家庭じゃない
人が見れば単なる設定として受け入れる事ができると思いますが…。
もう玉子の妖精さんを自分を責める別人格と思ってしまった時点で
この作品を素直に見れなかった。見る人を選ぶ作品なのかなと思う。
何となく、あのミュージカルを見たお母さんは順の気持ちを知って…
後の描写が無いので個人的にですが、贖罪の念にかられる気がする。
心の叫び、卵の中身
普通に泣けました。物語はまあ普通かもですが、演出と音楽の仕掛けが本当に素晴らしく、純粋に映画として良作だと言えます。
作画も人物の動きなどとても丁寧で気になるところはありません。
迷っている方がいたら是非勧めたい作品です。
「心が叫びたがってるんだ。」このテーマは随所に出てきます。各々の視点から様々な叫びが交錯していき、ミュージカルに至っていく。
それは作る側だけでなく観る側もそうで、また見せ方も上手いなぁという所が演出や声の演技・絵の演技それぞれ多々あったように思います。
だからこそ物語が~とか何が~とかでなく、映画として優れた作品だと感じたんだと思います。
「あの花」スタッフによる作品ということで期待して観に行かれるような方はご存知かと思いますが、岡田麿里さんの脚本は恋愛要素がこじれ気味に描かれるものが多いです。
この作品も例に漏れず、なかなかにこじれていて「ああ、岡田さんだ!」と思いました。
そんな彼女の持ち味を知らずに評判のみで観に行かれた方が面食らったのも無理はないのですが、今作の見所はそこではないのでその点にこだわってしまって減点してしまうのはもったいない見方だなぁと思います。
個人的に強く印象に残っているシーンは、クライマックスで成瀬が探しに来た坂上や、彼と付き合っていた仁藤の事をこれでもかという程悪くいいまくるシーン。
「なんて自分勝手な!」と思うかもしれませんが(というか普通は思いますね…)そもそも彼女は「言葉は他人を傷つけるもの」と思い込んでいるわけで、今まで心に溜め込んでいた卵の中身をぶちまけるように叫びまくるとしたらああいうことになるのはまあ考えられることなのかなと思いました。
重要なのはそこですべて聞いてくれる人がいるかどうか。
ホント、ちゃんと聞き遂げた坂上は偉いなぁと思いました。
卵の殻で傷つけるだけ傷つけて全てを出し切って「もう言うことがなくなった」という彼女は始めて卵の中身「好き」と言えたのではないかと思います。
個人的に田崎がめちゃイイ奴で好きです(ラストいきなりの告白変化球も野球部エースならではだったのか?!)。
でも出てくる人たちみんないい人。
だけど順の父親には擁護のしようがありませんよね!
言葉とは言の葉
作品のあちこちにちりばめられるナイフの様な言葉の数々。意図せずとも人の心をえぐり傷つける。
この物語は幼い頃に自分の言葉が原因で人を傷つけてしまった少女の後悔と再生のお話。
幼子の言葉は鋭いナイフの様に尖っている。文字通り歯に衣着せぬ物言いもそうだが、無知であるが故の放言。結果、それにより順の家族は崩壊してしまう。物語の骨子となる部分なので仕方ないとは思うが、もう少し丁寧に描いてほしい気はした。いくらテンパっていても自分の娘にあのような言葉は掛けない。その辺に違和感というより不快感を感じた。
時は流れ高校生になった順。相変わらず自ら掛けた呪縛により喋ることが出来ない。この辺りも違和感ありまくりだったのだが、スルーすることとした。
喋れなくても歌は歌えるという設定もご都合主義全開でちょっとな、と思いつつもかろうじて観続けることが出来た。この辺はこの作品の作品力なのか?
野球部のエピソードも言葉の刃を否応なく見せる。出し物の協議をするホームルーム、その他の場面でもこれでもかと言うほど端々に言葉を扱う場面が描かれる。鑑賞しながらこれほどまでに言葉の暴力というモノは残酷なのものなのかと自問しつつ・・・
ミュージカルの作中劇は良いできだと思う。順の登場シーンでは鳥肌が立った。最後の曲、二つの曲の合唱もすばらしいできだ。
全体としてみた場合、そつなく出来た優等生という印象。
ただ、スタッフロールの曲は最悪。アレしかなかったのか?アレさえなければ最高だったのだが・・・
見やすい作品です
あの花のスタッフさん達が製作したということでしたので興味が湧き見てみました。
序盤から主人公の旦那さんがお城から出てきてしまうところを娘が見てしまい、奥さんに
『パパがお城から出てきたよ』と楽しそうに伝えてしまうシーンは衝撃でした。
笑わないでと言われ、言葉を発せなくなった子が、あんな風に舞台の上で歌を披露するのは終わり方も良かったと思います。
この作品、好きです!
話すことに抵抗がある人に歌だったら伝えられるというところが、月9連ドラの『ラブソング』と重なる感じがした。このアニメでは、自分で玉子を作ってたんだけど…。
今時な、、、
今時な映画だなーとかんじた!
草食系男子!!!笑
意外な展開でしたが、逆にそこはリアルかなー!!罪な男!
たまごはなぜたまごだったのか、、、
思ったことはちゃんと伝えないとダメだね!
よかった
主人公の失語症みたいな女の子に、面倒くさいな~と終始イライラしていた。しかしちょっとずつ心を開く様子に、ずるいなと思いながらも感動していた。ところが、舞台を目前に失踪してしまうという最低な行為をするに至って、心底嫌だなと思ったのだが、歌いながら体育館に現れたところで感動してボロ泣きしてしまった。
嫌いな登場人物に対しても、涙を流させるというエンターテイメントの剛腕ぶりを感じさせられた。
心が弱いことを言い訳にしすぎだ。それだからと言って協力してくれたクラスメートに対して無責任でいいわけがないし、人前に立つ資格もないと思う。どんな嫌なことがあっても、自分が嫌いでも、誰かを嫌いでも飲み込んでよそ行きの顔をして生きて行くのが人生で、自分だけがつらいと思うなバカと思った。私生きててつらいですと看板を掲げて生活している様が本当にイライラする。少しは意地や根性を見せてみろと思っていたら、ほんの小出しで時折維持や根性を見せられ、その度に感動させられてしまう。ヤンキーが子猫をかわいがると善人に見える理論にすっかり乗せられた。
そんなクソな主人公に対してクラスメートのみんなが優しすぎてそこがまた泣ける。野球部の彼も、あんな女苦労するに決まっているからやめろと思うのだが、頑張り屋の彼なら大丈夫かもしれない。頑張ってほしい。
しかし、幼い彼女に対して父親のあの一言はない。浮気する自分が一番悪いに決まっている。母親ももうちょっと寛大であってもよかったのではないだろうか。母親も生活苦を抱えているとはいえ、もうちょっと優しくしてあげて欲しかった。
ただ、クライマックスの2種類の曲を重ねる歌の歌詞が全く聞き取れず感動ポイントなのにもかかわらずモヤモヤした気持ちのまま終わってしまった。歌詞の字幕を入れて欲しいと強く思う。
デリケートな心の機微やデリケートなテーマを、危ういバランスで見事に表現していたと思う。このような優しく繊細な作品を成立させるのはさぞ大変だったのではないだろうか。
一部の会話が飛びます
会話が多すぎて聞き逃したり。
何を話したか推察できるけど飛ばされた会話がありました。
でもまあ少しうるっときて自分のストレスが減って(泣くとストレスが発散されるらしいので)良かったかな。
一番後ろの席で見て、観客は7人ぐらいでした。
上映から2ヶ月ぐらいしててぎりぎり見れて幸せです。
良かったけど
とても良かったです。
途中、うるっとしたところもありました。あったんですが、ひとつ残念なところが…
最後、順ちゃんと坂上くんがくっつかなかったのはかなり納得がいきませんでした。
ベタかもしれませんが、家によんだりわざわざ探しにいったりしてたのになぜ仁藤さんにしたのでしょう。
仁藤さんが邪魔に思えてきてしまいます。
きっと最後泣けなかったのもそれが原因かな。
それ以外は坂上くんめっちゃイケメンだし、順ちゃんかわいいしで良かったです。
しいていえば、最後のミュージカルのところもっとみたかったかも。
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