映画 ビリギャルのレビュー・感想・評価
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感動した
ノンフィクションで作られて
こんなことが本当にあるんだなと
すっごく心揺さぶられました
笑うところもあるし後半戦で
すっごく何度も胸打たれて泣きました!
素敵なお母様に感動でした。
素敵な映画でした!!
少々オーバーな表現だけれど。
受験と家族のドラマはどこの家でも普通にある共感できる話。
主人公さやかの頑張りに、やり過ぎ感(こんなんで良いの?)のある塾講師坪田、息子のプロ野球入りだけにしか興味のないくそ親父と子どもを信じまくる母親、健気な妹と野球に挫折した息子。
ちょっと漫画ちっくなキャラクターで構成されており、物語も大雑把な形で収束して終わる。
批判する気で観るとつまらなくなるので、楽しもうと思う人だけ観た方が良いですね。
笑わせるシーンではあるが、学校の先生と母親が交渉して、先生公認?で昼寝してるのを観た時は「学校いく意味ある?」とか思ったなぁ。
お母さんがいい。家族の絆も描かれている。
題材もとってもいいです。受験生だったあの頃をよく思い出します。でも、ただの受験モノではなく、しっかりと家族のことも描いておりそこがグッと心を掴みます。特に吉田羊さん演じるお母さん役に感情移入して、本当に涙が止まらなかった。夜もバイトして子供たちのために必死になっている姿は心に沁みる。父親は息子のことばかりで少々干渉しすぎ。。息子が野球に挫折でもすれば猛烈に怒る。そこで、この母親が全力で父親に立ち向かっている姿。。やっぱり母親は子供のことを守りたい。その想いがとてもわかりやすく描かれていた。そんな母の姿をみてビリギャルも猛烈に勉強に励む。挫折も乗り越え、合格した姿はとっても良かった。合格だけが最終目的なのではなく、家族の絆がより一層強まったそこも見ていて気持ちが良く、感動をそそられた。塾に先生も熱心でいい。実在の先生がモデルなのだと思うが、なかなか見応えある教育法。でもやっぱり生徒を信じる姿がとてもいい。全体的に構成もよく良質でおススメしたい作品だと思います。
映画は良い
映画の内容は良かったと思う。一方で現在の進学制度の問題点がよく分かる映画でもあったと思う。
例えば、腹痛で一生が変わってしまう社会で良いのだろうか。
日本全体の損だと思う。
◎
良い。
これが実話だってんだから、驚く。
素晴らしいサクセスストーリーだった。
勉強ができるとか出来ないとかじゃなく、目標を成し遂げた意思と、それに伴う自信、それこそが大事なことだと思えた。
今後、この作品を引き合いに出し、子供に語り聞かせる時には、その部分こそしっかりと伝えたい。
努力は報われるとは限らない。
だけど、それを成し遂げた人は、すべからく努力している。
そういう事だと思う。
号泣
最初は暇つぶし程度だったがここ最近の映画で一番泣いた。自分の受験勉強を思い出したのもあり母親と一緒に喜びあったこと父親に対する心情が重なり号泣した。この映画を見てから目標に対するやる気が増した。観てよかったと思える映画。
あえて星五つ
実話を同時代に映画化。名古屋の一女子高生が、小学生並みの偏差値30から猛勉強でレベル上げて慶応大学を受験する一年ちょっとの物語。映画では合格安全ラインまでは上がりきらず、合格確率50%くらいになって色々盛り上がる。しかしそれでも十分すごい。本人と家族のやる気、それに予備校講師の質がかなり高くないと難しい。それでも、効率よく一年みっちりがっつりしっかり勉強できれば合格するかもなと思わせる。童話の「うさぎと亀」の亀の勝利を演出した土井監督とスタッフに拍手を送りたい。
今後も頑張。
塾講師・坪田先生の名前と顔はTVで拝見したことがあるが、
原作本やビリギャルご本人のことはまったく知らなかった。
今作を観て感じたのは、やはり子供の育て方そのもの。
自分のことを名前で呼ぶ金髪娘、中高大一貫教育のお嬢さま学校に
入りながら遊び呆けて学年最下位、ご本人がなぜこうなったのかは
冒頭からすでに何となく分かる。父親は弟にばかり執心して姉妹を
全く返りみない。母親は娘に大甘。両親の不和がそのまま反抗期と
重なって彼女を落とすところまで落としたのだろう。しかし本人は
仲間と屯って遊んでいたこの時期が相当楽しかったかもしれない。
(こういう馬鹿なことをやる時期も人生には必要)
幾らエスカレーター式とはいえ、5年間全く勉強をしないでいれば、
それなりに成績も下がるだろうし気付いたところで遅いものである。
坪田先生の根気と彼女の本気が予想外の改変を招き、慶応大学合格
という、普通に勉強してる人でも合格できない難関校を突破させた。
これは本当に凄いことで奇跡だと思うのだが、もちろん彼女に能力
があったことも事実だと思う。元から勉強していればひょっとして
普通に現役合格していたかもしれないのだ。彼女と先生と仲間達の
奮闘努力が爽やかに描かれた作品で最後まで飽きずに観ていられる。
有村架純、伊藤淳史、とりわけ吉田羊はいかにも母親らしさが滲み、
(まだ独身なのに)何だろうな、この貫録は。と思わされた^^;
(私的に妹を誉めてやりたいわ。家族の総てを受け止めていたからね)
いい!
原作を読んで
どう映像化するか正直不安でした
この手のものって改悪されて駄作になる事が多く
て
でも、これは良いです
有村架純さんの魅力なんでしょうね
ギャルぽく見えない
原作の本人もそういう方なんでしょうけどね
あーちゃんの吉田羊さんも良いです
我が子に対してこんな教育していけますかね
いろいろと批判をする人は
もともと金持ちだとか
高校は名門校じゃないかとか
言ってる人も居たけど
本人が受験に本気で立ち向かった事実は変わらないでしょうに
そんな事よりも映画としては良作です
見る価値あり
夢が語られなければ・・・
当初見るつもりはなかったものの、ここで大変評価が高かったので、見に行ってみました。役者の演技、それぞれの人間模様、序盤のダメダメな主人公が吐き出す珍解答と、なるほど見どころが沢山ある作品でした。
その一方で、不満点もいくらか。勉強のできる人に対するおかしな偏見による描写(おしゃれしない、家中の壁にメモ貼りまくり)が、やはり出てきました。こういうステレオタイプを安直に使うような作品が嫌なので元々見るつもりがなかったわけですが、そこはストレートにダメでしたね。
そして何よりこの作品を良しとしたくない点。実際主人公は順当に伸びて慶応合格まで達していった訳ですが、その動機づけが、自身の具体的な夢では無い点、これが大変残念だと思いました。
「先生みたいになりたい」と漠然としたものは語られていますが、じゃあいざ何するのかというところまで煮詰まらなかった。そして文学部が落ちて総合政策学部に受かったのを自他共に喜んでしまっている。学部によってやることが違うのに、なぜ喜べるのか。冷静にみれば、これは本来異常な状況のはず。要は「慶應大学」の名前さえあれば中身はどうでもいいという、昨今の受験戦争の最も悪しき面を具象してしまっている訳です。
果たして目的を持たずして大学に入って、その後どうなるのだろうかと。総合政策を興味を持って勉強する方向へ流れていけるのだろうかと。全員が全員悪い方向に行ってしまうわけではありませんでしょうが、実際にこのような矛盾に近い状況に悩まされる人がいないわけではありません。ほんの一映画作品とはいえ、そういった景色を良きものとして一段と広めてしまう結果となっているこの作品をあまり肯定したいと思えません。
真面目に考えすぎと思われるかもしれませんが、一個人の意見として。
予告で『見ようかなぁでもなぁ』ってなり レビュー読んで『割引の日に...
予告で『見ようかなぁでもなぁ』ってなり
レビュー読んで『割引の日にでも』って行ってきました
もぅね、
『ダメな生徒なんていない、ダメな指導者が』って言葉で泣きました
ストーリーも現実味あったし
もうホント良かったです
あとね、バカ過ぎて面白かったよ(笑)
泣ける。
泣きましたー
単純なストーリーです。
ただ女の子が、受験勉強をがむしゃらに頑張るお話。そこに絡む、人人人。
そのすべての人たちが真っ直ぐで、みんなの気持ちが分かりやすくてすごく気持ちが動かされました!
いやーな奴もいるんですけど、悪い人じゃないんですよね。
個人的には家族の描写にグッときました。
先生の存在は思ったよりも薄くて、ある意味「他人の未来のために頑張る人」というのが表現されてた気がする。
道を示してはくれるけど、そこでやり通すかを決めるのは主人公自身なんだなと。
何かに打ち込んでるって、やっぱ格好いい!
変に先生の受験生をやる気にさせる方法論が語られてたら、ちょっと胡散臭いなーと思ってたけど、映画として楽しんでみられました。
満足!
☆0.5付ける気満々で...
「ビリギャル」見ました。
有村架純も全然可愛いと思わないし、話自体もテレビ局主導のアイドル映画だと思ってた。クソ長いサブタイトルも全く受け付けなかった(もしドラ的な)。なので「海にかかる霧」の空き時間に時間が合ったので半笑いで鑑賞。しかし見てみると、感動の連続。僕は5回ほど泣きそうになった。感受性が豊かな人ならそれ以上泣くと思う。
この映画の巧みな作りは数個あると思う。
それはどれも、主人公を応援したくなる、巧妙でそしてベタな罠である。タイトル通りの結末だと分かっていても、最後にはドキドキするのは本当に不思議だった。
まずは題材。受験勉強という題材は、ほぼ全ての人が経験する事。受験勉強じゃなくても、テスト勉強をしながら手ごたえを掴む事だって誰もが経験する事。家族関係もそう。親とギクシャクするなんてのも誰もが通る道(だと思う)。だから感情移入しやすいズルいつくりといえる。
あとは、応援したくなる主人公の扱い。担任や父親などに罵詈雑言を浴びせられても、次には塾講や母親が褒めちぎる。天地どちらにも振り切らない絶妙なバトル。言わば、父親VS母親と担任VS塾講の構図なのだ。そのバトルが熱いし、そこで板挟みになる主人公が可哀想で応援したくなる。こちらもズルい。母親が言っている事がメチャクチャなのは目を瞑ります。
説得力のある伊藤淳史の言葉もそう。バカタレを巧みな話術で机に向かわせるが、その口説き文句が的を得すぎていて感心する。VS担任やVS母親の時も、至極真っ当な事を言ってるのだろうが、非常に感心する。ただ伊藤淳史の演技はやはり伊藤淳史だった。
ただし、仲良しJKの3人はいいヤツすぎるね。
あれは冷めたわ。
そしてこの映画を成功とするなら、功労者は田中哲也さんしかいない。まず何と言っても、ウザいんですよねこの親父が。言う事もやる事もいちいちウザい。これから焼肉じゃけぇ〜って言ったりね。こんな親父を見返して欲しいと心から願ったものだ。白眉だったのが、玄関前で家族写真を撮る場面。田中哲也さん演じる父親に「笑え!」って言わせる。そこにこのキャラクター性が凝縮された素晴らしいセリフだった。もし最後に田中哲也が泣きながら有村架純をハグしていたら僕は劇場で大暴れしたと思うけど、結局最後も距離近はさほど変わらないんだけど、愛情関係ら修復されてる。この距離近はウザくなくていい。
安田顕さんの顛末も良かった。感動させた所で、サラリと小笑を挟むというキレの良さ。全裸なのに主張が強くないのがミソで、感動しながらクスリと笑える。
でも一つだけ苦言を。グローブの紐がが切れてるのを試合中まで気づかないのはあり得ません。笑
総じて快作です。映画が冒頭で伊藤淳史の余計なナレーションが入った時は嫌な予感がしたが、この映画は今年一番のサプライズ。自分を見下した者への復讐劇では終わらず、その先で色々人との絆を取り戻す。
この映画は、主人公世代やその下の世代の人にこそ見て欲しい。僕がもし当時観ていたら、少しは意識が変わっていたかもと思うと、惜しい。
約束されたハッピーエンドをキレイな起承転結で。
いわゆるタイアップものの商業映画だろうなと思ってましたが、食わず嫌いはいけませんね。見て良かったです。ストーリーが実話の延長にあるので、主演者の周りの人間模様が上手く描かれていました。吉田羊さん、田中哲司さんと舞台上がりの演者さんたちが周りを固めて、嫌味ったらしい先生役のヌーディスト安田(安田顕さん)もいい味だしてました。ストーリー自体は『努力は裏切らない、人の巡り合わせ、頑張る人間は周りを動かす』を基本線に、起承転結がハッキリとした作りだったと思います。『承と転』の部分は周りの演者さんに助けてもらったところは大きいです。あと、周りがいい人達ばかりなのと、有村架純さんがギャルっぽくない、アホっぽくない点はイマイチなんですが、カワイイのでご愛嬌。後半は従順すぎる優等生でしたが(有村架純さんの地なんでしょうね)、合格発表のシーンは合格して良かったねー!って、親目線で泣いちゃうかもしれません。
笑われても、夢を口に出す
可愛い制服の中学に受験して入学し、エスカレーターで大学まで行けることから勉強はしなくなる。
煙草がバレて仲間を庇ったことから無期停学になり、大学に行けなくなってしまうために、母の勧めで塾に入ってスタート。
その過程もさることながら、受験のために家族や友人や塾の先生に支えられ、学校で寝る時間を確保して頑張る姿など、自分の当時の経験が多々思い出された。
その、工藤さやか当人も含めた、人間味溢れる描写に終始泣かされる。
塾の先生が本を出版して映画化までされたということで、宣伝やお金儲けの意図もあったのかもしれないが、そんなことは抜きにして良作。
テレビ塔やNHKビルやオアシス21や観覧車など馴染みの名古屋のロケ地や、工藤徹の全開の名古屋弁なども、少し嬉しくなる。
クズと言われたらクズだと思ってしまう、自分だけは味方でいる、押し付けないで話を聞くなど、子育てのイロハとしても学ぶことが多かった。
良作
過去の自分を思い出して、泣きました。
人に恵まれてきたと改めて実感できた映画です。
高校の担任の先生が坪田先生のような人だったこと、自分の母親が、さやかちゃんの母親まんまだったこと、自分の受験期の苦労、葛藤、色々思い出しました。
ひとりの女の子と先生が頑張った話というだけでなく、人との関わり方や家族のことなど、色々考えさせられました。
いい映画でした。
親子のつながり方、母親の立場、父親の立場
有村架純の演技、良かったです。
子供に対する親の愛、教師の愛とはどういうものかを考えさせられた。人格をどこまでも肯定してあげることで、子供はやる気なるものだ。あーちゃん役の吉田羊がいい味を出していた。さやかも幾度もの困難を超えて有言実行したところはすごい。
ただ、ビリギャルのという割にはもともとの素質は優秀な方であったと感じた。
さやかが塾を辞めたいといったシーン・・・その後事件があって我に返ったわけであるが、それがなかったら、どうなっていたのか。塾講師としてなんか方策なかったのか。
名古屋の景色が色々織り込まれていて、見ていて楽しかった。名古屋駅前のビル群を遠景にした荘内川河川敷のカットは、これからいろいろな映画でも使ってほしい。
さやかの通う私立高校の教師役もしっかり悪役に徹してましたし、クラスの荒れ具合もすごかった。ただ、その私立高校も実在するわけで(苦笑)そこの先生方はどう思うかな。ちょっとヤパイっしょ・・
父親はホントに改心したのかな。。(意地悪く見れば)
ただ、ビリが誰でも坪田マジックで合格できると考えるのはいかがかとは思う。さやかの場合は反骨心が半端では無かったし、根が優しい良い子であったことを忘れてはいけない。そういう風に育てていくのは、やはり親の務めであろう。
大人にも欲しいあんな塾
他の映画で予告編を見て鑑賞(有村架純なら期待できそう)、原作未読。
見終った後に調べると、進学校のビリと言うことで。
その割に結構おバカな主人公。
まぁ基礎のできていない大学生もいると聞くので、さもありなん。
作中の母親は見方によっては単なる甘やかしにも見え、賛同はしないものの、あの家族の中ではいいのだろう。
(娘が母親を「あーちゃん」て・・・ちょっと気持ち悪い親子関係?)
父親は起業までして、デキる男と見たが、長男のみに期待、溺愛し、結局は裏切られる羽目に。仕事と野球バカなうえに母娘に対する経済支援がダメダメで蔑まれる対象とは男親として見るとちょっと哀しい。経済基盤はこのダメオヤヂがいてこそなのに・・・ちょっと残念。
結局のところの勉強は特別画期的なこともなく、とにかく時間をかけて頑張るのみ?
ただ、そこへ持って行く講師の手腕がすばらしい。「豚もおだてりゃ木に登る」を具現化している。
仕事だからできるのか、わが子がああなら、絶対バカ扱いしているところ。劇中の父親もそうだった。ただ面と向かっての罵倒はまずいだろう・・・
映画のラストは、文字表記かエンドロールの映像でこの主人公が今どうなっているのかを説明しても良かった。
実際は大学に受かったことがゴールではなく、社会に出てから何をするかが重要なので。
五十路手前のオヤヂでも、新に資格試験勉強を頑張ろうと言う気にさせられる映画、とは思う。
実際、日々資格試験に追われている身として、あんな塾や講師、大人にも欲しいよなぁ・・・
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