風に立つライオンのレビュー・感想・評価
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アフリカの石原さとみ
時代設定はそれほど昔でもない昭和後期か。本当に人々から必要とされる医者としてアフリカに居場所を見つけたまじめな青年と、小さな島の医師を選んだ同期の女性。三池崇史監督であるがひとりもヤクザの出てこない作品。実話をもとにしている。ラストがあっけない。大沢たかお企画主演らしい。
嗚咽をタオルで圧し殺すのに必死でした
大沢たかおさんを始め役者さんが素晴らしかったです。現地の方も。
映画に携わられたすべての方に敬意を表します。
日本で守る人も、国境を越えれる人も美しい愛を感じました。
難しい現実過ぎますが。
心で生きる今できることをする。
身近な人へ伝えることば言霊も、選ぶ。
何もできなくはない。まずできることかする。
それが、わたしが受け取ったバトンでした。
大沢たかおさんをはじめ、現地での撮影に携わったすべての方のエネルギー愛が素晴らしいと思いました。
長崎や、五島列島での話も。
さだまさしさんや、三池監督も本当にすごいです。この作品に感謝します。
大切に生きようと思いました。
映画のストーリーは切なくて切なくてくるおしいです。
ありがとうございました。
魂を揺さぶられました。
現代の日本の神話としてと物語
タイトルなし(ネタバレ)
小学生のときにみたクレヨンしんちゃん以来、泣いた映画でした。
物語に抑揚があり、とても心を揺さぶられた。
場面転換はそこそこあるが視点が一貫しているのでわかりやすい。
アフリカの内戦の凄まじさも鮮明に表現されていた。
強いて言うならば貴子に関するシーンの区切りが長くてダレがちなのでもう少し小さく切って抑揚を細かくしてほしかった。
自分の生き方を見つめ直し、人に目標や夢を与えられる人間になりたいと思った映画だった。
大沢たかおの演技力素晴らしいなあ笑
素晴らしい映画です❗
泣きました
地域や時代を越えて紡がれる、壮大な命の物語。
【賛否両論チェック】
賛:必死に生きようとする姿や、子供まで犠牲にする恐ろしさなど、人間の美しい部分と醜い部分がこれでもかと描写されていく。主人公の人柄にも感動。
否:切断手術など、苦手な人には不向きなシーンが多い。上映時間も長めなので、やや蛇足なシーンもあるか。
普段日本人が実感することのない“内戦”という劣悪な環境にあって、それでも必死に生き延びようとする人々の姿や、親を殺してその子供を薬漬けにし兵士にするといった人間の恐ろしさに、これでもかと胸に迫ってくるものがあります。また、そんな現地の人々と真正面から向き合いながら、その明るい性格で人々の希望となっていく主人公の熱意にも、改めて感動させられます。そして、そんなナイロビの様子と対比するかのように描かれる、日本の離島の医療や被災地での様子など、私達にも身につまされる要素も含まれています。
手術シーンなどが結構多いので、苦手な人には向かないかもしれませんが、目をそらしてはいけない世界の現状がそこに映し出されているのもまた事実。主題歌ともなっているさだまさしさんの曲と共に、深く考えさせれる名作と言える作品です。
アフリカよかった
大沢たかおがなぜアフリカでの医療活動に熱心なのか、決して言葉で語られることはなかったのだが、そうしなくてはならない気持ちになっていて、非常にやりがいを感じていることがとてもよく伝わった。
アフリカのスケール感や時代考証がしっかり描かれていて別の時代や別の場所の物語であることに違和感がなかった。長崎でおそらく一般のおじいさんおばあさんが出演していたのもすごく味があってリアルでよかった。手足のないアフリカの人々がたくさん出ていたのも迫力があった。
ただ、物語が大沢たかおの人生スケッチというような淡々としたもので、この先一体どうなるのか?というような興味がひかれず、けっこう退屈だった。
真木よう子に送った手紙の内容がてっきり主題歌の歌詞で、これは相当感動するだろうと構えて見ていたら、たったの一文で当惑した。あれがそれほど感動的な手紙だとはとても思えなかった。死者から届いた手紙ということを含めてまず思うのは「たったこれだけ?」というのが本当のところではないだろうか。しばらくしてじわじわと心に迫る何かがあって涙が出てしまうというよう表現の方が自然なのではないだろうか。とても作為的なものを感じ、興ざめした。
アフリカが未開で野蛮な暴力で未だに混乱が続いている事を実感できる映画であった。子供の天真爛漫な映画の裏で悲しく厳しい現実がある。
私も頑張らなくては。
さだまさし原作、大沢たかお企画、そしてメガホンは三池崇史…アフリカでロケ…もう全然イメージ湧かない(笑)。あー私もついにハズれの三池映画を観てしまうのか…と恐る恐る劇場へ。
結果…泣いた。すみません。良かったっす。クリスマスプレゼントのシーンは最高に良かった。
物語に驚きはないけれど、私は好きな展開でした。
でも少しだけ「やっつけ感」を感じた。さだまさしの曲を知っていると、ある程度アフリカの大自然の映像を期待してしまうので、それが少し物足りなかった。このスタッフ&キャストでがっつり時間をかけて、それこそフラミンゴの群れや象のシルエットが現るまで待って撮るとかしたら、とんでもない名作になったような気もする。
原曲を越えた
素人役者が素晴らしい。
さだまさしの同名曲が発表されたとき、僕はそのアルバムを購入していた。またなんとも壮大な曲を作ったものだなぁ、と思った。
このアルバムの発売が1987年というから、28年の歳月を経て映画化とあいなった。
医療に携わる人種はすべて高潔なのだろうか。日本から遠く離れたケニアという地に、ずっといようと思う気持ちがよくわからない。
その気持ちに敬意を表すものではあるが、自分にはありえない。
それがひとりやふたりではなく、たくさんいることに驚く。あのケニアのさいはての診療所には多くの医療従事者がいたわけで、彼らは故郷から遠く離れた地で無限の医療活動に奉仕している。
斉藤ひろし脚本、三池崇史監督は、ストーリーをうまく作っていて、まったくあきさせない。さすがプロである。
だが、僕とは違う世界の話であり、違う思想の人たちの話であった。
予想よりもずっとよかった
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