「シンデレラのイメージアップにとても貢献している映画!」シンデレラ(2015) あおしずさんの映画レビュー(感想・評価)
シンデレラのイメージアップにとても貢献している映画!
絵本でみた印象のシンデレラって、泣き虫で美人で単にラッキーガール。そう思っていた。シンデレラ症候群(玉の輿狙い)、良いことが降ってくることを待つ。そういう印象だった。つまり、そんなに憧れないプリンセスだった。
この映画でのシンデレラ(エラ)は、とても知的で、早くに病気で亡くなった母と父と、二人が好きだった家と土地を守ろうとする芯のある人。
不幸を嘆いてシクシクと泣くシーンは多くない。そこが本当にヒロインたるかっこ良さを感じた。
王子のことも、王子だからスキになったわけではないし。
絵本のシンデレラもこうだったら、きっと、最初から憧れるプリンセスだったな~。
この映画はシンデレラのイメージアップにとても貢献している映画!
●ディズニーアニメのシンデレラをイメージしている方ヘ→→鳥たちはドレスを作りません。ガスたちネズミチームもドレス作らないし二足歩行しない。(いい仕事はするよ)ネコのルシファーの出番はほとんどないよ●
【ワタシ的泣けたシーン】
●エラとトカゲ●
カボチャの馬車とともに、お城の前の階段前に到着。
あまりのスケールにたじろぐエラ。
「だって…私は…ただの女の子」
トカゲの従者が「私もただのトカゲです」と励ますシーン。数分前に初めて喋れるようになった生き物がなんてドンピシャな勇気づけなんだろう!とホロっときました。
勝手な想像だけれども、生き物へのリスペクトを感じて、胸がアツくなった。
●亡くなったお母さんの言葉をまっすぐに守るエラ。
●王子と大尉の幼なじみ的なツーカーぷり
●フェアリーゴッドマザーが本当にいた!失意のどん底で、亡きお母さんの言葉と思い出が蘇り、ミラクルを起こしたところ!
【星をマイナスひとつした理由】
ダンスシーンのカメラの回転が長すぎて、酔ったから…