シンデレラ(2015)のレビュー・感想・評価
全53件中、1~20件目を表示
まあ普通のシンデレラ
................................................................................................
父が死に、再婚相手とその連れ子2人が暴走、シンデレラは召使い扱いになる。
そんなある日馬で出かけて王子と出会い、王子とは知らぬまま互いに惹かれる。
やがて王子が嫁を選ぶための舞踏会が城で開催され、全村民も参加。
シンデレラは意地悪されつつも、魔法使いに助けられ参加。
で王子とめっちゃええ感じになるがリミットの12時が来て逃げるように帰る。
残してった靴をヒントに王子がシンデレラを見つけ、結婚。
................................................................................................
物語のシンデレラって矛盾が多々あるが、一部吸収してた。
まず靴だけ魔法が解けないのは魔法使いが靴への魔法を得意としてたから。
あと顔見て分からんのは、王子が忙しく探すのに立ち会えてなかったからと、
一般村民との結婚に反対してた部下に妨害の意図が少しあったから。
まあおとぎ話としては普通に面白かったんじゃないだろうか。
でも他人が自分を大事にしないのって、自分が自分を大事にせんからやし、
その意味シンデレラをただただ気丈と褒めたたえるのは違う気もするけど。
あと国のためを考えて王子と一般村民との結婚に反対した部下が、
その地位をはく奪され国から追い出されたのはちょっとやり過ぎな気がした。
でも最後シンデレラが継母にかけた言葉「あなたを許します」はシビれた。
夢はひそかに、しかしデッカく。 ヘレナとケイトの魔法合戦があったら満点だったのに〜笑
誰もが知っているプリンセス・ストーリー「シンデレラ」を実写映画化。1950年公開のディズニーアニメ『シンデレラ』のリメイク作品でもある。
意地悪な継母と義姉たちに虐められながらも希望を捨てずに生きる女性エラ。王子キットとの偶然の出会いが彼女の運命を変えてゆく…。
監督は『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(出演)や『マイティ・ソー』(監督)の、俳優としても活躍するレジェンド映画人サー・ケネス・ブラナー。
過酷な状況でも勇気と優しさを忘れない女性、灰かぶりのエラ(シンデレラ)を演じるのは『タイタンの逆襲』やテレビドラマ『ダウントン・アビー』シリーズのリリー・ジェームズ。
シンデレラの継母、トレメイン夫人を演じるのは『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズや『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』の、レジェンド女優ケイト・ブランシェット,AC。
シンデレラに惹かれる小国の王子、キットを演じるのはテレビドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズの、名優リチャード・マッデン。
信じる者の前に現れる大妖精、フェアリー・ゴッドマザーを演じるのは『チャーリーとチョコレート工場』や『ハリー・ポッター』シリーズの、名優ヘレナ・ボナム=カーター,CBE。
2010年代に入り活発化したディズニークラシックアニメーションの実写化計画。
『美女と野獣』(2017)や『アラジン』(2019)など、超有名タイトルは何本か鑑賞したが正直どれもパッとせず…。
「今更シンデレラはないだろっ💦」と思い、今作には特に期待していなかったのだが、予想外にも楽しめてしまった。
監督はケネス・ブラナー。ケネスの映画には「優等生的だがパンチに欠ける」という印象を抱いていたのだが、今回はなかなか外連味の効いた演出に挑戦しており素直に面白い。フェアリー・ゴッドマザーから舞踏会までのシークエンスには心の中の女の子が目覚めてしまうほどにときめいてしまった✨
さすがはシェークスピア俳優のケネス。中世ヨーロッパものは大得意って訳ですね。
とはいえ、物語の筋は皆んなが知っている1950年のアニメ版とほとんど一緒。そう言った意味では退屈な映画である。
一応王子の物語が描かれていたり、大公が新たな悪役として設定されていたりと新しいことはしているのだが、それら王国周りの追加要素はことごとくつまらない。
アニメ版のランタイムが75分程度なのだから、余計な物語を追加するなどということはやめて、せめて90分くらいの尺に纏めて欲しかった。
映画の大筋は同じだが細かい点には現代的なアップデートが施されている。
実写化にあたり、中世ヨーロッパでは男性との結婚だけが女性の生きる術であった、という点が強調されており、クレメイン夫人はその社会構造に適応してきたが故に心が歪んでしまった人物として描き直されている。
若く清らかで美しいエラに過去の自分、醜く歪んでしまう前の自分を見出し、だからこそエラに対して必要以上に強い嫉妬心を抱いてしまうというクレメイン夫人の人物造形はなかなかに秀逸である。
また、アニメ版ではブスに描かれていたドリゼラとアナスタシアの姉妹は、本作では容姿は美しいが心がブスというキャラクターにチェンジ。ルッキズムに依らない物語になるようになんとか頑張っている。
ただ、この点に関しては正直あんまり上手くいってはいない。性格ブスという設定なんだから、あんなにドギツいメイクとファッションにしなくても。結局この姉妹がブスに見えてしまい、美しいエラが王子様を射止めたというルッキズム的構造からの脱却は成されていなかった。
反ルッキズムな物語にしようとしている努力は認めるが、それならあの太ったオバさんの足が臭いというギャグは不要だよな、とか思ったり…。若干チューニングがズレてる。
まぁなんじゃもんじゃと書き綴ってきたけれど、結局のところこの映画はこの一言に尽きる。
…リリー・ジェームズが可愛いっ‼︎ドンッ💕
主役のプリンセスが可愛い。これが一番大事〜♪
数多いるディズニープリンセスの中でも、やはりシンデレラは別格。その気品や美しさ、スター性に比肩する者なしな訳です。まさにプリンセス・オブ・プリンセッシズ。
そんなキャラクター、誰が演じても不満が残るものなのですが、いやそこは流石のリリー・ジェームズ。その持ち前のキュートさを存分に活かして、見事にシンデレラを演じ切っておりました👏
正直最初はもっと大人っぽい感じの女優さんが良いのにな〜、なんて思っていたけど、あの魔法のドレスに身を包んだ彼女があまりにも華やかで、そんな考えはぶっ飛んでしまいました。顔は幼いけど手足が長くてドレス映えするし…。うーん、もう100点あげちゃう!💯
個人的な感想ですけど、リリー・ジェームズってなんか日本人に受ける顔付きしてますよね。ちょっとオードリーっぽいというか…。クラシックな顔立ちだからこそ、シンデレラという王道プリンセスにしっくりきたのかも知れません。
リリー・ジェームズはとても良いっ!だがその他2人の大女優の存在感もまたすごいっ!!
アニメ版とは打って変わり、エキセントリックでプリティなキャラクターとなったフェアリー・ゴッドマザー。
演じるのはやはりこの人ヘレナ・ボナム=カーター。
変人を演じさせれば右に出る者なしなヘレナ。いつも通りのコッテリしたお芝居だったのだけれど、今回は彼女の美貌を堪能出来てとっても良かった😊
ほんと、あの魔法のシーンは何度も見返したくなっちゃうほど心が躍る❤️
そして、今回キャラクター像が大きく膨らんだトレメイン夫人、影の主役と言っても良い彼女を演じたケイト・ブランシェットがなんかもう凄まじかったっ!!💦
とにかく顔面が怖い…。もうライオンとかワニとかと同じくらい顔が怖い…。ケイト・ブランシェットが道の向こうから歩いてきたら、荷物を置いて一目散に逃げたくなる。それくらい怖い😱
全然瞬きしないんですよこの人。サイボーグなんじゃねえのかっ!?
1人だけサイコホラーみたいな演技をしているケイト。ファミリー映画らしからぬその迫力に心底震え上がりました。
だからこそ、トレメイン夫人にはもっと頑張っていただきたかった。何を諦めてるんだそこでっ!お前ならもっと出来るってっ!!
こんなに顔が怖いんだからさ、それこそシンデレラの暗殺を目論むとか、そのくらいの気骨を見せて欲しかった。
ディズニーワールドを旅するアクションRPG「キングダム ハーツ バース バイ スリープ」(2010)では、トレメイン夫人の心の闇から魔物が生まれ、それが主人公に襲いかかります。
今回もそのくらいのガッツをトレメイン夫人には見せて欲しかった。あんなに顔が怖いのにあっさり退場しすぎなんです。
ケイト・ブランシェットがドラゴンに変身して、ヘレナ・ボナム=カーターとの魔法バトルが勃発する。
そのくらい攻めた物語だったら満点あげちゃってたよ僕は!
…というのは冗談(でもケイトとヘレナのガチンコバトルは見てみたい)ですが、まぁでもクライマックスがあっさりしすぎていたというのは本心。原作準拠だから仕方ないところはあるとはいえ、ラストにもう一見せ場欲しかった。
最初はバカにしていた「シンデレラ」の実写化ですが、しっかり楽しんでしまいました。
「夢はひそかに」や「ビビディ・バビディ・ブー」と言った名挿入歌が入って無いじゃん!と思わせておいて、エンドロールでちゃんと流れるという安心設計。こういうところもちゃんとしている。
勇気と優しさは全てに勝る美徳である。いやー、シンデレラって、本当に良いもんですね〜😀✨
※いくらファンタジーとは言え、アフリカ系が王子の側近なんてあり得ないでしょ!!とかはじめは思っていたんだけど、調べてみると意外といるんですね黒人貴族。
「モンテ・クリスト伯」を書いた作家、大デュマの父親であるトマ=アレクサンドル・デュマ(1762-1806)はフランスの陸軍中将にまでのし上がった猛将だが、彼は白人貴族と黒人奴隷の間に生まれた混血児である。
うーん、差別にも負けず軍人として立身出世する。すごい人だなデュマのパパ。
映像が美し過ぎて感動します。 様々なディズニープリンセスが、どんど...
映像が美し過ぎて感動します。
様々なディズニープリンセスが、どんどん実写化されていますが、わたしはこの作品が1番好きです。
何よりすべてが美しいです。
ブルーのドレスに変わる瞬間、息を呑みます。
舞踏会のシーンは、何度見ても美しく、幸せな気分にさせてくれます。
そして、私は挿入歌のlavender's blueが本当に好きです!終盤でシンデレラが歌うのですが、本当に素敵な歌、歌声だと思います。
最後に、高橋充希さんをキャスティングした人は天才です。普段は英語で観ますが、この作品ではどっちも観ました。最高です。
優しさは美しい
ディズニー作品は大好きで多くの作品に触れてきた。
シンデレラは数あるディズニー作品の中でも最も美しい作品だと言っても過言ではない。
今作はディズニーのアニメーション版シンデレラとは所々改変はあるもののそれが功として描かれている。
アニメーション版よりもより美しさが溢れ出てる作品になってるのではないか。
優しさと勇気が何より大切だと母に教えられそれを守るシンデレラ。それを実践する姿がとにかく美しい。優しさは美しいものだと改めて実感させられる。
シンデレラが美し過ぎて、ママ母と義理の姉たちが必要以上に醜く汚らわしく見えるのがまた良い。アニメーションよりもさらに醜くみえた。
この作品の良いところは王子の描写もアニメーションより丁寧に描かれている。
その為シンデレラだけではなく、王子の美しさも描かれる事によってより作品全体に美つくしさを増してくれる。
シンデレラと王子の会話を注意深く見て楽しんでほしい。一つ一つの会話が相手を思いやり、優しさに溢れていて会話も一つとっても美しいのだ。
もちろん話の結末は原作と変わらずシンデレラと王子は結ばれめでたく終わる。
見終わった後はどこか自分の心が清らかになった気が毎回する。だからこそこの作品は自分にとって非常に大切
な作品であり、今回リバイバル上映としてまた劇場に足を運んでしまった。
今作ではアニメーション版とは違い本編ではあたり歌のシーンがない。
ただエンドロールでリリー・ジェームズが歌う夢はひそかにとヘレナボナムカーターが歌うビビディ・バビディ・ブーはきちんと流れる。
本編が終わってもエンドロールで彼女らの歌を是非とも楽しんでもらいたいものだ。
人に優しくすることは自分を、そして相手を、そして世界を美しくするものである事をとても実感させれる作品である。
現実への示唆に富む美しいお伽話
「お伽話」という言葉を、「現実知らない世間知らずのお花畑な理想主義」の意で使ってしまっていた。
子どもの頃の絵本を読むワクワク感、なぜこうも時代を超えて語り継がれているのか、その意味を思い出させてくれた気がする。
ハリーポッターでバンバン人殺す魔女を演じたヘレナ・ボナム・カーターが、シンデレラに素敵な魔法を掛ける…!👗🧙♀️💫
ダウントンアビー ,ハリポタシリーズを制覇している私得な配役や描写も一興でした☺️
継母の描写も丁寧で素晴らしい。彼女を単に「生粋の意地悪なオンナ」に留めたアニメ版から踏み込んで、彼女は彼女なりに、生きる為に必死で頑張っていたんだなと共感。
ケイト・ブランシェットの演技,美しさも際立っていました。ちょっとした目の動かし方から目力たっぷり力強い演技や身振り、本当に素晴らしかった…!
そしてシンデレラ!
言葉やダンスなど、ちょっとした所で見せる教養,心得の大切さをサラッと自然に表現していて、学ぶことや良識の大切さを暗示させていたようにも思う。
「王子様がアニメの時みたいなイケメンじゃない!シュッとしてない!」という声を聞きましたが、そこも現実味あって良いと思うんですよ。マネキンやアニメのように行き過ぎたイケメンだけを夢見る女子たちへの警鐘にもなるんじゃないかなって。
このコロナ禍で見ると、
辛くても粛々と頑張ろうと味わい深く輝いた作品でした。
継母親娘のポップな衣装も、シンデレラ邸の内装も眼福。
脚本,配役,美術,CG担当など全てのスタッフに拍手👏
豊かさや美徳の意味を考えさせられました。
想像以上の王道
想像以上に王道ストーリー
もう少しいじってくるかと思った
実写化するうえで違和感が無いように程よくストーリーが変更されており、その部分は良くできていた
特に舞踏会前に出会いがあり、互いの素の部分に好意を寄せるという設定は良かった
継母が単なる嫌な奴なのは残念
自分と娘二人を守るのに必死なのはわかるが、シンデレラをあそこまで虐げる理由にはなっていない
華麗で絢爛、永遠不滅の物語
通常スクリーンで鑑賞(吹替)。
オリジナル版は未見。
エラが魔法でドレスを身に纏うシーンがいちばん好き。鮮烈な青にうっとりしました。映像の美しさばかりでなく、シンデレラを演じるために生まれて来たのかと思いたくなるくらい、役柄にぴったりの清楚な雰囲気を放っていたリリー・ジェームズの魅力も相まっての名場面だと思いました。
継母役のケイト・ブランシェットもハマり役(笑)。
憎たらしさが全開でした。素晴らし過ぎるキャスティングだな、と惚れ惚れ。元々冷たそうなキツい顔立ちをしていらっしゃるので、余計にそう感じました。
いじめに耐え抜き、悲しくても辛抱強く忍んで忍んで、最終的に王子様の愛を勝ち取るシンデレラの物語は、時代を越えて幸せをもたらしてくれるものだと思いました。
[以降の鑑賞記録]
2016/? ?/? ?:Blu-ray(字幕)
2017/04/21:金曜ロードSHOW!
2019/06/09:日曜プライム
2020/04/12:日曜プライム
※修正(2024/04/26)
アニメのシンデレラとは別物と考えた方がいいなあという印象。 まずシ...
アニメのシンデレラとは別物と考えた方がいいなあという印象。
まずシンデレラのキャラが少し違う。。。
どんなにいじめられても強さを感じるアニメに対して
実写版の方は少し心が弱い(というかりあるなだけかな)感じがした。
でも王子は実写のほうがよかったな★
フェアリーゴットマザー役のヘレナがビビデバビデブウと魔法をかけるシーンがよかった。
あとなんといっても継母のケイトブランシェットが
俳優さんの中で一番よかった。
青のドレスの時せめて髪型同じにしてほしかったなー!
普通にシンデレラ。
誰でも知ってるシンデレラです。
何の捻りも裏切りもなくシンデレラです。
ストーリーは読めているのに、完全にやられました。
シンデレラ美しいし王子はかっこいいし、映像は綺麗だし、なんか感動するし、これぞシンデレラでした。素晴らしい。
王子様がかっこいい
父が病気で亡くなる
家を守れと約束
元妻と姉妹2人のもとでコキつかわれながらも生活する
耐えきれなくなる
村で王子様と出会い
王子様はエラ(主人公)に一目ぼれ
いじわるな姉妹達はパーティーへ
エラだけドレスも破られ連れていかず
途中で現れた魔法使い(?)カボチャ
ドレスを綺麗な青のドレスに
ねずみは馬に トカゲも遣いとして変身
12時を過ぎると魔法が消える
パーティーで王子とダンスをした後
魔法が消えるのでエラは抜け出す
ガラスの靴を落とす
王子のお父様が亡くなり
愛した人と結婚しろと
謎の村の女を探しにガラスの靴にあう人を
探し出す いじわる姉妹の家を拝見したのに
歌声がきこえ 最後には靴もピッタリで
王子との再会を果たし結婚する
かなり女の子ー
王子様もかっこよすぎます
感動して後半泣きました普通に
幸せを感じる素敵な映画でした
かぼちゃの馬車のシーンは
劇場で観たかった…!
美術よし、キャスト良し、そして…誰もが知っているシンデレラのストーリーを、過不足なくディティールアップするこの絶妙な手腕!!
飽きもなくテンポ良く!気持ち良く見ることができました!!
小さい頃はお父さんに「私のプリンセス」と呼ばれていた小さな女の子が、大きくなって彼女を守ってくれる男性にまた、私のプリンセスと呼ばれるというこの伏線が!!
舞踏会のシーンでは訳も分からず泣きました。
あと一番凄いなと思ったのが、ディズニー映画なのに悪役を許すところ。
まあ継母は誰も殺していないし小娘を虐めただけなのでそんなに酷い報復はうけないとは思ったけど…。
「あなたを許します」
の一言に、優しさと、確かな強者の力強さと余裕を見ました。
ここで報復したら継母と同じ卑しい女になってしまうから、継母の嫌いで羨ましかった清らかな私のままでいるために許すわという意趣返し。
呪いのようなシンデレラという名前も、誰彼構わずこき下ろす醜い言葉も、優しさと勇気を持って本当の世界を見れば取るに足りない雑言と気づく舞踏会の後のシーンも印象的。
恥ずかしくて名乗れなかったエラが、ありのままを見せると決意して、この呪いの渾名を名乗る。それが自分を真の意味で貶めるものではないと気づくのは確かに強くなった証ですね!
これはね〜いじめ経験者じゃないとわからないと思うんですが、たとえそんなに汚い渾名じゃなかても、これが気にならなくなるっていうのは相当心理的に強くならないとできないことですよ。
あと凄く細かいですが「私は持参金も無いけれど」という台詞がぐっときました。
あくまでお伽話レベルですが、経済観念が庶民と王族の結婚に引き締めを与えているなと。何も知らない女の子じゃないのよ、という。
すごく好き♡
シンデレラの物語が、細かいところまでしっかり丁寧に描かれてると思いました。ただお城に行って王子様と出逢って踊って恋をする…みたいな簡単な恋愛じゃなくて、シンデレラと王子の境遇や心情がちゃんと伝わりました。そしてシンデレラの青いドレスが素敵すぎ!この映画めっちゃ好きです♡
とても良い!
こういうの大好きです。
ただ、主人公のシンデレラはただただ良い子すぎて王道。最後には継母をあれだけ理不尽な扱いをされて王子様が自分のことを見つけてくれ結果がよければ全てが良い的なそういう流れで、許します。だけ
舞踏会では思わず魅入ってしまい、頭の中でリピートしまくっていました。
吹き替えがどーにも、、
飛行機で観たため、仕方なく吹き替えで、、
いやー、シンデレラ役がひどいですー>_<
最近のジブリアニメ張りにひどい(T . T)
ちゃんと勉強されてる声優さん使いましょうよー。有村架純さんはかわいいかもしれませんが、声優向きではないですね。城田優さんはそこまでひどくありませんが、、
素敵なお話しなのに、ぜんっぜん感情移入できませんでした。
日本語担当監督ー、原作に失礼ですよー!
王道ですね
男性目線と女性目線で決定的に印象が異なる映画なのでしょうね。個人的には正直、可もなく不可も無しな映画でした。映像は綺麗だし、シンデレラも可憐で美しくて…。ザ・シンデレラ!でした。ガラスの靴の秘密は後で知って納得でした。
個人的にアニメの方よりも好き!
アニメの、魔法で衣装チェンジするシーンや、王子とシンデレラが踊るシーンがとても綺麗で好きだったんですが、話的には今回の実写シンデレラのほうが好きです!
主人公のシンデレラの性格がアニメとは変わっていると思います。
アニメシンデレラは現状にどこか諦めていて、いつかここから抜け出すことを願うばかりでしたが、
実写シンデレラは、現状をどうにか変えようと頑張り(挫けそうになるんですが)、多くを求めなかった。
それに、どんなにいじめられて、笑われて、馬鹿にされて悲しく辛くても、復讐心などは抱かなかった。
なんだか、自分の魂を汚したりはしなかったというか…心がすごく綺麗だったんですよね。
私もそうありたいと思いました。
役者さんの演技も素晴らしかったです!オススメです!
イギリスの映画
映画と童話が、見事に調和していて、誇張も継母のいじめも、どれも素敵であっという間に時間が過ぎていきました。
カボチャが馬車になるところとか、わくわくしてCGの恩恵を十分満喫しました。
最後にシンデレラと王子様がお城の窓から国民に挨拶するくだり、今のエリザベス女王の君臨する大英帝国では、この魔法のようなシンデレラストーリーが(平民のキャサリン妃がプリンセスになっていて、皆に愛されていること)、体現されていることが思い出されて、面白く見ました。
いつの時代も王子様に求婚されるのは、女性の夢なのか、どうかは、わからないけど、綺麗な歌声と、意地悪継母のいちいち意地悪な表情、姉妹たちの音痴ぶりと、笑えて、泣けて、予定調和の面白さでした。日本だと、水戸黄門みたいな感じかな。
シンデレラの実写版
はっきり言ってシンデレラを読んだことはなく、イメージで知っているだけであった。有名すぎるこの童話が、この実写版によって色々腑に落ちるところがあった。魔法使いもしくは妖精は、一度きりしか出てこない。エラとはたった一度会うだけなのだ。
本編中、正確には数度、登場している。が、たった一度きりの魔法によって灰かぶりのエラは、全ての幸せを手に入れたのだ。しかも12時までの数時間。
あとの多くは王子側の執念と努力である。とんでもない執念だ。
国中の女性という女性に靴を履かせるのだから。
そしてガラスの靴という設定が憎い。よく知らなかったのは両親と家と継母と姉たちの部分。
美術素晴らしい。お城の舞踏会素晴らしい。まさに夢の世界をこの目で見た。
全53件中、1~20件目を表示